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舞台2ー24
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『何故そうなったのか、わかってるよね?』
辰の声が低く那智の心を抉ろうとする。
いつのまにか指が二本に増え小刻みの出し入れが堪らない。
統括の正が静かに舞台に立ち、辰とアイコンタクトをして那智用の肌襦袢を定位置の舞台に置いた。
快楽と苦しみの狭間で朦朧としている那智にはそれに気がついていない。
『そう……。私が許せないのは……』
くいっと指を曲げて那智のいちばん感じる場所に大きな刺激を与える。
それと同時にキツく絞めていた指たちで那智の欲を激しく擦る。
『勝手に「カウントダウン」をしたことだよ……』
「んあ、はっ……んん、ああああぁぁぁあ!……」
その言葉と同時に締め付けていた指たちを解放し……
那智は欲を肌襦袢へ散りばめた。
「ご……ご主……じ……さ、ま……」
蚊の鳴くような声を発しながら……
那智は愛しい人にからだをあずけ……その腕の中で堕ちていった。
辰の声が低く那智の心を抉ろうとする。
いつのまにか指が二本に増え小刻みの出し入れが堪らない。
統括の正が静かに舞台に立ち、辰とアイコンタクトをして那智用の肌襦袢を定位置の舞台に置いた。
快楽と苦しみの狭間で朦朧としている那智にはそれに気がついていない。
『そう……。私が許せないのは……』
くいっと指を曲げて那智のいちばん感じる場所に大きな刺激を与える。
それと同時にキツく絞めていた指たちで那智の欲を激しく擦る。
『勝手に「カウントダウン」をしたことだよ……』
「んあ、はっ……んん、ああああぁぁぁあ!……」
その言葉と同時に締め付けていた指たちを解放し……
那智は欲を肌襦袢へ散りばめた。
「ご……ご主……じ……さ、ま……」
蚊の鳴くような声を発しながら……
那智は愛しい人にからだをあずけ……その腕の中で堕ちていった。
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