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◆2.褥教育 (2)◆
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「お前が鞭で叩かれるのも、罵倒されるのも、当たり前なのだから仕方ない。だけどフェレルは義弟さんのものなのだから、どんなにつらくても勝手に死んではいけないよ。フェレルが勝手に死んでしまったら、義兄さんは悲しくて胸が張り裂けてしまうからね」
「んっ、は、い……」
大人の男の色香を放つ甘い声で囁かれ、ドキドキしてしまう。
フェレルはヴァルグードによく「義兄のものだから勝手に死んではいけない」と言い聞かせられてきた。
汚くて、無能で、なにもできなくても、生きていていいのだと認められて嬉しかった。死にたくなるほどつらいときがあるが、優しい義兄の言葉を拠り所にして生きてきた。
温かい逞しい大きな手が、浅く呼吸を繰り返して上下する薄い胸を優しく愛撫する。ツンと尖った小さな乳首の上を何度も往復し、弱い刺激で体がジワジワ熱を持つ。
尻の下、ヴァルグードのズボンの下から硬いものが、ちょうど孔に当たる。経験は一度もないけれど、男に抱かれるときは、ソレがナカに挿れられると教えられた。
今にも入り口を突き破って来そうで、心臓がドクドクと脈打ち、後孔がきゅうきゅうと絞まる。
汚いフェレルが尊い血であるヴァルグードに欲情し、義兄のソレがナカに挿ってくる想像をするなんて、烏滸がましい。いけない、駄目だと頭ではわかっているのに、卑しく反応する己の体を恨んだ。
「フェレルは何歳で死にたい?」
「なん、さい……?」
なにを聞かれているのかわからなかった。毎日、目の前のことで精いっぱいで、未来を考える余裕がなかったのだ。
「考えた、ことも、ありません……ひっ!」
「なら、今、考えて答えを出しなさい」
乳首をギュッと摘まれ、小さく悲鳴を上げた。そこは、背中の治療の度に犬猫を可愛がるみたいに撫でられ、最初はなんともなかった場所なのに、優しくされるのが嬉しくてすっかり敏感になってしまった。
いつもは優しく撫でられるだけで、こんなに乱暴に抓られたのは初めてだった。痛いはずなのに、電流が走ったみたいに妙な感じがする。
「よ、四十歳まで……?」
「ちゃんと答えなさい」
「ひゃぁっ!」
ギュッと強く抓られ引っ張られて、引き千切られそうで恐ろしくなり涙が溢れる。
「可哀想に、こんなに泣いて怯えて。義兄さんがフェレルに暴力をふるったことなど一度もないだろう? 義兄を怖がる必要はないんだよ」
「は、い」
ギリギリと乳首を締め付けられて益々強く引っ張られ、止めどなく涙が溢れ落ちた。
「答えなさい」
「四十歳までには、死にたいです!」
「俺は今三十二歳だから、あと八年しか生きられないね」
「あ、義兄上は、卑しくて汚い僕なんかとは違います」
「そうだね。フェレルと義兄さんは違う。一緒にしてはいけない」
「ご、ごめんなさ――」
「ちゃんとわかっていて偉いぞ。しっかり勉強したんだね」
「んぅ……」
耳元で囁くヴァルグードの熱い吐息が掛かり、舌で涙が拭われる。
抓られて赤くなった乳首が放され、手のひらでその上を掠めるように胸を撫でられ、声が出た。
擦られて、ソワソワする。
――褒められて嬉しい。
「ありがとうございます、義兄上」
「乳首を引っ張られて嬉しかったんだね。下品だ」
「ごめんなさい」
違う、勘違いだ、なんて王太子の言葉を否定してはならない、謝る以外になかった。
「フェレルが嬉しいなら、俺も嬉しい。もっと良くしてあげよう」
「んんっ」
尖って主張する乳首を指先で押し込まれ、捏ねられる。なんとも言えないもどかしいさに、喉から出てくる声を飲み込み、眉間が寄った。
「我慢するな。声を出していいんだ」
「でも、恥ずかしい……」
「声を出しなさい」
「ひゃぅ!」
乳輪を摘まれ、卑猥に飛び出した乳首の先を爪でカリカリと引っ掻かれて、体がビクンと跳ねた。
「可愛い啼き声だ、気持ちいいんだね」
「気持ち、いい……?」
「そうだ。ここを苛められると、フェレルは気持ちよくなるんだ。淫乱だな」
「んあっ!」
ソワソワと脳が痺れる感覚が気持ちいいなんて、フェレルは初めて知った。
「ごめんなさい」
「違う。ほら、体に正直になって、言ってごらん?」
「気持ちいい、です、あんっ」
「良く言えたね、偉いぞ。気持ちいいときはちゃんと言わないといけないよ」
「はい、気持ちいい……」
「フェレルは素直で可愛いな」
義兄に乳首を苛められて気持ちよくなるなんて、下劣で、悪いことなのに、フェレルが気持ちよくなると、大好きなヴァルグードが喜んでくれる。気持ちいいと伝えれば、褒めてくれる。自分の体が自分じゃないみたいに反応して恐ろしく、甘い誘惑にクラクラした。
「んっ、は、い……」
大人の男の色香を放つ甘い声で囁かれ、ドキドキしてしまう。
フェレルはヴァルグードによく「義兄のものだから勝手に死んではいけない」と言い聞かせられてきた。
汚くて、無能で、なにもできなくても、生きていていいのだと認められて嬉しかった。死にたくなるほどつらいときがあるが、優しい義兄の言葉を拠り所にして生きてきた。
温かい逞しい大きな手が、浅く呼吸を繰り返して上下する薄い胸を優しく愛撫する。ツンと尖った小さな乳首の上を何度も往復し、弱い刺激で体がジワジワ熱を持つ。
尻の下、ヴァルグードのズボンの下から硬いものが、ちょうど孔に当たる。経験は一度もないけれど、男に抱かれるときは、ソレがナカに挿れられると教えられた。
今にも入り口を突き破って来そうで、心臓がドクドクと脈打ち、後孔がきゅうきゅうと絞まる。
汚いフェレルが尊い血であるヴァルグードに欲情し、義兄のソレがナカに挿ってくる想像をするなんて、烏滸がましい。いけない、駄目だと頭ではわかっているのに、卑しく反応する己の体を恨んだ。
「フェレルは何歳で死にたい?」
「なん、さい……?」
なにを聞かれているのかわからなかった。毎日、目の前のことで精いっぱいで、未来を考える余裕がなかったのだ。
「考えた、ことも、ありません……ひっ!」
「なら、今、考えて答えを出しなさい」
乳首をギュッと摘まれ、小さく悲鳴を上げた。そこは、背中の治療の度に犬猫を可愛がるみたいに撫でられ、最初はなんともなかった場所なのに、優しくされるのが嬉しくてすっかり敏感になってしまった。
いつもは優しく撫でられるだけで、こんなに乱暴に抓られたのは初めてだった。痛いはずなのに、電流が走ったみたいに妙な感じがする。
「よ、四十歳まで……?」
「ちゃんと答えなさい」
「ひゃぁっ!」
ギュッと強く抓られ引っ張られて、引き千切られそうで恐ろしくなり涙が溢れる。
「可哀想に、こんなに泣いて怯えて。義兄さんがフェレルに暴力をふるったことなど一度もないだろう? 義兄を怖がる必要はないんだよ」
「は、い」
ギリギリと乳首を締め付けられて益々強く引っ張られ、止めどなく涙が溢れ落ちた。
「答えなさい」
「四十歳までには、死にたいです!」
「俺は今三十二歳だから、あと八年しか生きられないね」
「あ、義兄上は、卑しくて汚い僕なんかとは違います」
「そうだね。フェレルと義兄さんは違う。一緒にしてはいけない」
「ご、ごめんなさ――」
「ちゃんとわかっていて偉いぞ。しっかり勉強したんだね」
「んぅ……」
耳元で囁くヴァルグードの熱い吐息が掛かり、舌で涙が拭われる。
抓られて赤くなった乳首が放され、手のひらでその上を掠めるように胸を撫でられ、声が出た。
擦られて、ソワソワする。
――褒められて嬉しい。
「ありがとうございます、義兄上」
「乳首を引っ張られて嬉しかったんだね。下品だ」
「ごめんなさい」
違う、勘違いだ、なんて王太子の言葉を否定してはならない、謝る以外になかった。
「フェレルが嬉しいなら、俺も嬉しい。もっと良くしてあげよう」
「んんっ」
尖って主張する乳首を指先で押し込まれ、捏ねられる。なんとも言えないもどかしいさに、喉から出てくる声を飲み込み、眉間が寄った。
「我慢するな。声を出していいんだ」
「でも、恥ずかしい……」
「声を出しなさい」
「ひゃぅ!」
乳輪を摘まれ、卑猥に飛び出した乳首の先を爪でカリカリと引っ掻かれて、体がビクンと跳ねた。
「可愛い啼き声だ、気持ちいいんだね」
「気持ち、いい……?」
「そうだ。ここを苛められると、フェレルは気持ちよくなるんだ。淫乱だな」
「んあっ!」
ソワソワと脳が痺れる感覚が気持ちいいなんて、フェレルは初めて知った。
「ごめんなさい」
「違う。ほら、体に正直になって、言ってごらん?」
「気持ちいい、です、あんっ」
「良く言えたね、偉いぞ。気持ちいいときはちゃんと言わないといけないよ」
「はい、気持ちいい……」
「フェレルは素直で可愛いな」
義兄に乳首を苛められて気持ちよくなるなんて、下劣で、悪いことなのに、フェレルが気持ちよくなると、大好きなヴァルグードが喜んでくれる。気持ちいいと伝えれば、褒めてくれる。自分の体が自分じゃないみたいに反応して恐ろしく、甘い誘惑にクラクラした。
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