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1章 はじまり
バロー
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オリズム帝国展示館本部ーーーー
第1部支部長「おい、ショウシがやられたって話聞いたか?」
第2部支部長「あぁ。俺らが呼ばれたというのはその件だろう。」
ショウシがやられたことをもう伝わっているらしく、幹部が集められ会議室に集められている。
四天王A「うろたえるな。確かにショウシがやられたが今回はその対策に呼ばれたのだろう?」
四天王B「んふふ♡そうね。私たちが全力を出せば勝てるわよ。それとも何?対策立てても倒せない強敵がこの世界にいる・・・とでも言うのかしら?」
二人の四天王が支部長たちを叱責するだろう。
第1部支部長「た、確かに・・・これからショウシから聞けばいいだけだな。取り乱して済まない。」
その会話が終わるとスクリーンが下りてきて映像が移される。パソコンで仕事しながらギャラリーが映し出されるのを気付く。
ギャラリー「諸君。忙しいところ申し訳ない。先日ショウシがやられたことを知っているだろう。今回の件は帝国に盾突く愚か者のことだ。」
そういってギャラリー主導のンンーン対策会議が催される。
ギャラリー「今第3支部長はわが帝国管理の病院で入院している。中継で今繋げるから少々待っていろ。」
ギャラリーが合図を出すとショウシの映像に切り替わる。
ショウシ「中継つながったか。お待たせした。第3支部長のショウシだ。今回」
看護婦「前失礼しますねー。」
にゅっと入って
看護婦「はい、ここに昼食を置いておくので、会議中にごめんなさいねー。」
おばちゃん看護婦が笑いながらカメラの前を通り話を遮る。
ショウシ「・・・。邪魔が入ったが続けさせてもらう。今回まさか反逆を許してしまい私は入院することになった。」
悔しそうな顔をするショウシに
ギャラリー「相手の情報を手短に話せ。」
とショウシに命令するだろう。
ショウシ「えっと・・・私のグラスシャワーでシャンプーし始めたり仲間の骸骨の頭蓋骨を投げて攻撃したと思ったら頭蓋骨が割れて狙撃されたり私の最大奥義のヴィトラフィケイシャンもカラスになって無効化され・・・」
ギャラリー「何を言っているんだお前?」
明らかにおかしなことを言っているショウシにギャラリーは要領を得ない顔をして呆れている。
ショウシ「いや!私も訳わからずに負けたんだ!」
弁明を求めるかのように説明するが
「ガラスコーティングをしたら思い出を注入してガラスを粉砕した」
だとか
「急に赤ちゃんの衣装を着てガラガラで殴られた」
など説明すればする程全員混乱しているだろう。
四天王C「だが、それだったらフェスと同じような戦い方なんだろう。」
四天王Cが四天王Dことフェスに同意を求める。
フェス「俺ですらショウシのガラスコーティングや最大奥義喰らったらどうしようもねえっていうのに、敵対しているやつなかなかやるじゃねえか・・・。血が騒ぐぜ。」
そういってかき氷に焼きそばヘッド、たこ焼きとベビーカステラを乗せた、祭りを象徴するフェスという男が期待して腕を組んで笑っていたーーーーー。
一方。
リッツ「ん・・・・」野宿をしていたリッツが起きた。
リッツ「あれ?ンンーン?スケルス?」そういってテント内を探し、テントを出て周りを探す。
リッツ「おーい?ンンーンー、スケルスー。」そういって林の中を探すと、
そこには吊るされたンンーンとスケルス。下にはぐつぐつ煮えたぎった油が用意されている。
吊るされている二人の周りには手足生えたジャガイモ達が囲っておりみんな怒っているようだ。
バイクもあることから暴走族だとわかるが、旗には「オリズム帝国一暴走族ポテト」とピンクの旗に荒々しく書かれていた。
リッツ(かわいいーーー!!じゃなくて!なんて吊るされているんだろう?)そういって覗き込む。
ポテトヘッド「お前ら、何をやったのかわかっているのか?これからポテト裁判を始める。」
ンンーン「うぅ・・・。」
ステルス「お願い・・・許して・・・。」
二人ともズタボロになって満身創痍になっている。
ポテトヘッド「お前らはとんでもないことをしたの分かっているんだろうな?レストランの付け合わせのフライドポテトをすべて残したなんて馬鹿にしてくれたな?」
ずこーっとリッツは陰からずっこけた。
ポテトヘッド「フライドポテトを残したのに、他の付け合わせのコーンやインゲンは全て食べた・・・。これはジャガイモに対する宣戦布告じゃねーか?よって揚げ物の刑と処する!」
周りのポテトはいいぞー!早くやれー!とガヤを飛ばす。
その様子を黙って吊るされているンンーンとスケルス。
リッツはどうするんだろうと木の陰から見ている。
ポテトヘッド「それでは処刑!」
そういって縄を切る。ンンーンとスケルスはそのまま油の入った鍋の中に落ちる。
ンンーンとスケルス「ぎゃああああああ!!!」
そして二人仲良く落ちて、二人とも仲良く悲鳴をあげる。
ンンーン「揚げられるー!!油でカラッと揚げられるー!」
スケルス「油が骨身に染みるー!」
水揚げされましたー♪
二人は魚になって漁師に水揚げされ
港に移動し、市場に競りをかけられ、スーパーに並べられと
1コマ1コマ無言でコマが進む。
ポテトヘッド「お、いい魚入っているじゃん。」
そういって魚をポテトヘッドが購入して
ポテトヘッド「今日はアジフライだー♪」
ンンーン&スケルス「ぎゃああああああ!!!」
リッツ「二度揚げされたーーーー!!!」
ついにリッツはポテトヘッドに対してツッコミを入れるだろう。
その様子を見ていたキリリと鋭い眉毛のサイダーの飴玉が
飴玉「なんてハジケたやつ・・・・・!!」
そういってポテトやンンーン達のハジケにおののく。
ポテトヘッド「もう二度とフライドポテト残すんじゃねーぞ!」
そういってバイクにのって暴走族ポテトは全員走り去る。
リッツ「二人とも大丈夫?」
走り去るのを見ると二人に駆け寄って心配する。
ンンーン「こってりな揚げ物にされた・・・」
と言いながらサラダになっている。
リッツ「がっつりヘルシーなものになっているじゃん!」
スケルス「まぁまぁ。せっかくだしウナギの骨を揚げたものでも食べない?」
リッツ「なんで!?ウナギの骨っておいしいの!?」
スケルスは先程処刑された油を使いウナギの骨のせんべいをお勧めするだろう。
バロー「おい!お前ら!」
ンンーンの後ろで
リッツ「あ、美味しい。」
スケルス「塩コショウもいいけどマヨネーズもおすすめだよ。」
とうなぎの骨せんべいを食べている。
ンンーン「ん?なんだ?」
ンンーンもウナギの骨せんべいを食べながら振り返って声をかける。
飴玉「おめー!ハジケリストだな?俺はバロー!さすらいのハジケリストだ。お前らのハジケに惚れ込んだ!俺とハジケバトルをしてぇ!俺とハジケバトルをしろ!」
バローと名乗った飴玉はンンーンとスケルスにハジケバトルを申し込む。
ンンーン「ルールは何だ?俺でいいなら相手になってやる。」
そういって重い腰を上げる。
バロー「ルールは中級ルール、テーマを決めてハジケルってどうだい?」
ンンーン「いいだろう。テーマはお前が決めやがれ。リッツ、ツッコミは無用だ。ここからは一対一のタイマンハジケだ。」
リッツ「う、うん・・・」
(タイマンハジケって何?)
リッツはンンーンの言葉に疑問を持ちつつスケルスは軟骨を揚げておつまみを作っているだろう。
バロー「テーマはスーパーだ!俺から行かせてもらうぜ!」
~バローの先手ハジケ スーパー~
おばさん「あとは飲み物だけねぇ。」
子供「お母さんお菓子買ってー。」
いつもの光景のなか、スーパーに放送が響く。
アナウンス「本日はご来店ありがとうございます。本日は「スーパーボール飴掬い」を開催いたします。」
バロー「さぁ!来い!子供が好きなスーパーボールを流してみたぜ!スーパーボール以外にきれいで大きい飴玉も流しておいたし流れているのは水じゃなくジュースだ!飴玉入りのジュースを飲むこともできる!ここまで来たらもう大繁盛だろ!ちびっこよ!遊べ!そして賞賛するんだ!」
3日後ーーーあまりにも流行らず、スーパーが倒産してしまった。
バロー「なぜだー!!!」駐車場で泣き叫ぶだろう・・・。
~END~
バロー「どうだ?俺のハジケは!」
そういうとオレンジジュースを飲みながら決め顔をする。
ンンーン「飴玉飲みてー!くそ!飲んだらのどに詰まるのは分かっているが、それでも飴玉ジュース飲みてー!」
バロー「どうだ?俺に降参か?」
勝ち誇った顔をする。
ンンーン「馬鹿言うな。拙のハジケを見やがれ。」
~バローの後攻ハジケ スーパー~
ンンーン「ブルンブルン♪」
ンンーンを台車に乗せて寝転がせて腕を持ち、ハンドル代わりにして駐車場に入る。
スケルスが駐車場で我が物顔で運転してンンーンを駐車場に止める。
スケルス「じゃあ待っててねー。」
ンンーンに声をかけられると
ンンーン「わん♪」
なぜか犬になっているンンーン。ご丁寧にリードを柱に括り付けられている。
しばらくして
スケルス「ふんふ~ん♪」
買い物を終えたスケルスがスーパーから出ると
ンンーンはきれいに溶けて水たまりができていた・・・。
~END~
バロー「ぐは!」
意味不明で血反吐を吐く。
ンンーン「どうだ?拙のハジケは?」
そう言いながら笑っていると
ガン!
いきなり後ろから鉄の棒でンンーンを後ろから殴りかかる。
リッツ「ンンーン!?」
そういってンンーンに駆け寄る。
スケルス「わわわ!?ど、どうしよう!?どうしよう!?」
あたふたしている。
バロー「な、なにがあったんだ・・!?」
絶句して驚いて立ちすくんでいる。
鉄の棒人間A「へ、ンンーンも他愛もない。」
血のついた鉄の棒を持ってにやりと笑っている。
スケルス「大変だー!とりあえず水をかけなきゃ!」
そういってンンーンにじょうろで水をかける。
鉄の棒人間B「そんなことしても無駄無駄。何やってんだよハハハ。」
そういって弟分の鉄の棒人間がその滑稽な姿を見ていると
ンンーンから苗が出てきてスクスクと育つ。
鉄の棒人間B「なにぃ!?」
リッツ「きも!?なにが育つの!?」
二人が突っ込むと花が咲き、その花から体が生える。
ンンーン「咲いちゃった♪」
3人のンンーンがぽんっと効果音が出てワーワーと騒いでいる。
バロー「な、なんて奴らだ・・・。」
そういってバローはンンーン達に恐れおののいている。
ンンーン「お前らは誰だ?」
そういって鉄の棒人間たちに聞くと。
鉄の棒人間A「俺は鉄親分!」
鉄の棒人間B「俺は鉄子分!」
鉄親分「二人合わせてオリズム帝国の刺客さ!!」
踊るように自己紹介をする愉快な二人。
ンンーン「ほぅ・・・なら容赦はしない・・・覚悟をしろ!」
スケルス「オレサマもンンーンを殺そうとしたのは許さないからね!」
そういって熱した油を二人にぶっかける。
鉄親分「あぢゃぢゃ!何する気だ!?」
暑い油をかけられたとはいえ、ただ嫌がるだけの二人。
ンンーン「皆!一斉に矢を放て!」
更に咲き乱れたンンーンの軍勢が火矢を放つ。
ンンーン「鉄は火に弱い!さらにサラダ油もかけた。あいつらは燃えて溶けるだろう。」
リッツ「いやいやいや!無理無理無理!料理とかどうするんの!?溶けちゃうよ!」
リッツはンンーンの理論にツッコミを入れると
鉄親分「ぎゃああ!!あついぃぃい!!」
鉄子分「燃えるぅぅぅ!溶けるぅぅぅう!!」
リッツ「きゃああああ!!本当に燃えているーーー!!大惨事だーーー!!!」
燃えて苦しむ二人を見てリッツがツッコミを入れる。
スケルス「大変!二人が死ぬ前に水かけて消火活動しなきゃ!」
ンンーン「そうだな。拙が殺されかけたとはいえ殺すのは忍びない。」
そういってばっしゃばっしゃと普通に水をかけて消火活動をしているさなか、
バロー「は・・・ハジケてやがる・・・。こいつらと一緒にはじけてぇ・・・・。」
そういって立ち尽くし、二人のハジケを目の当たりにしてキラキラと少年のような瞳で二人を見ている。
ンンーン「俺らのことをギャラリーに伝えやがれ。」
そういって鉄親分と鉄子分を重症にして立ち去ろうとすると、
バロー「お願いがある!俺も旅に連れて行ってくれ!」
バローがンンーンの旅に同行を持ち掛ける。
ンンーン「なぜだ?」
バロー「お前らのハジケに痺れた!お前らと一緒にいるともっとはじけれる気がするんだ!オレはもっとはじけてぇ!なぁ・・・いいだろう・・?」
最初は熱く、頼むときは寂しそうな声と目で話しかける。
ンンーン「ふっ、勝手にするといい。」
スケルス「オレサマは歓迎だよー!よろしくね!」
リッツ「また旅がにぎやかになるね。」
そういって4人目の仲間、サイダー飴のバローが仲間に加わったとさーーーー。
第1部支部長「おい、ショウシがやられたって話聞いたか?」
第2部支部長「あぁ。俺らが呼ばれたというのはその件だろう。」
ショウシがやられたことをもう伝わっているらしく、幹部が集められ会議室に集められている。
四天王A「うろたえるな。確かにショウシがやられたが今回はその対策に呼ばれたのだろう?」
四天王B「んふふ♡そうね。私たちが全力を出せば勝てるわよ。それとも何?対策立てても倒せない強敵がこの世界にいる・・・とでも言うのかしら?」
二人の四天王が支部長たちを叱責するだろう。
第1部支部長「た、確かに・・・これからショウシから聞けばいいだけだな。取り乱して済まない。」
その会話が終わるとスクリーンが下りてきて映像が移される。パソコンで仕事しながらギャラリーが映し出されるのを気付く。
ギャラリー「諸君。忙しいところ申し訳ない。先日ショウシがやられたことを知っているだろう。今回の件は帝国に盾突く愚か者のことだ。」
そういってギャラリー主導のンンーン対策会議が催される。
ギャラリー「今第3支部長はわが帝国管理の病院で入院している。中継で今繋げるから少々待っていろ。」
ギャラリーが合図を出すとショウシの映像に切り替わる。
ショウシ「中継つながったか。お待たせした。第3支部長のショウシだ。今回」
看護婦「前失礼しますねー。」
にゅっと入って
看護婦「はい、ここに昼食を置いておくので、会議中にごめんなさいねー。」
おばちゃん看護婦が笑いながらカメラの前を通り話を遮る。
ショウシ「・・・。邪魔が入ったが続けさせてもらう。今回まさか反逆を許してしまい私は入院することになった。」
悔しそうな顔をするショウシに
ギャラリー「相手の情報を手短に話せ。」
とショウシに命令するだろう。
ショウシ「えっと・・・私のグラスシャワーでシャンプーし始めたり仲間の骸骨の頭蓋骨を投げて攻撃したと思ったら頭蓋骨が割れて狙撃されたり私の最大奥義のヴィトラフィケイシャンもカラスになって無効化され・・・」
ギャラリー「何を言っているんだお前?」
明らかにおかしなことを言っているショウシにギャラリーは要領を得ない顔をして呆れている。
ショウシ「いや!私も訳わからずに負けたんだ!」
弁明を求めるかのように説明するが
「ガラスコーティングをしたら思い出を注入してガラスを粉砕した」
だとか
「急に赤ちゃんの衣装を着てガラガラで殴られた」
など説明すればする程全員混乱しているだろう。
四天王C「だが、それだったらフェスと同じような戦い方なんだろう。」
四天王Cが四天王Dことフェスに同意を求める。
フェス「俺ですらショウシのガラスコーティングや最大奥義喰らったらどうしようもねえっていうのに、敵対しているやつなかなかやるじゃねえか・・・。血が騒ぐぜ。」
そういってかき氷に焼きそばヘッド、たこ焼きとベビーカステラを乗せた、祭りを象徴するフェスという男が期待して腕を組んで笑っていたーーーーー。
一方。
リッツ「ん・・・・」野宿をしていたリッツが起きた。
リッツ「あれ?ンンーン?スケルス?」そういってテント内を探し、テントを出て周りを探す。
リッツ「おーい?ンンーンー、スケルスー。」そういって林の中を探すと、
そこには吊るされたンンーンとスケルス。下にはぐつぐつ煮えたぎった油が用意されている。
吊るされている二人の周りには手足生えたジャガイモ達が囲っておりみんな怒っているようだ。
バイクもあることから暴走族だとわかるが、旗には「オリズム帝国一暴走族ポテト」とピンクの旗に荒々しく書かれていた。
リッツ(かわいいーーー!!じゃなくて!なんて吊るされているんだろう?)そういって覗き込む。
ポテトヘッド「お前ら、何をやったのかわかっているのか?これからポテト裁判を始める。」
ンンーン「うぅ・・・。」
ステルス「お願い・・・許して・・・。」
二人ともズタボロになって満身創痍になっている。
ポテトヘッド「お前らはとんでもないことをしたの分かっているんだろうな?レストランの付け合わせのフライドポテトをすべて残したなんて馬鹿にしてくれたな?」
ずこーっとリッツは陰からずっこけた。
ポテトヘッド「フライドポテトを残したのに、他の付け合わせのコーンやインゲンは全て食べた・・・。これはジャガイモに対する宣戦布告じゃねーか?よって揚げ物の刑と処する!」
周りのポテトはいいぞー!早くやれー!とガヤを飛ばす。
その様子を黙って吊るされているンンーンとスケルス。
リッツはどうするんだろうと木の陰から見ている。
ポテトヘッド「それでは処刑!」
そういって縄を切る。ンンーンとスケルスはそのまま油の入った鍋の中に落ちる。
ンンーンとスケルス「ぎゃああああああ!!!」
そして二人仲良く落ちて、二人とも仲良く悲鳴をあげる。
ンンーン「揚げられるー!!油でカラッと揚げられるー!」
スケルス「油が骨身に染みるー!」
水揚げされましたー♪
二人は魚になって漁師に水揚げされ
港に移動し、市場に競りをかけられ、スーパーに並べられと
1コマ1コマ無言でコマが進む。
ポテトヘッド「お、いい魚入っているじゃん。」
そういって魚をポテトヘッドが購入して
ポテトヘッド「今日はアジフライだー♪」
ンンーン&スケルス「ぎゃああああああ!!!」
リッツ「二度揚げされたーーーー!!!」
ついにリッツはポテトヘッドに対してツッコミを入れるだろう。
その様子を見ていたキリリと鋭い眉毛のサイダーの飴玉が
飴玉「なんてハジケたやつ・・・・・!!」
そういってポテトやンンーン達のハジケにおののく。
ポテトヘッド「もう二度とフライドポテト残すんじゃねーぞ!」
そういってバイクにのって暴走族ポテトは全員走り去る。
リッツ「二人とも大丈夫?」
走り去るのを見ると二人に駆け寄って心配する。
ンンーン「こってりな揚げ物にされた・・・」
と言いながらサラダになっている。
リッツ「がっつりヘルシーなものになっているじゃん!」
スケルス「まぁまぁ。せっかくだしウナギの骨を揚げたものでも食べない?」
リッツ「なんで!?ウナギの骨っておいしいの!?」
スケルスは先程処刑された油を使いウナギの骨のせんべいをお勧めするだろう。
バロー「おい!お前ら!」
ンンーンの後ろで
リッツ「あ、美味しい。」
スケルス「塩コショウもいいけどマヨネーズもおすすめだよ。」
とうなぎの骨せんべいを食べている。
ンンーン「ん?なんだ?」
ンンーンもウナギの骨せんべいを食べながら振り返って声をかける。
飴玉「おめー!ハジケリストだな?俺はバロー!さすらいのハジケリストだ。お前らのハジケに惚れ込んだ!俺とハジケバトルをしてぇ!俺とハジケバトルをしろ!」
バローと名乗った飴玉はンンーンとスケルスにハジケバトルを申し込む。
ンンーン「ルールは何だ?俺でいいなら相手になってやる。」
そういって重い腰を上げる。
バロー「ルールは中級ルール、テーマを決めてハジケルってどうだい?」
ンンーン「いいだろう。テーマはお前が決めやがれ。リッツ、ツッコミは無用だ。ここからは一対一のタイマンハジケだ。」
リッツ「う、うん・・・」
(タイマンハジケって何?)
リッツはンンーンの言葉に疑問を持ちつつスケルスは軟骨を揚げておつまみを作っているだろう。
バロー「テーマはスーパーだ!俺から行かせてもらうぜ!」
~バローの先手ハジケ スーパー~
おばさん「あとは飲み物だけねぇ。」
子供「お母さんお菓子買ってー。」
いつもの光景のなか、スーパーに放送が響く。
アナウンス「本日はご来店ありがとうございます。本日は「スーパーボール飴掬い」を開催いたします。」
バロー「さぁ!来い!子供が好きなスーパーボールを流してみたぜ!スーパーボール以外にきれいで大きい飴玉も流しておいたし流れているのは水じゃなくジュースだ!飴玉入りのジュースを飲むこともできる!ここまで来たらもう大繁盛だろ!ちびっこよ!遊べ!そして賞賛するんだ!」
3日後ーーーあまりにも流行らず、スーパーが倒産してしまった。
バロー「なぜだー!!!」駐車場で泣き叫ぶだろう・・・。
~END~
バロー「どうだ?俺のハジケは!」
そういうとオレンジジュースを飲みながら決め顔をする。
ンンーン「飴玉飲みてー!くそ!飲んだらのどに詰まるのは分かっているが、それでも飴玉ジュース飲みてー!」
バロー「どうだ?俺に降参か?」
勝ち誇った顔をする。
ンンーン「馬鹿言うな。拙のハジケを見やがれ。」
~バローの後攻ハジケ スーパー~
ンンーン「ブルンブルン♪」
ンンーンを台車に乗せて寝転がせて腕を持ち、ハンドル代わりにして駐車場に入る。
スケルスが駐車場で我が物顔で運転してンンーンを駐車場に止める。
スケルス「じゃあ待っててねー。」
ンンーンに声をかけられると
ンンーン「わん♪」
なぜか犬になっているンンーン。ご丁寧にリードを柱に括り付けられている。
しばらくして
スケルス「ふんふ~ん♪」
買い物を終えたスケルスがスーパーから出ると
ンンーンはきれいに溶けて水たまりができていた・・・。
~END~
バロー「ぐは!」
意味不明で血反吐を吐く。
ンンーン「どうだ?拙のハジケは?」
そう言いながら笑っていると
ガン!
いきなり後ろから鉄の棒でンンーンを後ろから殴りかかる。
リッツ「ンンーン!?」
そういってンンーンに駆け寄る。
スケルス「わわわ!?ど、どうしよう!?どうしよう!?」
あたふたしている。
バロー「な、なにがあったんだ・・!?」
絶句して驚いて立ちすくんでいる。
鉄の棒人間A「へ、ンンーンも他愛もない。」
血のついた鉄の棒を持ってにやりと笑っている。
スケルス「大変だー!とりあえず水をかけなきゃ!」
そういってンンーンにじょうろで水をかける。
鉄の棒人間B「そんなことしても無駄無駄。何やってんだよハハハ。」
そういって弟分の鉄の棒人間がその滑稽な姿を見ていると
ンンーンから苗が出てきてスクスクと育つ。
鉄の棒人間B「なにぃ!?」
リッツ「きも!?なにが育つの!?」
二人が突っ込むと花が咲き、その花から体が生える。
ンンーン「咲いちゃった♪」
3人のンンーンがぽんっと効果音が出てワーワーと騒いでいる。
バロー「な、なんて奴らだ・・・。」
そういってバローはンンーン達に恐れおののいている。
ンンーン「お前らは誰だ?」
そういって鉄の棒人間たちに聞くと。
鉄の棒人間A「俺は鉄親分!」
鉄の棒人間B「俺は鉄子分!」
鉄親分「二人合わせてオリズム帝国の刺客さ!!」
踊るように自己紹介をする愉快な二人。
ンンーン「ほぅ・・・なら容赦はしない・・・覚悟をしろ!」
スケルス「オレサマもンンーンを殺そうとしたのは許さないからね!」
そういって熱した油を二人にぶっかける。
鉄親分「あぢゃぢゃ!何する気だ!?」
暑い油をかけられたとはいえ、ただ嫌がるだけの二人。
ンンーン「皆!一斉に矢を放て!」
更に咲き乱れたンンーンの軍勢が火矢を放つ。
ンンーン「鉄は火に弱い!さらにサラダ油もかけた。あいつらは燃えて溶けるだろう。」
リッツ「いやいやいや!無理無理無理!料理とかどうするんの!?溶けちゃうよ!」
リッツはンンーンの理論にツッコミを入れると
鉄親分「ぎゃああ!!あついぃぃい!!」
鉄子分「燃えるぅぅぅ!溶けるぅぅぅう!!」
リッツ「きゃああああ!!本当に燃えているーーー!!大惨事だーーー!!!」
燃えて苦しむ二人を見てリッツがツッコミを入れる。
スケルス「大変!二人が死ぬ前に水かけて消火活動しなきゃ!」
ンンーン「そうだな。拙が殺されかけたとはいえ殺すのは忍びない。」
そういってばっしゃばっしゃと普通に水をかけて消火活動をしているさなか、
バロー「は・・・ハジケてやがる・・・。こいつらと一緒にはじけてぇ・・・・。」
そういって立ち尽くし、二人のハジケを目の当たりにしてキラキラと少年のような瞳で二人を見ている。
ンンーン「俺らのことをギャラリーに伝えやがれ。」
そういって鉄親分と鉄子分を重症にして立ち去ろうとすると、
バロー「お願いがある!俺も旅に連れて行ってくれ!」
バローがンンーンの旅に同行を持ち掛ける。
ンンーン「なぜだ?」
バロー「お前らのハジケに痺れた!お前らと一緒にいるともっとはじけれる気がするんだ!オレはもっとはじけてぇ!なぁ・・・いいだろう・・?」
最初は熱く、頼むときは寂しそうな声と目で話しかける。
ンンーン「ふっ、勝手にするといい。」
スケルス「オレサマは歓迎だよー!よろしくね!」
リッツ「また旅がにぎやかになるね。」
そういって4人目の仲間、サイダー飴のバローが仲間に加わったとさーーーー。
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