絶対的支配者である暴虐王太子の義弟は愛玩の檻の中

椎葉たき

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◆6.初めてのお勤め (3)◆

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 初めて後孔を使われてズタズタにされ、裸で食事をするよう強要された次の日、フェレルは寝込んだ。広くフカフカなベッドの中、熱に浮かされる。

 朝からヴァルグードが見舞いに来た。手を差し伸べ労ってくれる義兄の真心にフェレルは泣きたいほど胸がいっぱいになる。
 身勝手に痛めつけるばかりのヴァルグードが、義弟を気遣うはずなどないのに。

「食べられそうなものを持ってきた。まずは水分補給をしよう。起きなさい」
「あ゛い゛」
 昨日、叫び過ぎて喉がガラガラで酷くしゃがれた声で返事をする。
 枕をクッションにしヘッドボードに寄りかかって上半身を起こした。

「口を開けなさい」
「んぅ……」

 ヴァルグードが自分の口に含むと、口移しで果実水を飲まされた。
 ジュッと甘酸っぱい果実水が流し込まれ、喉がヒリつく。義兄の舌がフェレルの舌を絡め取り、ぬちゅりと舐め回す。
 喉の奥まで舌を入れられて、苦しくて息ができない。
 口の端から唾液混じりの果実水がつぅっと漏れた。

「全部飲まなきゃ駄目だ」
「あ゛い゛」

 口が離れてやっと息ができると思えば、また口に果実水を流し込まれ、腔内を舐められる。果実水も唾液も、腫れた喉で必死に飲み込んだ。

 健気な義弟に興奮したヴァルグードは、ベッドに乗り上がる。
 熱で朦朧とするフェレルの目の前でズボンの前を解き、ブルンと勃起した醜悪なオスが飛び出す。

「義兄さんの男妾になったのだから、いつでも奉仕しなきゃいけない。口ですることも覚えなければならないよ。やり方は本で知っているな。栄養があるのだから、フェレルに飲ませてあげよう。残さず飲みなさい」
「あ゛い゛」

 血管が浮いて赤黒く滾る男根に、恐る恐る舌を伸ばす。官能小説に書かれていた男娼がしていた描写を思い出し、唾液で濡らす。
 筋を舐め上げ、カリに舌を絡めて、先を尖らせた舌で鈴口を抉る。
 熱い巨根がピクンピクンと反応するのだ、間違っていないのだとホッとした。
 パクンと咥え、唇でしごく。舌を絡め、舐めて刺激しながら、ジュルジュルと卑猥な水音をわざと立てた。

「先っぽばかり咥えていないで、もっと奥まで使いなさい」
「う゛ぇ゛っ!」
 焦れたヴァルグードに唐突に頭を抑えつけられ、喉の奥をペニスに突かれてえづく。
 頭を捕まえられて、前後に揺さぶられる。腔内がヴァルグードのペニスで一杯になり、ズチュズチュと喉の奥を圧迫され、嘔吐感がこみ上げる。
 汚してはならない、歯を当ててはならないと、嘔吐感と顎の疲労に耐え、息もできない苦しさに涙です止まらなかった。

 喉の奥を身勝手に蹂躙され、潰される度にえづくも、止めてはくれない。口を制圧され、悲鳴すら上げられず、そこから出るのは苦しさから出るえづきと、卑猥な粘液の音だけだ。止めてとも言えずに犯され続ける。フェレルはヴァルグードを満足させるための道具でしかなかった。

 喉の奥に突きこまれ、吐き出された白濁は強制的に喉の奥に流し込まれる。
「休んでないで、残滓まで処理しなさい」
 余裕のないフェレルだったけれど、命令には従わなければならないと、ペニスをジュッと吸い上げて、中に残った子種も残さず飲み込んだ。

 口から唾液まみれのペニスがズルリと引き抜かれ、粘液が糸を引いた。

「上手にできたじゃないか。気持ちよかったよ、またやろうね」
「あ゛ぃ……」

 ずっとこの苦しい口淫をしなければならないのかと絶望した。本当なら、二度とやりたくない。
 だけれど、褒めてくれるのは嬉しかった。出来たことを褒められるなんて、教師たちはしてくれない。出来て当たり前、出来なければ鞭で叩かれる。
 義兄は違う。やれれば成果を認めてくれる、優しい声で褒めて頭を撫でてくれる。大好きなヴァルグードの男妾になれて良かったと心底喜んだ。

 フェレルは熱が引かない真っ赤な顔でグズグズ泣きながら、ガラガラの声を絞り出し、「ありがとうございます」と笑う。
「まだ終わりではない」

 朦朧とするフェレルは、押し倒されて、仰向けで組み敷かれる。
 ズボンを引き抜かれ、白く華奢な下半身が露出した。
「フェレルは義兄さん専用の男妾だ、義兄さんを満足させるのが約割だ。孔が見えるように脚を広げて曲げなさい」
「あ゛ぃ」

 恥ずかしかったが、脚を開き膝を曲げ、尻を持ち上げて義兄に後孔を見せる。犯される恐怖にキュッと入り口が締まった。
 背中に枕が差し込まれて、常に腰が浮いた状態にさせられた。

「フェレルは男妾だから、義兄さんに自分からお願いできるようにならないと」

「僕を、使って、ぐだ、ざ、い」

「ああ、可愛いな。可愛い義弟のおねだりだ、義兄さんは叶えてやらないとならないね」
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