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第27話:恋の鞘当てと、公認スポーツ賭博(ブックメーカー)
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学園祭での勝利を経て、私はなし崩し的に「生徒会長」の座に就いていた。 生徒会室の椅子(最高級レザーチェアに買い換えた)に座り、私は溜息をつく。
「……業務効率化は進んだが、なぜ私の仕事は減らない?」
私が導入した「目安箱(という名の業務改善提案書)」には、毎日大量の要望が届く。その大半が『リリエラ様の像を校庭に建てたい』とか『リリエラ様のマヨネーズ講座を開いてほしい』といった、信仰に近いファンレターだ。 シュレッダー(手動)にかけようとした時、扉がノックもなしに開かれた。
「――会いたかったぞ! 我が心の師、マヨネーズの女神よ!」
入ってきたのは、黒い軍服に身を包んだ、精悍な少年だった。 燃えるような赤髪、猛禽類のような鋭い目つき。背中には巨大な剣を背負っている。 ガルディア帝国の皇太子、ガイウスだ。 今期から交換留学生としてやってきた彼は、私を見るなり、その場に片膝をついて跪いた。
「はるばる来たぞ。父上(皇帝)からも『くれぐれも女神の機嫌を損ねるな。マヨネーズの禁輸だけは避けろ』と厳命されている」
「……ごきげんよう、ガイウス殿下。お父上はお元気で?」 「ああ。貴女がくれたレシピのおかげで、帝国の食卓は革命が起きた。今や国民の幸福度指数は爆上がりだ。……すべて貴女のおかげだ」
ガイウスは熱っぽい瞳で私を見つめ、私の手を取った。
「リリエラ。帝国に来てくれ。貴女を『皇太子妃』として迎えたい。……いや、なんなら私が皇帝になった暁には、共同経営者(エンプレス)として全権を委ねてもいい!」
プロポーズというより、ヘッドハンティングだ。 条件は悪くない。帝国の軍事力と資源があれば、私のビジネスはさらに拡大する。 だが、その手が、横から伸びてきた白い手袋によって払いのけられた。
「――そこまでだ、ガイウス皇太子」
現れたのは、ジークフリート王子だ。 いつもの爽やかな笑顔はない。目が笑っていない。背後に吹雪が見える。
「リリエラ嬢は、我がアグランド王国の宝であり、私の婚約者だ。横取り(M&A)は許さないよ」 「婚約者? はんっ、ただの『予約』だろう?」
ガイウスが不敵に笑い、立ち上がった。二人のイケメンが火花を散らす。
「予約ならキャンセルすればいい。あるいは……力ずくで奪う(敵対的買収)までだ」 「ほう……野蛮な帝国らしい考えだね。僕だって、彼女のためなら修羅にもなるさ」
バチバチバチ……! 二人の間に電流が走る。 周囲の女子生徒たちは「きゃあああ! 私のために争わないで状態だわ!」と興奮しているが、当の私(商品)は冷めていた。
(……面倒くさい。ここで決闘なんて始められたら、校舎の修繕費がかさむ)
私は机をバンッ!と叩いた。
「おやめなさい! 校内での私闘は校則違反です!」
二人がハッとして私を見る。
「ですがリリエラ! こいつが!」 「そうだ女神よ! 白黒つけさせろ!」 「わかりました。決着なら、来週の『体育祭』でつけなさい」
私はカレンダーを指差した。
「メインイベントの『騎馬戦』。それぞれのチームを率いて戦いなさい。勝った方の言うことを一つだけ聞いてあげます」
「「本当か!?」」
二人が食いついた。 私は心の中で、黒い電卓を弾き始めた。 王国のアイドル王子 vs 帝国の武闘派皇太子。 ……これは、金になる。
