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7話: 関係性の変化
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アズライトは、食材と聖女のレシピ本でパンパンのリュックをキッチンに置くと、リデルの研究室へ向かった。
「ただいま戻りました。」
「おかえり。すまない、今手が離せない。」
リデルは小さな魔道具にピースを嵌め込み、銀色の瞳を細めていた。繊細な指の動きに、アズライトの視線が吸い寄せられる。リデルがチラリと彼女を見ると、口元が緩んだ。
(リデル様が私を見て笑った。ただそれだけのことなのに。こんなに苦しいなんて。認めるしかないな。私、リデル様が好きだわ)
「アズライト?」
リデルの真剣な表情に見惚れ、アズライトはその場に立ちすくんでいた。リデルに声をかけられ慌ててその場を立ち去った。
「あ、はい! 食材を片付けてきますね!」
食材を保冷庫にしまいながら、アズライトは自分の気持ちと向き合っていた。
(逃げてきちゃった。だって恥ずかしすぎたからもの。どうしよう、好きにならない、迫らないって約束したのに)
「すまない、手伝えなかったな」
アズライトが手に持っていた魚を、リデルがそっと受け取って保冷庫に放り込んだ。さりげない優しさに、彼女の胸がドキドキした。アズライトは照れを隠したくて大袈裟に顔を仰いで見せた。
「いやー、階段、けっこう疲れますね。ちょっと暑くなっちゃいました。」
「本当だ、額に汗が。」
リデルがひんやりした手の甲でアズライトの額に触れ、アズライトはリデルの顔をまともに見られない。
「無理するなよ」
(男の人に優しくされるの初めてかも。これは……この気持ちはどうしたらいいの)
◯お風呂の準備(4日目)
アズライトは少しでも落ち着くため、クールタイプの入浴剤を選んだ。
(まずい。心を落ち着けないと体質の制御が乱れそう)
アズライトの体質は触れた魔力を剥がせるというものだ。普段は意識して行えるが、感情の昂りが起こると無差別に発動することがある。アズライトはそれを恐れていた。
(一気にやってしまうと体力がやばい。こんな格好で倒れられないよ)
青い入浴剤で湯を満たし、カミソリと石鹸を準備した。鏡に映るビキニ水着の自分の姿が気になり、浴室を湯気で満たした。
(あーっ、ビキニなんて着るんじゃなかった。昨日は見られても平気だったのに、なんか恥ずかしい……)
「アズライト、入っていいか?」
「はい、どうぞ!」
リデルが浴槽に浸かり、濡れた髪を払う仕草にアズライトの心がざわついた。
「ミントの香りがいい。少しひんやりするな」
(うっかり入れすぎだのに少しかぁ。髪の呪いは離せたけど、まだ感覚は鈍いんだな。ほんと可哀想……恥ずかしがってる場合じゃないよね)
「今日は髭剃りとできる限りの、呪いを剥がします。いいですか?」
「頼む。だが、無理はするなよ。」
◯呪い剥がしと髭剃り(4日目)
「そろそろお髭を剃りましょうか」
リデルの髪と髭を丁寧にシャンプーし魔力を剥がしておいた。髪の魔力は特に抵抗なく剥がせたのに。髭の魔力は少し手こずりアズライトの体力を奪った。
髭には「伸」の文字が刻まれ、胸まで伸びたのは呪いのせいだと一目でわかった。
「うん、そうだな……うん」とリデルの返事は曖昧だった。
「もしかして、名残惜しいですか?」
「俺は髭が生えにくい体質でな。珍しさを楽しんでたんだ」
リデルは首を傾げて指先で髭を弄んでいる。アズライトは戸惑ったが、心を鬼にした。リデルの悪評の一部はこの身だしなみにあるからだ。
「でも、私はリデル様の素顔を見てみたいです」
「よし、やってくれ」
あまりの変わり身の速さに、アズライトは石鹸をポロリと落とした。
