2 / 7
合体!ってなんなんだ?
しおりを挟む
「おい、お前は暇だからってだけで?俺をおもちゃにしようってか?ふざけんなよ。」
俺に任せたはずのこの女は速攻で口を開いた。
これがいわゆる脳筋か!
「なにニヤニヤしてんだ。お前だって文句あるだろ!」
めっちゃ考えてることバレたと思った。
いや、確かにおもちゃにされるのはむかつくが、これを夢みてた俺がいる。それよりも聞くことがある。
「神様よぉ、どうせ神は気まぐれとかどうのこうの言うだろうし、動機に関しては置いといて、なんで夢の中なんだ?異世界転生でも転移でもさせればいい。」
神様なら人間を移動させるくらい簡単だと思う。まあ、ただの偏見だけど。
「ふふふ、あなたの考えを聞かせてもらえますか。」
うわぁ。なんだこいつ、はやく言えよめんどくせぇ。
夢の世界にした理由かぁ。きっと夢の世界じゃなきゃ駄目だったんだろうなぁ。
「あれだろ?法律かなんかで、現世の人間に手を出してはいけない的なやつ。」
全然考えないで俺は言った。
「いやいや、相手は神だぞ!そんなくだらん理由なわけなうだろ!」
この女の言う通り、相手は俺達と違って神。法律くらい壊せるだろう。だが俺はこれくらいしか考えれないんだ。人間だから。決して面倒だからとかそんなんじゃ
「さすが、魔王。頭いいですね。」
「えぇぇぇーーーーー!!当たってるのかよーーーー!!」
うそぉ。
当たってるのかよ。こんなやつが俺達の敵なのか?いや敵ではないけどなんかなぁ。
「私はあなた達を消したりすることはできません。なので、なんとか干渉できた夢の中で遊ぼうという事です。ちなみに、これから、私のオモチャになるのは、全て同じ街に住んでますよ。それも、深夜12時から6時まで寝る人を厳選しました。」
そこまでして遊びたいのかよ・・・俺もやると思う。そんで目的が達成したらまた、暇になるってやつだよな。
「それではこれで。明日から動いてもらいますので、今日は能力の練習などなど、しておいて下さい。6時間もやることはないので、3時にはステージに転送します。」
「あっこら!・・・行っちまった。どうするかなぁ、やるしかないか。」
「あっそうそう能力は念じたりすれば使えますよ。イメージというやつです。」
「あっちょ、なにしに来やがったぁ!ガイドブックのせとけぇ!」
神様は、出たり消えたり、変なやつ。
思わず俳句を作ってしまった。
「とりあえず、能力の練習やろうぜ。えーとお前名前は?」
今更ながら、こいつの名前を知らない。合体するんだし、少しはこいつの事を知らないと。
「・・・お前に言う必要は無い。どうせ、ろくに能力も使わんのだから。」
うぜぇ。こんなやつ初めて見た。まるで俺だ。
「そんなら、お前を姐さんと呼ぼうそうしよう。」
「ハア?なんっで姐さんなんだよ?他にあっただろ。」
それは簡単。
「お前、女で男勝りで力強そうで、美女で大きいし。そして大きい。」
どこが大きいとは言わん。実際にそうなんだから仕方ない。そう仕方ない。
「二回も言って、どこが大きいんだよ。」
「さぁ?身長じゃね。」
身長である。そう、身長である。
俺は視線を少し下にやる。
「確かに、お前と同じくらい大きいってどこ見てやがる!まさか!」
姐さんってキャラは皆大きいよね。多分。
「お前!どこ見て決めてやがる!ぶっ飛ばすぞ!」
やれるもんならやってみろ。
「そんじゃ姐さん、能力試すぞー。」
「待て!姐さん言うなってうお!」
俺は姐さんの中にはいる。
俺は姐さんの中に入った。魂だけ。
おーい聞こえるかー。
「ああ、聞こえるが、お前どこいった?体無くなってるんだが。」
知ってるーお前の視界は俺の視界だからなぁ。
「まじか!てか、合体ってこういうもんなのか?なんかこう、融合的なやつだと思ってたんだが。」
違ったみたいだなぁ。俺の体が消えて、カーナビみたいにサポートできるみたいだな。
「なんだそら。実質お前いないじゃねーか。」
いや、いるぞだって、
