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第1章 ウィムンド王国編 2
ちょっとした興味で
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真顔で訊ねられたそれにアドルフィルトは、一瞬、意味を理解し損ねたような顔をして、2、3度目を瞬かせてから、盛大に大笑いした。
「ああ! 消える、消える! 消えるとも! こうして市井に出るのすら、護衛だ何だ、公務の進行がどーのこーのと煩ぅなるしな! はっはっはっはっは!」
「やはりそうですか。父上を見ていて、そうではないかと思っていたのですよ。蹴って正解でした」
「自由でなくなるのは、嫌かね?」
アーウィンの答えに笑いを収めたアドルフィルトは、含みを持たせた低い声音で、そう問いかけた。
「私を玉座に縛り付けるのは、真に国益を考える者にとって損失でしかありません。我が国ですら、神代古龍種を単独討伐出来るのは私だけ。加えて申さば、妹が切り盛りする商会の販売品は、ほぼ私の研究開発品。同じ物を同じ品質でゼロから作り出せる者がほぼ皆無な現状で、国王や王太子としての執務とその2つの役割を兼務するのは、不可能に近いのですよ。それならば?」
「本人もそれを望んでおらず、代わりの利く方に人員が割けるのならば、そうすればよい。なるほど。為政者としての政治的判断としては理解出来る」
「ニャア。殿下の作った商品ってどんなのがあるのニャ?」
難しい話しは、聞いているだけで一杯一杯なミューニャだったが、そこにだけは興味が湧いたようでそう質問を投げた。
「あ! これ、確か商会の新商品でしたよね? 私に、もにたーてすとしてくれって仰ってたヤツ」
ミューニャの質問に心当たりのあったバリナが、鎧の胸元から引っ張り出したのは、例のペンダントだった。
「ニャニャ? 可愛いのニャ」
「見た目は可愛いですよね。性能ごっついですけど」
「そうなのニャ?」
「例の強姦騎士が街中で昏倒したのコレが原因ですからね。装着者に危害を加える人間に雷系の中級魔法ブッ放すんですよ、このコ」
指先でチャリチャリと音をさせながら、室内の一同へとペンダントを見せて簡単な説明をするバリナに、市井方面の報告書面に記載はあったものの、実物がこんなに女性向けで可愛らしい物だとは思っていなかったアドルフィルトは、器用に片方の眉だけ持ち上げて、ペンダントからアーウィンへと視線を戻した。
「……随分と物騒なものを扱っとる商会なのだな?」
「手広くやってるようですよ? 妹が」
あくまでも商会の統括責任を負っているのは、己の妹姫なので、そこを強調すべく倒置法じみた表現を使ってアーウィンは、答えを返した。
「妹子が?」
「はい。私は基本、頼まれた物を作っているだけですので」
「他にどんな物があるんですか? 殿下?」
地妖精のローガンは勿論、森妖精であるレンリアードもこんな小さな装飾品の魔導具に中級魔法を仕込めることに興味を覚えたようで、先を促すようにして質問が投げかけられた。
「女性に喜ばれるのは、化粧品とスイーツ。宝石を含む装飾品の類いだな。特に抗老化の効能がある基礎化粧品と美肌の効能がある洗顔、入浴剤などは人気があるようだ」
その辺りの商品紹介で、女性陣がそれぞれ何処かで、ピクッと反応したけれど、特に口を挟まれる雰囲気ではなかったので、話しを止めることなく言葉を紡いだ。
「それと……私は素材の精製以外で関わっておらぬのだが、女性用の補正下着やドレス、ワンピースや靴なども販売しているようだ」
「補正下着? アレですかな? 確か、コルセットとかいう、女子腰をギュウギュウに締めつけとる、紐のついた?」
地妖精には、馴染みのないものなのだろう。
うろ覚えであることを隠そうともしない口調でローガンが、確認の問いを溢す。
