29 / 88
第29話 タケルはミツキを口説きたい
しおりを挟むミツキは佐藤の家を出てようやく、フェニックスギルドに着いた。
早速、フェニックスギルドの受付をして言われた場所に入ると、タケルと他2人の女性が席に座っていた。
ミツキは、緊張しながらではあるが、自己紹介を始めた。
「あ、あの...犬塚ミツキです。よろしくお願いいたします。」
「あ~俺は、永井タケルよろしくな。」
「私は、魔法職の鳥羽ミカだよ。」
「俺は、タンカーの森本レンだ。」
タケルはミツキの顔を覗き込むように近づき、じっとミツキの顔を見ている。
「ミツキちゃんって言うんだね。可愛いな~俺の好みだわ~社長も分かってる~」
「は、はぁあ...」
ミツキは嫌そうに反応しているのだが、タケルはお構いなしだ。
「タケルさん、そろそろダンジョンの探索に行かないとまた、社長に怒られますよ。」
「たしかにな、社長めっちゃ怒ってたな。30分位時間があるが、早めに行った方が良いだろ。」
「まあ、今日位は少し遅れて良いじゃないか。新人のミツキちゃんと親睦を深めなきゃいけない。だから、近くのカフェでお茶でもしようか。」
「ま、まあ...タケルさんがそういうなら。」
「カフェか~まあ、タケルが言うならいいぜ」
「ミツキもいいと思います」
と言う感じで、ミツキはタケルにカフェのある場所に向かった。
「へえ~そうなんだ~だけど、俺ってビーダルギルドの実力3位だったんだよ。すごいだろ。」
「す、すごいですね~」
ミツキは、親睦を深めるために特技や趣味などを話すのかと思っいカフェに連れて来てくれたんだろう思っていたのだが、違った。タケルはミツキを口説き落そうと自慢話などを聞かされるだけだった。
ようやく、タケルの自慢話が終わり、カフェに出てダンジョン内に入って行った。
「ミツキちゃんは、スキルが制御出来ないんだってね。だから、とりあえず俺の活躍を見ててよ。」
タケルは、ダンジョンに入りドローン型追跡カメラを取り出しライブ配信をし始めた。
「やあ、どうもこんにちは~タケルで~す。今日は新しいメンバーのミツキちゃんを紹介しま~す」
「ミ、ミツキです。よろしくお願いします。ミツキは、前衛職なので前に出て頑張りたいと思います。」
ミツキは、後ろ方でタケル達が戦闘をしている所を見せられている。35階層にいる、ローブを被り魔法を使う骸骨『ウィッチボーン』と戦っている。
レンがスキル引き付け|《ラジアント》で、敵の攻撃をレンが一点に集めミカの攻撃魔法で倒している。
と言った感じの連携の取れている。
タケルは、1人でスキル槍使いで無数の槍が見える速さで、ウィッチボーンを串刺しにして一気に10体を倒した。
ライブ配信を見ている人は、「うお!!さすが~槍使いのタケル」・「強すぎぃいい!!」などの歓声が上がっている。
ミツキもすご~と言う顔をして見ていた。
++++『一方佐藤は』++++
俺は、ミツキがフェニックスギルドに向かいまた家で一人になった。
たった、2日間だったが、家の中が広く感じる。
俺は、少し寂しくなった気持ちを晴らすためにも、ダンジョンを探索しに向かっていた。
22
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる