夢の中で魔王軍を率いる!・・・しっくりこない。

SAIKAI

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合体!ってなんなんだ?

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 「おい、お前は暇だからってだけで?俺をおもちゃにしようってか?ふざけんなよ。」
 俺に任せたはずのこの女は速攻で口を開いた。
 これがいわゆる脳筋か!
 「なにニヤニヤしてんだ。お前だって文句あるだろ!」
 めっちゃ考えてることバレたと思った。
 いや、確かにおもちゃにされるのはむかつくが、これを夢みてた俺がいる。それよりも聞くことがある。
 「神様よぉ、どうせ神は気まぐれとかどうのこうの言うだろうし、動機に関しては置いといて、なんで夢の中なんだ?異世界転生でも転移でもさせればいい。」
 神様なら人間を移動させるくらい簡単だと思う。まあ、ただの偏見だけど。
 「ふふふ、あなたの考えを聞かせてもらえますか。」
 うわぁ。なんだこいつ、はやく言えよめんどくせぇ。
 夢の世界にした理由かぁ。きっと夢の世界じゃなきゃ駄目だったんだろうなぁ。
 「あれだろ?法律かなんかで、現世の人間に手を出してはいけない的なやつ。」
 全然考えないで俺は言った。
 「いやいや、相手は神だぞ!そんなくだらん理由なわけなうだろ!」
 この女の言う通り、相手は俺達と違って神。法律くらい壊せるだろう。だが俺はこれくらいしか考えれないんだ。人間だから。決して面倒だからとかそんなんじゃ
 「さすが、魔王。頭いいですね。」
 「えぇぇぇーーーーー!!当たってるのかよーーーー!!」
 うそぉ。
 当たってるのかよ。こんなやつが俺達の敵なのか?いや敵ではないけどなんかなぁ。
 「私はあなた達を消したりすることはできません。なので、なんとか干渉できた夢の中で遊ぼうという事です。ちなみに、これから、私のオモチャになるのは、全て同じ街に住んでますよ。それも、深夜12時から6時まで寝る人を厳選しました。」
 そこまでして遊びたいのかよ・・・俺もやると思う。そんで目的が達成したらまた、暇になるってやつだよな。
 「それではこれで。明日から動いてもらいますので、今日は能力の練習などなど、しておいて下さい。6時間もやることはないので、3時にはステージに転送します。」
 「あっこら!・・・行っちまった。どうするかなぁ、やるしかないか。」
 「あっそうそう能力は念じたりすれば使えますよ。イメージというやつです。」
 「あっちょ、なにしに来やがったぁ!ガイドブックのせとけぇ!」
 神様は、出たり消えたり、変なやつ。
 思わず俳句を作ってしまった。
 「とりあえず、能力の練習やろうぜ。えーとお前名前は?」
 今更ながら、こいつの名前を知らない。合体するんだし、少しはこいつの事を知らないと。
 「・・・お前に言う必要は無い。どうせ、ろくに能力も使わんのだから。」
 うぜぇ。こんなやつ初めて見た。まるで俺だ。
 「そんなら、お前を姐さんと呼ぼうそうしよう。」
 「ハア?なんっで姐さんなんだよ?他にあっただろ。」
 それは簡単。
 「お前、女で男勝りで力強そうで、美女で大きいし。そして大きい。」
 どこが大きいとは言わん。実際にそうなんだから仕方ない。そう仕方ない。
 「二回も言って、どこが大きいんだよ。」
 「さぁ?身長じゃね。」
 身長である。そう、身長である。
 俺は視線を少し下にやる。
 「確かに、お前と同じくらい大きいってどこ見てやがる!まさか!」
 姐さんってキャラは皆大きいよね。多分。
 「お前!どこ見て決めてやがる!ぶっ飛ばすぞ!」
 やれるもんならやってみろ。
 「そんじゃ姐さん、能力試すぞー。」
 「待て!姐さん言うなってうお!」
 俺は姐さんの中にはいる。
 俺は姐さんの中に入った。魂だけ。
 おーい聞こえるかー。
 「ああ、聞こえるが、お前どこいった?体無くなってるんだが。」
 知ってるーお前の視界は俺の視界だからなぁ。
 「まじか!てか、合体ってこういうもんなのか?なんかこう、融合的なやつだと思ってたんだが。」
 違ったみたいだなぁ。俺の体が消えて、カーナビみたいにサポートできるみたいだな。
 「なんだそら。実質お前いないじゃねーか。」
 いや、いるぞだって、
 俺は足を上げるすると、
 「うお!?勝手に足が上がったんだが!?」
 俺があげたんだよ。ついでに、
 「あれ?なんか抜けてったような?」
 後ろ見ろ。
 姐さんが後ろをみるとそこには火の玉が浮かんでいた。
 「なんだこれ?全然熱くないな。」
 こっから姐さんをみて、そこで指示ができるって感じだろ。おいこら触るな揉むな。
 「へー。思ったよりいい能力だな。」
 ああ、お前に後ろから情報伝えたり、いろいろできるからな。普通に合体するより、かなり使える。
 だが魔王の能力には似合わないと思う。これ絶対勇者側だろ。
 「それじゃあ、能力の事も分かったし、組み手でもするか。」
 俺は姐さんからはなれて、元の体に戻る。
 「あれ?もう戻るのか?少し早くないか?」
 「そりゃ、お前が俺よりどれだけ弱いか、確かめんとなぁ。能力のことは後でいい。」
 「そういうの一言余計って、言うんだぜ、歴代最弱魔王様♪」
 こいつも言うじゃねぇか。
 俺は右腕を腹の横に、左腕を体を守る様に前に構える。
 「なるほど、お前にも構えがあるんだな。全く役に立ちそうにないが。」
 姐さんは構えないらしい。
 構える構えないは、俺にとっては気分だからいいんだよ。
 俺の強さの秘訣。それは心である。正義の心とかそんなんじゃ無くなって、イライラ3割、他の負の感情7割で戦ってきて、勝ってきた。正しい心なんて、くだらない。
 「それじゃあ、」
 姐さんは狂気のような笑みを浮かべる。
 「始めようか。」
 姐さんはとにかく、俺に突っ込んで、右ストレートを繰り出す。だが、
 「ほい、ジャストガード、てな。」
 俺の防御力を舐めないほうがいい。 
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