11 / 33
第11話:頑固職人と、ガラス瓶の産業革命
しおりを挟む
翌朝。 王都の別邸にて、私は朝食のトーストをかじりながら、ハンスが持ってきた『王都新聞』をゴミ箱へダンクシュートした。
「お、お嬢様!? 一面ですよ! 『氷雪の美少女、王子を虜にする』って書いてあるのに!」 「資源ゴミ(リサイクル)よ。そんなゴシップ記事、暖炉の焚き付けにもなりはしない」
私はナプキンで口を拭い、即座に仕事モード(オン)に切り替えた。 昨日の舞踏会は、あくまで「顔見せ」という名のコストだ。今日からが、この出張の本当の目的――利益を生み出すための実務である。
「ハンス、馬車を出して。行き先は下町の職人街よ」 「へ? 職人街? 王宮からの茶会の誘いはどうするんです?」 「『成長期のため昼寝が必要です』と断りなさい。……行くわよ。今の『天使のクリーム』の生産コストの四割は、容器代が占めているの。この異常な原価率を叩き潰す」
***
王都の煌びやかな大通りから一本入ると、そこは煤(すす)と熱気が渦巻く職人街だった。 カンカンと鉄を打つ音、木を削る音。 その一角に、今にも潰れそうな古びた工房があった。看板には『ガンツ硝子(ガラス)工房』とあるが、文字が半分消えかかっている。
「ここですか? もっと立派な工房かと思ってましたけど……」 「大手は融通が利かないし、小口の注文じゃ足元を見られる。狙い目は、腕はあるけど経営センスがなくて死にかけている、こういう店よ」
私が迷わず工房の扉を開けると、ムワッとした熱波が襲ってきた。 炉の熱だ。 中では、頑固そうな白髪の親父が一人、吹き竿(さお)を回してガラスを吹いている。床には、売れ残ったと思われる奇妙な形のガラス細工が散乱していた。
「……なんだぁ? 見学なら帰んな。ここはガキの来るとこじゃねぇ」
親父――親方のガンツは、私を一瞥(いちべつ)しただけで、作業を止めようとしなかった。
「商談に来ました。ローゼンベルク家のリリエラです」 「貴族? ふん、どうせ『白鳥の形をした花瓶を作れ』だの、『七色に光るグラスが欲しい』だの、無理難題を言いに来たんだろ。お断りだ。俺は自分の作りたいもんしか作らねぇ」
典型的な「職人気質(アーティザン)」だ。 技術への自負はあるが、市場のニーズ(需要)を無視している。だから店が傾くのだ。
私は散らばっているガラス細工の一つを拾い上げた。 歪(いびつ)だが、透明度は高い。気泡も少ない。技術力は超一流だ。
「……ガンツさん。この工房、あと何ヶ月持ちますか?」 「あぁ!?」 「材料費の未払いがあるでしょう? 炉の火を維持する燃料代も馬鹿にならない。……その売れ残った『芸術作品』の山を見る限り、資金繰り(キャッシュフロー)はショート寸前とお見受けします」
私の指摘に、ガンツの手が止まった。 彼は真っ赤な顔で私を睨みつけた。
「てめぇ……! 俺の腕を馬鹿にする気か!」 「いいえ、腕は評価しています。だから来たのです。……あなたに、安定した仕事を発注します。月間一千個の『瓶』を作ってください」
「せ、一千個ぉ!?」
ガンツが目を剥いた。ハンスも驚いている。 当時のガラス製品は高級品であり、一つ一つ手作りする一点物だ。一千個など、一年かかっても作れない量だ。
「馬鹿言うな! 俺一人でそんな数、作れるわけねぇだろ! それに、俺は芸術家だ! 同じ形のマヨ……なんとかを入れる瓶なんて、退屈な仕事ができるか!」
「芸術で飯が食えますか?」
私は冷たく切り捨てた。
「飯が食えなきゃ、炉の火は消えます。火が消えれば、あなたのその高い技術も途絶える。それが一番の損失です」
ガンツがぐぬぬ、と言葉を詰まらせる。 私は懐から、一枚の設計図を取り出した。
「それに、一つ一つ吹く必要はありません。これを導入します」
私が描いたのは、『金型(モールド)』の図面だった。 木や金属で型を作り、そこに溶けたガラスを流し込んで息を吹き込む「型吹き法」。 これなら熟練の技がなくても、一定の品質の瓶を量産できる。
「型……だと? そんなことしたら、全部同じ形になっちまうじゃねぇか!」 「それが良いのです。『規格化(スタンダード)』です。蓋(ふた)のサイズが統一されれば、密封性が高まり、輸送時の破損も減る。積み重ね(スタッキング)も可能になり、物流コストが下がります」
私はガンツの目の前に、金貨の入った袋をドサリと置いた。前金だ。
「これは『投資』です。この金で弟子を雇いなさい。あなたは金型を作り、最後の仕上げと品質管理(QC)だけを行えばいい。単純作業は弟子に任せるのです。『分業』です」
ガンツは金貨の袋と、私の顔を交互に見た。 彼のプライドと、生活への不安が天秤にかけられている。 私はダメ押しの一言を放った。
「あなたの技術を、一部の金持ちの道楽のためだけに使うのは非効率です。私の商品は、何千、何万という平民の食卓に届きます。……あなたの作ったガラスが、国中の人々の生活を支えるのです。それは『芸術』よりも価値のない仕事ですか?」
その言葉に、ガンツの瞳が揺れた。 国中の食卓。自分の仕事が、万人の役に立つ。 職人としての根源的な欲求――「自分の仕事を見てほしい」という想いを刺激したのだ。
長い沈黙の後。 ガンツは、ゴツゴツした手で金貨の袋を掴んだ。
「……ちっ。とんでもねぇガキだ。悪魔に魅入られた気分だぜ」 「褒め言葉として受け取っておきます。では、契約成立ですね」 「ああ。……だが、品質には妥協しねぇぞ。型だろうがなんだろうが、俺の名前が出る以上、半端なもんは作らせねぇ!」
「望むところです」
こうして、ガンツ硝子工房は、アグランド王国初の「量産型ガラス工場」へと生まれ変わることになった。 この「型吹き法」の導入により、ガラス瓶の価格は十分の一以下に激減。 『天使のクリーム』は庶民の手にも届く価格となり、爆発的に普及することになる。
***
工房を出た帰り道。 ハンスが興奮冷めやらぬ様子で話しかけてきた。
「お嬢様、凄いです! あの頑固親父を説き伏せるなんて! それに『規格化』? 『分業』? 聞いたこともない言葉でしたけど、なんだか世界が変わる音がしました!」
「大袈裟よ。単なる産業革命の真似事……」
私が言いかけた時、前方の交差点に、立派な身なりの男たちが立ちはだかった。 太った男を中心とした、五人の集団。 その服装には、天秤を模したバッジがついている。
「――お待ちしておりましたぞ、ローゼンベルク公爵令嬢」
太った男が、ねっとりとした笑みを浮かべてお辞儀をした。
「私は王都商人ギルドの理事、マルセルと申します」
(……出たな、既得権益)
私は心の中で警戒レベルを引き上げた。 マヨネーズというドル箱商品に、ガラス工房の囲い込み。 鼻の利く古狸たちが、黙って見ているはずがない。
「当ギルドとしては、貴女様の『天使のクリーム』の販売権について、ぜひ独占的な契約を結びたいと考えましてね。……もちろん、悪いようにはしませんよ?」
マルセルの目は笑っていない。 これは「協力の申し出」ではない。「従わなければ市場から閉め出す」という脅しだ。 王都の流通を牛耳るギルドを敵に回せば、商品は一つも売れなくなる。
ハンスが怯えて私の背後に隠れる。 だが、私の中のおっさんは、ニヤリと笑いたくなるのを必死に堪えていた。
(独占契約? 上等だ。ちょうど、配送ネットワーク(物流網)の構築が面倒だと思っていたところだ)
私は無表情のまま、マルセルを見上げた。
「お話は伺いましょう。ただし、条件を決めるのは私です。……ついて来なさい。商談(ビジネス)の時間よ」
七歳の少女vs王都の商人ギルド。 大広間でのダンスよりも遥かに激しく、そして私にとっては「楽しい」戦いが始まろうとしていた。
「お、お嬢様!? 一面ですよ! 『氷雪の美少女、王子を虜にする』って書いてあるのに!」 「資源ゴミ(リサイクル)よ。そんなゴシップ記事、暖炉の焚き付けにもなりはしない」
私はナプキンで口を拭い、即座に仕事モード(オン)に切り替えた。 昨日の舞踏会は、あくまで「顔見せ」という名のコストだ。今日からが、この出張の本当の目的――利益を生み出すための実務である。
「ハンス、馬車を出して。行き先は下町の職人街よ」 「へ? 職人街? 王宮からの茶会の誘いはどうするんです?」 「『成長期のため昼寝が必要です』と断りなさい。……行くわよ。今の『天使のクリーム』の生産コストの四割は、容器代が占めているの。この異常な原価率を叩き潰す」
***
王都の煌びやかな大通りから一本入ると、そこは煤(すす)と熱気が渦巻く職人街だった。 カンカンと鉄を打つ音、木を削る音。 その一角に、今にも潰れそうな古びた工房があった。看板には『ガンツ硝子(ガラス)工房』とあるが、文字が半分消えかかっている。
「ここですか? もっと立派な工房かと思ってましたけど……」 「大手は融通が利かないし、小口の注文じゃ足元を見られる。狙い目は、腕はあるけど経営センスがなくて死にかけている、こういう店よ」
私が迷わず工房の扉を開けると、ムワッとした熱波が襲ってきた。 炉の熱だ。 中では、頑固そうな白髪の親父が一人、吹き竿(さお)を回してガラスを吹いている。床には、売れ残ったと思われる奇妙な形のガラス細工が散乱していた。
「……なんだぁ? 見学なら帰んな。ここはガキの来るとこじゃねぇ」
親父――親方のガンツは、私を一瞥(いちべつ)しただけで、作業を止めようとしなかった。
「商談に来ました。ローゼンベルク家のリリエラです」 「貴族? ふん、どうせ『白鳥の形をした花瓶を作れ』だの、『七色に光るグラスが欲しい』だの、無理難題を言いに来たんだろ。お断りだ。俺は自分の作りたいもんしか作らねぇ」
典型的な「職人気質(アーティザン)」だ。 技術への自負はあるが、市場のニーズ(需要)を無視している。だから店が傾くのだ。
私は散らばっているガラス細工の一つを拾い上げた。 歪(いびつ)だが、透明度は高い。気泡も少ない。技術力は超一流だ。
「……ガンツさん。この工房、あと何ヶ月持ちますか?」 「あぁ!?」 「材料費の未払いがあるでしょう? 炉の火を維持する燃料代も馬鹿にならない。……その売れ残った『芸術作品』の山を見る限り、資金繰り(キャッシュフロー)はショート寸前とお見受けします」
私の指摘に、ガンツの手が止まった。 彼は真っ赤な顔で私を睨みつけた。
「てめぇ……! 俺の腕を馬鹿にする気か!」 「いいえ、腕は評価しています。だから来たのです。……あなたに、安定した仕事を発注します。月間一千個の『瓶』を作ってください」
「せ、一千個ぉ!?」
ガンツが目を剥いた。ハンスも驚いている。 当時のガラス製品は高級品であり、一つ一つ手作りする一点物だ。一千個など、一年かかっても作れない量だ。
「馬鹿言うな! 俺一人でそんな数、作れるわけねぇだろ! それに、俺は芸術家だ! 同じ形のマヨ……なんとかを入れる瓶なんて、退屈な仕事ができるか!」
「芸術で飯が食えますか?」
私は冷たく切り捨てた。
「飯が食えなきゃ、炉の火は消えます。火が消えれば、あなたのその高い技術も途絶える。それが一番の損失です」
ガンツがぐぬぬ、と言葉を詰まらせる。 私は懐から、一枚の設計図を取り出した。
「それに、一つ一つ吹く必要はありません。これを導入します」
私が描いたのは、『金型(モールド)』の図面だった。 木や金属で型を作り、そこに溶けたガラスを流し込んで息を吹き込む「型吹き法」。 これなら熟練の技がなくても、一定の品質の瓶を量産できる。
「型……だと? そんなことしたら、全部同じ形になっちまうじゃねぇか!」 「それが良いのです。『規格化(スタンダード)』です。蓋(ふた)のサイズが統一されれば、密封性が高まり、輸送時の破損も減る。積み重ね(スタッキング)も可能になり、物流コストが下がります」
私はガンツの目の前に、金貨の入った袋をドサリと置いた。前金だ。
「これは『投資』です。この金で弟子を雇いなさい。あなたは金型を作り、最後の仕上げと品質管理(QC)だけを行えばいい。単純作業は弟子に任せるのです。『分業』です」
ガンツは金貨の袋と、私の顔を交互に見た。 彼のプライドと、生活への不安が天秤にかけられている。 私はダメ押しの一言を放った。
「あなたの技術を、一部の金持ちの道楽のためだけに使うのは非効率です。私の商品は、何千、何万という平民の食卓に届きます。……あなたの作ったガラスが、国中の人々の生活を支えるのです。それは『芸術』よりも価値のない仕事ですか?」
その言葉に、ガンツの瞳が揺れた。 国中の食卓。自分の仕事が、万人の役に立つ。 職人としての根源的な欲求――「自分の仕事を見てほしい」という想いを刺激したのだ。
長い沈黙の後。 ガンツは、ゴツゴツした手で金貨の袋を掴んだ。
「……ちっ。とんでもねぇガキだ。悪魔に魅入られた気分だぜ」 「褒め言葉として受け取っておきます。では、契約成立ですね」 「ああ。……だが、品質には妥協しねぇぞ。型だろうがなんだろうが、俺の名前が出る以上、半端なもんは作らせねぇ!」
「望むところです」
こうして、ガンツ硝子工房は、アグランド王国初の「量産型ガラス工場」へと生まれ変わることになった。 この「型吹き法」の導入により、ガラス瓶の価格は十分の一以下に激減。 『天使のクリーム』は庶民の手にも届く価格となり、爆発的に普及することになる。
***
工房を出た帰り道。 ハンスが興奮冷めやらぬ様子で話しかけてきた。
「お嬢様、凄いです! あの頑固親父を説き伏せるなんて! それに『規格化』? 『分業』? 聞いたこともない言葉でしたけど、なんだか世界が変わる音がしました!」
「大袈裟よ。単なる産業革命の真似事……」
私が言いかけた時、前方の交差点に、立派な身なりの男たちが立ちはだかった。 太った男を中心とした、五人の集団。 その服装には、天秤を模したバッジがついている。
「――お待ちしておりましたぞ、ローゼンベルク公爵令嬢」
太った男が、ねっとりとした笑みを浮かべてお辞儀をした。
「私は王都商人ギルドの理事、マルセルと申します」
(……出たな、既得権益)
私は心の中で警戒レベルを引き上げた。 マヨネーズというドル箱商品に、ガラス工房の囲い込み。 鼻の利く古狸たちが、黙って見ているはずがない。
「当ギルドとしては、貴女様の『天使のクリーム』の販売権について、ぜひ独占的な契約を結びたいと考えましてね。……もちろん、悪いようにはしませんよ?」
マルセルの目は笑っていない。 これは「協力の申し出」ではない。「従わなければ市場から閉め出す」という脅しだ。 王都の流通を牛耳るギルドを敵に回せば、商品は一つも売れなくなる。
ハンスが怯えて私の背後に隠れる。 だが、私の中のおっさんは、ニヤリと笑いたくなるのを必死に堪えていた。
(独占契約? 上等だ。ちょうど、配送ネットワーク(物流網)の構築が面倒だと思っていたところだ)
私は無表情のまま、マルセルを見上げた。
「お話は伺いましょう。ただし、条件を決めるのは私です。……ついて来なさい。商談(ビジネス)の時間よ」
七歳の少女vs王都の商人ギルド。 大広間でのダンスよりも遥かに激しく、そして私にとっては「楽しい」戦いが始まろうとしていた。
50
あなたにおすすめの小説
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
世界最強の公爵様は娘が可愛くて仕方ない
猫乃真鶴
ファンタジー
トゥイリアース王国の筆頭公爵家、ヴァーミリオン。その現当主アルベルト・ヴァーミリオンは、王宮のみならず王都ミリールにおいても名の通った人物であった。
まずその美貌。女性のみならず男性であっても、一目見ただけで誰もが目を奪われる。あと、公爵家だけあってお金持ちだ。王家始まって以来の最高の魔法使いなんて呼び名もある。実際、王国中の魔導士を集めても彼に敵う者は存在しなかった。
ただし、彼は持った全ての力を愛娘リリアンの為にしか使わない。
財力も、魔力も、顔の良さも、権力も。
なぜなら彼は、娘命の、究極の娘馬鹿だからだ。
※このお話は、日常系のギャグです。
※小説家になろう様にも掲載しています。
※2024年5月 タイトルとあらすじを変更しました。
何故か転生?したらしいので【この子】を幸せにしたい。
くらげ
ファンタジー
俺、 鷹中 結糸(たかなか ゆいと) は…36歳 独身のどこにでも居る普通のサラリーマンの筈だった。
しかし…ある日、会社終わりに事故に合ったらしく…目が覚めたら細く小さい少年に転生?憑依?していた!
しかも…【この子】は、どうやら家族からも、国からも、嫌われているようで……!?
よし!じゃあ!冒険者になって自由にスローライフ目指して生きようと思った矢先…何故か色々な事に巻き込まれてしまい……?!
「これ…スローライフ目指せるのか?」
この物語は、【この子】と俺が…この異世界で幸せスローライフを目指して奮闘する物語!
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから
渡里あずま
ファンタジー
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる