スライムたちと満喫異世界ライフ

groria

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第1話 スライムとの出会い

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「もうそろそろ俺も終わるのかな」

ここはとある小さな病院の1つの病室。この病室のベッドに1人の男が寝込んでいた。彼の名前は蒼天青児。

彼は生まれつき体が弱く、社会人になってから積み重なる仕事での疲労によりさらに体は弱くなった。そして彼が32歳になったときについに体がまともに動かなくなった。

それから約1年間病院生活を送っていたが体が回復することはなく、衰弱する一方だった。病院生活の初めのころはそこまで症状もひどくなく、体を動かすことが少し大変程度であったが、半年後からは寝たきりに近い状態にもなった。

1年の闘病生活を経たが、体はついには完全に動かなくなった。口ぐらいしか動かせず、点滴生活でもあった。彼はその闘病生活の中でいろいろな思いを抱いた。

「ああ、もっと体を動かしたかったな。それになんかもっと楽しいことをしたかったな」

彼は仕事の疲れを回復させるだけで休日のほとんどを使ってしまったため、楽しさというのをほとんど経験することなく障害を終えようとしていた。

その後、彼は翌日昼間の3時ほどにひっそりと息を引き取った。

しかしここで一つの不具合が生じた。なんと、彼は意識だけは失っていなかった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ここは?」

青児は目を覚まして周りを見渡すも、あたりはかなり真っ暗でとてもじゃないが視認できなかった。

「よいしょ、......え?立ててる?嘘だろ!?」

自然の動きで彼は立ったが、その時約1年間病院生活、半年間ほぼ動けない状態だったため歩けることにとても感動している。

「いや、そんなことよりも今はここがなんなのか調べないといけないか」

彼は壁伝いにそろりそろりとゆっくり歩き始めた。所々で歩きにくい場所もあったが、半年ぶりの歩きというのになぜ動けるのかと思いつつもとにかく進んだ。

3分ほど歩いていると先のほうから光が差し込んでいるのが見えてきた。青児は急いで光の先のほうへ向かった。光の色は青白く、神秘的だった。

「一体ここは、なんて綺麗な場所なんだ」

青児の目の前に広がっている光景はまさに神々しさが放たれている、泉だった。青児は見た瞬間思った、差し込んでいた青白い光はこの泉から放たれていたんだと。

そんな神秘的な泉を眺めている中1つ気になるものを見つけた。

「なんだあの丸いのは?」

泉の浪打の端のほうに丸いものがあった。その丸い物体も青いため遠目では何なのかよくわからなかった。なにか変わった石なのかと予想しながら青児は近づく。

......ピク!

「え!?動いた!?」

動いた丸い青い物体は、スライムだった。
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