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第41話 エクセも引く
エクセとアジメストがまだ髪も綺麗に拭き上げが出来ていない状態でやってきた。
明らかに不快感を露わにするコハマ侯爵とプライム。
コハマ侯爵の前にこんな姿で出すのは通常ならあり得ないがルワード公爵は体裁など繕っている暇はなかったのだ。
アジメストは部屋の中にいる人間の顔を見回す。
その中にルビーがいない事にエクセの袖を引いて「ねぇお姉様は?」ここに呼べとも聞こえる催促をした。
「そうだな。ルビーにも聞けばいい。ルビーだって覚悟を決めて嫁いだんだから」
ルワード公爵は鼻息も荒く従者に「ルビーをここへ!」指示を出した。
部屋にはコリンナも呼ばれ、いないのは観劇中のノユビワ子爵夫妻のみ。
ソファに向かい合って腰を下ろすルワード公爵夫妻とコハマ侯爵&プライム。
コリンナはどっちとも言ないので距離を取った場所に立ち、エクセとアジメストはルワード公爵夫人の隣に腰を下ろした。
「ここへ座ると良い」サーディスは立ったままでルビーをコハマ侯爵の隣に座らせた。
ルワード公爵は体を前のめりにさせてルビーに問うた。
「ルビー。ルビーがこのルワード公爵家に嫁いだんだよな?コハマ侯爵家に養女になって嫁いだんだよな?」
必死な形相だが、ルビーはシレっと返した。
「嫁いだともうしますか‥コハマ侯爵家様に向かいましたのも、父の命令です。コハマ侯爵様は領地に来られた際にノユビワ家の娘、どちらでもいいので養女にと申されまして、父は妹のアジメストを推されていました。しかし当時アジメストは学問所におりまして不在。王命との事でしたのでアジメストの都合がつくまで私が身代わりになったのです。そこに令嬢がいない事には始まらなかったので」
「そんな‥‥違うだろう?ルビーが養女だろう?」
「どうでしょうか。書類などは当主の取り決めですし私は何とも。確かに両親にしてみれば私よりも妹のアジメストを目の中に入れても痛くないほどかわいがっておりましたので、外に出したくなかったかも知れません」
「だよな?だとしたらやはりルビーが養女なんだな?」
「いえ、それは通常の養子縁組ならば、です。相手が侯爵家、その後に公爵家となれば恥ずかしながら貧乏な子爵家でしたのでアジメストも何不自由なく暮らせる。両親はそう感じたのでしょう。私にはアジメストに繋ぐ日まで不手際がないように、と心配だったのでしょうね。言われた言葉があります」
「何を言われたんだ…いったい…」
ルワード公爵は聞くのが怖かったがこうなれば聞くしかない。
ルビーは領地を出る前に母親に言われた言葉を口にした。
「器量が悪いだけじゃなく要領も悪いなんて。いい?絶対に迷惑をかけるんじゃないわよ?と。母から見て私は念押しをされねばならないくらい心配だったのでしょうね」
ルビーの言葉にはエクセが「ぷっ」と噴き出した。
確かに隣に腰かけるアジメストに比べれば、いや比べるまでもない。顔の作りも女性としての体つきもアジメストのほうが格段に上。
頭の中身だけは視覚では判らないが、ルビーは事業は出来るが無学。仲間に入れて欲しいと思った事もあったが、アジメストは学問所にも在籍している。ルビー以上の学があるのは間違いなく、あの時コリンナを捨ててルビーにと思ったが、拒否してくれた事に心から感謝を捧げた。
エクセは隣のアジメストに囁く。
「不細工って生きるのが大変だな」
「もぉ。そんな事言っちゃお姉様が可哀想よ?」
「君はなんて慈悲深いんだ。あんなのでもちゃんと姉と認めて…尊敬するよ」
小さな囁きは囁きになっていない。コリンナまで距離があれば聞こえないがソファテーブルを囲う者にはちゃんと聞こえていた。
「そんな馬鹿な‥‥だったら!エクセと結婚したのはルビーだろう?だから妻にも事業を紹介したんだろう?なっ?そうだろう?」
「公爵様。誇大解釈が過ぎます。エクセ様と結婚と言っても私は引継ぎです。そこはエクセ様もご理解いただいているのでアジメストが来てからは仲睦まじくされているではありませんか。夫人の事業については単なる思いつき、子供の戯言です。それを立派に事業にされたのはひとえに夫人の手腕ですわ」
サージェスもコハマ侯爵も肩が震えそうになるのを必死で堪えていた。
ルビーがここまですっ呆けてくれるとは思っていなかったし、エクセに全くの関心がない。
フォローするために間に挟んだのに全くフォローする必要がないのだ。
追い打ちをかけるように突然アジメストが笑い始めた。
「アーッハッハ。おっかしい。お母様が?アハハハ。ウケるぅ~器量も要領も悪いですって。母親ってほんと、子供をよく見てるわよね。お姉様が念押しされたの解るぅ~。そういえばお父様もどっちでもいいとか言ってたわァ」
「本当なのか?!その話はっ!」
ルワード公爵はアジメストに詰め寄った。
「本当よぅ。言ってた。言ってた。お姉様って見てると腹立つとかぁ。金を稼ぐ道具みたいなものって割り切ってないとやってられないとかぁ。そりゃ侯爵家から話が来たら間違いなく私よ。絶対お姉様なんてあり得なぁい。だけどお母様って見る目あるわ。何か月もエクセと居たのにお姉様、手も握ってないんでしょ?アタシなんかその日よ?そ・の・日!何回ヤったかも忘れちゃうくらい激しかったのよ?寝台だけじゃなくテーブルでも出窓でも求められたってのに。手もっ!手も握ってないって!ウっけるぅ。アーハッハ」
アジメストの発言にはエクセも流石に引いた。
確かに初めて顔を合わせたその日にお互いの体を朝まで貪った。久しぶりに男ではなくオスになって何度もアジメストを求めてしまった。
屋敷の者もそれは解っていただろうが、こんなことを口にするものなのか?通常は当人同士の秘密にしておくべき事なのに親の前、更には他家の人間の前で明け透けもなく笑いながら語るアジメストに引いてしまった。
アジメストの笑い声だけが響く部屋でルワード公爵は口を開けたまま何も言葉を発しなくなった。
アジメストの言葉通りならノユビワ子爵の帰りを待ったところでダメ押しをされるだけになる。
王家の書面が何故異なる物なのか。もしかするとエクセがコリンナと喧嘩をした時にルビーを望んだので偽造したのかも知れないと思うと恐ろしくて問い質すことも出来ない。
「当家としましては養女に迎えたアジメストを可愛がって頂き感謝しか御座いません。聞けば輿入れ道具も手つかずですし当家はもう何もすることもないでしょう。きっちりと確認も出来ましたしお暇することに致しますよ。あっと、忘れるところだった。これをノユビワ子爵が戻ってきたら渡してくれるかな?」
コハマ侯爵は封印をした封書をアジメストに手渡した。
「良いけど…なんですの?」
「君のご両親の代官職を解任する通告書だ。君は公爵家に嫁ぐんだし、公爵家がもっといい仕事を斡旋してくれるだろうからね。長い間ご苦労だったと伝えてくれ」
「ふーん。解りました。渡しておきます」
ルワード公爵家の人間の前でアジメストに封書を手渡した後はもう用がない。
「行こうか」とサーディスに促されてルビーは立ち上がるとルワード公爵夫妻とエクセ、アジメストに向かってカーテシーを取ると静かに部屋を出て行った。
明らかに不快感を露わにするコハマ侯爵とプライム。
コハマ侯爵の前にこんな姿で出すのは通常ならあり得ないがルワード公爵は体裁など繕っている暇はなかったのだ。
アジメストは部屋の中にいる人間の顔を見回す。
その中にルビーがいない事にエクセの袖を引いて「ねぇお姉様は?」ここに呼べとも聞こえる催促をした。
「そうだな。ルビーにも聞けばいい。ルビーだって覚悟を決めて嫁いだんだから」
ルワード公爵は鼻息も荒く従者に「ルビーをここへ!」指示を出した。
部屋にはコリンナも呼ばれ、いないのは観劇中のノユビワ子爵夫妻のみ。
ソファに向かい合って腰を下ろすルワード公爵夫妻とコハマ侯爵&プライム。
コリンナはどっちとも言ないので距離を取った場所に立ち、エクセとアジメストはルワード公爵夫人の隣に腰を下ろした。
「ここへ座ると良い」サーディスは立ったままでルビーをコハマ侯爵の隣に座らせた。
ルワード公爵は体を前のめりにさせてルビーに問うた。
「ルビー。ルビーがこのルワード公爵家に嫁いだんだよな?コハマ侯爵家に養女になって嫁いだんだよな?」
必死な形相だが、ルビーはシレっと返した。
「嫁いだともうしますか‥コハマ侯爵家様に向かいましたのも、父の命令です。コハマ侯爵様は領地に来られた際にノユビワ家の娘、どちらでもいいので養女にと申されまして、父は妹のアジメストを推されていました。しかし当時アジメストは学問所におりまして不在。王命との事でしたのでアジメストの都合がつくまで私が身代わりになったのです。そこに令嬢がいない事には始まらなかったので」
「そんな‥‥違うだろう?ルビーが養女だろう?」
「どうでしょうか。書類などは当主の取り決めですし私は何とも。確かに両親にしてみれば私よりも妹のアジメストを目の中に入れても痛くないほどかわいがっておりましたので、外に出したくなかったかも知れません」
「だよな?だとしたらやはりルビーが養女なんだな?」
「いえ、それは通常の養子縁組ならば、です。相手が侯爵家、その後に公爵家となれば恥ずかしながら貧乏な子爵家でしたのでアジメストも何不自由なく暮らせる。両親はそう感じたのでしょう。私にはアジメストに繋ぐ日まで不手際がないように、と心配だったのでしょうね。言われた言葉があります」
「何を言われたんだ…いったい…」
ルワード公爵は聞くのが怖かったがこうなれば聞くしかない。
ルビーは領地を出る前に母親に言われた言葉を口にした。
「器量が悪いだけじゃなく要領も悪いなんて。いい?絶対に迷惑をかけるんじゃないわよ?と。母から見て私は念押しをされねばならないくらい心配だったのでしょうね」
ルビーの言葉にはエクセが「ぷっ」と噴き出した。
確かに隣に腰かけるアジメストに比べれば、いや比べるまでもない。顔の作りも女性としての体つきもアジメストのほうが格段に上。
頭の中身だけは視覚では判らないが、ルビーは事業は出来るが無学。仲間に入れて欲しいと思った事もあったが、アジメストは学問所にも在籍している。ルビー以上の学があるのは間違いなく、あの時コリンナを捨ててルビーにと思ったが、拒否してくれた事に心から感謝を捧げた。
エクセは隣のアジメストに囁く。
「不細工って生きるのが大変だな」
「もぉ。そんな事言っちゃお姉様が可哀想よ?」
「君はなんて慈悲深いんだ。あんなのでもちゃんと姉と認めて…尊敬するよ」
小さな囁きは囁きになっていない。コリンナまで距離があれば聞こえないがソファテーブルを囲う者にはちゃんと聞こえていた。
「そんな馬鹿な‥‥だったら!エクセと結婚したのはルビーだろう?だから妻にも事業を紹介したんだろう?なっ?そうだろう?」
「公爵様。誇大解釈が過ぎます。エクセ様と結婚と言っても私は引継ぎです。そこはエクセ様もご理解いただいているのでアジメストが来てからは仲睦まじくされているではありませんか。夫人の事業については単なる思いつき、子供の戯言です。それを立派に事業にされたのはひとえに夫人の手腕ですわ」
サージェスもコハマ侯爵も肩が震えそうになるのを必死で堪えていた。
ルビーがここまですっ呆けてくれるとは思っていなかったし、エクセに全くの関心がない。
フォローするために間に挟んだのに全くフォローする必要がないのだ。
追い打ちをかけるように突然アジメストが笑い始めた。
「アーッハッハ。おっかしい。お母様が?アハハハ。ウケるぅ~器量も要領も悪いですって。母親ってほんと、子供をよく見てるわよね。お姉様が念押しされたの解るぅ~。そういえばお父様もどっちでもいいとか言ってたわァ」
「本当なのか?!その話はっ!」
ルワード公爵はアジメストに詰め寄った。
「本当よぅ。言ってた。言ってた。お姉様って見てると腹立つとかぁ。金を稼ぐ道具みたいなものって割り切ってないとやってられないとかぁ。そりゃ侯爵家から話が来たら間違いなく私よ。絶対お姉様なんてあり得なぁい。だけどお母様って見る目あるわ。何か月もエクセと居たのにお姉様、手も握ってないんでしょ?アタシなんかその日よ?そ・の・日!何回ヤったかも忘れちゃうくらい激しかったのよ?寝台だけじゃなくテーブルでも出窓でも求められたってのに。手もっ!手も握ってないって!ウっけるぅ。アーハッハ」
アジメストの発言にはエクセも流石に引いた。
確かに初めて顔を合わせたその日にお互いの体を朝まで貪った。久しぶりに男ではなくオスになって何度もアジメストを求めてしまった。
屋敷の者もそれは解っていただろうが、こんなことを口にするものなのか?通常は当人同士の秘密にしておくべき事なのに親の前、更には他家の人間の前で明け透けもなく笑いながら語るアジメストに引いてしまった。
アジメストの笑い声だけが響く部屋でルワード公爵は口を開けたまま何も言葉を発しなくなった。
アジメストの言葉通りならノユビワ子爵の帰りを待ったところでダメ押しをされるだけになる。
王家の書面が何故異なる物なのか。もしかするとエクセがコリンナと喧嘩をした時にルビーを望んだので偽造したのかも知れないと思うと恐ろしくて問い質すことも出来ない。
「当家としましては養女に迎えたアジメストを可愛がって頂き感謝しか御座いません。聞けば輿入れ道具も手つかずですし当家はもう何もすることもないでしょう。きっちりと確認も出来ましたしお暇することに致しますよ。あっと、忘れるところだった。これをノユビワ子爵が戻ってきたら渡してくれるかな?」
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「良いけど…なんですの?」
「君のご両親の代官職を解任する通告書だ。君は公爵家に嫁ぐんだし、公爵家がもっといい仕事を斡旋してくれるだろうからね。長い間ご苦労だったと伝えてくれ」
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