25 / 37
後日談:クロスオーバー
しおりを挟む
「嘘さえ愛しく」を書くきっかけになったお話「雨さえやさしく」のキャラとのクロスオーバーです。
◇◇◇
珍しく仕事終わりの時間が重なって、龍介と椿は駅近のファミレスに入っていた。
椿に早坂という恋人ができてからというもの、なんとなく「ただの夕メシ」さえ複雑な意味合いを持ってしまう気がして疎遠になっていたから、実に久し振りのことだ。
自分に可愛い恋人ができたから、という現金な話ではない。
ーーいや、やっぱりそうか?
百樹と過ごしていると、なにか気負いや過去へのこだわりといったものが、いつのまにか霧散してしまうのだ。
なので自分のほうはもうまったくわだかまりなどないというのに、椿はなんだか落ち着かない様子だった。
いつものようにお互いの仕事のことなど適当に報告し、雑談をする。その合間にちらちらとこちらをうかがう。それでいて、受け止めようとすればさっとそらす。
なんなんだ、まったく。
「……こういう、普通のメシでも他の男と喰ったらダメだって言われてるのか、早坂に」
「そ、」
豚肉とキャベツのポン酢かけ定食をつついていた椿が、言葉に詰まる。
「そんなことは、な、い……!」
「ああもう、ほら、水飲め、水」
椿は促されるまますっかり汗の浮いていた水のグラスを取り、口に含む。
「じゃあなんだ。さっきから人の顔ちらちら見て」
ずばり核心に踏み込むと、椿はう、と短く唸った。
「その……」
「なんだ」
「あの……」
「だからなんだって」
どうにも歯切れが悪い。じっと睨んでやると、ようやく椿はもこもごと口ごもりながらも言葉を絞り出した。
「この間カフェで一緒にいた子と、付き合ってたり……する?」
「なんだそんなことか。ーーああ」
といってもあの時点ではまだ正式に付き合ってはいなかった。寝てはいたけど。ーーなどということをうっかり口走ろうものなら、この生真面目な幼馴染は今度こそ豚肉を喉に詰まらせて窒息死してしまうに違いない。だからごく簡潔に答えたのに、椿はまだ落ち着かない様子で視線をさまよわせている。
「そ、そっか、付き合って……」
まさか椿に限って、振った相手にいまさら未練がという話でもないだろうが、他にこんなに挙動不審になられる理由も見当たらない。
訝しく思っている間に、椿はいっそう顔をこわばらせた。
「……俺がこんなこと言う筋合いないのかもしれないけど」
「うん?」
「いくら好きでも、大人として、未成年に手を出すのはやっぱりまずいと思う……!!!!」
龍介は、クリームソーダを盛大に吹き出した。
◇◇◇
「ただいま帰りましたー。……椿さん?」
その夜、早坂晴臣は半ば自室と化している恋人の部屋に帰宅するなり、眉を顰めた。
本来なら自分の部屋はこの真上なのだが、お互いの都合が合う日には、こちらの部屋で過ごすことが多い。
それはそれとして。
いつだったか椿から贈られたネクタイをゆるめながら、なぜかソファで膝を抱えている本人の隣へ腰をおろした。膝を抱えた上にクッションに顔を埋めて、なにやらぼーっとしている。
「どうかしました?」
たしか今日は龍介と夕食に行ったはず。特に催促したことはないのだが、律儀にその旨を告げるLINEが入っていたから、そこまでは把握していた。
その席でなにかが?
根気よく返答を待つ。やがて椿はぼそりと言った。
「……いつだったか、カフェで会った彼と龍介、やっぱり付き合ってるそうです」
「うん、まあそうでしょうね」
応じると、椿はクッションから弾かれるように面を上げた。
「知ってたんですか?」
「いやいや、あのとき見かけただけですよ。でもまあ雰囲気で」
厳密には、付き合ってるかどうかは定かではなかった。でも、お互いに好意を寄せているのは見え見えだったと思う。
「そうじゃなきゃトマトあーんとかしないでしょ」
「そ、そうだけど、でも、先方が未成年みたいに見えたから……! 親戚の子とかって可能性もあるし、むしろそうであってくれって俺は」
「……それは、どういう意味かな?」
意図したわけではないのだが、ほんの少し声が低くなってしまった。ソファの背もたれに頬杖をつき、椿の横顔をまじまじと見る。
椿はそんな晴臣の「まさか、いまさら惜しくなったわけじゃないですよね」オーラになど、まったく気づかぬ様子で吐き出した。
「だって未成年に手を出すなんて、犯罪だろ……!」
いくら当人同士が好き合ってても、ダメ、絶対。
真剣な顔でくり返すから、晴臣は思わず吹き出した。こちらはなにも口に含んではいないのが幸いだった。
ひとしきり笑って面を上げると、椿は大変な仏頂面だ。そんな顔もまた可愛い、とはもちろん言わないでおく。
「それだけはちゃんと確認しないと、と思って」
多少発想が飛躍しているとはいえ、たしかに実際未成年だったなら大ごとだ。ある意味では椿の行動は正しいと言えなくもない。
が。
「話が見えてきました。それ岡さんご本人に確認しちゃったんですね。それで、あとから失礼だったかなと思ってちょっとへこんでる、と」
「……そうです」
それはそれは龍介も本当にお気の毒だ。
「で、結局違ったんですよね。その様子だと」
「……二十歳だし、社会人で、俺たちよりよっぽど厳しい世界で仕事してるって言ってました」
「へえ。厳しい世界ってなんでしょうね。あんまりそんな感じもしなかったけど。まあ、とにかく成人だってことが確認できたなら、良かったじゃないですか」
「うん……」
「他になにか心配なことが?」
「心配というか」と、椿は、まるで自分でも自分の考えをまだまとめきれていない様子でぼんやりと天上を見上げた。
「へこんでたのもありますけど、なんか、圧倒されてしまって」
「圧倒?」
「俺、凄く失礼なこと言ったのに、龍介の奴、笑って言ったんですよ。ーー『ももを心配してくれてありがとう』って」
『ももを心配してくれてありがとう』
「ーー俺を、とかじゃないんだ」
「うん……またその顔が凄くやさしくて……そういう顔をする奴だったかなって」
椿はひとりごとのように呟いて、ふたたび抱いたクッションにあごをのせる。その横顔にはかすかな淋しさの色があった。
きっと本人はそんなことに気がついていないのだろうけど。
龍介のことは晴臣も気にかけてはいた。恋に順番はないものの、ずっと寄り添っていた彼から椿を奪ったような形になったのだから。
ーーまあ俺が恨まれるのなんかは全然よくて。
椿が数少ない友人と自分のせいで疎遠になるのは、晴臣の望むところではない。
ーーだけど、いい恋してるっぽいじゃないですか、岡さん。
だったらもう、こちらも遠慮はなにもいらないわけだ。
晴臣はまだ物思いに沈む椿の華奢な首を抱き寄せた。
LINEさえしておけば、俺が本当に全然まったく1ミリも嫉妬なんかしないとこの人は信じてるんだろうな、と思いながら。
「そろそろ俺のことだけ考えてもらっていいですか?」
一瞬よぎった「あの子、どこかで見たことあるような気もするんだよな……」という考えも、次第に激しくなる口づけのあわいに消えていった。
〈了〉
20210430
◇◇◇
珍しく仕事終わりの時間が重なって、龍介と椿は駅近のファミレスに入っていた。
椿に早坂という恋人ができてからというもの、なんとなく「ただの夕メシ」さえ複雑な意味合いを持ってしまう気がして疎遠になっていたから、実に久し振りのことだ。
自分に可愛い恋人ができたから、という現金な話ではない。
ーーいや、やっぱりそうか?
百樹と過ごしていると、なにか気負いや過去へのこだわりといったものが、いつのまにか霧散してしまうのだ。
なので自分のほうはもうまったくわだかまりなどないというのに、椿はなんだか落ち着かない様子だった。
いつものようにお互いの仕事のことなど適当に報告し、雑談をする。その合間にちらちらとこちらをうかがう。それでいて、受け止めようとすればさっとそらす。
なんなんだ、まったく。
「……こういう、普通のメシでも他の男と喰ったらダメだって言われてるのか、早坂に」
「そ、」
豚肉とキャベツのポン酢かけ定食をつついていた椿が、言葉に詰まる。
「そんなことは、な、い……!」
「ああもう、ほら、水飲め、水」
椿は促されるまますっかり汗の浮いていた水のグラスを取り、口に含む。
「じゃあなんだ。さっきから人の顔ちらちら見て」
ずばり核心に踏み込むと、椿はう、と短く唸った。
「その……」
「なんだ」
「あの……」
「だからなんだって」
どうにも歯切れが悪い。じっと睨んでやると、ようやく椿はもこもごと口ごもりながらも言葉を絞り出した。
「この間カフェで一緒にいた子と、付き合ってたり……する?」
「なんだそんなことか。ーーああ」
といってもあの時点ではまだ正式に付き合ってはいなかった。寝てはいたけど。ーーなどということをうっかり口走ろうものなら、この生真面目な幼馴染は今度こそ豚肉を喉に詰まらせて窒息死してしまうに違いない。だからごく簡潔に答えたのに、椿はまだ落ち着かない様子で視線をさまよわせている。
「そ、そっか、付き合って……」
まさか椿に限って、振った相手にいまさら未練がという話でもないだろうが、他にこんなに挙動不審になられる理由も見当たらない。
訝しく思っている間に、椿はいっそう顔をこわばらせた。
「……俺がこんなこと言う筋合いないのかもしれないけど」
「うん?」
「いくら好きでも、大人として、未成年に手を出すのはやっぱりまずいと思う……!!!!」
龍介は、クリームソーダを盛大に吹き出した。
◇◇◇
「ただいま帰りましたー。……椿さん?」
その夜、早坂晴臣は半ば自室と化している恋人の部屋に帰宅するなり、眉を顰めた。
本来なら自分の部屋はこの真上なのだが、お互いの都合が合う日には、こちらの部屋で過ごすことが多い。
それはそれとして。
いつだったか椿から贈られたネクタイをゆるめながら、なぜかソファで膝を抱えている本人の隣へ腰をおろした。膝を抱えた上にクッションに顔を埋めて、なにやらぼーっとしている。
「どうかしました?」
たしか今日は龍介と夕食に行ったはず。特に催促したことはないのだが、律儀にその旨を告げるLINEが入っていたから、そこまでは把握していた。
その席でなにかが?
根気よく返答を待つ。やがて椿はぼそりと言った。
「……いつだったか、カフェで会った彼と龍介、やっぱり付き合ってるそうです」
「うん、まあそうでしょうね」
応じると、椿はクッションから弾かれるように面を上げた。
「知ってたんですか?」
「いやいや、あのとき見かけただけですよ。でもまあ雰囲気で」
厳密には、付き合ってるかどうかは定かではなかった。でも、お互いに好意を寄せているのは見え見えだったと思う。
「そうじゃなきゃトマトあーんとかしないでしょ」
「そ、そうだけど、でも、先方が未成年みたいに見えたから……! 親戚の子とかって可能性もあるし、むしろそうであってくれって俺は」
「……それは、どういう意味かな?」
意図したわけではないのだが、ほんの少し声が低くなってしまった。ソファの背もたれに頬杖をつき、椿の横顔をまじまじと見る。
椿はそんな晴臣の「まさか、いまさら惜しくなったわけじゃないですよね」オーラになど、まったく気づかぬ様子で吐き出した。
「だって未成年に手を出すなんて、犯罪だろ……!」
いくら当人同士が好き合ってても、ダメ、絶対。
真剣な顔でくり返すから、晴臣は思わず吹き出した。こちらはなにも口に含んではいないのが幸いだった。
ひとしきり笑って面を上げると、椿は大変な仏頂面だ。そんな顔もまた可愛い、とはもちろん言わないでおく。
「それだけはちゃんと確認しないと、と思って」
多少発想が飛躍しているとはいえ、たしかに実際未成年だったなら大ごとだ。ある意味では椿の行動は正しいと言えなくもない。
が。
「話が見えてきました。それ岡さんご本人に確認しちゃったんですね。それで、あとから失礼だったかなと思ってちょっとへこんでる、と」
「……そうです」
それはそれは龍介も本当にお気の毒だ。
「で、結局違ったんですよね。その様子だと」
「……二十歳だし、社会人で、俺たちよりよっぽど厳しい世界で仕事してるって言ってました」
「へえ。厳しい世界ってなんでしょうね。あんまりそんな感じもしなかったけど。まあ、とにかく成人だってことが確認できたなら、良かったじゃないですか」
「うん……」
「他になにか心配なことが?」
「心配というか」と、椿は、まるで自分でも自分の考えをまだまとめきれていない様子でぼんやりと天上を見上げた。
「へこんでたのもありますけど、なんか、圧倒されてしまって」
「圧倒?」
「俺、凄く失礼なこと言ったのに、龍介の奴、笑って言ったんですよ。ーー『ももを心配してくれてありがとう』って」
『ももを心配してくれてありがとう』
「ーー俺を、とかじゃないんだ」
「うん……またその顔が凄くやさしくて……そういう顔をする奴だったかなって」
椿はひとりごとのように呟いて、ふたたび抱いたクッションにあごをのせる。その横顔にはかすかな淋しさの色があった。
きっと本人はそんなことに気がついていないのだろうけど。
龍介のことは晴臣も気にかけてはいた。恋に順番はないものの、ずっと寄り添っていた彼から椿を奪ったような形になったのだから。
ーーまあ俺が恨まれるのなんかは全然よくて。
椿が数少ない友人と自分のせいで疎遠になるのは、晴臣の望むところではない。
ーーだけど、いい恋してるっぽいじゃないですか、岡さん。
だったらもう、こちらも遠慮はなにもいらないわけだ。
晴臣はまだ物思いに沈む椿の華奢な首を抱き寄せた。
LINEさえしておけば、俺が本当に全然まったく1ミリも嫉妬なんかしないとこの人は信じてるんだろうな、と思いながら。
「そろそろ俺のことだけ考えてもらっていいですか?」
一瞬よぎった「あの子、どこかで見たことあるような気もするんだよな……」という考えも、次第に激しくなる口づけのあわいに消えていった。
〈了〉
20210430
0
あなたにおすすめの小説
大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)
子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ
喰われるなんて聞いてないんだが(?)
俺はただ、
いちご狩りに誘われただけだが。
なのに──
誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に
なぜか俺が捕まって食われる展開に?
ちょっと待てい。
意味がわからないんだが!
いちご狩りから始まる
ケンカップルいちゃらぶBL
※大人描写のある話はタイトルに『※』あり
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。
陽七 葵
BL
主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。
しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。
蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。
だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。
そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。
そこから物語は始まるのだが——。
実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。
素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる