たごころたまき

たごころたまき

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恋愛 連載中 長編 R15
 僕、五十嵐翔(いがらし・しょう)は高2の春、親の転勤で突如転校することになった。  そんな僕が辿り着いた街はあまり聞きなれない場所だった。  なのに設備が整いすぎていて、下手な地方都市よりも便利な、人口5000人くらいの小さな街。  その街に一つだけある高校への初登校時、最初に受けた質問は衝撃的だった。 「君は体のどこが悪いの?」 「え……?」  そして、僕はなぜそのようなことを問うと、驚くべき返答が帰ってきた。 「だって、ここの人口の約8割が5年以内の余命宣告を受けている人だからね」  そう、僕が引っ越した町は政府が作った最期の”生”を謳歌するための市街地……いや、”死”街地だった!  僕はそこで知り合った大切な仲間たちと日本一……いや、世界一濃い青春をして、冒険をする。  ――さあ、僕たちの”幸せ”を探しに行こうー―
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文字数 20,840 最終更新日 2022.04.04 登録日 2022.04.02
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