「他国では、そのような認識でよいだろうな。我が国でのコルセット需要は、回復魔法を即時使用出来ぬ場合の緊急搬送時に使われる医療用のみとなって久しい。使用方法としては、主に胸部や背部の骨に罅が入ったとか、折れたとか、飛び出したとか。後はこう……臓物のはみ出し防止的な使い方とか。そのような感じになるな。それとは別に腕や足を固定する用途で作られた物も存在している」
「………」
所変われば品変わるとは、よく言ったもので、この国では女性がドレスの下でウエストの括れを作成するのに使われる物が、ヴェルザリスでは、完全に戦地使用や事故・災害現場用品として使われている印象だった。
「補正下着というのは、そこまで締め付けがキツいものではないそうなのですが、聞かされた説明によると、脇の肉を胸側へ持ち上げ、胸自体を身体の中央に持ってきて、更に上へ上げることで形を整えるものと、ええと……腿の肉を持ち上げて、細くすることで、尻の位置を上げ、形を整えることに特化したものだそうで……えっと……確か、そうすることで腰や腹回りの肉が自動的に尻と胸に分配されて、自然な括れができるよう、身体に癖がつくとか何とか……そんなような話しだった気が……? すみません。あまり、興味がなくて、半分聞き流していたもので、私では、大体のことしか説明出来ませんが、そんなような物なんだそうです」
言葉通り、詳しいことを覚える気がなかったようで、アーウィンの説明は、ここまでで彼が話して聞かせてくれた様々な事柄の中で、1番あやふやに聞こえた。
それでも。
「……よかったな。我が娘にそんな物の存在が知られる前で」
「ほんとニャ。逃げきれなくなるトコだったニャ」
アドルフィルトの言葉にミューニャが、間髪入れずに賛意を唱えた。
「人族の女性には、己の不様な体型や、肉体の老いを受け入れられぬ者が多いと聞きますからねぇ」
「若い時間が長ければよいというものでもないんじゃがのぅ?」
「人族の寿命を考えれば仕方ありませんよ」
老いれば、あちこちに皺も寄れば弛みもするのは当然のことなのだが、地妖精や森妖精のように上品に歳をとるという生き方が出来る者はごく少数であるのが、人族の現実だった。
「因みに身体の補正はともかく、化粧品でどうやって老化に対抗してるのニャ?」
「時空間属性の魔石へ、マイナス方向の魔力を込めて、液体化したものを抗老化の化粧品成分として使っているのだ」
「うわぁ、スゲェ。その段階でもう全然、意味が分かんねぇや」
「ニャア。化粧品に超希少属性の魔石使うとか、ヴェルザリスはおかしいニャ……」
そこまでするか、という意味と希少属性を帯びた魔石を液体化するだとか、言われただけでは何をどうすればそれが可能なのか、サッパリ分からなくて、スライとミューニャがドン引きしたような声を上げた。
「大概の魔石は、宝石と一緒で作れるからなぁ。龍石は流石に無理だが」
「……魔石まで作るのか?」
「必要であれば? 少なくとも我が国での需要は高いので、魔石に関しては買取と作成を併用している状態ですね」
呆れと感心が半々に入り混じった口調でアドルフィルトが訊ねたことへ、アーウィンは隠すことなく国の現状を告げた。
「なるほどのぅ。その化粧品とやらの効能を知って、人族でそれをいらんという女子は、あまり居らんような気がするが、天空人達は、どうなんじゃ?」
「元々は、1番上の兄上の生母であられる、我が国の王妃陛下に御生誕日の献上品として私が送った物が始まりでな。10は若返ったと社交界で噂になったらしく、どうやって手に入れた品だと連日、父上の妃3人と私の姉上2人、妹達にまで詰め寄られて……耐えきれなくなった私が白状してから、製品化されるまでにかかった日数は、恐らく今までで最速だったのではなかろうか……?」
思い返してみても何故、これほどまでに? と疑問しか浮かんで来ないような鬼気迫る詰め寄られ方を毎日のようにされた記憶は、後にも先にもあの時だけだった気がした。
「美にかける女の執念に国の違いはございませんわねぇ」
「まぁ、気にする人は気にしますからねぇ」
化粧品の所で反応していたフェリシティアと、それはどうでもいいらしいバリナ。
両極端の反応を見せる2人の女性の姿は、正に女性社会の縮図を見ているようだった。
「ああ! 消える、消える! 消えるとも! こうして市井に出るのすら、護衛だ何だ、公務の進行がどーのこーのと煩ぅなるしな! はっはっはっはっは!」
「やはりそうですか。父上を見ていて、そうではないかと思っていたのですよ。蹴って正解でした」
「自由でなくなるのは、嫌かね?」
アーウィンの答えに笑いを収めたアドルフィルトは、含みを持たせた低い声音で、そう問いかけた。
「私を玉座に縛り付けるのは、真に国益を考える者にとって損失でしかありません。我が国ですら、神代古龍種を単独討伐出来るのは私だけ。加えて申さば、妹が切り盛りする商会の販売品は、ほぼ私の研究開発品。同じ物を同じ品質でゼロから作り出せる者がほぼ皆無な現状で、国王や王太子としての執務とその2つの役割を兼務するのは、不可能に近いのですよ。それならば?」
「本人もそれを望んでおらず、代わりの利く方に人員が割けるのならば、そうすればよい。なるほど。為政者としての政治的判断としては理解出来る」
「ニャア。殿下の作った商品ってどんなのがあるのニャ?」
難しい話しは、聞いているだけで一杯一杯なミューニャだったが、そこにだけは興味が湧いたようでそう質問を投げた。
「あ! これ、確か商会の新商品でしたよね? 私に、もにたーてすとしてくれって仰ってたヤツ」
ミューニャの質問に心当たりのあったバリナが、鎧の胸元から引っ張り出したのは、例のペンダントだった。
「ニャニャ? 可愛いのニャ」
「見た目は可愛いですよね。性能ごっついですけど」
「そうなのニャ?」
「例の強姦騎士が街中で昏倒したのコレが原因ですからね。装着者に危害を加える人間に雷系の中級魔法ブッ放すんですよ、このコ」
指先でチャリチャリと音をさせながら、室内の一同へとペンダントを見せて簡単な説明をするバリナに、市井方面の報告書面に記載はあったものの、実物がこんなに女性向けで可愛らしい物だとは思っていなかったアドルフィルトは、器用に片方の眉だけ持ち上げて、ペンダントからアーウィンへと視線を戻した。
「……随分と物騒なものを扱っとる商会なのだな?」
「手広くやってるようですよ? 妹が」
あくまでも商会の統括責任を負っているのは、己の妹姫なので、そこを強調すべく倒置法じみた表現を使ってアーウィンは、答えを返した。
「妹子が?」
「はい。私は基本、頼まれた物を作っているだけですので」
「他にどんな物があるんですか? 殿下?」
地妖精のローガンは勿論、森妖精であるレンリアードもこんな小さな装飾品の魔導具に中級魔法を仕込めることに興味を覚えたようで、先を促すようにして質問が投げかけられた。
「女性に喜ばれるのは、化粧品とスイーツ。宝石を含む装飾品の類いだな。特に抗老化の効能がある基礎化粧品と美肌の効能がある洗顔、入浴剤などは人気があるようだ」
その辺りの商品紹介で、女性陣がそれぞれ何処かで、ピクッと反応したけれど、特に口を挟まれる雰囲気ではなかったので、話しを止めることなく言葉を紡いだ。
「それと……私は素材の精製以外で関わっておらぬのだが、女性用の補正下着やドレス、ワンピースや靴なども販売しているようだ」
「補正下着? アレですかな? 確か、コルセットとかいう、女子腰をギュウギュウに締めつけとる、紐のついた?」
地妖精には、馴染みのないものなのだろう。
うろ覚えであることを隠そうともしない口調でローガンが、確認の問いを溢す。
「他国では、そのような認識でよいだろうな。我が国でのコルセット需要は、回復魔法を即時使用出来ぬ場合の緊急搬送時に使われる医療用のみとなって久しい。使用方法としては、主に胸部や背部の骨に罅が入ったとか、折れたとか、飛び出したとか。後はこう……臓物のはみ出し防止的な使い方とか。そのような感じになるな。それとは別に腕や足を固定する用途で作られた物も存在している」
「………」
所変われば品変わるとは、よく言ったもので、この国では女性がドレスの下でウエストの括れを作成するのに使われる物が、ヴェルザリスでは、完全に戦地使用や事故・災害現場用品として使われている印象だった。
「補正下着というのは、そこまで締め付けがキツいものではないそうなのですが、聞かされた説明によると、脇の肉を胸側へ持ち上げ、胸自体を身体の中央に持ってきて、更に上へ上げることで形を整えるものと、ええと……腿の肉を持ち上げて、細くすることで、尻の位置を上げ、形を整えることに特化したものだそうで……えっと……確か、そうすることで腰や腹回りの肉が自動的に尻と胸に分配されて、自然な括れができるよう、身体に癖がつくとか何とか……そんなような話しだった気が……? すみません。あまり、興味がなくて、半分聞き流していたもので、私では、大体のことしか説明出来ませんが、そんなような物なんだそうです」
言葉通り、詳しいことを覚える気がなかったようで、アーウィンの説明は、ここまでで彼が話して聞かせてくれた様々な事柄の中で、1番あやふやに聞こえた。
それでも。
「……よかったな。我が娘にそんな物の存在が知られる前で」
「ほんとニャ。逃げきれなくなるトコだったニャ」
アドルフィルトの言葉にミューニャが、間髪入れずに賛意を唱えた。
「人族の女性には、己の不様な体型や、肉体の老いを受け入れられぬ者が多いと聞きますからねぇ」
「若い時間が長ければよいというものでもないんじゃがのぅ?」
「人族の寿命を考えれば仕方ありませんよ」
老いれば、あちこちに皺も寄れば弛みもするのは当然のことなのだが、地妖精や森妖精のように上品に歳をとるという生き方が出来る者はごく少数であるのが、人族の現実だった。
「因みに身体の補正はともかく、化粧品でどうやって老化に対抗してるのニャ?」
「時空間属性の魔石へ、マイナス方向の魔力を込めて、液体化したものを抗老化の化粧品成分として使っているのだ」
「うわぁ、スゲェ。その段階でもう全然、意味が分かんねぇや」
「ニャア。化粧品に超希少属性の魔石使うとか、ヴェルザリスはおかしいニャ……」
そこまでするか、という意味と希少属性を帯びた魔石を液体化するだとか、言われただけでは何をどうすればそれが可能なのか、サッパリ分からなくて、スライとミューニャがドン引きしたような声を上げた。
「大概の魔石は、宝石と一緒で作れるからなぁ。龍石は流石に無理だが」
「……魔石まで作るのか?」
「必要であれば? 少なくとも我が国での需要は高いので、魔石に関しては買取と作成を併用している状態ですね」
呆れと感心が半々に入り混じった口調でアドルフィルトが訊ねたことへ、アーウィンは隠すことなく国の現状を告げた。
「なるほどのぅ。その化粧品とやらの効能を知って、人族でそれをいらんという女子は、あまり居らんような気がするが、天空人達は、どうなんじゃ?」
「元々は、1番上の兄上の生母であられる、我が国の王妃陛下に御生誕日の献上品として私が送った物が始まりでな。10は若返ったと社交界で噂になったらしく、どうやって手に入れた品だと連日、父上の妃3人と私の姉上2人、妹達にまで詰め寄られて……耐えきれなくなった私が白状してから、製品化されるまでにかかった日数は、恐らく今までで最速だったのではなかろうか……?」
思い返してみても何故、これほどまでに? と疑問しか浮かんで来ないような鬼気迫る詰め寄られ方を毎日のようにされた記憶は、後にも先にもあの時だけだった気がした。
「美にかける女の執念に国の違いはございませんわねぇ」
「まぁ、気にする人は気にしますからねぇ」
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