「いいんですか……?」
「約束したことだし、俺もアズライトに顔を見てほしい」
リデルの笑顔に、アズライトは抑えていた恋心がざわめくのを感じる。
(聖女様はどうしてこの人を置いていけたのよ……本当にわからない)
「では、いきますよ」
浴槽の縁にリデルを座らせ、アズライトはよく泡立てた石鹸を彼の顔に塗った。カミソリで丁寧に剃りながら、呪いが戻らないよう丁寧にみていく。
「リデル様、じっとしててくださいね!」
間近で目が合った瞬間、アズライトは視線を逸らし、手元に集中した。リデルは彼女の手元を見つめ、柔らかい笑みを浮かべる。
「なんだか慣れないな……」
「は、はいっ、すみません!」
隠されていた顎のラインと唇が徐々に現れてきた。
「顔が軽い……スースーする」
「ははっ、髭の重さですか」
髭が床に落ちていく。石鹸の泡を足し、最後の仕上げにかかる。アズライトはふらっとよろけ、体の異変を感じたが、仕事をやり遂げたかった。
「できた……」
初めて見たリデルの顔は、想像と少し違った。細い顎、薄く大きな唇、口角が自然に上がった柔らかい表情。中性的で、女性と間違えられてもおかしくない顔立ちだ。
「童顔なんですね」
「よく言われる」
リデルの年齢は18歳のアズライトよりも5つ上の23歳だ。アズライトは同年代から年下に見えると感じていた。
「君の手は器用だな。俺が知らない能力をまだ隠していそうだ」
「どうでしょうね……あればいいのですが。見つけてくれますか?」
(あ。浮かれて変なこと言っちゃった。リデル様、気にしてないよね?)
アズライトは慌てて髪をいじり、視線を逸らした。リデルは軽く笑って、顎を撫でた。
「俺でよければそうしようか」
それから、アズライトはリデルの右腕に触れ、呪いを剥がしていく。剥がした呪いは純粋な魔力に変換され、リデルの中に染み込んでいった。
(聖女の呪いは強いのね……指先が痛い)
「ありがとう」
集中してリデルの呪いを剥がしていたためリデルの顔が近づいていることに気づかなかった。
アズライトの肩が驚きでびくっと跳ねる。
目を細めたリデルは、アズライトの手に自分の手を重ねた。
「君が触れた部分から楽になるよ。それに、聖女の魔力を感じる。とても、懐かしい感覚だ」
褒められて嬉しいのに、寂しそうに笑うリデルをみて、アズライトは泣きたい気持ちになった。
(リデル様はまだ聖女様のことが好きなんだ。こんなめにあわされてるのに)
「では、続けますね」
腕から指先まで念入りに魔力を剥ガしながらアズライトはリデルの過去について考えていた。
(あぁ痛い。聖女の執着が、リデル様に残ってるみたい。聖女様はよく降臨されるけど、この世界に残ってはくださらない。リデル様は、ついていきたかったのかな……)
「君のような逸材が生まれていたとはな。魔法省は君が入省したことを感謝すべきだ」
「そんな、大袈裟ですよ」
(ぜひきてくれと言われたよね……たしかに)
「俺も、君に出会えたことを嬉しく思っている」
(リデル様の瞳って本当にキラキラしてる。綺麗な銀色で、虹彩は星空似てる)
「君、開発部署を希望してたんだろ?」
綺麗な瞳を見つめていたかったが、リデルがすっと、視線を落とした。
「俺のせいで、君の希望を奪ったのかもしれない。すまない。」
(確かにそう。私は村のみんなに届けられるような魔道具の制作がしたくて魔法省に入ったんだけど。やっぱりリデル様のために配属されたんだ……)
「いえ、リデル様の役に立てるなら!」
(この言葉に嘘はない。今期の査定で結果を出して来年は行くつもりだしね)
「君から学ぶことは多そうだ」
「まずはお掃除の仕方を教えてあげますよ」
「そうだな、頼むよ」
言葉の裏を読めないアズライトを、リデルは笑わなかった。
