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暴かれた嘘
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今までの態度が魔法のせいだったとしても、わたくしとしてはなかったことにはできません。それに、伯父様たちもいろんな可能性を考えて、防御する魔道具などをご用意し、渡しておりました。
けれど、そのことごとくを家族なり使用人なりは身に着けず、ひどいと破壊すらしていたのです。
ですから、もし本当に魔法がかかっている状態だとしても、わたくしにしてみれば自業自得としか言いようがないのです。
学園の長期休暇の時は、カレスティア家に滞在させていただけることになっています。はっきり申し上げて、ジョンパルト家とはもう二度と関わりたくないのです。
それでも、制服一式と残してきた木箱の存在が気になっていただけに、殿下のお申し出はとてもありがたいと感じます。
これで最後だと多少なりとも気合いを入れ、殿下方やオビエス様とお話をしているうちに、ジョンパルト家に到着いたしました。
マウリシオ様の手を借りて馬車を降りますと、他にもう一台馬車があることに気づきました。ジョンパルト家の馬車は奥にあるでしょうから、別の家の馬車でしょう。
その紋章を見ると、カレスティア公爵家のものでした。どうやら伯父様が来ているようです。
エドムンド殿下もそれに気づいたようで、首を傾げています。わたくしにも理由はわかりませんので、首を横にふりました。
その後、エントランスにいた執事が驚いた顔をしました。恐らく、学園が用意したらしい馬車か、入学式に出席していた両親の馬車で先に帰って来た兄とミランダからある程度の話を聞いているようで、わたくしの顔を見て苦々しい顔をしております。
本当にどうでもいいです。
執事に殿下たちを紹介したあと、ジョンパルト伯爵――父のところへと案内するように伝えると、すぐに動きました。どうやら応接室へ行くようです。
「旦那様、第三王子殿下がいらっしゃいました」
執事が扉のノックをしたあと、中の返事を待って扉を開けます。部屋の中には両親と兄とミランダ、カレスティアの伯父様がいらっしゃいました。
両親はわたくしが一緒にいることに目を瞠り、伯父様は安堵したように笑みを浮かべています。そしてエドムンド殿下がいらっしゃったことに驚いてミランダと兄以外は全員立ち上がりましたが、殿下がそれを手で制しました。
「そのままでいい。席についてくれ」
エドムンド殿下の言葉に全員座りましたが……兄もミランダも、いったい何を考えているのでしょうか。わたくしと一緒に来られた男性四人とも、ジョンパルト家よりも身分が上です。
第三王子殿下と侯爵家の令息が二人、オビエス様も公爵家の方だと馬車の中で伺いました。それなのに席を立たないなんて……。
本当にマナーも常識もないのだと改めて感じました。もちろん、兄とミランダの様子を見た伯父様も顔を顰めておりますし、珍しく両親も顔を顰めております。
両親はそれくらいの常識とマナーはあったようで、安心いたしました。
それはともかく。
エドムンド殿下のお言葉に続いてオビエス様を紹介したあと、オビエス様は学園でも使っていた魔法を放ちました。使用した魔法の説明をこの場にいる全員に伝えるオビエス様に、兄もミランダも怯えます。
そして伯父様は魔法の内容を知っているのでしょう。恐らく、三つめの魔法の存在と、どのような魔法かご存じなのだと思います。
落ち着いたところで、エドムンド殿下が話されます。
「学園長から頼まれた手紙を渡すことと、アルマスとミランダ・ジョンパルト伯爵令嬢の処罰を伝えに来た」
「それは……。アルマスにも聞きましたが、本当のことなのでしょうか」
「本当のことだ。オフィリア嬢は立派だというのに……。ジョンパルト伯爵令嬢の教育を間違ったな、伯爵」
冷ややかに言葉を放つエドムンド殿下に、両親は青ざめ俯きます。伯父様も同じように冷ややかな目をしています。
そして学園長からの手紙を渡した殿下は、厳しい目で父の様子を窺っております。一言断ってから手紙を読み始めた父は、進むにつれてその顔色がさらに悪くなっていきました。
横から一緒に手紙を読んでいた伯爵夫人――母も、同じように顔色をなくしていきます。手紙をテーブルの上に置いた父の手が震えています。それは母も同様でした。
「「そ、そんな……っ!」」
悲痛な声で叫びますが、その処罰は覆りません。
そんな二人を見た伯父様は、手紙を持ち上げて読み始めます。その表情はとても楽しそうです。
「本人たちから聞いたようだが、再度申し渡す。手紙にも書いてある通り、アルマスは十日、ジョンパルト伯爵令嬢は一ヶ月間の自宅謹慎だ。その間に勉強をしっかりするように、と学園長は仰せだった。それから、今すぐ、オフィリア嬢の制服一式を全着返すように。そもそも魔力登録がしてあるのに、そちらの令嬢に着られるわけがないだろう? そのことにすら思い至らなかったのか?」
「「……」」
エドムンド殿下の言葉に黙り込む両親に呆れます。どうやら本当に思い至らなかったようです。
それに気づいた殿下も伯父様も、そしてオビエス様も、父をさらに冷ややかな侮蔑の目で見ています。
「ふん、まあいい。すぐさま持ってこさせろ」
「か、かしこまりました」
父がミランダ付きの侍女を呼び、わたくしから取り上げた制服一式を持ってくるように話しますと、侍女はすぐに動きます。けれど、ミランダはまたもや「わたしの制服よ!」と声をあげ、雷を落とされました。
先ほど魔法をかけられて怯えたばかりだというのに、もう忘れたのでしょうか。この記憶力では、Eクラスなのも納得です。
そんな様子を見て、両親はやっとミランダが嘘をついていたと考え始めたようです。
そこから伯父様の説教が始まり、兄もミランダも、そして両親も項垂れています。その途中で制服が届きました。
受け取ってくださったのはエドムンド殿下です。ですが、数が足りずに指摘され、それも持ってこさせました。
「躾のなっていない侍女だな、伯爵」
「も、申し訳ございません! そ、それとですな。殿下方がいらっしゃる前にミランダが言っていたのですが、オフィリアに家で制服を、学園で教科書を破られたと……」
「ほう……? 制服に関して話したばかりなのに、破られたと? それに、教室が違うのに、教科書を破損させられた、と」
「そ、そうなんです、今着ている制服以外、どっちもお姉様に破られ、きゃあぁぁぁっ!」
「「「ミランダ!」」」
ミランダの頭上に、一際色の濃い雷が落ちました。心配そうな声をあげた両親と兄ですが、オビエス様がかけた魔法のことを思い出したのでしょう。
その顔色がどんどん蒼白になっていきます。
「制服と教科書が他者に破られたなど、あり得ない。理由はわかるだろう? 伯爵夫妻、アルマス」
「「「……っ」」」
「学園長もおっしゃっていたし、先ほども言った通り、制服も教科書も、個別に魔力登録がなされている。破けるのは本人だけだ」
「え……っ!?」
エドムンド殿下の言葉に兄と両親は苦々しい顔をし、ミランダは荒い息をつきながらも、驚いた声をあげました。入学案内書に書かれていたのに、知らなかったのでしょうか。
学園でも学園長に説明されていましたのに……。つい先ほどのことなのに、まさか学園長からの説明を、憶えていないのでしょうか。
エドムンド殿下が指摘すると、ミランダは「知らない、憶えていない」と言いました。
今度は嘘ではなかったようで、雷は落ちませんでした。つまり、学園長の話を聞いていなかったと、言外に申告したのですが……ミランダはわかっていないようです。
「嘘をつくのも大概にせよ! 教科書は今日配られたばかりだぞ? しかも、伯爵家に帰るどころか、教室を出る前に二人は私のところ――Sクラスに来て、それから今までずっとオフィリア嬢と一緒にいた。それなのに、どうやって教科書を破く時間があったというのだ!」
「……っ!」
エドムンド殿下のご指摘と叱責に、ミランダはとうとう顔面蒼白になり、黙り込みました。
けれど、そのことごとくを家族なり使用人なりは身に着けず、ひどいと破壊すらしていたのです。
ですから、もし本当に魔法がかかっている状態だとしても、わたくしにしてみれば自業自得としか言いようがないのです。
学園の長期休暇の時は、カレスティア家に滞在させていただけることになっています。はっきり申し上げて、ジョンパルト家とはもう二度と関わりたくないのです。
それでも、制服一式と残してきた木箱の存在が気になっていただけに、殿下のお申し出はとてもありがたいと感じます。
これで最後だと多少なりとも気合いを入れ、殿下方やオビエス様とお話をしているうちに、ジョンパルト家に到着いたしました。
マウリシオ様の手を借りて馬車を降りますと、他にもう一台馬車があることに気づきました。ジョンパルト家の馬車は奥にあるでしょうから、別の家の馬車でしょう。
その紋章を見ると、カレスティア公爵家のものでした。どうやら伯父様が来ているようです。
エドムンド殿下もそれに気づいたようで、首を傾げています。わたくしにも理由はわかりませんので、首を横にふりました。
その後、エントランスにいた執事が驚いた顔をしました。恐らく、学園が用意したらしい馬車か、入学式に出席していた両親の馬車で先に帰って来た兄とミランダからある程度の話を聞いているようで、わたくしの顔を見て苦々しい顔をしております。
本当にどうでもいいです。
執事に殿下たちを紹介したあと、ジョンパルト伯爵――父のところへと案内するように伝えると、すぐに動きました。どうやら応接室へ行くようです。
「旦那様、第三王子殿下がいらっしゃいました」
執事が扉のノックをしたあと、中の返事を待って扉を開けます。部屋の中には両親と兄とミランダ、カレスティアの伯父様がいらっしゃいました。
両親はわたくしが一緒にいることに目を瞠り、伯父様は安堵したように笑みを浮かべています。そしてエドムンド殿下がいらっしゃったことに驚いてミランダと兄以外は全員立ち上がりましたが、殿下がそれを手で制しました。
「そのままでいい。席についてくれ」
エドムンド殿下の言葉に全員座りましたが……兄もミランダも、いったい何を考えているのでしょうか。わたくしと一緒に来られた男性四人とも、ジョンパルト家よりも身分が上です。
第三王子殿下と侯爵家の令息が二人、オビエス様も公爵家の方だと馬車の中で伺いました。それなのに席を立たないなんて……。
本当にマナーも常識もないのだと改めて感じました。もちろん、兄とミランダの様子を見た伯父様も顔を顰めておりますし、珍しく両親も顔を顰めております。
両親はそれくらいの常識とマナーはあったようで、安心いたしました。
それはともかく。
エドムンド殿下のお言葉に続いてオビエス様を紹介したあと、オビエス様は学園でも使っていた魔法を放ちました。使用した魔法の説明をこの場にいる全員に伝えるオビエス様に、兄もミランダも怯えます。
そして伯父様は魔法の内容を知っているのでしょう。恐らく、三つめの魔法の存在と、どのような魔法かご存じなのだと思います。
落ち着いたところで、エドムンド殿下が話されます。
「学園長から頼まれた手紙を渡すことと、アルマスとミランダ・ジョンパルト伯爵令嬢の処罰を伝えに来た」
「それは……。アルマスにも聞きましたが、本当のことなのでしょうか」
「本当のことだ。オフィリア嬢は立派だというのに……。ジョンパルト伯爵令嬢の教育を間違ったな、伯爵」
冷ややかに言葉を放つエドムンド殿下に、両親は青ざめ俯きます。伯父様も同じように冷ややかな目をしています。
そして学園長からの手紙を渡した殿下は、厳しい目で父の様子を窺っております。一言断ってから手紙を読み始めた父は、進むにつれてその顔色がさらに悪くなっていきました。
横から一緒に手紙を読んでいた伯爵夫人――母も、同じように顔色をなくしていきます。手紙をテーブルの上に置いた父の手が震えています。それは母も同様でした。
「「そ、そんな……っ!」」
悲痛な声で叫びますが、その処罰は覆りません。
そんな二人を見た伯父様は、手紙を持ち上げて読み始めます。その表情はとても楽しそうです。
「本人たちから聞いたようだが、再度申し渡す。手紙にも書いてある通り、アルマスは十日、ジョンパルト伯爵令嬢は一ヶ月間の自宅謹慎だ。その間に勉強をしっかりするように、と学園長は仰せだった。それから、今すぐ、オフィリア嬢の制服一式を全着返すように。そもそも魔力登録がしてあるのに、そちらの令嬢に着られるわけがないだろう? そのことにすら思い至らなかったのか?」
「「……」」
エドムンド殿下の言葉に黙り込む両親に呆れます。どうやら本当に思い至らなかったようです。
それに気づいた殿下も伯父様も、そしてオビエス様も、父をさらに冷ややかな侮蔑の目で見ています。
「ふん、まあいい。すぐさま持ってこさせろ」
「か、かしこまりました」
父がミランダ付きの侍女を呼び、わたくしから取り上げた制服一式を持ってくるように話しますと、侍女はすぐに動きます。けれど、ミランダはまたもや「わたしの制服よ!」と声をあげ、雷を落とされました。
先ほど魔法をかけられて怯えたばかりだというのに、もう忘れたのでしょうか。この記憶力では、Eクラスなのも納得です。
そんな様子を見て、両親はやっとミランダが嘘をついていたと考え始めたようです。
そこから伯父様の説教が始まり、兄もミランダも、そして両親も項垂れています。その途中で制服が届きました。
受け取ってくださったのはエドムンド殿下です。ですが、数が足りずに指摘され、それも持ってこさせました。
「躾のなっていない侍女だな、伯爵」
「も、申し訳ございません! そ、それとですな。殿下方がいらっしゃる前にミランダが言っていたのですが、オフィリアに家で制服を、学園で教科書を破られたと……」
「ほう……? 制服に関して話したばかりなのに、破られたと? それに、教室が違うのに、教科書を破損させられた、と」
「そ、そうなんです、今着ている制服以外、どっちもお姉様に破られ、きゃあぁぁぁっ!」
「「「ミランダ!」」」
ミランダの頭上に、一際色の濃い雷が落ちました。心配そうな声をあげた両親と兄ですが、オビエス様がかけた魔法のことを思い出したのでしょう。
その顔色がどんどん蒼白になっていきます。
「制服と教科書が他者に破られたなど、あり得ない。理由はわかるだろう? 伯爵夫妻、アルマス」
「「「……っ」」」
「学園長もおっしゃっていたし、先ほども言った通り、制服も教科書も、個別に魔力登録がなされている。破けるのは本人だけだ」
「え……っ!?」
エドムンド殿下の言葉に兄と両親は苦々しい顔をし、ミランダは荒い息をつきながらも、驚いた声をあげました。入学案内書に書かれていたのに、知らなかったのでしょうか。
学園でも学園長に説明されていましたのに……。つい先ほどのことなのに、まさか学園長からの説明を、憶えていないのでしょうか。
エドムンド殿下が指摘すると、ミランダは「知らない、憶えていない」と言いました。
今度は嘘ではなかったようで、雷は落ちませんでした。つまり、学園長の話を聞いていなかったと、言外に申告したのですが……ミランダはわかっていないようです。
「嘘をつくのも大概にせよ! 教科書は今日配られたばかりだぞ? しかも、伯爵家に帰るどころか、教室を出る前に二人は私のところ――Sクラスに来て、それから今までずっとオフィリア嬢と一緒にいた。それなのに、どうやって教科書を破く時間があったというのだ!」
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