夢の中で魔王軍を率いる!・・・しっくりこない。

SAIKAI

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俺は魔王なんぞやらん!団長だ!

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 「おい!起きろ!・・・名前なんだっけ?」
 「ああ?どうしたん?」
 俺は、姐さんを見てから、辺りを見回す。
 ・・・え?どこだここ?なんでこんなとこいるのなんで?
 俺は起きたら、なんか禍々しいというかその、まあ、変なとこにいた。それはもう魔王の城のような、
 ここ魔王城か!!
 やだよ!こんな変なところ!普通の家でいいじゃん!!
 なんか歴代魔王達らしきの、でかい絵があるし!あれ俺のも書かれるのか!?絶対嫌だ!!
 「大丈夫か?そんなキョロキョロして?気持ち悪いぞ。」
 「気持ち悪い言うな。それなら、姐さん見てる。」
 そう言って俺は姐さんに抱きつく。それはもう、子供の様に。
 「どうした?なんかあったのか?」
 心配してくれているらしい。
 この人やっぱ姐さんだなぁ。嫌がる訳でもなく、驚くわけでもなく。まるで親みたいだ。
 「ここ怖い。あと寒い。」
 「子供か!お前、あんなバカみたいに強いのに!?なんなら私のこと煽ってたよな!?」
 怖いものは怖いから仕方ない。俺は普段は普通に怖がりなんだよ。
 「あのー。」
 「ああ、すまんすまん。おい、お前の部下になるやつらだぞ。」
 「ああ?」
 俺はか顔だけ横を見る。
 「あっこんばんはー。」
 中学生だろうか。それくらいの女が目の前にいた。
 「うおおお!何してるんだ!魔王様!ガハハハハハ!!」
 十人以上いるヤクザどもと、高校生。普通の大人?達もいた。
 そこで俺が取る行動。
 「うわぁぁぁーー!でぇたぁーーーー!」
 姐さんを盾にする。ただそれだけである。
 「おいおい!出たはないだろ!それに魔王なら、もっとしっかりしろ!」
 ははははははははは!!
 うわぁ、盛り上がっとる。やだなぁ。めんどくさいなぁ。
 「ほら、さっさとでな?」
 「あっああ。」
 俺は恐る恐る姐さんの前に、
 「こっちですよ!」
 ヤメローーーーウ!!俺の手を引っ張るなーーーー!!
 そして、無理矢理、前に出された、
 「ええ、どうすりゃいいんだよ。」
 「自己紹介だよ。魔王ですって。」
 姐さんがアドバイスをくれる。
 ただ、魔王です。なんて、自己紹介、ハードルが高すぎる。
 「あー、どうも、これからお前らの頭張ります。まおーーーやだな。魔王やらない。魔王軍やらない。」
 俺は魔王なんてできん。
 こいつらの方が魔王ぽいし、そんなやつら差し置いて魔王とか無理。
 「ええ、いいんですか?」
 「いいんじゃないか?あの神とやらは、面白ければいいだろうし。」
 じゃあどうするんだー。
 別の奴が魔王やるかー。
 よし、なんたら団的な奴作ろうぜ! 
 おっ、自分達で作るのか!楽しそうだな。
 何か決まったんだけど。別にいいけど、
 それじゃ魔王じゃなくて団長だ!
 そして、俺の事も決まった。
 頼むぜー団長!
 「おっおう!これから俺が!お前らの頭張る団長だ!よろしく頼むぞ!」
 うおぉぉぉぉぉぉぉ!!
 変な奴らだ。まあ、魔王やらずにすんでよかった。
 「まず、俺達は能力どころか、名前も年齢も分からない!本名じゃなくていい、よんでほしい名前、年齢、能力、そして自由!!全員自己紹介だ!まず俺達からする!」
 俺は姐さんを連れてくる。
 「俺は団長!ボスでもお頭でも自由に呼んでくれ!年齢は13才、今年で中2だ。そして、能力は、この姐さんと合体する能力だ!できるだけ力になる!なんでも言ってくれ!よろしく頼む!」
 お前中2かよ!全然みえんな!
 どうしたらそんな大きくなるんだよ!
 魔王にしては若いな!頼むぜ団長!
 意外と好評みたいだ。よかったよかった。これで批判されたら暴れてた。
 つぎは姐さんだな!
 姐さん!
 姐さん!
 「お前ら姐さん言うな!あー俺のことは、昴(すばる)とよんでくれ。年齢、能力はこの団長と同じだ。とりあえず、私には、喧嘩を売らないほうがいい。いい勝負をして、勝てるのは、この団長様だけだからな。」
 姐さんは誰もが怯えるような笑みを浮かべる。だが、
 昴か!昔は王をなんやかんやって感じの意味だって聞いたな!
 それなら、俺達のトップは団長と昴姐さんだな!
 それにしても、流石俺達のボスだ!俺達は大命組っていうヤクザなんだが、全員倒されたからな!昴姐さんと戦えるのは当然だ!そして、その昴姐さんも、あのボスといい勝負をできるなんてスゲェな!!
 マジかよ!!もう最強なんじゃねぇか!
 「騒ぎすぎだ!さっさと次だ次!ほら、いきな、嬢ちゃん。」
 姐さんが一瞬で静かにさせて、次に、初めに、前にいた、あの女を前に出す。
 その女は、いや、ここにいる奴等は皆、笑顔でした。
 「はい!私は茜(あかね)です!年齢は、お二人より、1つ上の14才!今年で中3です!そして、能力は!なんと!敵を洗脳する能力です!かなりキツイ相手がいたら、私がなんとかしてみせましょう!よろしくお願いします!」
 洗脳するのか!お前が一番魔王みたいだな!
 いいな!可愛い顔して洗脳とは!
 おお!俺も洗脳されてみてぇ!
 奴隷にしてくれよ!
 「進まん!奴隷なら、俺がしてやる!次だ次!」
 姐さんが進め、自己紹介が進んでいく。

 30分後

 長い。
 「あー取り敢えず、自己紹介も終ったし、外行ってみるか!」
 オーーーー!!
 俺達はガイドブックを持ち、外出、もとい、勇者どもを襲いに行った。
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