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3章
誰と踊るの※アンドレアの場合
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※話は少し戻ってアンドレア視点
ユノとイヴァンのダンスが始まると、今宵のパートナーがいないアンドレアは会場の壁に凭れてダンスフロアを眺めていた。
ユノの周りを見渡したが、どうやら今のところ危険そうな人物はいない。
「あーあ。イヴァンの奴、いくらユノが可愛いからって調子に乗っているとキリヤ様怒らせるぞ……」
ユノとイヴァンのダンスを見て呆れたようにアンドレアは独り言ちた。
ユノは類稀な優秀な魔法使いであるだけでなく、穏やかで優しく、それでいて勇敢だ。
アンドレアが敬愛するキリヤが惹かれるのも自然なことだと理解できる。
いや、それどころか山のようにいる相手の中からユノを見つけ惹かれる我が主は、なんて見る目があるのだろうと改めてキリヤの素晴らしさを思い知ったくらいだ。
アンドレア自身もユノには尊敬の念を抱き、キリヤの隣に相応しい人だと心から思えるようになった。
物思いに耽りながらダンスフロアを眺めていると、家柄も容姿も申し分ないアンドレアにはそこかしこから魔女や魔法使いたちの視線が刺さる。しかしそれらは例年以上に煩わしく感じられた。
すべての視線をシャットアウトするように腕組みをして、壁に凭れた。
本来なら生徒会役員のメンバーであるアンドレアは誰かを伴ってダンスをしなければならなかったが、例年のようにアンドレアに言い寄って来る魔女の中から侍従が家柄を重視して選んだパートナーと踊る気にはどうしてもなれず、ルール違反を犯してしまった。
恐らく自分には今宵パートナーになってほしかった人がいるのだ。できればその人とあの日のように踊りたかった。
自分の気持ちはわかっていたれど、素直に誘うことができずに今日に至ってしまった。
一瞬彼に思考が持っていかれそうになったが、アンドレアは軽く首を振って一旦そのことは頭から追いやって、ユノとイヴァンの周囲に目を光らせた。
ユノとイヴァンがこの大衆の中で危険な目に合わないように、目を光らせていたときだった。
なんとイヴァンがユノを軽々と抱き上げた。
「あーー……全くあいつは……あっ?!」
アンドレアが、額を合わせて笑い合うユノとイヴァンに頭を抱えたときだった。
風よりも早く二人の元に走り寄った人物が見えた。
一瞬危険人物ではないかと身構えたが、すぐにその人物は主でもあるキリヤだということがわかった。
キリヤは風のように二人のもとに現れ、あっという間にユノを攫って行ってしまった。
いくら安全のため、と言ってもその先を見るのは覗きと変わりないと思い、二人を追うことをアンドレアは止めた。
自分の役目を終え会場を見渡すと、中央エリアと少し離れた出入り口に近いエリアで、一般の生徒たちはダンスを楽しんでいるようだった。
そこに視線を遣ったその時、黄色のドレスが向日葵のように美しく弧を描いたのが視界に入った。
美しいダンスに周りの者も溜息を吐いて見入っているようだった。
平民出身の生徒たちが踊るエリアだが、ドレスが美しく見える様に上手にエスコートするとは中々テクニシャンな魔法使いだと思い、視線を遣ると小柄な男には嫌と言うほど見覚えがあった。
「サラン……」
アンドレアは思わずその名を呟いた。
慣れた仕種でダンスを踊り、さりげなく相手を美しく見せる。
身長は低いものの、すらりとしている肢体はしなやかだ。
その様が自分と言い合いをしているときとも、スマートに治癒魔法を操るときとも、様子が違い胸が騒ぐ。
色んな表情を持つ彼を見ていると胸が騒ぐ。
それは仮面舞踏会でサランに治癒魔法をかけてもらってから、ずっと続いている。