***
体育祭当日。 会場となった闘技場は、異様な熱気に包まれていた。 観客席は満員御礼。生徒だけでなく、噂を聞きつけた王都の貴族や市民までが押し寄せている。
そして、会場の一角に設けられた特設テントには、長蛇の列ができていた。 看板にはこうある。
『リリエラ商会直営:公式スポーツ振興くじ(という名の賭博)』
「さあ張った張った! ジークフリート王子の『白薔薇チーム』は倍率一・五倍! ガイウス皇太子の『黒狼チーム』は二・〇倍だよ!」
売り子が声を張り上げる。 そう、私はこの決闘を興行(イベント)化し、胴元として賭けを開催したのだ。 オッズ計算は完璧だ。どちらが勝っても、私は手数料(テラ銭)で二〇パーセントの利益を得る仕組みになっている。
「リ、リリエラ様……これ、法的に大丈夫なんですか?」 「『スポーツ振興のための寄付金付き投票券』よ。賭博ではないわ」
私はハンスに売上金を回収させながら、貴賓席で紅茶を飲んだ。 グラウンドでは、両雄が睨み合っている。
白薔薇チーム(ジークフリート) 構成員:学園の精鋭騎士科生徒。 装備:輝くプレートアーマー。 戦術:正統派の連携と剣技。
黒狼チーム(ガイウス) 構成員:帝国の留学生と、筋肉自慢の亜人たち。 装備:軽量化された革鎧と、私が警備団に教えた「特殊警棒(トンファ)」。 戦術:力押しとCQC(近接格闘)。
「いざ尋常に……勝負!!」
審判の合図と共に、砂塵が舞い上がった。 激突。 金属音と怒号が響く。
「リリエラは渡さない! 彼女は僕の光だ!」 「甘いなアグランドの王子! 彼女が必要としているのは、帝国という巨大な市場(マーケット)だ!」
ジークフリートの剣が閃き、ガイウスの剛腕が唸る。 騎馬の上での一騎打ちは、学生レベルを超えていた。魔法が飛び交い、地面がえぐれる。
観客は大興奮だ。 「いけーっ! ジークフリート様!」 「潰せガイウス! 俺の小遣いがかかってるんだ!」
私の元には、次々と追加の賭け金(ベット)が運び込まれてくる。 『どちらが勝つか』だけでなく『決着タイム』『最初に帽子を取られる数』など、細かいプロップベット(サイド賭け)も用意したのが功を奏した。
(……ふふ、争え。もっと熱くなれ。その熱気が私の財布を温める)
しかし。 試合は予想外の展開を見せた。
あまりに両者の力が拮抗しすぎたため、制限時間の三十分が近づいても決着がつかないのだ。 両者ともボロボロになりながら、互いのハチマキに手を伸ばす。
「はぁ、はぁ……やるな、王子!」 「君こそ……ただの筋肉だるまじゃなかったのか!」
二人の間に、奇妙な友情のようなものが芽生え始めている。 いや、困る。 友情はいいが、時間切れ引き分け(ドロー)になった場合、メインの賭けは「払い戻し」になってしまう。それは手数料収入の減少を意味する。
「……ハンス。プランBよ」 「えっ? やるんですか?」 「ええ。顧客満足のためには、明確な結末(オチ)が必要よ」
私は立ち上がり、拡声魔法を使った。
「――そこまで!!」
私の声が会場に響く。 動きを止めた二人の間に、私は結界魔法(魔石使用)で守られながら降り立った。
「両者、制限時間により引き分け……と言いたいところですが、これでは観客が納得しません」
私はニッコリと笑った。
「よって、サドンデスを行います。……私(ターゲット)を最初に捕まえた方の勝ちです」 「「えっ!?」」
「ただし」 私はスカートの裾を少し持ち上げ、準備運動をした。
「私は逃げます。全力で。……捕まえられるものなら、捕まえてみなさい!」
次の瞬間、私は身体強化魔法(アクセサリーで発動)を使い、弾丸のように走り出した。 七歳の小さな体は、風の抵抗を受けにくく、加速性能が高い。
「ま、待てリリィ!」 「ちょこまかと! 追えぇぇぇ!」
二つの騎馬が私を追いかける。 だが、私は障害物競走用に設置されたハードルを飛び越え、平均台を駆け抜け、泥沼エリアを華麗なステップで回避した。 前世で培った「逃げ足(納期からの逃走)」のスキルは伊達ではない。
「ははは! 遅い遅い! そんな脚力で私の経営スピードについてこれて?」
結局。 二人の王子は、私を追いかけ回した挙句、互いの足が絡まって盛大に転倒し、ダブルノックアウトとなった。
判定:両者失格。 勝者:逃げ切ったリリエラ。
観客席からは大ブーイング……ではなく、爆笑と拍手が巻き起こった。 「さすがリリエラ様だ!」「誰もあの人には勝てない!」という称賛の声。
私は息一つ切らさずに宣言した。
「勝者なし! よって、賭け金はすべて『次回のキャリーオーバー』および『生徒会運営費』として没収します!」
「「「ええええええ!?」」」
阿鼻叫喚の観客たち。 だが、ルールブックの小さな文字には、ちゃんとそう書いてあるのだ。
グラウンドで大の字に倒れているジークフリートとガイウスが、顔を見合わせて笑い出した。
「……はは、完敗だ。彼女の方が一枚上手だったな」 「ああ……逃げ足まで『女神級』とはな。益々惚れたぞ」
二人はガッチリと握手を交わした。 どうやら、共通の「勝てない相手」を持ったことで、奇妙な連帯感が生まれたらしい。
私は金貨の山を前に、満足げに頷いた。 これで今期の生徒会予算は潤沢だ。 次の投資先はどこにしようか。購買部の倉庫拡張か、それとも校舎の断熱リフォームか。
だが、そんな平和な学園生活の裏で、世界はまたしても不穏な動きを見せ始めていた。 私の「賭博収益」という莫大な金の流れを嗅ぎつけた、「地下組織(闇ギルド)」が接触を図ろうとしていたのだ。
「……業務効率化は進んだが、なぜ私の仕事は減らない?」
私が導入した「目安箱(という名の業務改善提案書)」には、毎日大量の要望が届く。その大半が『リリエラ様の像を校庭に建てたい』とか『リリエラ様のマヨネーズ講座を開いてほしい』といった、信仰に近いファンレターだ。 シュレッダー(手動)にかけようとした時、扉がノックもなしに開かれた。
「――会いたかったぞ! 我が心の師、マヨネーズの女神よ!」
入ってきたのは、黒い軍服に身を包んだ、精悍な少年だった。 燃えるような赤髪、猛禽類のような鋭い目つき。背中には巨大な剣を背負っている。 ガルディア帝国の皇太子、ガイウスだ。 今期から交換留学生としてやってきた彼は、私を見るなり、その場に片膝をついて跪いた。
「はるばる来たぞ。父上(皇帝)からも『くれぐれも女神の機嫌を損ねるな。マヨネーズの禁輸だけは避けろ』と厳命されている」
「……ごきげんよう、ガイウス殿下。お父上はお元気で?」 「ああ。貴女がくれたレシピのおかげで、帝国の食卓は革命が起きた。今や国民の幸福度指数は爆上がりだ。……すべて貴女のおかげだ」
ガイウスは熱っぽい瞳で私を見つめ、私の手を取った。
「リリエラ。帝国に来てくれ。貴女を『皇太子妃』として迎えたい。……いや、なんなら私が皇帝になった暁には、共同経営者(エンプレス)として全権を委ねてもいい!」
プロポーズというより、ヘッドハンティングだ。 条件は悪くない。帝国の軍事力と資源があれば、私のビジネスはさらに拡大する。 だが、その手が、横から伸びてきた白い手袋によって払いのけられた。
「――そこまでだ、ガイウス皇太子」
現れたのは、ジークフリート王子だ。 いつもの爽やかな笑顔はない。目が笑っていない。背後に吹雪が見える。
「リリエラ嬢は、我がアグランド王国の宝であり、私の婚約者だ。横取り(M&A)は許さないよ」 「婚約者? はんっ、ただの『予約』だろう?」
ガイウスが不敵に笑い、立ち上がった。二人のイケメンが火花を散らす。
「予約ならキャンセルすればいい。あるいは……力ずくで奪う(敵対的買収)までだ」 「ほう……野蛮な帝国らしい考えだね。僕だって、彼女のためなら修羅にもなるさ」
バチバチバチ……! 二人の間に電流が走る。 周囲の女子生徒たちは「きゃあああ! 私のために争わないで状態だわ!」と興奮しているが、当の私(商品)は冷めていた。
(……面倒くさい。ここで決闘なんて始められたら、校舎の修繕費がかさむ)
私は机をバンッ!と叩いた。
「おやめなさい! 校内での私闘は校則違反です!」
二人がハッとして私を見る。
「ですがリリエラ! こいつが!」 「そうだ女神よ! 白黒つけさせろ!」 「わかりました。決着なら、来週の『体育祭』でつけなさい」
私はカレンダーを指差した。
「メインイベントの『騎馬戦』。それぞれのチームを率いて戦いなさい。勝った方の言うことを一つだけ聞いてあげます」
「「本当か!?」」
二人が食いついた。 私は心の中で、黒い電卓を弾き始めた。 王国のアイドル王子 vs 帝国の武闘派皇太子。 ……これは、金になる。
***
体育祭当日。 会場となった闘技場は、異様な熱気に包まれていた。 観客席は満員御礼。生徒だけでなく、噂を聞きつけた王都の貴族や市民までが押し寄せている。
そして、会場の一角に設けられた特設テントには、長蛇の列ができていた。 看板にはこうある。
『リリエラ商会直営:公式スポーツ振興くじ(という名の賭博)』
「さあ張った張った! ジークフリート王子の『白薔薇チーム』は倍率一・五倍! ガイウス皇太子の『黒狼チーム』は二・〇倍だよ!」
売り子が声を張り上げる。 そう、私はこの決闘を興行(イベント)化し、胴元として賭けを開催したのだ。 オッズ計算は完璧だ。どちらが勝っても、私は手数料(テラ銭)で二〇パーセントの利益を得る仕組みになっている。
「リ、リリエラ様……これ、法的に大丈夫なんですか?」 「『スポーツ振興のための寄付金付き投票券』よ。賭博ではないわ」
私はハンスに売上金を回収させながら、貴賓席で紅茶を飲んだ。 グラウンドでは、両雄が睨み合っている。
白薔薇チーム(ジークフリート) 構成員:学園の精鋭騎士科生徒。 装備:輝くプレートアーマー。 戦術:正統派の連携と剣技。
黒狼チーム(ガイウス) 構成員:帝国の留学生と、筋肉自慢の亜人たち。 装備:軽量化された革鎧と、私が警備団に教えた「特殊警棒(トンファ)」。 戦術:力押しとCQC(近接格闘)。
「いざ尋常に……勝負!!」
審判の合図と共に、砂塵が舞い上がった。 激突。 金属音と怒号が響く。
「リリエラは渡さない! 彼女は僕の光だ!」 「甘いなアグランドの王子! 彼女が必要としているのは、帝国という巨大な市場(マーケット)だ!」
ジークフリートの剣が閃き、ガイウスの剛腕が唸る。 騎馬の上での一騎打ちは、学生レベルを超えていた。魔法が飛び交い、地面がえぐれる。
観客は大興奮だ。 「いけーっ! ジークフリート様!」 「潰せガイウス! 俺の小遣いがかかってるんだ!」
私の元には、次々と追加の賭け金(ベット)が運び込まれてくる。 『どちらが勝つか』だけでなく『決着タイム』『最初に帽子を取られる数』など、細かいプロップベット(サイド賭け)も用意したのが功を奏した。
