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まずは経済的な危機とアパート探し
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私はお腹がすいたので、夜中で危険ではあるがホテルを出てコンビニを探しました。
外は大変寒く、よく見ると所々に雪の塊がありました。そして、路面は凍結していたのでした。
私は足の指先がかじかむのを感じながらしばらく歩きましたが、コンビニは見つからりませんでした。この世界にはコンビニはないらしいです。ただ、ハンバーガー屋さんが開いていたので入ってみることにしました。
メニューを見ると全て七ドル以上のものでした。
私は手持ちにだいたい1000ドル位しかありませんでした。
給料をもらうまで何とかこの1000ドルで生き延びなければなりません。
できるだけ無駄遣いはしたくありませんでしたが、背に腹は変えられません。
一番安いハンバーガーのセットを頼みました。深夜で疲れた店員はフランス語しか喋らず何を言っているかさっぱり理解できませんでした。
とにかくメニューを指さして注文すると、理解してもらったようです。前払い制でした。
注文した料理が届いてびっくりしました。なぜならとてもじゃないけれども私一人では食べきれない量のハンバーガーとポテトが出てきたからです。
元の世界のマクドの三倍の量はありました。異世界ではこれが当たり前なのでしょうか。
一度買うと三食分あるという意味では食事代は安く済むかもしれないと思い有難く思いました。しかし、カロリーの過剰摂取には気をつけなければいけません。
この日、私は研究室に行くとケンに連れられて色々な手続きをしに行きました。この世界に入ってきて生活をしても良いという許可のようなものを取らないといけません。幸い私には生物学の研究者としての知識と技術力があったので申請さえすれば許可がおりるということでした。
次にホテルを出たあとに住むための家をケンに紹介してもらいました。その家は大学の近くで、一ヶ月の家賃が1000ドルでした。私は手持ちに1000ドルしかないのでここに住む訳には行きません。しかも共同キッチンで共同冷蔵庫でした。元いた世界と比べてもとても高いと思いましたが、大学はこの世界の都心部にあるらしく、大学周辺は便利だけれどもとても物価が高いそうです。
私は正直とても不安になりました。
一週間後にホテルを追い出されたら住む場所がありません。
私は研究室でパソコンを借りてこの世界の賃貸情報を調べました。安いアパートはいくつかありました。勇気を振り絞って電話をかけて、地下鉄に乗って賃貸住宅を探しました。
一件目はまだ人が住んでいる場所でした。若いカップルがソファのうえでイチャイチャしていました。彼らが出たあとここに住んでいいらしいですが、二週間後になるそうです。
二件目は、地下に部屋があり薄暗い場所でした。この世界の住民はあまり明るい蛍光灯を使わないで薄暗い蛍光灯を使う習慣があるらしいです。明るい電気を付けると壁にはペンキで絵が描かれていました。しかし、中途半端な完成前の絵ばかりで美しいとはいえませんでした。
三件目は、私と同じ日本語が喋れる女の子二人とのシェアハウスでした。
オーナーはオカマのメキシコ人で、とても日本びいきらしいです。この家の二階に住んでいるそうです。女の子達もとてもフレンドリーで印象が良かったです。しかも、この家には元の世界と通信できるパソコンもありました。このパソコンがあれば二ヶ月後にこの世界に飛ばされてくる家族と連絡をすることも出来ます。私はこの家がとても気に入り、契約することにしました。家賃は400ドルでした。給料が貰えるまでの二週間を何とか凌げば生きていけると思いました。
外は大変寒く、よく見ると所々に雪の塊がありました。そして、路面は凍結していたのでした。
私は足の指先がかじかむのを感じながらしばらく歩きましたが、コンビニは見つからりませんでした。この世界にはコンビニはないらしいです。ただ、ハンバーガー屋さんが開いていたので入ってみることにしました。
メニューを見ると全て七ドル以上のものでした。
私は手持ちにだいたい1000ドル位しかありませんでした。
給料をもらうまで何とかこの1000ドルで生き延びなければなりません。
できるだけ無駄遣いはしたくありませんでしたが、背に腹は変えられません。
一番安いハンバーガーのセットを頼みました。深夜で疲れた店員はフランス語しか喋らず何を言っているかさっぱり理解できませんでした。
とにかくメニューを指さして注文すると、理解してもらったようです。前払い制でした。
注文した料理が届いてびっくりしました。なぜならとてもじゃないけれども私一人では食べきれない量のハンバーガーとポテトが出てきたからです。
元の世界のマクドの三倍の量はありました。異世界ではこれが当たり前なのでしょうか。
一度買うと三食分あるという意味では食事代は安く済むかもしれないと思い有難く思いました。しかし、カロリーの過剰摂取には気をつけなければいけません。
この日、私は研究室に行くとケンに連れられて色々な手続きをしに行きました。この世界に入ってきて生活をしても良いという許可のようなものを取らないといけません。幸い私には生物学の研究者としての知識と技術力があったので申請さえすれば許可がおりるということでした。
次にホテルを出たあとに住むための家をケンに紹介してもらいました。その家は大学の近くで、一ヶ月の家賃が1000ドルでした。私は手持ちに1000ドルしかないのでここに住む訳には行きません。しかも共同キッチンで共同冷蔵庫でした。元いた世界と比べてもとても高いと思いましたが、大学はこの世界の都心部にあるらしく、大学周辺は便利だけれどもとても物価が高いそうです。
私は正直とても不安になりました。
一週間後にホテルを追い出されたら住む場所がありません。
私は研究室でパソコンを借りてこの世界の賃貸情報を調べました。安いアパートはいくつかありました。勇気を振り絞って電話をかけて、地下鉄に乗って賃貸住宅を探しました。
一件目はまだ人が住んでいる場所でした。若いカップルがソファのうえでイチャイチャしていました。彼らが出たあとここに住んでいいらしいですが、二週間後になるそうです。
二件目は、地下に部屋があり薄暗い場所でした。この世界の住民はあまり明るい蛍光灯を使わないで薄暗い蛍光灯を使う習慣があるらしいです。明るい電気を付けると壁にはペンキで絵が描かれていました。しかし、中途半端な完成前の絵ばかりで美しいとはいえませんでした。
三件目は、私と同じ日本語が喋れる女の子二人とのシェアハウスでした。
オーナーはオカマのメキシコ人で、とても日本びいきらしいです。この家の二階に住んでいるそうです。女の子達もとてもフレンドリーで印象が良かったです。しかも、この家には元の世界と通信できるパソコンもありました。このパソコンがあれば二ヶ月後にこの世界に飛ばされてくる家族と連絡をすることも出来ます。私はこの家がとても気に入り、契約することにしました。家賃は400ドルでした。給料が貰えるまでの二週間を何とか凌げば生きていけると思いました。
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