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約束
しおりを挟む[.......優斗?。レン?]
月海の目線の先には、
倒れている2人が見えた。
[うぅ....]
[月海。
やめとけ。]
優斗の方は唸り声をあげていたが、
意識のあったレンが震えた声で放った。
[あぁ?
まだいんのかよ~
早く倒して飲みに行くか!]
町中でトップクラスの剣の使い手のジョニーがシワを寄せて怖い顔で睨みつけてきた。
[おりゃ!]
シャキーン
[やめて!]
[。。。えっ?]
目を開けると、
そこには大きな黒色のライオンがジョニーの前に現れていた。
[ロ.....コ なのか?]
レンのペットの、
ロコ だった。
[ギャー]
ロコの姿を見て勝てないと確信したジョニーは、
急いで町に戻っていった。
[ありがとう。ロコ! ]
[全然良いよ!
だけど、
間に合わなくてごめん。]
[大丈夫!
だけどーなんでここにいるの?]
[俺にも良くわからない。
レンの家で寝てたらここにいたんだよ。
それでレン達を見つけて、
ここにいるって訳かな?]
ロコにもよくわからなかったが、強制的にレン達のいる世界へと飛ばされたみたいだ。
[ロコが助けてくれたのは良いけど、
優斗が.....]
[レン!私に任せて!]
[お、おう]
ピカー
[よしっ!あともう少し!]
手を優斗に向けて当てると、
緑色に輝いた。
[多分これでもう良いと思うけど。
優斗ー!]
[あぁ、月海。レン。
あれっ?
体の傷が全部治ってる!
なんで?]
[実は、
パスポートを作るときに魔法使いにしたんだけど、
少しでもできるようにと思って魔術師の人にコツを教えてもらってたの!]
[だから傷が治ったんだ!
ありがとう!月海!]
[ま、まぁね!こんなの余裕だよ!笑っ]
[これからは、
魔法係は一応私に頼って!
なんでもできるって訳じゃないけど、
大抵のものはできるから!
任せて!]
[わかった!]
2人は安心したように答えると、
自分のパスポートを取り出した。
[俺は~。
剣士!]
[私は魔法使い!]
[俺は、
剣とかポーションとかを買い取りに行って、
それを売る担当の受付をする人だな!]
[他にもあったでしょ笑]
[被りたくなかったからさ~!]
それぞれ自分の役割があり、
改めて見直す。
[よしっ!
それじゃあ全員パスポートも作れたし、
役割も決まったから町に行ってみよう!]
[ねぇ。。。
月海さん。]
[んっ?]
誰かが私に話しかける。
[こっちに来てもらって良いですか?
]
[うわ~!ちょちょちょ!
ちょっと待って!]
[月海!
うちも行くにゃ~!]
行きなり手を引っ張られ、
反応ができずにつれていかれてしまった。
心配してべるもそのあとをついてきた。
[なに!?
何が起こったの?]
[あのさ、
猫被らないでもらって良い?]
[どうゆう....こと?]
[まず、
最初からおかしいって思ってたんですよ。
私の方が下なのに敬語使うし、
私より先輩の方が優斗と仲良くするし。
本当に。
どうしたんですか?.....]
[少し、落ち着いてよ!]
咲が急に言葉にしたことの意味がわからなかった。
[先輩がこんなことしといて落ち着けるわけがないですよ!
私の気持ちも少しは考えてくださいよ。]
[。。。さk]
[先輩?
もしかして、
私たちの約束。
わすれたとか言わないでくださいね?]
喋ろうとした時に、
言葉をさえぎられてなにも言えなかった。
[月海?
お前!月海になんてことを言うにゃ!]
黙って聞いていたべるも耐えきれずに言い返した。
[黙ってくれる?
なんにも役に立てないような。
雑魚猫ちゃん?]
[うっ.......]
[べる!]
咲が言った瞬間に光る何かが飛ばされて、
べるは、意識を失ってしまった。
[ほらっ?
早くしてあげたらどうですか?
べる?
何てどうでも良いけど。
先輩の猫、
苦しんじゃってますよ~?笑っ]
咲は笑いながら私を煽ってきた。
[咲さん?
。。。約束って、
何ですか?]
[はぁ~。。。
正直に言ってくれれば良かったのに、
この事は倍で返さしていただきますね?笑
あ~あ!
残念でしたね~!]
咲は、
何かをたくらむような顔でさっきの町へと戻っていった。
[約束って、
なんのこと?]
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