国立ユイナーダ学園高等部⑦〜どうやら私の目に狂いはなかったようですね

砂月ちゃん

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【閑話 】お話しを書いてみましょう

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前書き

如何にエリーは作家になり、エミール殿下は何故作家を目指したのか?


******************

初等部に入学して少し経った頃、お婿さんを探していたサーラちゃんをエミール殿下に紹介しようとしたら、本の取り合いで大喧嘩になってしまい、国立図書館を3人共追い出された事がありましたの。


その後エミール殿下とサーラちゃんは、おおやけには私のお父様、ボルネオール侯爵の紹介という形で正式にお見合いをして、婚約することになりましたわ。



結局、本の趣味が同じだったのが良かったのか、今ではとってもラブラブですの。



エミール殿下は、サーラちゃんとの婚約後、初めてのお誕生日にオリジナルのお話しを書いてプレゼントしましたのよ。
それを読んだサーラちゃんは、ますますエミール殿下とラブラブに!



羨ましい……



そうだ!私もクリスにお話しを書いてプレゼントしたらいいのですわ♪



私とクリスをモデルにして『王子様が魔女の呪いで恐ろしい魔物の姿にされ、魔物が王子様のフリをしていたのを婚約者のお姫様が見抜き、魔女と偽物を倒して本物の王子様を助ける』というお話しを立派な装釘にしてもらって渡したら、何か微妙な顔をされたわ。



これでサーラちゃんとエミール殿下みたいに、ラブラブになれると思ったのになかなかうまくいかないものですね。



その後何故か私の書いたこのお話しが、我が家とは別の侯爵家に降嫁されていた、第二王女パメラ様の目に留まり出版される事になりましたの。
『女の子が主役の冒険物は、とても珍しい』のだそうですわ。



私がクリスに渡した本は、第四王子殿下を通して子育て中の王族の皆さまにいつの間にか回覧されていたようですわ。
せっかくクリスの為に書きましたのに……。



と思っていたら、クリスはちゃんと渡した本のお話し部分の複製を作って第四王子殿下に渡していましたのよ。
流石はクリスです。
パメラ様からは『他にもお話しを書いて欲しい。』と依頼を受けましたわ♪
こうして私は、作家デビューを果たしたのですのよ。



その後もパメラ様や他のお姉様方の依頼を受けていろんなジャンルの本を書きましたわね。



クリスからは呆れられましたけど。



それから暫くして今度は、エミール殿下が書いた本 が、出版される事になりましたの。
ただしサーラちゃんに書いてあげたお話しとは、違うお話しだそうですわ。



それは『創世神話を元にした壮大な物語』であっという間にベストセラーになりました。



その後、他国で書かれた本の翻訳もされていました。



流石はエミール殿下です。
私も負けてはいられませんわね!



そうね…次は…学園物でも書いてみましょうかしら?

******************

happy holiday is♪
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