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強面騎士団長は宿敵だったはずなのに5章
アンドレアの気持ち
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「魔力の使い過ぎで体の至るところで炎症を起こして発熱するなんて……しかも治癒魔法では治りづらいってどういうことだよ……っ」
「治癒魔法は原因に対して直接魔法を掛けていくものだからね。今回みたいに体中の炎症が原因ってなると原因が散らばりすぎて魔法の掛けようがないんだよ。何となく炎症が酷いところには掛けてもらえたし、薬草も貰えたからきっとすぐに良くなるよ。心配かけてごめん」
治癒魔法は怪我や原因のはっきりしている病気を治すには最適だが、全身に渡る疲労や全身状態の悪化による体調不良には効果が現れづらい。
そのためサランの熱はすぐに下がるということはなかったが、炎症が酷いところに治癒魔法を掛けてもらったこと、解熱効果のある薬草を飲んだことでだいぶ楽にはなって、すぐに良くならないことに心配してやきもきしているアンドレアに丁寧に説明することはできた。
「本当に死ぬ寸前まで魔力を使ったんだな……サラン……」
ベッドのすぐ横に置かれた椅子に座ってサランの様子をつぶさに見ながら、甲斐甲斐しく看病に励んでいるアンドレアは、まるで自身の具合でも悪いかのように苦しそうに言った。
「さすがに死ぬところまではしないよ……そこまでして助けられるなら命を懸けられたけど、途中でこれは治癒魔法では治せないかもって気が付いたんだ。いくらなんでも無駄なことで僕が死んだら、ユノが元気になったときどんなに罪悪感を抱えさせちゃうかわかってる」
「命を懸けられるって……」
サランはアンドレアを安心させために言ったはずなのに、アンドレアの表情は余計に曇った。
「ごめん……体調悪くて気が回らないんだけど、なんかアンドレアを余計に心配させること僕言っちゃった?」
「俺のことなんて今は気にすんな。サランとユノが心配で元気が出ないだけだ。薬草は眠くなる効果もあるって話だったな」
アンドレアはそう言って微笑んで、ベッドに横たわるサランの額を優しく撫でた。
「アンドレア? やっぱアンドレアも元気ないじゃん」
その微笑みがいつものアンドレアとは違うように思えてサランは心配で尋ねた。
「そりゃサランもユノも死にそうになってるんだから元気はないが、大丈夫だ。今は余計なことを考えずに寝た方がいい。サランが元気になるころにはきっとユノも目が覚めているはずだ」
「うん……」
そう言ってサランを撫でるアンドレアの掌が心地よくて、温かくて優しくてサランは守られているような気持になり、そっと目を閉じた。
サランの発熱は厄介ですっかり良くなるにはさらに二日ほどかかった。
ようやく熱が下がってベッドからは出ることができたが、サランはやはり元気がなかった。
「そろそろ……三日経っちゃう……」
サランの体調は快復したが、一向に王宮の別邸からは連絡がないのだ。
「そうだな……そろそろ何か連絡があってもいい頃だが……」
快復したサランはベッドから出て、今朝はソファで過ごしていた。
アンドレアが面白そうな本を持ってきてはくれたが、ユノのことが気になって集中できなかった。アンドレアも王宮からの連絡がないことが気になっていたらしくカレンダーを見て首を傾げた。
その時部屋の扉がノックされた。
「アンドレア様、イヴァン様がお見えです」
「入って大丈夫だ」
アンドレアが短く応えると、イヴァンが部屋に入ってきた。
「サラン、体調は快復したみたいでよかったよ。顔色はいいね」
「イヴァン! ありがとう。もしかして何かわかったことがあった?」
サランが尋ねると、イヴァンはにっこりと微笑んだ。
「火の精の言っていた三日が経ってもキリヤからは何の連絡もないけれど、ユノは昨夜から意識が回復している気がするんだ」
「本当っ⁉」
「本当か⁉」
サランとアンドレアの声が大きく重なった。
「うん。さすがに王家の別邸の内部の像を許可なく水晶に映すのは大罪だからしていないんだけど、人の命が危ういとか体調が良くないとかは水晶で見ることができるんだ。それで占術をしてみたんだけど、ほら見てみて」
イヴァンが自身の魔法の上着の中から水晶を取り出して宙に浮かせた。
イヴァンがユノの名前と呪文を唱えると、水晶が強く光り輝いた。
「少し前までこの水晶の光が弱かったんだ。だけれど、昨夜からこの光が強くなったからユノは生命の危機を脱したんだと思う……サラン⁉」
「サラン⁉」
説明をしていたイヴァンが驚いた声とアンドレアの驚いた声が重なった。
サランがイヴァンの説明を聞いて膝から崩れ落ちたからだ。
「よ……よかったぁ……ユノぉ……」
安心したサランは号泣と言っていいほど涙を流した。
そして散々泣いたあと。
「アンドレア! イヴァン! すぐに王家の別邸に僕を連れて行って! ユノの元気になった顔が見たいし、キリヤ会長にすぐに連絡をくれなかったことに文句言わないと気が済まない!」
サランが勢いよく言ったので、三人は王家の別邸に向かったのであった。
♢♢♢
「あーユノが本当に元気になってよかったし、ユノの心配がなくなってフィアマに乗れるのは最高に楽しかった!!」
フィアマに乗って王家の別邸に行ったアンドレアとサランは、その日の遅くにビスコンティ家の別邸に戻ってきた。
ユノを危機に陥れたシュリのことなど意見を交わし合ったので遅くなってしまったが、サランは安心で満ち足りた気持ちだった。
「そうか。それはよかった」
アンドレアは短く言った。数日前から元気がないアンドレアだったが、ユノとサランが快復してもアンドレアの元気は戻らないように思えた。
「アンドレア? やっぱり元気がないけれど……どうしたの? アンドレアもどこか具合が悪いの?」
サランが尋ねると、アンドレアは泣いてこそはいなかったものの、今にも泣きそうな顔をしていた。
「……俺さ……ずっと考えてたんだけど……」
「うん? どうしたの?」
「サランのこと、すげぇ好き。今も好き。ユノのこと好きなサランがまるごと好きだよ。サランがどんなにユノのこと愛しているかわかっているつもりだった。でもすごく綺麗で純粋な愛情だから、それはそれとして俺の気持も受け取ってもらえるんじゃないかって気がしていた。綺麗ばっかりじゃないけれど甘くて幸せな恋をサランに教えることができるのは俺だって思っていた」
「アンドレア……?」
アンドレアの言葉が全て過去形になっていることに、サランは気が付いた。
「でもユノのために口先だけでなく本当に命まで懸けられるんだ……って目の当たりにしたとき、俺に割り込める余地なんて少しもないって、お互い支え合って必死でやってきたお前たちに割り込もうなんて烏滸がましいって気付いた……っ」
「アンドレア……っ」
苦しみを吐き出すような、慟哭のようなアンドレアの独白にサランは息を呑んで、言葉が出てこない。
「サランは思いが叶わなくても、ユノを真っ直ぐ見て心底愛してるのに、そこに割り込んで気持ちを押し付けようとしてごめん……サランは情が深いから、俺が相手でも俺がしつこいから無碍にできなかったんだよな……サランのこと好きでいるの、もうやめるから……」
ごめん、とアンドレアは苦しそうに言った。
サランはぎゅっと拳を握りしめた。
「治癒魔法は原因に対して直接魔法を掛けていくものだからね。今回みたいに体中の炎症が原因ってなると原因が散らばりすぎて魔法の掛けようがないんだよ。何となく炎症が酷いところには掛けてもらえたし、薬草も貰えたからきっとすぐに良くなるよ。心配かけてごめん」
治癒魔法は怪我や原因のはっきりしている病気を治すには最適だが、全身に渡る疲労や全身状態の悪化による体調不良には効果が現れづらい。
そのためサランの熱はすぐに下がるということはなかったが、炎症が酷いところに治癒魔法を掛けてもらったこと、解熱効果のある薬草を飲んだことでだいぶ楽にはなって、すぐに良くならないことに心配してやきもきしているアンドレアに丁寧に説明することはできた。
「本当に死ぬ寸前まで魔力を使ったんだな……サラン……」
ベッドのすぐ横に置かれた椅子に座ってサランの様子をつぶさに見ながら、甲斐甲斐しく看病に励んでいるアンドレアは、まるで自身の具合でも悪いかのように苦しそうに言った。
「さすがに死ぬところまではしないよ……そこまでして助けられるなら命を懸けられたけど、途中でこれは治癒魔法では治せないかもって気が付いたんだ。いくらなんでも無駄なことで僕が死んだら、ユノが元気になったときどんなに罪悪感を抱えさせちゃうかわかってる」
「命を懸けられるって……」
サランはアンドレアを安心させために言ったはずなのに、アンドレアの表情は余計に曇った。
「ごめん……体調悪くて気が回らないんだけど、なんかアンドレアを余計に心配させること僕言っちゃった?」
「俺のことなんて今は気にすんな。サランとユノが心配で元気が出ないだけだ。薬草は眠くなる効果もあるって話だったな」
アンドレアはそう言って微笑んで、ベッドに横たわるサランの額を優しく撫でた。
「アンドレア? やっぱアンドレアも元気ないじゃん」
その微笑みがいつものアンドレアとは違うように思えてサランは心配で尋ねた。
「そりゃサランもユノも死にそうになってるんだから元気はないが、大丈夫だ。今は余計なことを考えずに寝た方がいい。サランが元気になるころにはきっとユノも目が覚めているはずだ」
「うん……」
そう言ってサランを撫でるアンドレアの掌が心地よくて、温かくて優しくてサランは守られているような気持になり、そっと目を閉じた。
サランの発熱は厄介ですっかり良くなるにはさらに二日ほどかかった。
ようやく熱が下がってベッドからは出ることができたが、サランはやはり元気がなかった。
「そろそろ……三日経っちゃう……」
サランの体調は快復したが、一向に王宮の別邸からは連絡がないのだ。
「そうだな……そろそろ何か連絡があってもいい頃だが……」
快復したサランはベッドから出て、今朝はソファで過ごしていた。
アンドレアが面白そうな本を持ってきてはくれたが、ユノのことが気になって集中できなかった。アンドレアも王宮からの連絡がないことが気になっていたらしくカレンダーを見て首を傾げた。
その時部屋の扉がノックされた。
「アンドレア様、イヴァン様がお見えです」
「入って大丈夫だ」
アンドレアが短く応えると、イヴァンが部屋に入ってきた。
「サラン、体調は快復したみたいでよかったよ。顔色はいいね」
「イヴァン! ありがとう。もしかして何かわかったことがあった?」
サランが尋ねると、イヴァンはにっこりと微笑んだ。
「火の精の言っていた三日が経ってもキリヤからは何の連絡もないけれど、ユノは昨夜から意識が回復している気がするんだ」
「本当っ⁉」
「本当か⁉」
サランとアンドレアの声が大きく重なった。
「うん。さすがに王家の別邸の内部の像を許可なく水晶に映すのは大罪だからしていないんだけど、人の命が危ういとか体調が良くないとかは水晶で見ることができるんだ。それで占術をしてみたんだけど、ほら見てみて」
イヴァンが自身の魔法の上着の中から水晶を取り出して宙に浮かせた。
イヴァンがユノの名前と呪文を唱えると、水晶が強く光り輝いた。
「少し前までこの水晶の光が弱かったんだ。だけれど、昨夜からこの光が強くなったからユノは生命の危機を脱したんだと思う……サラン⁉」
「サラン⁉」
説明をしていたイヴァンが驚いた声とアンドレアの驚いた声が重なった。
サランがイヴァンの説明を聞いて膝から崩れ落ちたからだ。
「よ……よかったぁ……ユノぉ……」
安心したサランは号泣と言っていいほど涙を流した。
そして散々泣いたあと。
「アンドレア! イヴァン! すぐに王家の別邸に僕を連れて行って! ユノの元気になった顔が見たいし、キリヤ会長にすぐに連絡をくれなかったことに文句言わないと気が済まない!」
サランが勢いよく言ったので、三人は王家の別邸に向かったのであった。
♢♢♢
「あーユノが本当に元気になってよかったし、ユノの心配がなくなってフィアマに乗れるのは最高に楽しかった!!」
フィアマに乗って王家の別邸に行ったアンドレアとサランは、その日の遅くにビスコンティ家の別邸に戻ってきた。
ユノを危機に陥れたシュリのことなど意見を交わし合ったので遅くなってしまったが、サランは安心で満ち足りた気持ちだった。
「そうか。それはよかった」
アンドレアは短く言った。数日前から元気がないアンドレアだったが、ユノとサランが快復してもアンドレアの元気は戻らないように思えた。
「アンドレア? やっぱり元気がないけれど……どうしたの? アンドレアもどこか具合が悪いの?」
サランが尋ねると、アンドレアは泣いてこそはいなかったものの、今にも泣きそうな顔をしていた。
「……俺さ……ずっと考えてたんだけど……」
「うん? どうしたの?」
「サランのこと、すげぇ好き。今も好き。ユノのこと好きなサランがまるごと好きだよ。サランがどんなにユノのこと愛しているかわかっているつもりだった。でもすごく綺麗で純粋な愛情だから、それはそれとして俺の気持も受け取ってもらえるんじゃないかって気がしていた。綺麗ばっかりじゃないけれど甘くて幸せな恋をサランに教えることができるのは俺だって思っていた」
「アンドレア……?」
アンドレアの言葉が全て過去形になっていることに、サランは気が付いた。
「でもユノのために口先だけでなく本当に命まで懸けられるんだ……って目の当たりにしたとき、俺に割り込める余地なんて少しもないって、お互い支え合って必死でやってきたお前たちに割り込もうなんて烏滸がましいって気付いた……っ」
「アンドレア……っ」
苦しみを吐き出すような、慟哭のようなアンドレアの独白にサランは息を呑んで、言葉が出てこない。
「サランは思いが叶わなくても、ユノを真っ直ぐ見て心底愛してるのに、そこに割り込んで気持ちを押し付けようとしてごめん……サランは情が深いから、俺が相手でも俺がしつこいから無碍にできなかったんだよな……サランのこと好きでいるの、もうやめるから……」
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