俺は足を上げるすると、
「うお!?勝手に足が上がったんだが!?」
俺があげたんだよ。ついでに、
「あれ?なんか抜けてったような?」
後ろ見ろ。
姐さんが後ろをみるとそこには火の玉が浮かんでいた。
「なんだこれ?全然熱くないな。」
こっから姐さんをみて、そこで指示ができるって感じだろ。おいこら触るな揉むな。
「へー。思ったよりいい能力だな。」
ああ、お前に後ろから情報伝えたり、いろいろできるからな。普通に合体するより、かなり使える。
だが魔王の能力には似合わないと思う。これ絶対勇者側だろ。
「それじゃあ、能力の事も分かったし、組み手でもするか。」
俺は姐さんからはなれて、元の体に戻る。
「あれ?もう戻るのか?少し早くないか?」
「そりゃ、お前が俺よりどれだけ弱いか、確かめんとなぁ。能力のことは後でいい。」
「そういうの一言余計って、言うんだぜ、歴代最弱魔王様♪」
こいつも言うじゃねぇか。
俺は右腕を腹の横に、左腕を体を守る様に前に構える。
「なるほど、お前にも構えがあるんだな。全く役に立ちそうにないが。」
姐さんは構えないらしい。
構える構えないは、俺にとっては気分だからいいんだよ。
俺の強さの秘訣。それは心である。正義の心とかそんなんじゃ無くなって、イライラ3割、他の負の感情7割で戦ってきて、勝ってきた。正しい心なんて、くだらない。
「それじゃあ、」
姐さんは狂気のような笑みを浮かべる。
「始めようか。」
姐さんはとにかく、俺に突っ込んで、右ストレートを繰り出す。だが、
「ほい、ジャストガード、てな。」
俺の防御力を舐めないほうがいい。
俺に任せたはずのこの女は速攻で口を開いた。
これがいわゆる脳筋か!
「なにニヤニヤしてんだ。お前だって文句あるだろ!」
めっちゃ考えてることバレたと思った。
いや、確かにおもちゃにされるのはむかつくが、これを夢みてた俺がいる。それよりも聞くことがある。
「神様よぉ、どうせ神は気まぐれとかどうのこうの言うだろうし、動機に関しては置いといて、なんで夢の中なんだ?異世界転生でも転移でもさせればいい。」
神様なら人間を移動させるくらい簡単だと思う。まあ、ただの偏見だけど。
「ふふふ、あなたの考えを聞かせてもらえますか。」
うわぁ。なんだこいつ、はやく言えよめんどくせぇ。
夢の世界にした理由かぁ。きっと夢の世界じゃなきゃ駄目だったんだろうなぁ。
「あれだろ?法律かなんかで、現世の人間に手を出してはいけない的なやつ。」
全然考えないで俺は言った。
「いやいや、相手は神だぞ!そんなくだらん理由なわけなうだろ!」
この女の言う通り、相手は俺達と違って神。法律くらい壊せるだろう。だが俺はこれくらいしか考えれないんだ。人間だから。決して面倒だからとかそんなんじゃ
「さすが、魔王。頭いいですね。」
「えぇぇぇーーーーー!!当たってるのかよーーーー!!」
うそぉ。
当たってるのかよ。こんなやつが俺達の敵なのか?いや敵ではないけどなんかなぁ。
「私はあなた達を消したりすることはできません。なので、なんとか干渉できた夢の中で遊ぼうという事です。ちなみに、これから、私のオモチャになるのは、全て同じ街に住んでますよ。それも、深夜12時から6時まで寝る人を厳選しました。」
そこまでして遊びたいのかよ・・・俺もやると思う。そんで目的が達成したらまた、暇になるってやつだよな。
「それではこれで。明日から動いてもらいますので、今日は能力の練習などなど、しておいて下さい。6時間もやることはないので、3時にはステージに転送します。」
「あっこら!・・・行っちまった。どうするかなぁ、やるしかないか。」
「あっそうそう能力は念じたりすれば使えますよ。イメージというやつです。」
「あっちょ、なにしに来やがったぁ!ガイドブックのせとけぇ!」
神様は、出たり消えたり、変なやつ。
思わず俳句を作ってしまった。
「とりあえず、能力の練習やろうぜ。えーとお前名前は?」
今更ながら、こいつの名前を知らない。合体するんだし、少しはこいつの事を知らないと。
「・・・お前に言う必要は無い。どうせ、ろくに能力も使わんのだから。」
うぜぇ。こんなやつ初めて見た。まるで俺だ。
「そんなら、お前を姐さんと呼ぼうそうしよう。」
「ハア?なんっで姐さんなんだよ?他にあっただろ。」
それは簡単。
「お前、女で男勝りで力強そうで、美女で大きいし。そして大きい。」
どこが大きいとは言わん。実際にそうなんだから仕方ない。そう仕方ない。
「二回も言って、どこが大きいんだよ。」
「さぁ?身長じゃね。」
身長である。そう、身長である。
俺は視線を少し下にやる。
「確かに、お前と同じくらい大きいってどこ見てやがる!まさか!」
姐さんってキャラは皆大きいよね。多分。
「お前!どこ見て決めてやがる!ぶっ飛ばすぞ!」
やれるもんならやってみろ。
「そんじゃ姐さん、能力試すぞー。」
「待て!姐さん言うなってうお!」
俺は姐さんの中にはいる。
俺は姐さんの中に入った。魂だけ。
おーい聞こえるかー。
「ああ、聞こえるが、お前どこいった?体無くなってるんだが。」
知ってるーお前の視界は俺の視界だからなぁ。
「まじか!てか、合体ってこういうもんなのか?なんかこう、融合的なやつだと思ってたんだが。」
違ったみたいだなぁ。俺の体が消えて、カーナビみたいにサポートできるみたいだな。
「なんだそら。実質お前いないじゃねーか。」
いや、いるぞだって、
俺は足を上げるすると、
「うお!?勝手に足が上がったんだが!?」
俺があげたんだよ。ついでに、
「あれ?なんか抜けてったような?」
後ろ見ろ。
姐さんが後ろをみるとそこには火の玉が浮かんでいた。
「なんだこれ?全然熱くないな。」
こっから姐さんをみて、そこで指示ができるって感じだろ。おいこら触るな揉むな。
「へー。思ったよりいい能力だな。」
ああ、お前に後ろから情報伝えたり、いろいろできるからな。普通に合体するより、かなり使える。
だが魔王の能力には似合わないと思う。これ絶対勇者側だろ。
「それじゃあ、能力の事も分かったし、組み手でもするか。」
俺は姐さんからはなれて、元の体に戻る。
「あれ?もう戻るのか?少し早くないか?」
「そりゃ、お前が俺よりどれだけ弱いか、確かめんとなぁ。能力のことは後でいい。」
「そういうの一言余計って、言うんだぜ、歴代最弱魔王様♪」
こいつも言うじゃねぇか。
俺は右腕を腹の横に、左腕を体を守る様に前に構える。
「なるほど、お前にも構えがあるんだな。全く役に立ちそうにないが。」
姐さんは構えないらしい。
構える構えないは、俺にとっては気分だからいいんだよ。
俺の強さの秘訣。それは心である。正義の心とかそんなんじゃ無くなって、イライラ3割、他の負の感情7割で戦ってきて、勝ってきた。正しい心なんて、くだらない。
「それじゃあ、」
姐さんは狂気のような笑みを浮かべる。
「始めようか。」
姐さんはとにかく、俺に突っ込んで、右ストレートを繰り出す。だが、
「ほい、ジャストガード、てな。」
俺の防御力を舐めないほうがいい。
0
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
二度目の勇者は救わない
銀猫
ファンタジー
異世界に呼び出された勇者星谷瞬は死闘の果てに世界を救い、召喚した王国に裏切られ殺された。
しかし、殺されたはずの殺されたはずの星谷瞬は、何故か元の世界の自室で目が覚める。
それから一年。人を信じられなくなり、クラスから浮いていた瞬はクラスメイトごと異世界に飛ばされる。飛ばされた先は、かつて瞬が救った200年後の世界だった。
復讐相手もいない世界で思わぬ二度目を得た瞬は、この世界で何を見て何を成すのか?
昔なろうで投稿していたものになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる