87 / 190
ドルト村編
第103話 未だ見ぬ冒険者たちの事情
しおりを挟む
ヘラルドたちから貴重なものや、いいものをたくさんもらった翌日。そろそろなまり始めた体を動かしたいからと、リュミエールからもらった壊れ性能の服と、同じく壊れ性能の装備を身に着け、冒険者・商業ギルドにやってきた。
一応依頼が貼られているであろう掲示板を見たものの、どっちの掲示板にも特にこれと言った依頼はない。基本的に、なんでも自分たちでできちゃうからなあ、この村の人たちって。例外は建築だけなんだよね。
村全体であれこれと自分の得意なものを作っては村人たちに配ったりしていて、ある意味ひとつの商店街のようになっているけれど、なんで建築だけができなかったのか、そして豆腐建築から脱却できなかったのかが不思議だ。
それはともかく、もしかしたらと思って受付に行く。ちなみに冒険者ギルドはアリーナ、商業ギルドはヨハンナが受付をしている。
「アリーナ、何か依頼はない?」
「そうねぇ……帝都の本部からはエンペラーホーンディアの素材が欲しいって連絡が来てるけど、冒険者が……って、アリサがいるじゃない!」
「忘れてたんかい!」
「すっかり忘れてたわ……」
テヘペロと言わんばかりの顔をしたアリーナに、溜息をつく。
「で、エンペラーホーンディアを狩ってくればいいの?」
「ええ。だけど、推奨ランクがSで……」
「あのさ、言っちゃ悪いけど、私も従魔たちも、楽に狩れるけど?」
「あ~……そうだった! 採取用ナイフの元はアリサたちが狩って来たものだったわね。よし、それなら依頼として出すわね」
「お願い」
ギルドタグをアリーナに渡すと、処理をしてくれる。そしてどうやら狩りをした分などの依頼数が規定を超えたんだろう……アリーナがランクアップ試験をどうするかと言い出した。
「うーん……今のところ必要を感じないのよね。それに、Aプラス以上になると強制依頼とか、国からの依頼が発生するんじゃなかったっけ?」
「そうよ。それが嫌で一定数の冒険者はAで留まっている人が多いのよねぇ」
「ですよねー! 私だってそんな面倒なのは嫌よ。だから、当分はAランクのままでいいわ。それに、拠点はここであって、帝都じゃないし」
「それもそうね。どのみちギルマスとウィルじゃ、ここの魔物を狩るのはキツイし」
「そうなの?」
「ええ」
こんなことは言いたくないけれどと言いつつも溜息をついたアリーナは、二人の冒険者について教えてくれた。
彼らは元々エスクラボ国の住人で、ギルマスは冒険者でSSSランク、ウィルが騎士だったそうだ。どっちも国の腐ったやり方やあり方に疑問を持ち、ギルマスはその席を後進に譲り、ウィルは騎士を辞めて冒険者になった。
二人はその時に知り合い、今までずっと一緒に行動しているんだとか。ギルマスと一緒にいることで、ウィルはエスクラボでBランクまで上がったらしい。
ただ、腐った国であるエスクラボ国がまともなランク上げや試験をしているはずもなく、二人そろって他国に来た際、自分たちの実力はかなり低いと知って愕然としたらしい。
「ギルマスはSSSランクと言ってても実際はBマイナスだし、ウィルは限りなくEランクに近いDランクだったの」
「だけど、ギルドでランクアップしている以上、正しいランクに戻すことはできなかったってこと?」
「ええ。彼らが何かしらの失態を犯したならばランクを下げることはできたけれど、失敗をすることはあまりなくて……」
タグに載ってるランクよりも低い依頼を受けていれば、失敗はないと辛辣に話すアリーナ。
「そんな実力不足の人が、なんでAマイナス以上推奨のこの地域に住んでるわけ? しかも、碌な依頼はないのに。ここに誰か招いたの?」
「違うわ。このあたりの森に来たはいいものの、ランクが高い山だと思わなかったらしくてね。結界も張らずに食事しようとちょっと休憩をしたところに魔物と出くわして、そのまま這う這うの体で逃げてきたそうよ。そこで偶然発見したのが、ドルト村だったらしいわ」
「はあ? ……バカじゃないの? 危険な場所では休憩する前に、結界を張るのは鉄則でしょうに」
「でしょう? さすがに当時ギルマスをしていた人にもがっつりと怒られていたわね、拳で」
「ははは……」
そりゃあ殴られて当たり前だ。こんな強い魔物がいるところで結界を張らずに休憩するとか、アホだろ。襲ってくれと言っているようなものだ。
で、そのままこの村に住み着いたものの、冒険者としては低ランクすぎて依頼が出せない。村人総出で狩りや採取に行っても足手まとい。せいぜい、村の周辺にある薬草採取くらいだという。
さすがに村人全員がイライラし始めたところにディエゴが来て、しばらく帝都か別の町でランクを上げて来いと放り出したらしい……期限付きで。
あれ? ヘラルドの言った話と違くないか?
「聞いた話と違うんだけど……戻ってくるのよね?」
「戻ってくるとは思うけれど、あの二人の実力じゃねぇ……」
「帝都周辺が限度じゃないかしら」
「そうよね。それに、回復に特化しているレベッカ様よりも弱いのよ? そんな人がこの村にずっといられるのは無理だし、そろそろ期限が迫っているから、一度は帰ってくるとは思うのよね」
「その時のランク次第だとヘラルド様も仰っていたわね、そういえば」
おいおい。マジで厄介者な冒険者なのか。なんでそんなやつをギルマスにした。
そんなことを質問すると、実力はどうであろうと、SSSランクだからと言うアリーナ。冒険者ギルドのギルマスになるには、Sランク以上であることが条件のひとつだそうだ。
当時ギルマスをしていた人は人族だったが既に高齢で引退を考えていたけれど、この村には冒険者が来ることはない。帝都にあるギルド本部から素材の依頼が来る程度で、ここは村人が戦えてしまうから依頼がないし、その関係で冒険者も必要ない。
どうしようかと悩んでいる時に今のギルマスが来たから、押し付けてさっさと引退し、帝都に戻ったんだとか。あちゃー。
「ギルマスがずっといないというのも問題なのよ。だから帝都のギルド本部に連絡を入れているし、交代要員を寄越すって言っていたから、そのうちディエゴさんと一緒に来るんじゃないかしら」
「あたしはてっきりアリサがギルマスだと思ったわ」
「あたしも」
「それはない。私はのんびりスローライフがしたい」
「「アリサってそういう子よねー」」
途中でヨハンナも会話に加わり、あれこれギルマスとウィルという冒険者の愚痴を次々と吐き出し、けなす双子。その内容にドン引きしつつ、黙って聞いていた。
「だったら、彼らの家って必要なかったんじゃ……」
「「あ」」
「やっぱりか……」
「ずっといなかったし」
「快適だったからすっかり忘れていたわ」
二人揃ってテヘペロ☆ といった顔をしたあと、三人揃って溜息をついた。
「とりあえず、彼らの家に関してはどうしたらいいか、ヘラルドに聞いておいてくれる? 解体するならすぐにできるから」
「わかったわ」
「あっ! ねえ、アリサ。商業ギルドからも依頼を出していいかしら」
「いいけど、依頼票を見せて」
「いいわよ。といっても、こっちも帝都の本部から、エンペラーの名が付く魔物の素材が欲しいって内容なのよね」
ヨハンナの説明を受けながら、差し出された依頼票を読む。エンペラー系の魔物ならなんでもいいこと。できれば内臓と血を含めたベア系の素材を多数とウルフ系の毛皮を多数。
「ベアは薬の材料だからわかるとして、ウルフ系はどうして?」
「もうじき冬が来るでしょう? そのためのものね。冬になると滅多に採れなくなるし、毛皮は貴族に人気でコートにするんですって」
「なるほどね」
「一応、前回の総出で多少は集まっているけれど、最低でもあと五枚は欲しいわ」
「わかった。じゃあ、それも処理してくれる?」
「いいわよ」
私はどっちのギルドにも登録しているからね。依頼は受けられる。
タグを渡すとパパっと処理をしてくれるヨハンナ。すぐにタグを返してくれた。
「じゃあ、行って来る。念のため、三日の期限がほしいけど、いい?」
「「いいわ。遅くとも、ディエゴさんが来るまでに揃えばいいから」」
「わかった。じゃあね」
「「気をつけてね」」
煩いからユニゾンで話すなと内心で溜息をつくと、もう一度二人にヘラルドへの伝言を頼み、住人たちに可愛がられながら外で待っていた従魔たちを連れて、門の外に出た。
一応依頼が貼られているであろう掲示板を見たものの、どっちの掲示板にも特にこれと言った依頼はない。基本的に、なんでも自分たちでできちゃうからなあ、この村の人たちって。例外は建築だけなんだよね。
村全体であれこれと自分の得意なものを作っては村人たちに配ったりしていて、ある意味ひとつの商店街のようになっているけれど、なんで建築だけができなかったのか、そして豆腐建築から脱却できなかったのかが不思議だ。
それはともかく、もしかしたらと思って受付に行く。ちなみに冒険者ギルドはアリーナ、商業ギルドはヨハンナが受付をしている。
「アリーナ、何か依頼はない?」
「そうねぇ……帝都の本部からはエンペラーホーンディアの素材が欲しいって連絡が来てるけど、冒険者が……って、アリサがいるじゃない!」
「忘れてたんかい!」
「すっかり忘れてたわ……」
テヘペロと言わんばかりの顔をしたアリーナに、溜息をつく。
「で、エンペラーホーンディアを狩ってくればいいの?」
「ええ。だけど、推奨ランクがSで……」
「あのさ、言っちゃ悪いけど、私も従魔たちも、楽に狩れるけど?」
「あ~……そうだった! 採取用ナイフの元はアリサたちが狩って来たものだったわね。よし、それなら依頼として出すわね」
「お願い」
ギルドタグをアリーナに渡すと、処理をしてくれる。そしてどうやら狩りをした分などの依頼数が規定を超えたんだろう……アリーナがランクアップ試験をどうするかと言い出した。
「うーん……今のところ必要を感じないのよね。それに、Aプラス以上になると強制依頼とか、国からの依頼が発生するんじゃなかったっけ?」
「そうよ。それが嫌で一定数の冒険者はAで留まっている人が多いのよねぇ」
「ですよねー! 私だってそんな面倒なのは嫌よ。だから、当分はAランクのままでいいわ。それに、拠点はここであって、帝都じゃないし」
「それもそうね。どのみちギルマスとウィルじゃ、ここの魔物を狩るのはキツイし」
「そうなの?」
「ええ」
こんなことは言いたくないけれどと言いつつも溜息をついたアリーナは、二人の冒険者について教えてくれた。
彼らは元々エスクラボ国の住人で、ギルマスは冒険者でSSSランク、ウィルが騎士だったそうだ。どっちも国の腐ったやり方やあり方に疑問を持ち、ギルマスはその席を後進に譲り、ウィルは騎士を辞めて冒険者になった。
二人はその時に知り合い、今までずっと一緒に行動しているんだとか。ギルマスと一緒にいることで、ウィルはエスクラボでBランクまで上がったらしい。
ただ、腐った国であるエスクラボ国がまともなランク上げや試験をしているはずもなく、二人そろって他国に来た際、自分たちの実力はかなり低いと知って愕然としたらしい。
「ギルマスはSSSランクと言ってても実際はBマイナスだし、ウィルは限りなくEランクに近いDランクだったの」
「だけど、ギルドでランクアップしている以上、正しいランクに戻すことはできなかったってこと?」
「ええ。彼らが何かしらの失態を犯したならばランクを下げることはできたけれど、失敗をすることはあまりなくて……」
タグに載ってるランクよりも低い依頼を受けていれば、失敗はないと辛辣に話すアリーナ。
「そんな実力不足の人が、なんでAマイナス以上推奨のこの地域に住んでるわけ? しかも、碌な依頼はないのに。ここに誰か招いたの?」
「違うわ。このあたりの森に来たはいいものの、ランクが高い山だと思わなかったらしくてね。結界も張らずに食事しようとちょっと休憩をしたところに魔物と出くわして、そのまま這う這うの体で逃げてきたそうよ。そこで偶然発見したのが、ドルト村だったらしいわ」
「はあ? ……バカじゃないの? 危険な場所では休憩する前に、結界を張るのは鉄則でしょうに」
「でしょう? さすがに当時ギルマスをしていた人にもがっつりと怒られていたわね、拳で」
「ははは……」
そりゃあ殴られて当たり前だ。こんな強い魔物がいるところで結界を張らずに休憩するとか、アホだろ。襲ってくれと言っているようなものだ。
で、そのままこの村に住み着いたものの、冒険者としては低ランクすぎて依頼が出せない。村人総出で狩りや採取に行っても足手まとい。せいぜい、村の周辺にある薬草採取くらいだという。
さすがに村人全員がイライラし始めたところにディエゴが来て、しばらく帝都か別の町でランクを上げて来いと放り出したらしい……期限付きで。
あれ? ヘラルドの言った話と違くないか?
「聞いた話と違うんだけど……戻ってくるのよね?」
「戻ってくるとは思うけれど、あの二人の実力じゃねぇ……」
「帝都周辺が限度じゃないかしら」
「そうよね。それに、回復に特化しているレベッカ様よりも弱いのよ? そんな人がこの村にずっといられるのは無理だし、そろそろ期限が迫っているから、一度は帰ってくるとは思うのよね」
「その時のランク次第だとヘラルド様も仰っていたわね、そういえば」
おいおい。マジで厄介者な冒険者なのか。なんでそんなやつをギルマスにした。
そんなことを質問すると、実力はどうであろうと、SSSランクだからと言うアリーナ。冒険者ギルドのギルマスになるには、Sランク以上であることが条件のひとつだそうだ。
当時ギルマスをしていた人は人族だったが既に高齢で引退を考えていたけれど、この村には冒険者が来ることはない。帝都にあるギルド本部から素材の依頼が来る程度で、ここは村人が戦えてしまうから依頼がないし、その関係で冒険者も必要ない。
どうしようかと悩んでいる時に今のギルマスが来たから、押し付けてさっさと引退し、帝都に戻ったんだとか。あちゃー。
「ギルマスがずっといないというのも問題なのよ。だから帝都のギルド本部に連絡を入れているし、交代要員を寄越すって言っていたから、そのうちディエゴさんと一緒に来るんじゃないかしら」
「あたしはてっきりアリサがギルマスだと思ったわ」
「あたしも」
「それはない。私はのんびりスローライフがしたい」
「「アリサってそういう子よねー」」
途中でヨハンナも会話に加わり、あれこれギルマスとウィルという冒険者の愚痴を次々と吐き出し、けなす双子。その内容にドン引きしつつ、黙って聞いていた。
「だったら、彼らの家って必要なかったんじゃ……」
「「あ」」
「やっぱりか……」
「ずっといなかったし」
「快適だったからすっかり忘れていたわ」
二人揃ってテヘペロ☆ といった顔をしたあと、三人揃って溜息をついた。
「とりあえず、彼らの家に関してはどうしたらいいか、ヘラルドに聞いておいてくれる? 解体するならすぐにできるから」
「わかったわ」
「あっ! ねえ、アリサ。商業ギルドからも依頼を出していいかしら」
「いいけど、依頼票を見せて」
「いいわよ。といっても、こっちも帝都の本部から、エンペラーの名が付く魔物の素材が欲しいって内容なのよね」
ヨハンナの説明を受けながら、差し出された依頼票を読む。エンペラー系の魔物ならなんでもいいこと。できれば内臓と血を含めたベア系の素材を多数とウルフ系の毛皮を多数。
「ベアは薬の材料だからわかるとして、ウルフ系はどうして?」
「もうじき冬が来るでしょう? そのためのものね。冬になると滅多に採れなくなるし、毛皮は貴族に人気でコートにするんですって」
「なるほどね」
「一応、前回の総出で多少は集まっているけれど、最低でもあと五枚は欲しいわ」
「わかった。じゃあ、それも処理してくれる?」
「いいわよ」
私はどっちのギルドにも登録しているからね。依頼は受けられる。
タグを渡すとパパっと処理をしてくれるヨハンナ。すぐにタグを返してくれた。
「じゃあ、行って来る。念のため、三日の期限がほしいけど、いい?」
「「いいわ。遅くとも、ディエゴさんが来るまでに揃えばいいから」」
「わかった。じゃあね」
「「気をつけてね」」
煩いからユニゾンで話すなと内心で溜息をつくと、もう一度二人にヘラルドへの伝言を頼み、住人たちに可愛がられながら外で待っていた従魔たちを連れて、門の外に出た。
188
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。