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第3章 謎な扉のその先に
魔法のことを -3-
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料理とそれに関連する買い物と洗い物はね、コンビニ、弁当屋、外食って手段があるから金さえあれば逃れられた。
掃除とゴミ捨ても、滅多に部屋に帰れなければそんなに汚くもならないから家で飲み食いした時の外装さえマンションのゴミ集積に次の日持って行って出社すれば頻度と回数が、ほぼなくなる。
絶対になくならない、いやさ、無くしちゃいけない家事が洗濯だった。
これをせず、着た物を部屋の何処かに脱ぎ捨てて、買ってきた新しい服を着続けるなんて真似をすればあっと言う間に汚部屋orゴミ屋敷一直線。
そんな人を俺は何人か知っている。
そいつらは掃除もしないし、食い物の外装も部屋の中にしか捨てないので、ご近所さんと大家さんからの評判は、すこぶる悪かった。
そして、家事じゃないけど怠ると地獄を見るのが入浴とそれに不随する浴室掃除。
最終的に “家なき大人” となって風呂に入れなくなった時、自分で自分の臭いに嫌気がさしたのは1週間を過ぎた頃だった。
夏場ならもっと酷かったろうし、冬場なら夜の公園で水を使って洗うという選択すら取れなかっただろう。
でも結局、着てる物も臭うからあんま変わらなかったけどね。
まあ、そういう絶対に家事が付随するアレやコレをこのイエローパールのポーションが、魔法で解決してくれるらしい。
実に素晴らしい。
(このチート家と一緒に使ったら面倒なことほぼゼロじゃんな?)
そう思ったら飲まない理由がなかった。
コルク封を開けて中身を煽ると桃とかバナナみたいな甘い果実系の味がして、また視界一杯に上から下へと高速で文字が流れて行く現象が起こった。
今度は1個だけ読み取ることに成功した。
倉庫魔法。
多分、収納系ってウインドウさんに説明された魔法だと思う。
必要になった時点で都度都度、万能花葉さんに出してもらう方法取ってる上に今の所、この場所から出ない予定の俺には、あんまり使い道ない魔法かもしれないけど。
それじゃ、次。
テーブルの上に並ぶ残り4個の瓶からパールグリーンの液体が入った物を拾い上げて見詰める。
【精霊魔法ポーション:各種属性各位階の精霊達が使う魔法の行使と精霊の召喚・退去を制御する魔法を習得することができます】
これは系統が説明に出てこないんだな。
【該当系統:熱系・火系・炎系・焔系・爆系……】
(待った待った! 分かった! 多過ぎるから説明省略したんだね! 他のと一緒で使うタイミング分かるなら今はいい! いいよ!)
被せ気味にウインドウさんへと制止をかけたら5個目くらいで止まってくれた。
やれやれ。
何でもかんでも質問すりゃあいいってもんでもないな。
手にした瓶のコルク封を開け、中身を煽りながら、そんなことを考えた俺だった。
掃除とゴミ捨ても、滅多に部屋に帰れなければそんなに汚くもならないから家で飲み食いした時の外装さえマンションのゴミ集積に次の日持って行って出社すれば頻度と回数が、ほぼなくなる。
絶対になくならない、いやさ、無くしちゃいけない家事が洗濯だった。
これをせず、着た物を部屋の何処かに脱ぎ捨てて、買ってきた新しい服を着続けるなんて真似をすればあっと言う間に汚部屋orゴミ屋敷一直線。
そんな人を俺は何人か知っている。
そいつらは掃除もしないし、食い物の外装も部屋の中にしか捨てないので、ご近所さんと大家さんからの評判は、すこぶる悪かった。
そして、家事じゃないけど怠ると地獄を見るのが入浴とそれに不随する浴室掃除。
最終的に “家なき大人” となって風呂に入れなくなった時、自分で自分の臭いに嫌気がさしたのは1週間を過ぎた頃だった。
夏場ならもっと酷かったろうし、冬場なら夜の公園で水を使って洗うという選択すら取れなかっただろう。
でも結局、着てる物も臭うからあんま変わらなかったけどね。
まあ、そういう絶対に家事が付随するアレやコレをこのイエローパールのポーションが、魔法で解決してくれるらしい。
実に素晴らしい。
(このチート家と一緒に使ったら面倒なことほぼゼロじゃんな?)
そう思ったら飲まない理由がなかった。
コルク封を開けて中身を煽ると桃とかバナナみたいな甘い果実系の味がして、また視界一杯に上から下へと高速で文字が流れて行く現象が起こった。
今度は1個だけ読み取ることに成功した。
倉庫魔法。
多分、収納系ってウインドウさんに説明された魔法だと思う。
必要になった時点で都度都度、万能花葉さんに出してもらう方法取ってる上に今の所、この場所から出ない予定の俺には、あんまり使い道ない魔法かもしれないけど。
それじゃ、次。
テーブルの上に並ぶ残り4個の瓶からパールグリーンの液体が入った物を拾い上げて見詰める。
【精霊魔法ポーション:各種属性各位階の精霊達が使う魔法の行使と精霊の召喚・退去を制御する魔法を習得することができます】
これは系統が説明に出てこないんだな。
【該当系統:熱系・火系・炎系・焔系・爆系……】
(待った待った! 分かった! 多過ぎるから説明省略したんだね! 他のと一緒で使うタイミング分かるなら今はいい! いいよ!)
被せ気味にウインドウさんへと制止をかけたら5個目くらいで止まってくれた。
やれやれ。
何でもかんでも質問すりゃあいいってもんでもないな。
手にした瓶のコルク封を開け、中身を煽りながら、そんなことを考えた俺だった。
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