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凡人高校生
21話
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__保健室
「あーこれは、熱出てますね」
「……え」
大は、授業が始まっても脳が働かず、目眩も治らなかったので、一応保健室に行った。するとこのザマだ。しっかりと38度熱があった。
「…えっと、じゃあ…」
「うん。早退だね」
「……えーー……」
何と1時間目の終わりでもう下校と宣言された。大の脳はなんとも言えない気持ちで埋め尽くされた。風邪で休めてラッキーと、歩いて来て目を瞑っていただけ?なんか勿体ない。という気持ち。
先生が荷物を代わりに持ってきてくれるまで、大は保健室のベッドで横になっていた。
(…風邪なんてひいたの何年ぶりだろ…。あー、風邪って思うと確かにダルいし頭痛い)
症状が酷く、寝ることもむずかしかった大は、呼吸を整えて大人しくしているしかなかった。
(…病院行くのめんどいし、家に引きこもってよ)
_____✻✻_____
__大家
「っあ゛ぁーー、つら~~~……」
先生に家まで送ってもらった大は、中に入ると一目散に寝室のベッドに行った。どうやら、さっきよりも症状が深刻になってきているようだ。
(……あつい、…あたま痛い…。…まってさむくなってきた……)
夏の暑さと体の寒気が同時に襲いかかり、大は体温調整が困難な状況になった。その上頭痛や喉も痛いので、寝るにも寝れずにただぼーっと天井を眺めていた。
(何か食べなきゃだけど、…食べる気が起きない…。ゲームも何もしたくない……)
呂律も回らなくなり、呼吸も荒い。喋ることすら辛くなってきている。
重い症状に悩まされながらも、大は静かに眠りについていった。
_____✻✻_____
「……ん、ん~~……あつ…」
数時間後に目が覚めたようで、時刻はもう16時に差しかかっていた。
「げっ、6時間睡眠…。普通にいつもと同じ……。昨日夜ふかししてたからか…。もしかしてそれが原因?」
結構な時間寝ていたようで、大自身も驚いていた。寝る前よりは元気になったらしく、動けないということもなかった。
大は引き出しから体温計を出し、脇に挟んだ。
「…7度6か…。下がってはいるな」
測り終わって数字を見る限り下がっているようだが、まだ万全とは言えなかった。
頭痛もまだ全然感じているし、目眩だってまだする。大は麦茶だけ飲んで、またベッドに戻った。
「どうしよ。もう寝れない…」
寝過ぎたので流石にもう目はぱっちりだ。しかし体は大丈夫ではないので、まだ安静にする必要があった。
暇を持て余していると、いきなりドンッと、大きな音が家中に響いた。
大も目を見開き、音のした方へ視線を向けた。
「……玄関?」
確認する暇もなく、一直線に音が大の方へと近づいてきた。彼も少し怖くなって緊張しながら待ち構えた。すると、聞き覚えのある声が部屋に木霊した。
「大ちゃん大丈夫!!?」
「…満…!?」
何とその正体は満だったようで、体中汗だくで息切れもしていた。どうやら走ってここまで来たらしい。
「お前ッ、なんで…、てか部活は…!?」
「そんな事どうでもいいって!それより、なんか体に優しいもん持ってくるから、じっとしてろよ!!」
そう言って満はまた走り出し、玄関の扉をバッと閉めた。大もポカンとしており、部屋のドアをボーッと眺めていた。
「あーこれは、熱出てますね」
「……え」
大は、授業が始まっても脳が働かず、目眩も治らなかったので、一応保健室に行った。するとこのザマだ。しっかりと38度熱があった。
「…えっと、じゃあ…」
「うん。早退だね」
「……えーー……」
何と1時間目の終わりでもう下校と宣言された。大の脳はなんとも言えない気持ちで埋め尽くされた。風邪で休めてラッキーと、歩いて来て目を瞑っていただけ?なんか勿体ない。という気持ち。
先生が荷物を代わりに持ってきてくれるまで、大は保健室のベッドで横になっていた。
(…風邪なんてひいたの何年ぶりだろ…。あー、風邪って思うと確かにダルいし頭痛い)
症状が酷く、寝ることもむずかしかった大は、呼吸を整えて大人しくしているしかなかった。
(…病院行くのめんどいし、家に引きこもってよ)
_____✻✻_____
__大家
「っあ゛ぁーー、つら~~~……」
先生に家まで送ってもらった大は、中に入ると一目散に寝室のベッドに行った。どうやら、さっきよりも症状が深刻になってきているようだ。
(……あつい、…あたま痛い…。…まってさむくなってきた……)
夏の暑さと体の寒気が同時に襲いかかり、大は体温調整が困難な状況になった。その上頭痛や喉も痛いので、寝るにも寝れずにただぼーっと天井を眺めていた。
(何か食べなきゃだけど、…食べる気が起きない…。ゲームも何もしたくない……)
呂律も回らなくなり、呼吸も荒い。喋ることすら辛くなってきている。
重い症状に悩まされながらも、大は静かに眠りについていった。
_____✻✻_____
「……ん、ん~~……あつ…」
数時間後に目が覚めたようで、時刻はもう16時に差しかかっていた。
「げっ、6時間睡眠…。普通にいつもと同じ……。昨日夜ふかししてたからか…。もしかしてそれが原因?」
結構な時間寝ていたようで、大自身も驚いていた。寝る前よりは元気になったらしく、動けないということもなかった。
大は引き出しから体温計を出し、脇に挟んだ。
「…7度6か…。下がってはいるな」
測り終わって数字を見る限り下がっているようだが、まだ万全とは言えなかった。
頭痛もまだ全然感じているし、目眩だってまだする。大は麦茶だけ飲んで、またベッドに戻った。
「どうしよ。もう寝れない…」
寝過ぎたので流石にもう目はぱっちりだ。しかし体は大丈夫ではないので、まだ安静にする必要があった。
暇を持て余していると、いきなりドンッと、大きな音が家中に響いた。
大も目を見開き、音のした方へ視線を向けた。
「……玄関?」
確認する暇もなく、一直線に音が大の方へと近づいてきた。彼も少し怖くなって緊張しながら待ち構えた。すると、聞き覚えのある声が部屋に木霊した。
「大ちゃん大丈夫!!?」
「…満…!?」
何とその正体は満だったようで、体中汗だくで息切れもしていた。どうやら走ってここまで来たらしい。
「お前ッ、なんで…、てか部活は…!?」
「そんな事どうでもいいって!それより、なんか体に優しいもん持ってくるから、じっとしてろよ!!」
そう言って満はまた走り出し、玄関の扉をバッと閉めた。大もポカンとしており、部屋のドアをボーッと眺めていた。
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