色地獄 〜会津藩士の美少年が男娼に身を落として〜 18禁 BL時代小説【完結】

丸井マロ

文字の大きさ
26 / 120
第4章 揚げ屋

11

しおりを挟む
「おお、すごい、すごいぞ!」

 一方、客は愉悦に声を上げた。

 激痛にわななく仙千代の、腰の奥の動きを楽しむと、もう片方の乳首に残った竹ばさみに手をのばし、乳首をキリキリと引きのばす。

「いやっ、堪忍して、堪忍して──」

 その哀願は届かず、またもや音を立てて竹ばさみは外された。

「アアァァァ──!」

 耳をつんざく悲鳴。

 それは、凄惨な光景だった。

 まだ体毛も生えていない子供の体をした少年が、後ろ手に縛られて仰向けになり、腕に絡まる薄紅色の振袖を褥の上に広めている。

 その上で、両膝を折り、ひっくり返った蛙のような姿勢を取らされ、大人の太い男根を尻に深々とはめ込まれている。

 乳首は真っ赤に充血して腫れ上がり、目隠しされた顔を苦悶に歪め、全身を汗みずくにして激痛の余韻にビクビクと震えている。

 蔭間の日常は過酷とはいえ、それはあまりに惨たらしい眺めであった。

 金剛としていくつもの修羅場を見てきた佐吉も、あまりの痛々しさに目をそらすが、客は容赦しなかった。

「佐吉、竹ばさみを」

「はい」

 仙千代の乳首は血の色をして、腫れて小指の指先大にまで肥大していた。

 そこに竹ばさみをふたたび挟めるため、佐吉は指をのばす。

「やめて、やめて、やめてぇ!」

 仙千代は泣きじゃくりながら身悶えた。

「これほど嫌がるとは、よほど堪えたのだろうのう」

 客は声を上げて笑った。

「お願い、佐吉、やめて、やめて、千切れちゃうよぉ!」

 激しく体をくねらせて抵抗する仙千代を、客と二人がかりで押さえつけた。

 佐吉は膝で仙千代の抵抗を封じ、その両方の乳首に無言で竹ばさみを嚙ませた。

「あああ……!」

 仙千代は身も世もなく、幼児のように声をあげて泣きじゃくる。

 吸いきれなかった涙が頬に流れ落ちていた。 

「こうすると、まことに穴の具合が良くなり、動かずとも愉しめる」

 客は嗜虐の喜びと男根の快楽に、息をはずませた。

 対照的に、佐吉の顔は暗く沈んだ。
しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

男子寮のベットの軋む音

なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。 そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。 ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。 女子禁制の禁断の場所。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

処理中です...