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第一章
再会(3)
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「美也子。今日はありがとう。後で連絡するね!」
「うん。晴美姉ちゃん、本当におめでとう」
「ありがとう。気を付けてね」
披露宴が終わり、新郎新婦とその友人の大半はこの後二次会、三次会に向かうらしい。
私と先生は晴美姉ちゃんに挨拶した後、その波をくぐり抜けて会場の外に出た。
「よし、じゃあ行くか」
「その前に着替えていい?さすがに振り袖で実家の方行くと目立つし、私一人で着物畳める自信無い」
「わかった。俺もスーツ堅苦しいから着替えるかな。どこで着替える?」
「着付けしてくれた美容室。タクシーで行ってもいい?」
「俺今日酒飲んでないし、車で来てるから乗りなよ。場所わかれば行けるし」
先生はキーケースを揺らす。
そういえば、先生はずっと烏龍茶を飲んでいた気がする。
「いいの?」
「その方がみゃーこもタクシー代浮くし、俺も着替えるならその方が楽。みゃーこの実家とか高校も行くんだろ?ちょうど良いじゃん」
「……ありがとう」
地下駐車場に向かうと、一台の黒いセダンが停まっていた。
綺麗に磨かれているあたり、先生の車好きがよく伝わる。
「乗って」
「……お邪魔します」
促されて助手席に乗ると、芳香剤の爽やかな甘い香りがふわりと広がる。
「美容室の住所わかる?」
「えっと……ちょっと待ってね」
スマートフォンで美容室を検索すると、先生にその画面を見せる。
慣れたように住所をカーナビに打ち込む姿が、昔チョークで数式を板書していた姿が思い出されてちょっとドキドキした。
先生の授業は、わかりやすくて面白かった記憶がある。
黒板は赤や青のチョークも使うため数学の授業にしてはカラフルだった印象。
そのためノートを取るのが楽しかった。
「んー、国道通ってくか」
懐かしい記憶を呼び起こす私とは反対に、先生は検索画面を凝視していた。
どうやら大体の場所はわかるようで、どこから行けば道が空いているかを考えているらしい。
私は免許も持っていないから、ちんぷんかんぷんだ。
「私そういうのよくわかんないから先生の運転しやすい道でいいよ」
「ん。りょーかい」
先生は私がシートベルトをしたのを確認して、滑らかに車を発進させた。
移動中は思いの外先生も集中しているのか、喋らずに静かな空間だった。
タクシーの時と同じように車窓から移り変わる景色を眺める。
色とりどりの紅葉は、東京ではあまり見られない光景だった。
この街に住んでいた頃は、毎年見ていたのに。
その懐かしさに目を細める。
「……東京暮らしはどう?」
「……うん。そこそこ」
「そっか」
視線を戻すことなく答えると、先生も何も言わずに私に景色を楽しませてくれた。
そのうちにたどり着いた美容室で振り袖を脱ぐ。
髪の毛は飾りだけ取って、私服でも悪目立ちしない落ち着いたヘアアレンジに変えてもらった。
丁重にお礼を告げてから再び車に乗って、今度はホテルに振り袖と荷物を預けに行った。
と言っても、一泊だから荷物なんてほとんど無くて。チェックインにはまだ時間があったため着替えと振り袖をフロントに預けるだけで終わる。
「さて、じゃあ次行くか」
「ごめんね、いろいろ付き合ってもらって」
「気にすんなって。俺がしたくてしてるんだから」
「ありがとう」
「次は実家行くか?その前に俺ん家行って着替えてきてもいい?」
「もちろん。お願いします」
先生が一人暮らししているというマンションに向かう。
「ちょっと待ってて」
と、先生は私に車のキーを預けて急いでマンションの中に走っていった。
私に預けていいのか?そう思いながらも特にすることも無いため車の中でスマートフォンを見ながら先生を待つ。
「お待たせ」
五分ほどで戻ってきた先生は、スーツよりはラフなVネックの服に黒のジャケット姿。
そう言えば高校時代も先生の私服姿なんて見たことがなかったかも。
見慣れないその姿に、少し緊張してしまう。
「どうした?」
「えっ……いや、先生の私服初めて見たなあって思って……」
「あぁ、確かに。高校じゃ俺スーツしか着てねぇしな。そういうみゃーこの私服も俺初めて見た気がするけど」
「制服だったからね」
懐かしい制服を思い出す。
あの頃はセーラー服に憧れていたけど、学校はブレザーだった。
でも茶色いブレザーとチェックのスカート、赤茶のリボンは可愛いと評判で、制服目当てで入学する生徒も多かった。
「今もあの制服なの?」
「うーん、ちょっとだけ変わったかな」
「そうなの?」
「よくわかんないけど、スカートの柄が変わったらしいよ」
「らしいって……現役の教師だよね?」
「俺そういうの興味無いから」
あっけらかんとして答える先生は、いっそ清々しくさえ見える。
「そういえば、先生は結婚してないの?」
こんなにイケメンで、昔からモテモテで、頭も良くて。
車の運転もスマートでよく喋るしよく笑う。
元生徒にもこんなに優しくしてくれる。
結婚してるんだとしたら、奥さんに勘違いされないといいんだけど。
改めて軽率に先生の車に乗ってしまったことに焦りを覚えた。
しかし、先生は
「結婚?してないよ?」
とまたあっけらかんと答える。
「え、してないの?」
「うん。え、ダメ?」
「いやダメじゃないけど……」
あれだけモテていたから結婚していない事実にびっくりしてしまう。
「じゃあ彼女は?いるんでしょ?」
「いないよ?なに、そんなに俺のこと気になる?」
ニヤッと笑った先生に、私は慌てて両手を振って否定した。
「ち、違うよ、もし彼女さんとか奥さんがいるなら、こうやって車に乗せてもらうのは軽率だったなって……思って」
「ははっ、みゃーこは昔っからそういうところ真面目だよな?」
「……そうかな」
確かに昔から、出会う人皆に真面目だと言われ続けてきた。自分ではそうは思っていなくて、言われるたびに複雑な心境になる。
褒め言葉なんだろうけれど、私はあまりその言葉が好きではない。
融通が効かない、と言われてるように聞こえてしまうからだ。
「普通、男の車に乗れって言われたら警戒するもんだと思うんだけど」
「だって、先生だし。警戒するところ無いじゃん」
「うーん、喜ばしいのか悲しむべきか」
「なに?」
「いーや、何でもない」
先生が何か苦笑いをしていた気がするけれど、聞いても答えてくれなかった。
「みゃーこは変わらないな」
信号待ちでそうこぼした先生に、
「……先生もね」
と小さく返す。
「俺?どの辺?」
まさかそこを掘り下げられると思っていなくて、
「……優しいところ」
なんて、ありきたりな言葉しか言えなかった。
しかし、先生は嬉しそうに
「でもそれは今も昔もみゃーこにだけだな」
と、私の頭に手を伸ばしてくしゃくしゃと撫でる。
「え?」
「……俺、普段はそんなに優しくないよ?」
「でも、昔から先生は優しいって有名だったよ」
「んー、それはあくまでも教師だから。でもこうやってプライベートでも優しくしたいと思うのは、みゃーこだけかな」
ボサボサになった髪の毛を戻すことも忘れて、その言葉の意味を考える。
しかし、よくわからなくて。
「……それって、どういう意味?」
聞くものの、先生は
「さあね」
と嬉しそうにはぐらかす。
もう一度聞こうにも、先生はオーディオから流れる今流行りのバンドの音楽を口ずさみ始めてしまった。
つまりそれ以上は答えてくれる気は無いんだ。そう悟り、私もまた諦めて車窓に目を向けた。
……そっか。先生、独身なんだ。彼女もいないんだ。
段々と懐かしく見慣れた街並みに変わる景色を見つめながら、何故だか緩みそうになる口元を引き締めるのに必死だった。
「うん。晴美姉ちゃん、本当におめでとう」
「ありがとう。気を付けてね」
披露宴が終わり、新郎新婦とその友人の大半はこの後二次会、三次会に向かうらしい。
私と先生は晴美姉ちゃんに挨拶した後、その波をくぐり抜けて会場の外に出た。
「よし、じゃあ行くか」
「その前に着替えていい?さすがに振り袖で実家の方行くと目立つし、私一人で着物畳める自信無い」
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「着付けしてくれた美容室。タクシーで行ってもいい?」
「俺今日酒飲んでないし、車で来てるから乗りなよ。場所わかれば行けるし」
先生はキーケースを揺らす。
そういえば、先生はずっと烏龍茶を飲んでいた気がする。
「いいの?」
「その方がみゃーこもタクシー代浮くし、俺も着替えるならその方が楽。みゃーこの実家とか高校も行くんだろ?ちょうど良いじゃん」
「……ありがとう」
地下駐車場に向かうと、一台の黒いセダンが停まっていた。
綺麗に磨かれているあたり、先生の車好きがよく伝わる。
「乗って」
「……お邪魔します」
促されて助手席に乗ると、芳香剤の爽やかな甘い香りがふわりと広がる。
「美容室の住所わかる?」
「えっと……ちょっと待ってね」
スマートフォンで美容室を検索すると、先生にその画面を見せる。
慣れたように住所をカーナビに打ち込む姿が、昔チョークで数式を板書していた姿が思い出されてちょっとドキドキした。
先生の授業は、わかりやすくて面白かった記憶がある。
黒板は赤や青のチョークも使うため数学の授業にしてはカラフルだった印象。
そのためノートを取るのが楽しかった。
「んー、国道通ってくか」
懐かしい記憶を呼び起こす私とは反対に、先生は検索画面を凝視していた。
どうやら大体の場所はわかるようで、どこから行けば道が空いているかを考えているらしい。
私は免許も持っていないから、ちんぷんかんぷんだ。
「私そういうのよくわかんないから先生の運転しやすい道でいいよ」
「ん。りょーかい」
先生は私がシートベルトをしたのを確認して、滑らかに車を発進させた。
移動中は思いの外先生も集中しているのか、喋らずに静かな空間だった。
タクシーの時と同じように車窓から移り変わる景色を眺める。
色とりどりの紅葉は、東京ではあまり見られない光景だった。
この街に住んでいた頃は、毎年見ていたのに。
その懐かしさに目を細める。
「……東京暮らしはどう?」
「……うん。そこそこ」
「そっか」
視線を戻すことなく答えると、先生も何も言わずに私に景色を楽しませてくれた。
そのうちにたどり着いた美容室で振り袖を脱ぐ。
髪の毛は飾りだけ取って、私服でも悪目立ちしない落ち着いたヘアアレンジに変えてもらった。
丁重にお礼を告げてから再び車に乗って、今度はホテルに振り袖と荷物を預けに行った。
と言っても、一泊だから荷物なんてほとんど無くて。チェックインにはまだ時間があったため着替えと振り袖をフロントに預けるだけで終わる。
「さて、じゃあ次行くか」
「ごめんね、いろいろ付き合ってもらって」
「気にすんなって。俺がしたくてしてるんだから」
「ありがとう」
「次は実家行くか?その前に俺ん家行って着替えてきてもいい?」
「もちろん。お願いします」
先生が一人暮らししているというマンションに向かう。
「ちょっと待ってて」
と、先生は私に車のキーを預けて急いでマンションの中に走っていった。
私に預けていいのか?そう思いながらも特にすることも無いため車の中でスマートフォンを見ながら先生を待つ。
「お待たせ」
五分ほどで戻ってきた先生は、スーツよりはラフなVネックの服に黒のジャケット姿。
そう言えば高校時代も先生の私服姿なんて見たことがなかったかも。
見慣れないその姿に、少し緊張してしまう。
「どうした?」
「えっ……いや、先生の私服初めて見たなあって思って……」
「あぁ、確かに。高校じゃ俺スーツしか着てねぇしな。そういうみゃーこの私服も俺初めて見た気がするけど」
「制服だったからね」
懐かしい制服を思い出す。
あの頃はセーラー服に憧れていたけど、学校はブレザーだった。
でも茶色いブレザーとチェックのスカート、赤茶のリボンは可愛いと評判で、制服目当てで入学する生徒も多かった。
「今もあの制服なの?」
「うーん、ちょっとだけ変わったかな」
「そうなの?」
「よくわかんないけど、スカートの柄が変わったらしいよ」
「らしいって……現役の教師だよね?」
「俺そういうの興味無いから」
あっけらかんとして答える先生は、いっそ清々しくさえ見える。
「そういえば、先生は結婚してないの?」
こんなにイケメンで、昔からモテモテで、頭も良くて。
車の運転もスマートでよく喋るしよく笑う。
元生徒にもこんなに優しくしてくれる。
結婚してるんだとしたら、奥さんに勘違いされないといいんだけど。
改めて軽率に先生の車に乗ってしまったことに焦りを覚えた。
しかし、先生は
「結婚?してないよ?」
とまたあっけらかんと答える。
「え、してないの?」
「うん。え、ダメ?」
「いやダメじゃないけど……」
あれだけモテていたから結婚していない事実にびっくりしてしまう。
「じゃあ彼女は?いるんでしょ?」
「いないよ?なに、そんなに俺のこと気になる?」
ニヤッと笑った先生に、私は慌てて両手を振って否定した。
「ち、違うよ、もし彼女さんとか奥さんがいるなら、こうやって車に乗せてもらうのは軽率だったなって……思って」
「ははっ、みゃーこは昔っからそういうところ真面目だよな?」
「……そうかな」
確かに昔から、出会う人皆に真面目だと言われ続けてきた。自分ではそうは思っていなくて、言われるたびに複雑な心境になる。
褒め言葉なんだろうけれど、私はあまりその言葉が好きではない。
融通が効かない、と言われてるように聞こえてしまうからだ。
「普通、男の車に乗れって言われたら警戒するもんだと思うんだけど」
「だって、先生だし。警戒するところ無いじゃん」
「うーん、喜ばしいのか悲しむべきか」
「なに?」
「いーや、何でもない」
先生が何か苦笑いをしていた気がするけれど、聞いても答えてくれなかった。
「みゃーこは変わらないな」
信号待ちでそうこぼした先生に、
「……先生もね」
と小さく返す。
「俺?どの辺?」
まさかそこを掘り下げられると思っていなくて、
「……優しいところ」
なんて、ありきたりな言葉しか言えなかった。
しかし、先生は嬉しそうに
「でもそれは今も昔もみゃーこにだけだな」
と、私の頭に手を伸ばしてくしゃくしゃと撫でる。
「え?」
「……俺、普段はそんなに優しくないよ?」
「でも、昔から先生は優しいって有名だったよ」
「んー、それはあくまでも教師だから。でもこうやってプライベートでも優しくしたいと思うのは、みゃーこだけかな」
ボサボサになった髪の毛を戻すことも忘れて、その言葉の意味を考える。
しかし、よくわからなくて。
「……それって、どういう意味?」
聞くものの、先生は
「さあね」
と嬉しそうにはぐらかす。
もう一度聞こうにも、先生はオーディオから流れる今流行りのバンドの音楽を口ずさみ始めてしまった。
つまりそれ以上は答えてくれる気は無いんだ。そう悟り、私もまた諦めて車窓に目を向けた。
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