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第3章 謎な扉のその先に
転移魔法と飛翔魔法
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(悠久の地だけにした地図出して反重力鉱石が採掘出来る場所教えて!)
【YES, 場所は現在地より52.4clf(約120km相当) 短距離転移での最短回数22回分の距離になります】
悠久の地って思ったより広いんだね……出たり引っ込んだりしてるって言うからもっと狭い範囲を想像してたよ。
【世界に現臨しているのは、常に森部分のみです】
ああ……そういう……ペットボトルのキャップだけ外して別になってる的な扱いなのか……。
(因みなんだけど、出現する部分は変えられるの?)
【YES, 出現地変更については、救世種がその場所に居ることが最低条件です】
出来るらしい。
だったら、もし虫人がここへ逃げて来るようなことがあった時は、最悪、場所を変えて住み分けた方がいいのかな?
俺的には、ここへ居る以上は仲良くして欲しいけども。
(まぁ、今はいいや。とっとと採掘に行って戻ってこよーっと)
俺が手に入れた転移魔法は、とにかく目で見える距離、というか場所? に移動出来るものみたいなので、椅子から立ち上がって窓辺に向かい、縦に細いそこから外の景色へと目をやった。
すぐに視界へ飛び込んで来たのは、俺がこの世界に転生して以来、最もよく見た泉みたいな水辺の滸。
そこから地図の表示が示す方へと視線を移す。
方角とかは分かんないけど泉を正面としたら30度くらい右へずれた位置に木々の途切れ目みたいな空間があって、僅かながら地面が見えていた。
(よし! あそこに転移!)
そう思った次の瞬間には、もう俺の視界に映っていたのは、部屋の景色じゃなくて森だった。
うわっ!
転移って、こんな感じなんだ⁈
身体に感じる移動変化は何にもなくて、唐突に視界だけが切り替わるのは、新鮮だけど違和感が半端ない。
因みにここから泉の滸にあるチート家は、全く視認出来なかった。
森の中に居る所為もあるだろうけど、視認距離なんか殆どないに等しい。
チラッと横目で地図を確認すると流石にまだ距離があるのも分かって、転移回数22回の意味を知る。
(応答ウインドウさん。この森が見渡せるくらいまで、上空に上がることって何かの魔法で可能?)
【YES, 飛翔魔法で実現可能です】
じゃ、やってみよう。
(どうやって使うのかよく分かんないけど、飛翔魔法だっ! 森が見渡せるくらい上まで飛べっ!)
魔法ってポーションで習得出来て使えても、呪文とかが分かるようになるとかじゃないんだな、なんて思ってから適当に上を見上げてそう考えた。
(っ!)
こんな時でも寡黙設定さんは、余計な音声を外に発してくれなかったけど、俺は今、ビックリした!
瞬間超絶びっくりだ。
まるで、2桁後半レベルの階数があるビルで、最上階までノンストップで上がったエレベーターに乗ってたくらいの上昇感がいきなり来たからね!
転移と違って飛翔魔法による移動は、浮遊感と移動による風圧、気圧の変化をハッキリと感じた。
視界は開けてくれたし、希望位置で止まれてキープも出来てるから高度以外の恐怖感が抜けるのは早かったけど。
(これ……色んな魔法をあんま、ぶっつけ本番で使わない方がいいかもしれない。まずは1人で実験とか検証とかしないと心の準備が出来ないよ……)
寡黙設定さんのお陰で醜態晒すことはないだろうけど、どんなに表面的なものに出てなくたって、俺はビックリするんだい‼︎
【YES, 場所は現在地より52.4clf(約120km相当) 短距離転移での最短回数22回分の距離になります】
悠久の地って思ったより広いんだね……出たり引っ込んだりしてるって言うからもっと狭い範囲を想像してたよ。
【世界に現臨しているのは、常に森部分のみです】
ああ……そういう……ペットボトルのキャップだけ外して別になってる的な扱いなのか……。
(因みなんだけど、出現する部分は変えられるの?)
【YES, 出現地変更については、救世種がその場所に居ることが最低条件です】
出来るらしい。
だったら、もし虫人がここへ逃げて来るようなことがあった時は、最悪、場所を変えて住み分けた方がいいのかな?
俺的には、ここへ居る以上は仲良くして欲しいけども。
(まぁ、今はいいや。とっとと採掘に行って戻ってこよーっと)
俺が手に入れた転移魔法は、とにかく目で見える距離、というか場所? に移動出来るものみたいなので、椅子から立ち上がって窓辺に向かい、縦に細いそこから外の景色へと目をやった。
すぐに視界へ飛び込んで来たのは、俺がこの世界に転生して以来、最もよく見た泉みたいな水辺の滸。
そこから地図の表示が示す方へと視線を移す。
方角とかは分かんないけど泉を正面としたら30度くらい右へずれた位置に木々の途切れ目みたいな空間があって、僅かながら地面が見えていた。
(よし! あそこに転移!)
そう思った次の瞬間には、もう俺の視界に映っていたのは、部屋の景色じゃなくて森だった。
うわっ!
転移って、こんな感じなんだ⁈
身体に感じる移動変化は何にもなくて、唐突に視界だけが切り替わるのは、新鮮だけど違和感が半端ない。
因みにここから泉の滸にあるチート家は、全く視認出来なかった。
森の中に居る所為もあるだろうけど、視認距離なんか殆どないに等しい。
チラッと横目で地図を確認すると流石にまだ距離があるのも分かって、転移回数22回の意味を知る。
(応答ウインドウさん。この森が見渡せるくらいまで、上空に上がることって何かの魔法で可能?)
【YES, 飛翔魔法で実現可能です】
じゃ、やってみよう。
(どうやって使うのかよく分かんないけど、飛翔魔法だっ! 森が見渡せるくらい上まで飛べっ!)
魔法ってポーションで習得出来て使えても、呪文とかが分かるようになるとかじゃないんだな、なんて思ってから適当に上を見上げてそう考えた。
(っ!)
こんな時でも寡黙設定さんは、余計な音声を外に発してくれなかったけど、俺は今、ビックリした!
瞬間超絶びっくりだ。
まるで、2桁後半レベルの階数があるビルで、最上階までノンストップで上がったエレベーターに乗ってたくらいの上昇感がいきなり来たからね!
転移と違って飛翔魔法による移動は、浮遊感と移動による風圧、気圧の変化をハッキリと感じた。
視界は開けてくれたし、希望位置で止まれてキープも出来てるから高度以外の恐怖感が抜けるのは早かったけど。
(これ……色んな魔法をあんま、ぶっつけ本番で使わない方がいいかもしれない。まずは1人で実験とか検証とかしないと心の準備が出来ないよ……)
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