(……ふふ、争え。もっと熱くなれ。その熱気が私の財布を温める)
しかし。 試合は予想外の展開を見せた。
あまりに両者の力が拮抗しすぎたため、制限時間の三十分が近づいても決着がつかないのだ。 両者ともボロボロになりながら、互いのハチマキに手を伸ばす。
「はぁ、はぁ……やるな、王子!」 「君こそ……ただの筋肉だるまじゃなかったのか!」
二人の間に、奇妙な友情のようなものが芽生え始めている。 いや、困る。 友情はいいが、時間切れ引き分け(ドロー)になった場合、メインの賭けは「払い戻し」になってしまう。それは手数料収入の減少を意味する。
「……ハンス。プランBよ」 「えっ? やるんですか?」 「ええ。顧客満足のためには、明確な結末(オチ)が必要よ」
私は立ち上がり、拡声魔法を使った。
「――そこまで!!」
私の声が会場に響く。 動きを止めた二人の間に、私は結界魔法(魔石使用)で守られながら降り立った。
「両者、制限時間により引き分け……と言いたいところですが、これでは観客が納得しません」
私はニッコリと笑った。
「よって、サドンデスを行います。……私(ターゲット)を最初に捕まえた方の勝ちです」 「「えっ!?」」
「ただし」 私はスカートの裾を少し持ち上げ、準備運動をした。
「私は逃げます。全力で。……捕まえられるものなら、捕まえてみなさい!」
次の瞬間、私は身体強化魔法(アクセサリーで発動)を使い、弾丸のように走り出した。 七歳の小さな体は、風の抵抗を受けにくく、加速性能が高い。
「ま、待てリリィ!」 「ちょこまかと! 追えぇぇぇ!」
二つの騎馬が私を追いかける。 だが、私は障害物競走用に設置されたハードルを飛び越え、平均台を駆け抜け、泥沼エリアを華麗なステップで回避した。 前世で培った「逃げ足(納期からの逃走)」のスキルは伊達ではない。
「ははは! 遅い遅い! そんな脚力で私の経営スピードについてこれて?」
結局。 二人の王子は、私を追いかけ回した挙句、互いの足が絡まって盛大に転倒し、ダブルノックアウトとなった。
判定:両者失格。 勝者:逃げ切ったリリエラ。
観客席からは大ブーイング……ではなく、爆笑と拍手が巻き起こった。 「さすがリリエラ様だ!」「誰もあの人には勝てない!」という称賛の声。
私は息一つ切らさずに宣言した。
「勝者なし! よって、賭け金はすべて『次回のキャリーオーバー』および『生徒会運営費』として没収します!」
「「「ええええええ!?」」」
阿鼻叫喚の観客たち。 だが、ルールブックの小さな文字には、ちゃんとそう書いてあるのだ。
グラウンドで大の字に倒れているジークフリートとガイウスが、顔を見合わせて笑い出した。
「……はは、完敗だ。彼女の方が一枚上手だったな」 「ああ……逃げ足まで『女神級』とはな。益々惚れたぞ」
二人はガッチリと握手を交わした。 どうやら、共通の「勝てない相手」を持ったことで、奇妙な連帯感が生まれたらしい。
私は金貨の山を前に、満足げに頷いた。 これで今期の生徒会予算は潤沢だ。 次の投資先はどこにしようか。購買部の倉庫拡張か、それとも校舎の断熱リフォームか。
だが、そんな平和な学園生活の裏で、世界はまたしても不穏な動きを見せ始めていた。 私の「賭博収益」という莫大な金の流れを嗅ぎつけた、「地下組織(闇ギルド)」が接触を図ろうとしていたのだ。
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