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仕事が手につかない!
213 ケチャップ?
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私が暫く脱け殻になってました。
だって……かなりのショックだったんですもん。
なにが起こっているのかさえわからずに雨月が行方不明だなんて……!
今日、会える筈だったよね?
私の雨月をどうして返してくれないの?
夏川上司は何処に消えたの?
どうして誰にも言わずに消えちゃったの?
雨月は私がいなくて泣いてないのかな?
寂しがってないのかな?
夏川上司にあれほど懐いていたから……
私のこと、要らなくなったの?
嫌なことばかり頭に浮かんでどうしようもないほど辛くって心がズキズキスル!
でも……総務課は非常事態。
こんな気持ちでいてたら私は邪魔になっちゃう!
私は顔を両手でパン!って思いっきり顔を叩いて気合いを入れ直した。
「決算関係……私がしますから、書類と領収書、持ってきてください」
美樹ちゃんと渡辺さんが何か言いたそうだったけど、気持ちを切り替えて頑張ろうとしている私を慮ってくれたのか藤森さんの机の上にあった未決済の書類を私に持ってきてくれた。
「無理はするなよ。俺も長谷部もいるんだからな……」
「はい、ありがとうございます」
私はなんとか忘れるように気持ちを悲しみに囚われないように必死になって書類をまとめ始めた。
……どれほど仕事に取り組もうとしても、心は雨月のことばかり浮かんできて、何度も手が止まるのに気づいてはパソコンに向かう、そんな状態だった。
お昼休憩を最初に取ってきた藤森さんが元気になって戻ってきた。
「お昼お先に頂きました!もう、遅くなるからみんなもお昼行ってきていいから。ああ、佐伯さん!何処へ逃げてたんですか?上司に報告しに行くって出ていっただけがどれ程時間を食いまくっているんです?サボっていた分、ジャンジャン仕事してもらいますからね!」
「え、いや……別に……逃げたわけでは……。しゃ、社長に……」
「つべこべ言わずにさっさとやる!」
「ひえぇえええ!」
あのおっとりした藤森さんがキレちゃってる……。
あの人は怒らせないようにしようと心に決めた私でした。
「じゃあ、一緒に社食にでも行くか?」
「そうですねー!あ、先輩!例のはー?」
美樹ちゃんが私の顔を見てニコニコして顔を覗き込んでくる。
この状態……
身長差のせいで私は下から見上げられているんですけど?
つくづく背の高い私が嫌いだわ……。
私が鞄とは別に持ってきている大きなトートバックを掲げて二人に笑いかけた。
「お待ちかねのものね!社食で食べましょう。ケチャップくらいもらえるんじゃないかな?」
「やったー!葉月先輩、だーい好き!」
美樹ちゃんが私の腕に絡み付く。
私たちが社食へ歩き出すのを見ながら私が発した一言に疑問符をつける。もちろん意味はわかっていない。
「ケチャップ?」
首をかしげながら渡辺さんは私と美樹ちゃんの後ろを歩いたのでした。
だって……かなりのショックだったんですもん。
なにが起こっているのかさえわからずに雨月が行方不明だなんて……!
今日、会える筈だったよね?
私の雨月をどうして返してくれないの?
夏川上司は何処に消えたの?
どうして誰にも言わずに消えちゃったの?
雨月は私がいなくて泣いてないのかな?
寂しがってないのかな?
夏川上司にあれほど懐いていたから……
私のこと、要らなくなったの?
嫌なことばかり頭に浮かんでどうしようもないほど辛くって心がズキズキスル!
でも……総務課は非常事態。
こんな気持ちでいてたら私は邪魔になっちゃう!
私は顔を両手でパン!って思いっきり顔を叩いて気合いを入れ直した。
「決算関係……私がしますから、書類と領収書、持ってきてください」
美樹ちゃんと渡辺さんが何か言いたそうだったけど、気持ちを切り替えて頑張ろうとしている私を慮ってくれたのか藤森さんの机の上にあった未決済の書類を私に持ってきてくれた。
「無理はするなよ。俺も長谷部もいるんだからな……」
「はい、ありがとうございます」
私はなんとか忘れるように気持ちを悲しみに囚われないように必死になって書類をまとめ始めた。
……どれほど仕事に取り組もうとしても、心は雨月のことばかり浮かんできて、何度も手が止まるのに気づいてはパソコンに向かう、そんな状態だった。
お昼休憩を最初に取ってきた藤森さんが元気になって戻ってきた。
「お昼お先に頂きました!もう、遅くなるからみんなもお昼行ってきていいから。ああ、佐伯さん!何処へ逃げてたんですか?上司に報告しに行くって出ていっただけがどれ程時間を食いまくっているんです?サボっていた分、ジャンジャン仕事してもらいますからね!」
「え、いや……別に……逃げたわけでは……。しゃ、社長に……」
「つべこべ言わずにさっさとやる!」
「ひえぇえええ!」
あのおっとりした藤森さんがキレちゃってる……。
あの人は怒らせないようにしようと心に決めた私でした。
「じゃあ、一緒に社食にでも行くか?」
「そうですねー!あ、先輩!例のはー?」
美樹ちゃんが私の顔を見てニコニコして顔を覗き込んでくる。
この状態……
身長差のせいで私は下から見上げられているんですけど?
つくづく背の高い私が嫌いだわ……。
私が鞄とは別に持ってきている大きなトートバックを掲げて二人に笑いかけた。
「お待ちかねのものね!社食で食べましょう。ケチャップくらいもらえるんじゃないかな?」
「やったー!葉月先輩、だーい好き!」
美樹ちゃんが私の腕に絡み付く。
私たちが社食へ歩き出すのを見ながら私が発した一言に疑問符をつける。もちろん意味はわかっていない。
「ケチャップ?」
首をかしげながら渡辺さんは私と美樹ちゃんの後ろを歩いたのでした。
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