(男の人と二人きりですごすの初めてかもなぁ……)
目が合うと笑いあい、二人はお互いの故郷の話を教え合った。ゆっくりとした時間が過ぎて、右半身の呪いが大きく軽減し、左半身も少し楽になったところで今日の仕事は終了時間となった。
「ただいま戻りました。」
「おかえり。すまない、今手が離せない。」
リデルは小さな魔道具にピースを嵌め込み、銀色の瞳を細めていた。繊細な指の動きに、アズライトの視線が吸い寄せられる。リデルがチラリと彼女を見ると、口元が緩んだ。
(リデル様が私を見て笑った。ただそれだけのことなのに。こんなに苦しいなんて。認めるしかないな。私、リデル様が好きだわ)
「アズライト?」
リデルの真剣な表情に見惚れ、アズライトはその場に立ちすくんでいた。リデルに声をかけられ慌ててその場を立ち去った。
「あ、はい! 食材を片付けてきますね!」
食材を保冷庫にしまいながら、アズライトは自分の気持ちと向き合っていた。
(逃げてきちゃった。だって恥ずかしすぎたからもの。どうしよう、好きにならない、迫らないって約束したのに)
「すまない、手伝えなかったな」
アズライトが手に持っていた魚を、リデルがそっと受け取って保冷庫に放り込んだ。さりげない優しさに、彼女の胸がドキドキした。アズライトは照れを隠したくて大袈裟に顔を仰いで見せた。
「いやー、階段、けっこう疲れますね。ちょっと暑くなっちゃいました。」
「本当だ、額に汗が。」
リデルがひんやりした手の甲でアズライトの額に触れ、アズライトはリデルの顔をまともに見られない。
「無理するなよ」
(男の人に優しくされるの初めてかも。これは……この気持ちはどうしたらいいの)
◯お風呂の準備(4日目)
アズライトは少しでも落ち着くため、クールタイプの入浴剤を選んだ。
(まずい。心を落ち着けないと体質の制御が乱れそう)
アズライトの体質は触れた魔力を剥がせるというものだ。普段は意識して行えるが、感情の昂りが起こると無差別に発動することがある。アズライトはそれを恐れていた。
(一気にやってしまうと体力がやばい。こんな格好で倒れられないよ)
青い入浴剤で湯を満たし、カミソリと石鹸を準備した。鏡に映るビキニ水着の自分の姿が気になり、浴室を湯気で満たした。
(あーっ、ビキニなんて着るんじゃなかった。昨日は見られても平気だったのに、なんか恥ずかしい……)
「アズライト、入っていいか?」
「はい、どうぞ!」
リデルが浴槽に浸かり、濡れた髪を払う仕草にアズライトの心がざわついた。
「ミントの香りがいい。少しひんやりするな」
(うっかり入れすぎだのに少しかぁ。髪の呪いは離せたけど、まだ感覚は鈍いんだな。ほんと可哀想……恥ずかしがってる場合じゃないよね)
「今日は髭剃りとできる限りの、呪いを剥がします。いいですか?」
「頼む。だが、無理はするなよ。」
◯呪い剥がしと髭剃り(4日目)
「そろそろお髭を剃りましょうか」
リデルの髪と髭を丁寧にシャンプーし魔力を剥がしておいた。髪の魔力は特に抵抗なく剥がせたのに。髭の魔力は少し手こずりアズライトの体力を奪った。
髭には「伸」の文字が刻まれ、胸まで伸びたのは呪いのせいだと一目でわかった。
「うん、そうだな……うん」とリデルの返事は曖昧だった。
「もしかして、名残惜しいですか?」
「俺は髭が生えにくい体質でな。珍しさを楽しんでたんだ」
リデルは首を傾げて指先で髭を弄んでいる。アズライトは戸惑ったが、心を鬼にした。リデルの悪評の一部はこの身だしなみにあるからだ。
「でも、私はリデル様の素顔を見てみたいです」
「よし、やってくれ」
あまりの変わり身の速さに、アズライトは石鹸をポロリと落とした。
「いいんですか……?」
「約束したことだし、俺もアズライトに顔を見てほしい」
リデルの笑顔に、アズライトは抑えていた恋心がざわめくのを感じる。
(聖女様はどうしてこの人を置いていけたのよ……本当にわからない)
「では、いきますよ」
浴槽の縁にリデルを座らせ、アズライトはよく泡立てた石鹸を彼の顔に塗った。カミソリで丁寧に剃りながら、呪いが戻らないよう丁寧にみていく。
「リデル様、じっとしててくださいね!」
間近で目が合った瞬間、アズライトは視線を逸らし、手元に集中した。リデルは彼女の手元を見つめ、柔らかい笑みを浮かべる。
「なんだか慣れないな……」
「は、はいっ、すみません!」
隠されていた顎のラインと唇が徐々に現れてきた。
「顔が軽い……スースーする」
「ははっ、髭の重さですか」
髭が床に落ちていく。石鹸の泡を足し、最後の仕上げにかかる。アズライトはふらっとよろけ、体の異変を感じたが、仕事をやり遂げたかった。
「できた……」
初めて見たリデルの顔は、想像と少し違った。細い顎、薄く大きな唇、口角が自然に上がった柔らかい表情。中性的で、女性と間違えられてもおかしくない顔立ちだ。
「童顔なんですね」
「よく言われる」
リデルの年齢は18歳のアズライトよりも5つ上の23歳だ。アズライトは同年代から年下に見えると感じていた。
「君の手は器用だな。俺が知らない能力をまだ隠していそうだ」
「どうでしょうね……あればいいのですが。見つけてくれますか?」
(あ。浮かれて変なこと言っちゃった。リデル様、気にしてないよね?)
アズライトは慌てて髪をいじり、視線を逸らした。リデルは軽く笑って、顎を撫でた。
「俺でよければそうしようか」
それから、アズライトはリデルの右腕に触れ、呪いを剥がしていく。剥がした呪いは純粋な魔力に変換され、リデルの中に染み込んでいった。
(聖女の呪いは強いのね……指先が痛い)
「ありがとう」
集中してリデルの呪いを剥がしていたためリデルの顔が近づいていることに気づかなかった。
アズライトの肩が驚きでびくっと跳ねる。
目を細めたリデルは、アズライトの手に自分の手を重ねた。
「君が触れた部分から楽になるよ。それに、聖女の魔力を感じる。とても、懐かしい感覚だ」
褒められて嬉しいのに、寂しそうに笑うリデルをみて、アズライトは泣きたい気持ちになった。
(リデル様はまだ聖女様のことが好きなんだ。こんなめにあわされてるのに)
「では、続けますね」
腕から指先まで念入りに魔力を剥ガしながらアズライトはリデルの過去について考えていた。
(あぁ痛い。聖女の執着が、リデル様に残ってるみたい。聖女様はよく降臨されるけど、この世界に残ってはくださらない。リデル様は、ついていきたかったのかな……)
「君のような逸材が生まれていたとはな。魔法省は君が入省したことを感謝すべきだ」
「そんな、大袈裟ですよ」
(ぜひきてくれと言われたよね……たしかに)
「俺も、君に出会えたことを嬉しく思っている」
(リデル様の瞳って本当にキラキラしてる。綺麗な銀色で、虹彩は星空似てる)
「君、開発部署を希望してたんだろ?」
綺麗な瞳を見つめていたかったが、リデルがすっと、視線を落とした。
「俺のせいで、君の希望を奪ったのかもしれない。すまない。」
(確かにそう。私は村のみんなに届けられるような魔道具の制作がしたくて魔法省に入ったんだけど。やっぱりリデル様のために配属されたんだ……)
「いえ、リデル様の役に立てるなら!」
(この言葉に嘘はない。今期の査定で結果を出して来年は行くつもりだしね)
「君から学ぶことは多そうだ」
「まずはお掃除の仕方を教えてあげますよ」
「そうだな、頼むよ」
言葉の裏を読めないアズライトを、リデルは笑わなかった。
(男の人と二人きりですごすの初めてかもなぁ……)
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