エロい嵐の予感 ~エッチな恋~

MJ

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遠くから来てくれた女の子

高知県

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僕はその頃、高知県に住んでいた。
昔知り合った女の子が遊びに来てくれることになった。
その女の子とは恋人ではなかったが、キスはした事があった。
うぶな女の子で、男性経験は無かった。
僕が呼べば近くに来てくれるような女の子だった。
きっと僕のことが好きだっとんだと思う。

僕はその子の忍耐強さとか、賢さとか、笑った笑顔が好きだったけど、女性としてはそれほど惹かれてはなかった。

僕は何となくその子と連絡を取っていて、その時、とても寂しかったのでその子に九州から高知まで来てもらった。

それは明らかに僕の甘えで、悪い男の所作であり、褒められた行動ではなかった。

だけど、僕は彼女が来てくれることに単純に喜んだし、ひとつのイベントとしてとても楽しみだった。

でも、僕はまだ若かった。
彼女が何を期待して来たかなんて考えてなくて、醜い自分の心の欲望に従っていただけだった。

ただ、本当の心の奥底の気持ちを述べると、僕は彼女の事がまったく好きでは無かったということは無かった。
本当に好きでは無い子とは寝たいとも思わないし、一緒にいたいとは思わない。
ただ、本気で好きではなかっただけだと言うことが僕の正直な気持ちだ。
その後、一緒に長い時間を過ごせばすごく好きになっていたかもしれないし、そんな事はなかったかもしれない。

でも、明らかに僕は彼女のその時の気持ちに答えれなかったはずだし、そんな彼女の気持ちを薄々感じていたはずなのに会いに来てもらった。

僕はそんな彼女にもっと最高のもてなしをするべきだったし、もっと彼女を喜ばせるべきだったのだと今思う。
だけどその時の僕にはお金もないし、何も無かった。

ちなみに今でも権力もお金もない。

そう考えると、僕は女の子をもてなすだけの実力がない男なのだ。だから、そもそも逢いに来てもらうこと自体が間違いだったのかもしれない。

だけど僕は寂しかった。

そんな、僕のところに彼女はノコノコとやってきた。
僕は彼女を迎えに行った。
高知空港だったか、高知駅だったかは覚えていない。

久々にみた彼女は相変わらず横に広がる素敵な笑顔で笑っていた。
張りのある体で若々しかった。

僕たちは何年ぶりかに会って緊張していた。
僕はしょうもない話をしながら車を走らせた。
僕が高知に来て気に入った場所を案内して見てもらった。

太平洋の大きな波が打ち寄せる海岸に行った。僕の好きな坂本龍馬の生誕地に行って、ガッカリ名所のはりやまばしを通過したかもしれない。

僕はその頃マイブームだった釣りに彼女を連れていった。家から釣竿を持ち出し、船を8000円でレンタルして釣りに出かけた。
僕は船の免許を取り立てで、船を運転する姿を見せたかったのかもしれない。
彼女を海の上に連れ出したかったのかもしれない。
釣りの面白さを知って欲しかったのかもしれない。

僕は無難に何かが釣れる餌釣りを選択して、波の大きくない湾内を船で移動しながら彼女と船の上で2人っきりになった。

僕は仕掛けを用意して、竿の扱い方を説明した。

僕はせっかく来てくれた彼女のためにも坊主で終わる訳にはいかなかった。

彼女には根がかりしないように竿を持っていて貰って、釣りの経験をしてもらって、僕は今日の晩御飯を2人で釣った魚でご馳走したかった。

僕は何とか小さなカサゴとか、イワシとか、アジを釣ることが出来た。でも何か物足りなかった。
黒鯛とか、イサギとか、もう少し大物が釣れたらいいのにと思っていた。

すると、彼女の竿に大きな当たりが来た。
「重たい!」
と言う彼女。
竿はかなりしなっている。
相当な大物がかかっているのがわかった。

ただ、彼女のリールの巻き方はぎこちなく、竿のコントロールも上手くない。
僕はその大物を逃がしたくない一心で
「ちょっとかして」と言って竿を半ば奪い取るような形で受け取った。
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