さようならを言う前に

ひま

文字の大きさ
6 / 7

旅の準備とペット専門

しおりを挟む

[来てくれてありがとう。
僕が連れてきたかった場所はここ。]

コニーが手を引っ張って連れてきた場所は、
図書館だった。
いろんな本のなかでこの現象のことを調べようと思ったのだ。

[レイナ!
片っ端から探そう!]

[わかった!
私は一から探すね!]

[僕は十から探す。]

二人で手分けして探そうとしたが、
例の本は中々見つからなかった。

[コニー。
この図書館にあるのかな~?]

[あるはずなんだけど。]

[いたっ!]

[どうした?]

急に頭に落ちてきたものは、
いろんな動物が描かれた本だった。

[開いてみて。]

ペラ

コニーの指示通りにめくると、
オウムがのっていた。
ピカーン

オウムだと認識したら、 
違う場所に飛ばされた。
目の前には、
本のなかにいたオウムが木の枝に止まっていた。
そして、コニーと私の手の中にはいつの間にか首輪が入っていた。

[うわ!?何?オウム?
これに首輪をつけるの?]

[わかんないけど、
たぶんそうみたい。]

私とコニーは唾をのみ、
狂暴なオウムに首輪を着けることを試みた。

[じゃあまず俺。
行ってくる。]

少し怖がりながらも勇気をもって
一歩一歩進んでいった。
けれど私はただただ見ていることしかできなかった。

[今だっ!]

パタパタ
パタパタ

恐ろしく動きが速い。
私もコニーも良いタイミングだと思ったが、そうでもなかった。

[コニー。
このオウム、普通のより違うよ!
何か訓練とか受けてるんじゃないの?]

[うん。僕も思ったよ。
相手が普通じゃないならこっちも普通には捕まえないぞ!]

キリッとした眉毛と顔がたくましく見えた。

[それはそうと!どうやって?]

[う~ん、一つだけ作戦があるけどかなりハードなんだよね~。
まぁでもやるしかないから一回やってみよう!] 

二人で顔を寄せ合いコニーが説明していく。
その作戦を聞いた私は今にも不安のか溜まりが爆発しそうだった。
失敗したときのプレッシャーが凄かった。


[よ、よし!ややや。やろうか!]

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

平手打ちされたので、婚約破棄宣言に拳でお答えしました

Megumi
恋愛
婚約破棄を告げられ、婚約者に平手打ちされた——その瞬間。 伯爵令嬢イヴの拳が炸裂した。 理不尽に耐える淑女の時代は、もう終わり。 これは“我慢しない令嬢”が、これまでの常識を覆す話。

私の療養中に、婚約者と幼馴染が駆け落ちしました──。

Nao*
恋愛
素適な婚約者と近く結婚する私を病魔が襲った。 彼の為にも早く元気になろうと療養する私だったが、一通の手紙を残し彼と私の幼馴染が揃って姿を消してしまう。 どうやら私、彼と幼馴染に裏切られて居たようです──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。最終回の一部、改正してあります。)

【完結】仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが

ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。 定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──

貴方なんて大嫌い

ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い

ある辺境伯の後悔

だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。 父親似だが目元が妻によく似た長女と 目元は自分譲りだが母親似の長男。 愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。 愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。

完結 彼女の正体を知った時

音爽(ネソウ)
恋愛
久しぶりに会った友人同士、だが互いの恰好を見て彼女は……

愚か者の話をしよう

鈴宮(すずみや)
恋愛
 シェイマスは、婚約者であるエーファを心から愛している。けれど、控えめな性格のエーファは、聖女ミランダがシェイマスにちょっかいを掛けても、穏やかに微笑むばかり。  そんな彼女の反応に物足りなさを感じつつも、シェイマスはエーファとの幸せな未来を夢見ていた。  けれどある日、シェイマスは父親である国王から「エーファとの婚約は破棄する」と告げられて――――?

「最高の縁談なのでしょう?なら、かわってあげたら喜んでくれますよね!」

みっちぇる。
恋愛
侯爵令嬢のラリアは20歳。立派な嫁きおくれである。 というのも、義母がなかなかデビューさせてくれないのだ。 なにか意図を感じつつも、周りは義母の味方ばかり。 そん中、急にデビュタントの許可と婚約を告げられる。 何か裏がある―― 相手の家がどういうものかを知り、何とかしようとするが、非力なラリアには何も手段がない。 しかし、そんな彼女にも救いの手が……?

処理中です...