さようならを言う前に

ひま

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共通性

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[実は、
俺も町のみんなや他の人達に嘘をついて生活しているんだ。]

コニーは、
少し切な気な表情の顔で、
下を向いてしまった。

[あー。
周りの人達に嘘をつくってところが共通するところだよね。
確かに、
私は透明人間としてばれたらヤバイし、
コニーは、、、
王冠の件なの?
それか他にもあるの?]

[僕は王冠の件。
僕の王冠は特殊で、
付けると子供になって、
はずすと今のこの状態になるってこと。]

[でもコニー。
私はどうしよう。
帰るところもないし洋服もこれだけしかないし。]

困った顔で言うと、
コニーがはっとした顔で向いてきた。

[それなら~!
僕の城に暮らさない?
部屋もたくさんあるよ!
ねっ?父上!母上!
良いよね!]

急にコニーの声のトーンが高くなった。

[ぜひ家族の一員として、
よろしくお願い致します!
愛する母。シーラ・カリア]

[もちろんお父さんもok だぞ!
愛する父。シーラ・ライア]

[家族の一員!?]

二人の言葉に一回止まったが、
理解が終えた頃にもテンパっていた。

[はい。
今日から貴方も家族の一員です。
お名前と年齢を教えてもらえる?]

[は、はい!
名前は、サファリー・レイナで、
年齢は、十八才です。]

照れた顔で教えると。
カリアは笑顔で受け入てくれた。

[コニーと同じ年齢だなんて、
ビックリね。
じゃあコニー?
後で学校の紹介。
よろしくね!]

[了解!]

[あ、後。
レイナ?
一階から三階まで、私達の名前が書いているところ以外だったらどこの部屋でも良いわよ!
夜ご飯までには決めていてね!]

[ありがとうございます!]

コニー達家族の優しさに思わず感動してしまった。

[レイナ!
今日の朝ご飯食べてきた?
おなかがすいてたら何でも食べて良いからね!]

[さっき寝てたからまだ大丈夫かな?]

[よし!
それじゃあ学校に行こっか。
転校生として!]

[転校生か~。
はじめて転校する。]

[まぁほとんど転校してこないからね。]

[そういうことじゃなくて、
私、学校に行くの始めてなの!]

[何で?
いけない理由があったの?]

[うん。
毎日お姉s。。。
姉にいじめられていたから、
学校に行く場合じゃなかったの。]

お姉さまという名前が口癖になるほどそう言わされていた。

[まぁ過去のことは水に流して忘れちゃお!
これからは、
僕たちが新しい家族なんだから!]

[そうだよね。
ありがとう!コニー。]

コニーが励まし上手だったおかげで、私は元気になった。

[学校に行くから服装は、
体を隠せるものが良いよね。
え~っとこれとこれと後サングラスとかも!]

[もし見つかったらどうしよう。
怖いな~。]

ばれたときのことを考えると、
鳥肌が立ってしまう。

[大丈夫!
僕がフォローするから!]

[本当に大丈夫かな~?]

準備をしてから、
不安と共に、
新しい学校の道へと進んでいった。




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