いくつも彼の魅力的な表情を見て、そのたびに気持ちが募っていった。ついつい意地悪を言ってしまうのも、彼が気になって仕方ないからだ。サランと仮面舞踏会の彼が同一人物だと気が付いた時、彼を好きなのだとアンドレアはもう認めざるを得なかった。
ダンスが終わると、相手と笑顔で言葉を交わし、黄色いドレスの女とサランはあっさりと離れた。
すると、その隙を狙ったかのように薄桃色のドレスの女がやってきた。曲が始まると先ほどのように美しく踊りだした。
相手を綺麗に見せるのが実に上手い。
「あの……アンドレア様、良かったら……」
サランのダンスを見ていると、アンドレアも声を掛けられた。
「すまないが、今は踊るつもりはない」
にべもなく言い放ち、ちらりと声を掛けてきた魔女を見る。
赤いドレスが良く似合う女だったが、今アンドレアの興味はそこにはなかった。
すぐに視線を元に戻したアンドレアに魔女はこれ以上は何も言うことができず、その場を去った。
再びサランのダンスに集中する。
サランはハイクラスの社交界に慣れている生徒のように優雅だった。
薄桃色のドレスの女とダンスが終わると、もう一曲踊りたそうな女だったが、二曲続けて踊るのは断ったのかサランが申し訳なさそうに何事かを言うと名残惜しそうに薄桃色のドレスの女は離れて行った。
すると今度はグリーンのドレスの女が声を掛けた。
そこまでくればいくらアンドレアでも気が付いた。
「女にモテるのか……」
アンドレア自身も自分がかなりモテる自覚はあったがその高貴な出自と愛想が良くないことから、気軽に話しかけてくる女は少なかった。
サランが女に見せるキラキラとした笑顔はさながらおとぎ話の王子様のようだった。
もちろんアンドレアの敬愛する本物の王子であるキリヤの迫力とは何から何まで違いすぎるが、サランは子供のときに読んだ童話の中に出てくるふわふわと可愛らしい王子のイメージだ。
また曲が流れ始め、グリーンのドレスの女と踊り始める。
続けて二曲踊るのは断れるようだが、なぜか全く踊らず断るということはできないらしい。
「……ちっ……」
アンドレアがその様子を見て舌打ちをすると、一瞬周りがざわっとした後アンドレアの周りだけダンスパーティ中とは思えないほど不自然に静まり返った。
だが、アンドレアはそんなことは意に介さず、サランのダンスを眺めていた。
「次の女はまた随分と下手だな」
グリーン色のドレスの女のステップは実にたどたどしく、今にもサランの足を踏んでしまいそうだった。
「……っ」
アンドレアの心配が的中し、女の細く高いヒールがサランの足を思いっきり踏んだ。
サランの顔が苦痛に歪んだことからかなり痛みを伴ったものだと分かる。
最初の一曲目を踊った時のサランなら避けられたかもしれないが、三曲休みを挟まず踊ったのだから、避けられないのも無理はない。
何とか踊り終えたサランだが、さすがに足が痛むのか踊り終えると人目に付きづらい壁際に移動した。
漸くダンスをやめる気になったのかと、アンドレアがなぜだかほっとしたのも束の間。
「またかよ……っ」
オレンジ色のドレスを着た女がサランに寄っていくのが見えて思わず声が漏れた。
珍しく顔を歪めていたほど痛むあの足で踊るというのではないだろうか。
そこからはほぼ無意識に体が動いてしまった。
気が付いたときにはサランの腕を取っていた。
「サランとは俺が次に踊る約束をしているんだ。申し訳ないが他の人を当たってもらえるか?」
そう言っていた。
「きゃあ!アンドレア様!!」
オレンジ色のドレスの女は突然現れたアンドレアに黄色い声を上げ、サランは目をまん丸にしてアンドレアを見た。
サランの勝気な瞳に自分が映ったことで、アンドレアの気持ちは漸く落ち着いた。
そうだ。
この瞳が他の者を見ているのが気に食わなかった。
アンドレアはサランの手にあったグラスに触れると、グラスは近くにいた会場係の魔法使いのトレーに綺麗に戻った。
サランをエスコートするようにアンドレアは歩き出した。
驚いたようにアンドレアを見上げながらも、大人しくサランはエスコートされていた。
サランのアンドレアを見て安心したかのような瞳に、アンドレアは自分が満たされていくのを感じた。
ユノとイヴァンのダンスが始まると、今宵のパートナーがいないアンドレアは会場の壁に凭れてダンスフロアを眺めていた。
ユノの周りを見渡したが、どうやら今のところ危険そうな人物はいない。
「あーあ。イヴァンの奴、いくらユノが可愛いからって調子に乗っているとキリヤ様怒らせるぞ……」
ユノとイヴァンのダンスを見て呆れたようにアンドレアは独り言ちた。
ユノは類稀な優秀な魔法使いであるだけでなく、穏やかで優しく、それでいて勇敢だ。
アンドレアが敬愛するキリヤが惹かれるのも自然なことだと理解できる。
いや、それどころか山のようにいる相手の中からユノを見つけ惹かれる我が主は、なんて見る目があるのだろうと改めてキリヤの素晴らしさを思い知ったくらいだ。
アンドレア自身もユノには尊敬の念を抱き、キリヤの隣に相応しい人だと心から思えるようになった。
物思いに耽りながらダンスフロアを眺めていると、家柄も容姿も申し分ないアンドレアにはそこかしこから魔女や魔法使いたちの視線が刺さる。しかしそれらは例年以上に煩わしく感じられた。
すべての視線をシャットアウトするように腕組みをして、壁に凭れた。
本来なら生徒会役員のメンバーであるアンドレアは誰かを伴ってダンスをしなければならなかったが、例年のようにアンドレアに言い寄って来る魔女の中から侍従が家柄を重視して選んだパートナーと踊る気にはどうしてもなれず、ルール違反を犯してしまった。
恐らく自分には今宵パートナーになってほしかった人がいるのだ。できればその人とあの日のように踊りたかった。
自分の気持ちはわかっていたれど、素直に誘うことができずに今日に至ってしまった。
一瞬彼に思考が持っていかれそうになったが、アンドレアは軽く首を振って一旦そのことは頭から追いやって、ユノとイヴァンの周囲に目を光らせた。
ユノとイヴァンがこの大衆の中で危険な目に合わないように、目を光らせていたときだった。
なんとイヴァンがユノを軽々と抱き上げた。
「あーー……全くあいつは……あっ?!」
アンドレアが、額を合わせて笑い合うユノとイヴァンに頭を抱えたときだった。
風よりも早く二人の元に走り寄った人物が見えた。
一瞬危険人物ではないかと身構えたが、すぐにその人物は主でもあるキリヤだということがわかった。
キリヤは風のように二人のもとに現れ、あっという間にユノを攫って行ってしまった。
いくら安全のため、と言ってもその先を見るのは覗きと変わりないと思い、二人を追うことをアンドレアは止めた。
自分の役目を終え会場を見渡すと、中央エリアと少し離れた出入り口に近いエリアで、一般の生徒たちはダンスを楽しんでいるようだった。
そこに視線を遣ったその時、黄色のドレスが向日葵のように美しく弧を描いたのが視界に入った。
美しいダンスに周りの者も溜息を吐いて見入っているようだった。
平民出身の生徒たちが踊るエリアだが、ドレスが美しく見える様に上手にエスコートするとは中々テクニシャンな魔法使いだと思い、視線を遣ると小柄な男には嫌と言うほど見覚えがあった。
「サラン……」
アンドレアは思わずその名を呟いた。
慣れた仕種でダンスを踊り、さりげなく相手を美しく見せる。
身長は低いものの、すらりとしている肢体はしなやかだ。
その様が自分と言い合いをしているときとも、スマートに治癒魔法を操るときとも、様子が違い胸が騒ぐ。
色んな表情を持つ彼を見ていると胸が騒ぐ。
それは仮面舞踏会でサランに治癒魔法をかけてもらってから、ずっと続いている。
いくつも彼の魅力的な表情を見て、そのたびに気持ちが募っていった。ついつい意地悪を言ってしまうのも、彼が気になって仕方ないからだ。サランと仮面舞踏会の彼が同一人物だと気が付いた時、彼を好きなのだとアンドレアはもう認めざるを得なかった。
ダンスが終わると、相手と笑顔で言葉を交わし、黄色いドレスの女とサランはあっさりと離れた。
すると、その隙を狙ったかのように薄桃色のドレスの女がやってきた。曲が始まると先ほどのように美しく踊りだした。
相手を綺麗に見せるのが実に上手い。
「あの……アンドレア様、良かったら……」
サランのダンスを見ていると、アンドレアも声を掛けられた。
「すまないが、今は踊るつもりはない」
にべもなく言い放ち、ちらりと声を掛けてきた魔女を見る。
赤いドレスが良く似合う女だったが、今アンドレアの興味はそこにはなかった。
すぐに視線を元に戻したアンドレアに魔女はこれ以上は何も言うことができず、その場を去った。
再びサランのダンスに集中する。
サランはハイクラスの社交界に慣れている生徒のように優雅だった。
薄桃色のドレスの女とダンスが終わると、もう一曲踊りたそうな女だったが、二曲続けて踊るのは断ったのかサランが申し訳なさそうに何事かを言うと名残惜しそうに薄桃色のドレスの女は離れて行った。
すると今度はグリーンのドレスの女が声を掛けた。
そこまでくればいくらアンドレアでも気が付いた。
「女にモテるのか……」
アンドレア自身も自分がかなりモテる自覚はあったがその高貴な出自と愛想が良くないことから、気軽に話しかけてくる女は少なかった。
サランが女に見せるキラキラとした笑顔はさながらおとぎ話の王子様のようだった。
もちろんアンドレアの敬愛する本物の王子であるキリヤの迫力とは何から何まで違いすぎるが、サランは子供のときに読んだ童話の中に出てくるふわふわと可愛らしい王子のイメージだ。
また曲が流れ始め、グリーンのドレスの女と踊り始める。
続けて二曲踊るのは断れるようだが、なぜか全く踊らず断るということはできないらしい。
「……ちっ……」
アンドレアがその様子を見て舌打ちをすると、一瞬周りがざわっとした後アンドレアの周りだけダンスパーティ中とは思えないほど不自然に静まり返った。
だが、アンドレアはそんなことは意に介さず、サランのダンスを眺めていた。
「次の女はまた随分と下手だな」
グリーン色のドレスの女のステップは実にたどたどしく、今にもサランの足を踏んでしまいそうだった。
「……っ」
アンドレアの心配が的中し、女の細く高いヒールがサランの足を思いっきり踏んだ。
サランの顔が苦痛に歪んだことからかなり痛みを伴ったものだと分かる。
最初の一曲目を踊った時のサランなら避けられたかもしれないが、三曲休みを挟まず踊ったのだから、避けられないのも無理はない。
何とか踊り終えたサランだが、さすがに足が痛むのか踊り終えると人目に付きづらい壁際に移動した。
漸くダンスをやめる気になったのかと、アンドレアがなぜだかほっとしたのも束の間。
「またかよ……っ」
オレンジ色のドレスを着た女がサランに寄っていくのが見えて思わず声が漏れた。
珍しく顔を歪めていたほど痛むあの足で踊るというのではないだろうか。
そこからはほぼ無意識に体が動いてしまった。
気が付いたときにはサランの腕を取っていた。
「サランとは俺が次に踊る約束をしているんだ。申し訳ないが他の人を当たってもらえるか?」
そう言っていた。
「きゃあ!アンドレア様!!」
オレンジ色のドレスの女は突然現れたアンドレアに黄色い声を上げ、サランは目をまん丸にしてアンドレアを見た。
サランの勝気な瞳に自分が映ったことで、アンドレアの気持ちは漸く落ち着いた。
そうだ。
この瞳が他の者を見ているのが気に食わなかった。
アンドレアはサランの手にあったグラスに触れると、グラスは近くにいた会場係の魔法使いのトレーに綺麗に戻った。
サランをエスコートするようにアンドレアは歩き出した。
驚いたようにアンドレアを見上げながらも、大人しくサランはエスコートされていた。
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