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「私も行く。」
音己は私が断っているのにも関わらず、私の実家について来ようとしてくる。
雅紀「…で、でも、年越しに知らない人の家で過ごすの嫌じゃない?」
音己「いいの。さきと一緒にいたい。」
雅紀「…どうしたの?昨日からちょっと変だなって思ってたけど。」
音己「今年はさきと過ごしたいの。」
雅紀「そう言ってくれるのは嬉しいけど…。一とか、弟くんは?」
音己「そっちは友達同士で過ごすからいいの。」
と、ちょっと不機嫌気味な音己は私のクローゼットを漁りだし、自分でも着れそうな服を探し始める。
雅紀「…今から家帰って服取りに行ってもいいよ?」
音己「帰りたくないの。だからさきの借りる。」
…どうしたんだろう。
一か、弟くんか、それとも家族の誰かしらと喧嘩しちゃったんだろうか。
けど、思いつきで年越しに縁もゆかりもない他人の家で過ごすのもどうなのかなと思った私は一応ホテルを素泊まり出来るところを探しながら音己と一緒に実家に行くことにした。
音己「さきって東京生まれだと思ってた。」
雅紀「よく言われるけど、静岡だよ。」
音己「上京は学校とか仕事関係?」
雅紀「うん。大学入るときにこっち来てずっといるよ。」
音己「さきの大学時代の写真見てみたい。」
と、音己は高速道路で車で走らせながら目を輝かせる。
雅紀「…ないかも。」
音己「1枚も?」
雅紀「んー…、探してみる…。」
あるっちゃあるけど、今見たいに髪の毛がロングでもないし化粧もしてない。
元々の来未 雅紀の写真は入学したての時期しかない。
その後は私のことを商品扱いして売ろうとしてた元彼とのツーショットばっかりだから消しちゃったな。
そんなことを思い出しながら、その元彼と出会った飲み会で当時友達だった人と撮った写真が出てきた。
雅紀「…SAついたら見せる。」
音己「じゃあ、次のとこで休憩しよ。」
そう言ってすぐに音己はSAに入ると、入り口そばの駐車場に車を停めて私の手元にある携帯を興味津々で見つめる。
雅紀「今と全然違うよ。」
音己「髪の毛短いとか?」
雅紀「…それもある。」
音己「……見せたくない?」
と、音己は私の顔をじっと見て私が少し嫌な顔をしているのを申し訳なさそうに見つめてくる。
雅紀「まだこうなる前の私だからちょっと抵抗あるかも…。」
音己「私のと交換する?」
雅紀「交換?」
私は音己が新しい提案をしてくれるとは思わず、首を傾げる。
音己「私もちょっと恥ずかしい写真あるからさきと交換する。お互い内緒ね。」
雅紀「…分かった。」
私は音己が写真を用意して送信ボタンを押したと同時にメッセージで私の昔の写真を送ると、顔が真っ赤で潤目のちょっと若く感じる音己が送られてきた。
雅紀「これ…、何があったの?」
音己「成人式でお酒飲み過ぎて酔いつぶれちゃった時のやつ。一に悪ノリで撮られた。」
…音己って酔ったらこんな可愛い顔するんだ。
私は新しい音己を知れてちょっとムラっとしてしまった。
音己「これ、右側がさき?」
と、音己は私が送った飲み会の写真を私に見せてきた。
雅紀「そう。まだ男だった時の。」
音己「…かっこいい。」
だめだ…。
キスしたいって思っちゃった。
私は自分の欲望を音己にぶつけないように逃げるようにトイレに行って、SAの澄んだ空気をしっかり体の中に入れて気分を入れ替えた。
環流 虹向/ここのサキには
音己は私が断っているのにも関わらず、私の実家について来ようとしてくる。
雅紀「…で、でも、年越しに知らない人の家で過ごすの嫌じゃない?」
音己「いいの。さきと一緒にいたい。」
雅紀「…どうしたの?昨日からちょっと変だなって思ってたけど。」
音己「今年はさきと過ごしたいの。」
雅紀「そう言ってくれるのは嬉しいけど…。一とか、弟くんは?」
音己「そっちは友達同士で過ごすからいいの。」
と、ちょっと不機嫌気味な音己は私のクローゼットを漁りだし、自分でも着れそうな服を探し始める。
雅紀「…今から家帰って服取りに行ってもいいよ?」
音己「帰りたくないの。だからさきの借りる。」
…どうしたんだろう。
一か、弟くんか、それとも家族の誰かしらと喧嘩しちゃったんだろうか。
けど、思いつきで年越しに縁もゆかりもない他人の家で過ごすのもどうなのかなと思った私は一応ホテルを素泊まり出来るところを探しながら音己と一緒に実家に行くことにした。
音己「さきって東京生まれだと思ってた。」
雅紀「よく言われるけど、静岡だよ。」
音己「上京は学校とか仕事関係?」
雅紀「うん。大学入るときにこっち来てずっといるよ。」
音己「さきの大学時代の写真見てみたい。」
と、音己は高速道路で車で走らせながら目を輝かせる。
雅紀「…ないかも。」
音己「1枚も?」
雅紀「んー…、探してみる…。」
あるっちゃあるけど、今見たいに髪の毛がロングでもないし化粧もしてない。
元々の来未 雅紀の写真は入学したての時期しかない。
その後は私のことを商品扱いして売ろうとしてた元彼とのツーショットばっかりだから消しちゃったな。
そんなことを思い出しながら、その元彼と出会った飲み会で当時友達だった人と撮った写真が出てきた。
雅紀「…SAついたら見せる。」
音己「じゃあ、次のとこで休憩しよ。」
そう言ってすぐに音己はSAに入ると、入り口そばの駐車場に車を停めて私の手元にある携帯を興味津々で見つめる。
雅紀「今と全然違うよ。」
音己「髪の毛短いとか?」
雅紀「…それもある。」
音己「……見せたくない?」
と、音己は私の顔をじっと見て私が少し嫌な顔をしているのを申し訳なさそうに見つめてくる。
雅紀「まだこうなる前の私だからちょっと抵抗あるかも…。」
音己「私のと交換する?」
雅紀「交換?」
私は音己が新しい提案をしてくれるとは思わず、首を傾げる。
音己「私もちょっと恥ずかしい写真あるからさきと交換する。お互い内緒ね。」
雅紀「…分かった。」
私は音己が写真を用意して送信ボタンを押したと同時にメッセージで私の昔の写真を送ると、顔が真っ赤で潤目のちょっと若く感じる音己が送られてきた。
雅紀「これ…、何があったの?」
音己「成人式でお酒飲み過ぎて酔いつぶれちゃった時のやつ。一に悪ノリで撮られた。」
…音己って酔ったらこんな可愛い顔するんだ。
私は新しい音己を知れてちょっとムラっとしてしまった。
音己「これ、右側がさき?」
と、音己は私が送った飲み会の写真を私に見せてきた。
雅紀「そう。まだ男だった時の。」
音己「…かっこいい。」
だめだ…。
キスしたいって思っちゃった。
私は自分の欲望を音己にぶつけないように逃げるようにトイレに行って、SAの澄んだ空気をしっかり体の中に入れて気分を入れ替えた。
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