3 / 7
003.勘違い?
広島県四葉町。全国的に名が通っていないこの町は人口が約5000人というかなり小さい町で、町の中には駅が1つ。山陽本線の上四葉という幹線としては珍しい無人駅だけ。だからそうとうな田舎だと思ってもらっては困る。
町には500床以上の病床を誇る四葉中央病院、ないものはなくなんでも揃うらしい駅前のアーケード商店街、山付近にはレジャー施設に動物園、海には海水浴場、ゲーセンもドでかいのが中心部にある。
住宅地から少し離れればイ〇ンと家電量販店が一体となった郊外大型ショッピングモールまで存在する、それはそれは便利なところだ。
そんなところに僕は家族と一緒に移住した。これからはここの高校に通い、この街で育ち、この街が大人になっても帰ってくる場所になるだろう。
東京の友達は僕のことを惜しんでくれた。だけど「広島なら日本じゃん。今度みんなで遊びに行くわ」と言ってくれた。確かにこの時代は広島まで新幹線で4時間とかからない。来ようと思えば来れる場所なのだ。
そんな事実がわかり、スマホという文明があれば連絡を取れるとも思った僕は幾分か気が楽になり、冒険をする少年のような好奇心を持って訪れることができた。
「ふぅ……車で来るにはちょっと遠かったなぁ」
「いや、そりゃあそうでしょ……」
僕たち家族は二手にわかれて移動した。姉さんとある程度交通網がわかるだろう僕が新幹線で。両親は引っ越し業者が運んでくれる荷物以外のものを自家用車に詰め込んで。僕たちが指定席のリクライニングを倒して楽々移動している間、父さんたちは高速で渋滞に巻き込まれて酷い目にあっていたらしい。
ちなみにどうしても到着時間がずれるため、僕たちは広島観光までしてしまった。今度しっかりと休んでもらえるように家事でもしようと心に誓った。
〇 〇 〇
とりあえず1日目は広島のホテルに宿泊し、翌日改めて二手に分かれて新居に移動した。
新しい家は町内唯一の駅、上四葉駅から歩いて10分、近くに大型スーパーやファミレスがあるような立地だった。父さんの職場もここから車で5分ほどらしい、
そういえば来る前に駅の時刻表を見たけど、日中は1時間に2本ほどと冗談かとも思うくらい本数が少なかった。しかも4両という短い編成だし。その代わり転換クロスシートとは気前がいい。
姉さんは広島市内のアパートには住まず新居から大学に通うかそれとも1か月はアパートで暮らしてみるかで家族の意見が分かれたり、新しく家具を購入したら玄関から搬入できなかったりと中々忙しい時間を過ごしていたらあっという間に高校2年生の始まりの日、すなわち新年度の1学期の始業式の日になった。
僕がこれから通うことになる広島県立四葉高校は男女ともに制服はブレザー。色は緑。なんかネクタイも緑だった……。
家から学校までは特に公共交通機関を利用せずに歩きで10分程度で正門まで行くことができた。事前に父さんに車を出してもらって登校路は覚えておいたから、転校初日から遅刻して地図を見ながら市内を徘徊ということにはならずに済んだ。そうなる人は居ないと思うけど。
「え~っと、ここどこだ? たぶんこっちが北なんだろうけど。いや、こっちが北か?」
なんて思ってた矢先、家から6分くらい歩いた国道の交差点で1人の男性がが紙に書かれた簡易の地図を持って頭を抱えていた。
しかし彼、僕と同じ四葉高校の制服を着ている。転校生なのか、それとも入学式の日にちを1日間違えてやってきた高校1年生なのか判断はつかないけど……ひとまず助けることにした。
「あの~、大丈夫ですか?」
「え? いや、それが大丈夫じゃないんだよ。この街のどっかに四葉高校っていう高校があって……あ、こういう制服なんだけど……ってお前その制服! 助かった、四葉高校の生徒か!」
「あ、うん。一応」
「あ~助かったぁ。復帰早々わからなくなりましたじゃあ済まなかったからなぁ」
「え~っと、実は僕転校生で今日がこの高校で初めての日なんだけど……」
確かにこの前手続きをして正式に四葉高校の生徒になったとはまだ僕は転校したてで今日が初登校日。だから生徒は生徒でも新米生徒ということを伝えたら、彼は今度こそ終わったという顔をした。
「なんだぁ……転校生かぁ……ハハハ、そりゃあ道わかるわけねぇわな……悪いなとっかかって」
「い、いや。僕はこの前手続きしに行ったから道はわかるけど」
「本当かッ!?」
僕が道を知っていると教えるや否や、彼は思いっきり食いついてきた。その顔はまさに遅刻をギリギリでかわした学生そのものだった。
というかさっき復帰って言ってたな……じゃあなんらかの事情で一時期だけ学校には通ってなかったのだろう。こちらも転校したのに理由があるし彼にも彼の理由があるんだろうから深く探らないことにしておこう。
「そういえばお前何年生だ?」
「え~っと、高2だけど?」
「マジか! 俺も高2なんだ。名前は鳴海恵介。組はどこになるかわからねぇけど、よろしく」
「僕は五十嵐翔。よろしく」
ああ、じゃあ翔って呼ぶわと言いながら信号が青になった交差点を恵介は渡ろうとするが……。
「あの~、学校はこの国道をあっちに進んだ方なんだけど」
「え? マジ?」
その声に反応して戻ってきた恵介とともに、短いようでちょっと距離がある残りの登校路を歩いていく。
「しかし、この高校に新学期で転校か~」
「珍しいの?」
目を閉じてどこか懐かしそうにいう恵介。別に4月に転校とかは親の仕事の関係上とかで特に珍しいものではないのだろうけど。
「いや、この高校はしょっちゅう転校生はやってくるからな。特に珍しいことなんかじゃない。問題は”どうして”ここに転校してきたか、だ」
「どういうことだ?」
そりゃあ親の転勤の影響なんだけど……そう言おうと口を開けようとしたが。恵介はさっきまでよりずっと真面目な顔で俺に質問を投げてきた。
「お前、どこが”ダメ”なんだ?」
「え?」
「いや、だから。体のどこがダメなんだ?」
「いや、毎回健康診断では異常なしって出るけど? 特に視力に問題とかないし」
なんもない健康体ってことを伝えれると、恵介は少しだけ考えてから「ああ、そういうことか」という顔をしてから、笑いながら。
「悪りぃ、今のは忘れてくれ」
と言ってきた。
僕は今のがどういう意味なのかわからなかった。転校にどうして人体の疾患が関わってくるのだろうか。その答え合わせはすぐに起きるとはまだ想像もしなかっただろう。
町には500床以上の病床を誇る四葉中央病院、ないものはなくなんでも揃うらしい駅前のアーケード商店街、山付近にはレジャー施設に動物園、海には海水浴場、ゲーセンもドでかいのが中心部にある。
住宅地から少し離れればイ〇ンと家電量販店が一体となった郊外大型ショッピングモールまで存在する、それはそれは便利なところだ。
そんなところに僕は家族と一緒に移住した。これからはここの高校に通い、この街で育ち、この街が大人になっても帰ってくる場所になるだろう。
東京の友達は僕のことを惜しんでくれた。だけど「広島なら日本じゃん。今度みんなで遊びに行くわ」と言ってくれた。確かにこの時代は広島まで新幹線で4時間とかからない。来ようと思えば来れる場所なのだ。
そんな事実がわかり、スマホという文明があれば連絡を取れるとも思った僕は幾分か気が楽になり、冒険をする少年のような好奇心を持って訪れることができた。
「ふぅ……車で来るにはちょっと遠かったなぁ」
「いや、そりゃあそうでしょ……」
僕たち家族は二手にわかれて移動した。姉さんとある程度交通網がわかるだろう僕が新幹線で。両親は引っ越し業者が運んでくれる荷物以外のものを自家用車に詰め込んで。僕たちが指定席のリクライニングを倒して楽々移動している間、父さんたちは高速で渋滞に巻き込まれて酷い目にあっていたらしい。
ちなみにどうしても到着時間がずれるため、僕たちは広島観光までしてしまった。今度しっかりと休んでもらえるように家事でもしようと心に誓った。
〇 〇 〇
とりあえず1日目は広島のホテルに宿泊し、翌日改めて二手に分かれて新居に移動した。
新しい家は町内唯一の駅、上四葉駅から歩いて10分、近くに大型スーパーやファミレスがあるような立地だった。父さんの職場もここから車で5分ほどらしい、
そういえば来る前に駅の時刻表を見たけど、日中は1時間に2本ほどと冗談かとも思うくらい本数が少なかった。しかも4両という短い編成だし。その代わり転換クロスシートとは気前がいい。
姉さんは広島市内のアパートには住まず新居から大学に通うかそれとも1か月はアパートで暮らしてみるかで家族の意見が分かれたり、新しく家具を購入したら玄関から搬入できなかったりと中々忙しい時間を過ごしていたらあっという間に高校2年生の始まりの日、すなわち新年度の1学期の始業式の日になった。
僕がこれから通うことになる広島県立四葉高校は男女ともに制服はブレザー。色は緑。なんかネクタイも緑だった……。
家から学校までは特に公共交通機関を利用せずに歩きで10分程度で正門まで行くことができた。事前に父さんに車を出してもらって登校路は覚えておいたから、転校初日から遅刻して地図を見ながら市内を徘徊ということにはならずに済んだ。そうなる人は居ないと思うけど。
「え~っと、ここどこだ? たぶんこっちが北なんだろうけど。いや、こっちが北か?」
なんて思ってた矢先、家から6分くらい歩いた国道の交差点で1人の男性がが紙に書かれた簡易の地図を持って頭を抱えていた。
しかし彼、僕と同じ四葉高校の制服を着ている。転校生なのか、それとも入学式の日にちを1日間違えてやってきた高校1年生なのか判断はつかないけど……ひとまず助けることにした。
「あの~、大丈夫ですか?」
「え? いや、それが大丈夫じゃないんだよ。この街のどっかに四葉高校っていう高校があって……あ、こういう制服なんだけど……ってお前その制服! 助かった、四葉高校の生徒か!」
「あ、うん。一応」
「あ~助かったぁ。復帰早々わからなくなりましたじゃあ済まなかったからなぁ」
「え~っと、実は僕転校生で今日がこの高校で初めての日なんだけど……」
確かにこの前手続きをして正式に四葉高校の生徒になったとはまだ僕は転校したてで今日が初登校日。だから生徒は生徒でも新米生徒ということを伝えたら、彼は今度こそ終わったという顔をした。
「なんだぁ……転校生かぁ……ハハハ、そりゃあ道わかるわけねぇわな……悪いなとっかかって」
「い、いや。僕はこの前手続きしに行ったから道はわかるけど」
「本当かッ!?」
僕が道を知っていると教えるや否や、彼は思いっきり食いついてきた。その顔はまさに遅刻をギリギリでかわした学生そのものだった。
というかさっき復帰って言ってたな……じゃあなんらかの事情で一時期だけ学校には通ってなかったのだろう。こちらも転校したのに理由があるし彼にも彼の理由があるんだろうから深く探らないことにしておこう。
「そういえばお前何年生だ?」
「え~っと、高2だけど?」
「マジか! 俺も高2なんだ。名前は鳴海恵介。組はどこになるかわからねぇけど、よろしく」
「僕は五十嵐翔。よろしく」
ああ、じゃあ翔って呼ぶわと言いながら信号が青になった交差点を恵介は渡ろうとするが……。
「あの~、学校はこの国道をあっちに進んだ方なんだけど」
「え? マジ?」
その声に反応して戻ってきた恵介とともに、短いようでちょっと距離がある残りの登校路を歩いていく。
「しかし、この高校に新学期で転校か~」
「珍しいの?」
目を閉じてどこか懐かしそうにいう恵介。別に4月に転校とかは親の仕事の関係上とかで特に珍しいものではないのだろうけど。
「いや、この高校はしょっちゅう転校生はやってくるからな。特に珍しいことなんかじゃない。問題は”どうして”ここに転校してきたか、だ」
「どういうことだ?」
そりゃあ親の転勤の影響なんだけど……そう言おうと口を開けようとしたが。恵介はさっきまでよりずっと真面目な顔で俺に質問を投げてきた。
「お前、どこが”ダメ”なんだ?」
「え?」
「いや、だから。体のどこがダメなんだ?」
「いや、毎回健康診断では異常なしって出るけど? 特に視力に問題とかないし」
なんもない健康体ってことを伝えれると、恵介は少しだけ考えてから「ああ、そういうことか」という顔をしてから、笑いながら。
「悪りぃ、今のは忘れてくれ」
と言ってきた。
僕は今のがどういう意味なのかわからなかった。転校にどうして人体の疾患が関わってくるのだろうか。その答え合わせはすぐに起きるとはまだ想像もしなかっただろう。
あなたにおすすめの小説
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あなたのためなら
天海月
恋愛
エルランド国の王であるセルヴィスは、禁忌魔術を使って偽の番を騙った女レクシアと婚約したが、嘘は露見し婚約破棄後に彼女は処刑となった。
その後、セルヴィスの真の番だという侯爵令嬢アメリアが現れ、二人は婚姻を結んだ。
アメリアは心からセルヴィスを愛し、彼からの愛を求めた。
しかし、今のセルヴィスは彼女に愛を返すことが出来なくなっていた。
理由も分からないアメリアは、セルヴィスが愛してくれないのは自分の行いが悪いからに違いないと自らを責めはじめ、次第に歯車が狂っていく。
全ては偽の番に過度のショックを受けたセルヴィスが、衝動的に行ってしまった或ることが原因だった・・・。
侯爵様の懺悔
宇野 肇
恋愛
女好きの侯爵様は一年ごとにうら若き貴族の女性を妻に迎えている。
そのどれもが困窮した家へ援助する条件で迫るという手法で、実際に縁づいてから領地経営も上手く回っていくため誰も苦言を呈せない。
侯爵様は一年ごとにとっかえひっかえするだけで、侯爵様は決して貴族法に違反する行為はしていないからだ。
その上、離縁をする際にも夫人となった女性の希望を可能な限り聞いたうえで、新たな縁を取り持ったり、寄付金とともに修道院へ出家させたりするそうなのだ。
おかげで不気味がっているのは娘を差し出さねばならない困窮した貴族の家々ばかりで、平民たちは呑気にも次に来る奥さんは何を希望して次の場所へ行くのか賭けるほどだった。
――では、侯爵様の次の奥様は一体誰になるのだろうか。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
生まれ変わったら極道の娘になっていた
白湯子
恋愛
職業専業主婦の私は、車に轢かれそうになってた子どもを守ろうとして死んでしまった。しかし、目を開けたら私は極道の娘になっていた!強面のおじさん達にビクビクしながら過ごしていたら今度は天使(義理の弟)が舞い降りた。やっふぅー!と喜んだつかの間、嫌われた。何故だ!構い倒したからだ!!そして、何だかんだで結婚に焦る今日この頃……………。
昔、なろう様で投稿したものです。
私は貴方を許さない
白湯子
恋愛
甘やかされて育ってきたエリザベータは皇太子殿下を見た瞬間、前世の記憶を思い出す。無実の罪を着させられ、最期には断頭台で処刑されたことを。
前世の記憶に酷く混乱するも、優しい義弟に支えられ今世では自分のために生きようとするが…。