1 / 3
恋人ができまして…
しおりを挟む
私は、東京、新宿近辺に通勤しているOLだ。仕事は、設計事務所で環境設計。自分が設計したものが、形になるのは、とても楽しく、私は、この歳、35になるまで、結婚も恋愛も意識してこなかった。
そんな私に、素敵な彼ができた!彼は、高校時代の友人のお兄さん。同じような職種。職場は男ばかりで、出会いがなかったとか…。紹介されて、すぐ意気投合した。
手も繋いだ。でもそこから、彼とは特に進展は、ない。
いや、少しあった…。というべきか…。彼は、私を遠くから撮影したり、先日は、図書館に行ったら、本棚の向こう側の隙間からのぞいたり。全く、これはノーマルな男のやることなのだろうか?
私は、彼を世間でいう正常な恋愛レベルに持って行くこと、というか、私の好ましい恋愛に持って行くことにした。
「ねぇ、遼?今度休日、水上バスで隅田川一周ってどうかな?」
彼は、じっと私を見ながら、少し照れくさそうに「いいよ」と言った。
私は、彼に好かれたくって、多分男が喜びそうな、憂いを帯びた目で、少し撓垂れて見返した。
そんな私に、素敵な彼ができた!彼は、高校時代の友人のお兄さん。同じような職種。職場は男ばかりで、出会いがなかったとか…。紹介されて、すぐ意気投合した。
手も繋いだ。でもそこから、彼とは特に進展は、ない。
いや、少しあった…。というべきか…。彼は、私を遠くから撮影したり、先日は、図書館に行ったら、本棚の向こう側の隙間からのぞいたり。全く、これはノーマルな男のやることなのだろうか?
私は、彼を世間でいう正常な恋愛レベルに持って行くこと、というか、私の好ましい恋愛に持って行くことにした。
「ねぇ、遼?今度休日、水上バスで隅田川一周ってどうかな?」
彼は、じっと私を見ながら、少し照れくさそうに「いいよ」と言った。
私は、彼に好かれたくって、多分男が喜びそうな、憂いを帯びた目で、少し撓垂れて見返した。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる