8 / 40
シナリオと現実 編
7 リク殿下ルートに入りました
しおりを挟む
暫く前からタイガ様達が私の様子をコソコソ見てる事には気がついていたわ。
だから態とつまずいて、花の入ったバケツをひっくり返したり倒したりして店を水浸しにし花を台無しにして、店主に凄く叱られたの。
ゲームじゃここまで派手にやらかしてないけど、目立つ為には仕方ないわよね♪
こうすれば、ドジっ子を印象づける事もできるし店主に虐められてる感があって、攻略対象達の同情も買いやすい。
私が怒られて泣いてたら(嘘泣き)シナリオ通りにタイガ様がやって来て、助けてくれたわ♪
チョロいわね♪
「態とやった訳ではないのに、何故そんなに酷い叱り方をするのだ!?
お前の様な者の店に神殿の花を頼んでいたのは間違いだった様だな!!
父上に話して取り引きを中止させてもらう!!!
それにこんな所にこの娘を置いておく訳にはいかない!
この娘は神殿で預からせてもらうぞ!!」
タイガ様が真っ赤な顔で怒っている。
あっ!ちょとやり過ぎちゃったかも。
困っていた私を雇ってくれた店長には悪いけど、ヒロインの私が幸せになる為だし、仕方ないわよ♪
ゲームの最後の方にちゃんと出てたからこのくらい大丈夫よね?
「そ…そんな!酷すぎます!!
どうか、どうかお慈悲を!!
神殿の仕事を急に下されたら私達はやっていけません!
既に【聖女降臨祭】で神殿に飾る【アヌイーの花】も仕入れているのです!!
今、キャンセルされると困ります!!」
真っ青な顔の店長の必死の願いも虚しく、タイガ様の怒りはとけなかった。
タイガ様に庇われる私を、店長が凄い目で睨んで来た。
「怖いです~。」
いいじゃないのゲームの最後の方じゃ、【聖女様の勤めていた花屋】として私の結婚式に神殿を飾る花を持って来る凄く名誉な仕事があるんだから。
神殿の仕事から外される事なんてないわよ♪
私はそのまま少ない荷物を持ってタイガ様について行った。
だから態とつまずいて、花の入ったバケツをひっくり返したり倒したりして店を水浸しにし花を台無しにして、店主に凄く叱られたの。
ゲームじゃここまで派手にやらかしてないけど、目立つ為には仕方ないわよね♪
こうすれば、ドジっ子を印象づける事もできるし店主に虐められてる感があって、攻略対象達の同情も買いやすい。
私が怒られて泣いてたら(嘘泣き)シナリオ通りにタイガ様がやって来て、助けてくれたわ♪
チョロいわね♪
「態とやった訳ではないのに、何故そんなに酷い叱り方をするのだ!?
お前の様な者の店に神殿の花を頼んでいたのは間違いだった様だな!!
父上に話して取り引きを中止させてもらう!!!
それにこんな所にこの娘を置いておく訳にはいかない!
この娘は神殿で預からせてもらうぞ!!」
タイガ様が真っ赤な顔で怒っている。
あっ!ちょとやり過ぎちゃったかも。
困っていた私を雇ってくれた店長には悪いけど、ヒロインの私が幸せになる為だし、仕方ないわよ♪
ゲームの最後の方にちゃんと出てたからこのくらい大丈夫よね?
「そ…そんな!酷すぎます!!
どうか、どうかお慈悲を!!
神殿の仕事を急に下されたら私達はやっていけません!
既に【聖女降臨祭】で神殿に飾る【アヌイーの花】も仕入れているのです!!
今、キャンセルされると困ります!!」
真っ青な顔の店長の必死の願いも虚しく、タイガ様の怒りはとけなかった。
タイガ様に庇われる私を、店長が凄い目で睨んで来た。
「怖いです~。」
いいじゃないのゲームの最後の方じゃ、【聖女様の勤めていた花屋】として私の結婚式に神殿を飾る花を持って来る凄く名誉な仕事があるんだから。
神殿の仕事から外される事なんてないわよ♪
私はそのまま少ない荷物を持ってタイガ様について行った。
0
あなたにおすすめの小説
これは一周目です。二周目はありません。
基本二度寝
恋愛
壇上から王太子と側近子息達、伯爵令嬢がこちらを見下した。
もう必要ないのにイベントは達成したいようだった。
そこまでストーリーに沿わなくてももう結果は出ているのに。
婚約破棄の、その後は
冬野月子
恋愛
ここが前世で遊んだ乙女ゲームの世界だと思い出したのは、婚約破棄された時だった。
身体も心も傷ついたルーチェは国を出て行くが…
全九話。
「小説家になろう」にも掲載しています。
その断罪、三ヶ月後じゃダメですか?
荒瀬ヤヒロ
恋愛
ダメですか。
突然覚えのない罪をなすりつけられたアレクサンドルは兄と弟ともに深い溜め息を吐く。
「あと、三ヶ月だったのに…」
*「小説家になろう」にも掲載しています。
魅了アイテムを使ったヒロインの末路
クラッベ
恋愛
乙女ゲームの世界に主人公として転生したのはいいものの、何故か問題を起こさない悪役令嬢にヤキモキする日々を送っているヒロイン。
何をやっても振り向いてくれない攻略対象達に、ついにヒロインは課金アイテムである「魅惑のコロン」に手を出して…
あなたを忘れる魔法があれば
美緒
恋愛
乙女ゲームの攻略対象の婚約者として転生した私、ディアナ・クリストハルト。
ただ、ゲームの舞台は他国の為、ゲームには婚約者がいるという事でしか登場しない名前のないモブ。
私は、ゲームの強制力により、好きになった方を奪われるしかないのでしょうか――?
これは、「あなたを忘れる魔法があれば」をテーマに書いてみたものです――が、何か違うような??
R15、残酷描写ありは保険。乙女ゲーム要素も空気に近いです。
※小説家になろう、カクヨムにも掲載してます
愚か者の話をしよう
鈴宮(すずみや)
恋愛
シェイマスは、婚約者であるエーファを心から愛している。けれど、控えめな性格のエーファは、聖女ミランダがシェイマスにちょっかいを掛けても、穏やかに微笑むばかり。
そんな彼女の反応に物足りなさを感じつつも、シェイマスはエーファとの幸せな未来を夢見ていた。
けれどある日、シェイマスは父親である国王から「エーファとの婚約は破棄する」と告げられて――――?
所(世界)変われば品(常識)変わる
章槻雅希
恋愛
前世の記憶を持って転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。王太子の婚約者であり、ヒロインが彼のルートでハッピーエンドを迎えれば身の破滅が待っている。修道院送りという名の道中での襲撃暗殺END。
それを避けるために周囲の環境を整え家族と婚約者とその家族という理解者も得ていよいよゲームスタート。
予想通り、ヒロインも転生者だった。しかもお花畑乙女ゲーム脳。でも地頭は悪くなさそう?
ならば、ヒロインに現実を突きつけましょう。思い込みを矯正すれば多分有能な女官になれそうですし。
完結まで予約投稿済み。
全21話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる