とろけてまざる

ゆなな

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3章

6話

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「俺ばかりが君なしでは生きていけないと思っているのは悔しいじゃないか」

嵐のような時間が過ぎ去った後、半ば意識を失ったようにぐったりと横たわるユキを腕に抱いてその柔らかな素肌の感触を楽しみながら永瀬は拗く呟いた。
手のひらは優しくユキの下腹部を未だ撫でていた。

温かい手のひらの感触にゆったりと溺れるユキ。
その濡れたくちびるにキスを落とすと、柔らかな舌がそっと差し出され、永瀬は思う存分それを吸って味わう。
くちびるが離れると散々啼かされて掠れた声が永瀬に尋ねる。
「……ここに本当に5日間もいるつもりですか?」
一泊でもとんでもなく高いとユキでさえも耳にしたことがあるスイートルームだ。

「あぁ、きみの気が変わってアフターピルをこっそり飲まれたら堪らんからな。ちなみに、きみが今日の洋服のポケットにピルを忍ばせていたのは偉かったが、もうとっくに処分してあるので探そうとは思わないことだ」

永瀬はユキの濡れたくちびるを親指でそっと触れながら……
「きみは、自分を過小評価しすぎて逃げてしまうところがあるからな。念には念を入れて繋ぎ止めておかないと……」
きっと俺が自分の正体を教えたりしたらまた自分は相応しくないとか何とか言って逃げようとするだろう。

「うちの父母が……あなたの名前を聞いただけであっさりと引きました……永瀬先生は……一体……」

ユキが尋ねると、逃がさないとでもいうように躯に回されていた腕にぐ……っと力が込められて
ユキの耳元に何事かをささやいた。

「……う……うそ……っ」

思わず腕を突っ張って躯を離したユキに眉を顰めると……もう何度目か数えるのも嫌になるくらい挿入されたところに、再び熱いものが潜り込んでくる。

「え……?あっ………んんっ…」

くちびるに、頬に、額に……
柔らかく、キスを何度も落としながらゆっくりと躯を繋げられた。
「…もう、逃がさないと言っただろう……」
男は不敵に笑って、ユキに熱い杭を穿った。

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