好きな人に好きだと言って何が悪い!

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本気と書いてマジと読む

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予想通り同着1位。これが私の実力よ!ふふ
油断してるハルキ様にこれ幸いとばかりに朝はおんぶしてもらったし、掲示板前では抱きつくことも成功したし、幸せゲージ振り切れまくってます。

そして案の定求婚は拒否されたけど電話番号はゲット!本命はこれなのだ。メッセージアプリのIDも欲しかったけど、せっかく声が聞ける携帯電話なのに文字でのやり取りとか勿体なさすぎる。
何より、私の事だから四六時中メッセージ送りまくって即ブロックされる予感しかないし!
ハルキ様生ボイスの方が貴重。

ちゃっかり昼休みもご褒美発表の為一緒に過ごせる事になったし、向かうとこ敵なしな私。

教室にもどってからはモブ達にからかわれたり、女子からの妬み僻みの視線を受けたものの、気にしない!悔しいなら勉強するんだな!

朝のHRではハルキ様は褒められ、私に至っては
「いつもこれぐらい真面目に気を抜かずやりなさい」と担任からお小言をもらってしまった。そこは普通に褒めてください……。

授業はテストの解答、解説で終わり。

そして昼休み!
「で、残りのご褒美って何?」
前の席のハルキ様が後ろの私へ身体の向きを変えて聞いてくる。

「ぐふふふふ」
「キモいうざいやめろ」
「ぶへあ!」
チョップの素早さ上がってますよハルキ様!

「さっさと残り教えろよ」
「彼氏になって「はい却下」くださいいいい」

食い気味に却下されてしまった……。
「じゃあ、たまに一緒に勉強してください!」
「?勉強?そんぐらいなら別に良いけど」
「やったー!じゃあ今度勉強会ね!わーい」

一緒に勉強とか幸せ~集中出来るかな……!
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