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1-25 つるんつるん

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誠也がマンションに入ると涼介と崇が待っていた。

「どうだった?」
「万事上手くいったよ」
と涼介と誠也はグーパンチで挨拶した。

崇はおっさん姿の誠也とイケメン涼介のグーパンチはアンバランスだなと思った。

「しばらくあいつらもおとなしくなるだろうな。証拠写真もこんなにあるし」とスマホに映った写真を誠也は確認していた。

「しっかし、エロい写真だなー。動画もあるし」と涼介が覗き込む。

「あいつらミミズ腫れがたくさん出来てたけど何したの?」

「俺がムチでビシバシで叩いてやった」

「お前、そんな趣味あったの?」

「いや、俺も初めて気づいた性癖」と涼介は笑った。

「亮介、なんだか俺、今日興奮しちゃって気持ちを押さえられないよ。今日いい?」

「ええー!その体の誠也とするの?」

「いいだろ。外見はおっさんでも中身は俺(誠也)なんだから」

「いいけど、ちょっと勇気がいる」

「みてみろ、この腹筋。少しはがんばっただろ」

「ほんとだ。最初見たときよりだいぶしまってきている」

「さすがにぶよぶよのままだと嫌だろ?だからがんばってるんだから。ご褒美ちょうだい」

「しょうがないなあ」

「おっさん。悪いけど少し外いってぶらぶらしててくれる?」と誠也は崇に半ば命令口調で言った。

「えー!そんなあ」

「おじさん。頼むから少しだけ席外して」と涼介も両手を合わせて崇にお願いした。

「わかったよ。君達がイチャイチャしているのを見ててもしょうがないもんな」と崇はしぶしぶ出て行った。


「さあまずは一緒にシャワーを浴びよう」と誠也はやる気満々である。

崇は誠也が脱いだ姿を見て驚いた。

体中の毛が無くなっているのである。全身つるんつるんだ。

「毛はどうしたの?」

「気持ち悪いからレーザー脱毛してたらやり過ぎちゃった」と誠也は笑っている。

「おじさんにばれたら怒るだろうね」と涼介も思わず笑っている。







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