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男の子?の雨月はイチャイチャしたがる
169 な、な、な……!
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何を思ったのか柴田君まで話に入ってくる。
「そうだよね!僕も仲良くしたいもん。葉月さんをおとすのならまずは味方からだよねー」
ニコニコ顔で当然のように言い出す柴田君に呆然としてしまう私。
なんて呑気なことを……!
これ以上、雨月を刺激しないでよ……
大きなため息が出てしまった。
頭を抱えたくなる私に、何を思ったのか私を気遣ってかおさない雨月がちっちゃな手のひらで私の頭を
「いいこ……いいこ……はーちゃは、いいこ……」
なんて言いながら撫で撫でしてくれる。
「う……雨月ぅ……」
もう……可愛くて、とっても好きなんですけど。
それを見た美樹ちゃんが飛び付く勢いではしゃぎ出した。
「うわぁ……超可愛いー!雨月ちゃんていうのね。おねーさんとも仲良くしてね!」
さっき「ちらい」っておさない雨月に言われたことは完全に忘れているみたい。
私はちょっぴり不安になる。その予感は的中する事になっちゃうんだけど。
美樹ちゃんはおさない雨月の前迄来ておさない雨月の顔と同じ目線まで屈む美樹ちゃん。
おさない雨月は美樹ちゃんの方に顔を向けたと思ったら、ムッとした顔をしてちっちゃい手で美樹ちゃんの鼻を摘まんで引っ張った。
「い……いったぁあい!」
美樹ちゃんが悲鳴をあげつつ逃げるようにそこから飛び退き、おさない雨月はまたもやプイッとして呟いた。
「ちらい……だもん!」
それを見て柴田君と渡辺さんがケラケラ笑う。
「ぼくー、はじめまして。葉月さんが大好きな柴田って言います。僕とは仲良くしてくださいね!」
美樹ちゃんと同じようにおさない雨月の目線に合わせてしゃがみこむ柴田君。
おさない雨月は先程以上に唸り出して、柴田君を見るなりちっちゃなお手々で力一杯パーにして柴田君の顔に目掛けてペチャって叩いた。
「い、イッテェ……な、なにするんですか!」
「はーちゃはぼくのなの!はーちゃにちゅきっていっていいのは、ぼくだけなのぉ……。ちらい……ちらい!」
「マジですか……。ちっちゃいくせに何て言う独占欲の塊……。さすがお子ちゃまだよね……うん、うん……」
おさない雨月の言葉をちっちゃな子供の独占欲と捉えた柴田君。
その方が私にはありがたいんだけど……ね……。
その言葉が余程気に入らなかったのか、おさない雨月はとんでもないことをやり始めた。
私のブラウスのボタンをえっちらほっちらひとつはずしてふたつはずして……
私がおさない雨月の行動に頭の中がハテナでいっぱいになっていたので止めることもせずにいてしまったら……!
おさない雨月は私のブラウスの端をガバッと開けてあらわになった上胸の膨らみに顔をうずめて両手はブラウスの中に入れてブラジャー越しにピタッと掴んでモミモミし始めた。
おさない雨月はチラッと横目で、その仕草を見てプルプルからだを震わせている柴田君を見ながら、勝ち誇ったようにニタァって笑った。
「ひやん!あん!」
私は思わず……人がいるのに変な声を出してしまっていた。
もう、お願いだから、やーめーてーーー!
「そうだよね!僕も仲良くしたいもん。葉月さんをおとすのならまずは味方からだよねー」
ニコニコ顔で当然のように言い出す柴田君に呆然としてしまう私。
なんて呑気なことを……!
これ以上、雨月を刺激しないでよ……
大きなため息が出てしまった。
頭を抱えたくなる私に、何を思ったのか私を気遣ってかおさない雨月がちっちゃな手のひらで私の頭を
「いいこ……いいこ……はーちゃは、いいこ……」
なんて言いながら撫で撫でしてくれる。
「う……雨月ぅ……」
もう……可愛くて、とっても好きなんですけど。
それを見た美樹ちゃんが飛び付く勢いではしゃぎ出した。
「うわぁ……超可愛いー!雨月ちゃんていうのね。おねーさんとも仲良くしてね!」
さっき「ちらい」っておさない雨月に言われたことは完全に忘れているみたい。
私はちょっぴり不安になる。その予感は的中する事になっちゃうんだけど。
美樹ちゃんはおさない雨月の前迄来ておさない雨月の顔と同じ目線まで屈む美樹ちゃん。
おさない雨月は美樹ちゃんの方に顔を向けたと思ったら、ムッとした顔をしてちっちゃい手で美樹ちゃんの鼻を摘まんで引っ張った。
「い……いったぁあい!」
美樹ちゃんが悲鳴をあげつつ逃げるようにそこから飛び退き、おさない雨月はまたもやプイッとして呟いた。
「ちらい……だもん!」
それを見て柴田君と渡辺さんがケラケラ笑う。
「ぼくー、はじめまして。葉月さんが大好きな柴田って言います。僕とは仲良くしてくださいね!」
美樹ちゃんと同じようにおさない雨月の目線に合わせてしゃがみこむ柴田君。
おさない雨月は先程以上に唸り出して、柴田君を見るなりちっちゃなお手々で力一杯パーにして柴田君の顔に目掛けてペチャって叩いた。
「い、イッテェ……な、なにするんですか!」
「はーちゃはぼくのなの!はーちゃにちゅきっていっていいのは、ぼくだけなのぉ……。ちらい……ちらい!」
「マジですか……。ちっちゃいくせに何て言う独占欲の塊……。さすがお子ちゃまだよね……うん、うん……」
おさない雨月の言葉をちっちゃな子供の独占欲と捉えた柴田君。
その方が私にはありがたいんだけど……ね……。
その言葉が余程気に入らなかったのか、おさない雨月はとんでもないことをやり始めた。
私のブラウスのボタンをえっちらほっちらひとつはずしてふたつはずして……
私がおさない雨月の行動に頭の中がハテナでいっぱいになっていたので止めることもせずにいてしまったら……!
おさない雨月は私のブラウスの端をガバッと開けてあらわになった上胸の膨らみに顔をうずめて両手はブラウスの中に入れてブラジャー越しにピタッと掴んでモミモミし始めた。
おさない雨月はチラッと横目で、その仕草を見てプルプルからだを震わせている柴田君を見ながら、勝ち誇ったようにニタァって笑った。
「ひやん!あん!」
私は思わず……人がいるのに変な声を出してしまっていた。
もう、お願いだから、やーめーてーーー!
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