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幕間2ー5

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 何度も何度も跳ねる那智のからだを押さえつけるのは見習い童には大変なことであった。
 膝立で那智のからだを押さえているためなのか、蕾から挿入された張形が中を微妙な具合で刺激する。
 見習い童たちの顔は赤らみ、うっすらと喘ぎ声まで響かせる。

 次第に那智の跳ね方が徐々に激しくなっていき大きく跳ね上げた瞬間、那智は二度目の白濁を主の手のひらいっぱいに放った。

 くたっとなった那智をそのままにして放たれた白濁を那智の大切な部分、男根と陰嚢にたっぷりと塗りつけその上へ肌襦袢を乗せて汚れていない手でしっかりとその部分を押さえつけた。

 それをゆっくり剥がして肌襦袢の出来を見た主は満足げに微笑んだ。

「お前たち、オークションはまだ始まらないから始まる時間までは部屋でゆっくりしてなさい」

 返事をして見習い童たちはゆっくり足元が覚束ない様子でその場から下がった。

 肌襦袢を大事そうに離れた場所へ置いてから那智のからだを起こして、軽く抱きしめて口づけた。

 その口づけで那智の眼がうっすら開いていき、主の辰を捉えた瞬間大きく目を見開いた。主は滅多な事では口づけなどしないのだ。

「あ……ある……」

 声を発しようとした途端、軽い口づけがだんだん深くなっていき息を忘れてしまうほど舌を絡めさせられ主を感じて、酔いそうになる。

「あ……」

 終わりがきたことがわかってもモノ欲しくて目がトロンとしてしまう那智。
 光る銀糸が二人をまだ繋いでいた。

「那智の演舞は終わったよ。着替えてきなさい。時間はまだあるから着替えたらゆっくり休みなさい。今度勝手をしたら、御褒美は暫くお預けですよ」

 その言葉が効いたのか、那智のからだは縮こまり項垂れてしまう。

「那智、お前はオオトリですよ?そんな姿を私に見せるものではありません。私にはしっかり魅せなさい。那智らしく。いいですね」

 那智は主を見上げた。
 主は柔らかい笑みを浮かべて那智に頷く。

 那智は思わず主に抱きつき耳元で大きく何度も頷いた。
 主の優しさが自分を認めてくれているその表情が那智にとって一番の褒美だと……嗚咽を堪えながら頷くのだった。
 一筋の光る珠を頬に描きながら。
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