【第4章】🦝ウチで雇ってるバイトがタヌキって言ったら、誰か信じる❓🦝

砂月ちゃん

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第2章 コンビニの訪問者

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暫くすると薫ちゃんが、機嫌良さそうに教室に入って来た。


「おはよー理子ちゃん。三波さんの話聞いた?もしかして、やっと《スクモ様》の霊力が戻ったとか!?」

「なんか違う気がする……
どっちかというと、タヌキに化かされた 様な感じかな?」

「そうかなぁ?ところで徳さんと満月さんって何が好きなの?」

「どうしたの急に?」

「昨日、私達の同好会活動に付き合ってくれたから、そのお礼をしたくて。」

「2人の好きな物ねー。《日本酒》と後《果物》かな?よく皮ごと食べてるわよ。柿とかリンゴとかいろいろ…… 」


ウチの豆狸タヌキが好きな物は、《日本酒》……
しかもこの町のお酒を、こよなく愛している。
でも私達はまだ未成年なので、買う事は出来ない。


「そういうのは、全部終わってからでいいんじゃない?それより、どうやってに謝罪させるかよ。」

「それなんだけど…ちょっと思い付いた事があるのよね。詳しくは、同好会の時に説明するわ。」


そう言って薫ちゃんは自分の席に着き、バックからノートを出して、何かを真剣に書き始めた。
坂野君は遅刻ギリギリで教室に飛び込んで『セーフ!』と言いながら席に着いていた。


Sホームルームの時間。先生はまた昨日の話をしながら、坂野君の方を見ている。
坂野君はそれを、無視する事にしたらしく先生と目を合わせ様としない。


坂野君の為にも、早くこの事件を終わらせてあげないと……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、放課後……
学校ではなく、私の部屋で話す事になった。


薫ちゃん曰く『壁に耳あり障子に目ありよ!学校では、誰が聞いてるかわからないでしょ?』。


テーブルの上には、さっきお母さんが持って来てくれた、コーヒーと開発中の酒粕マカロン。
薫ちゃんはそれをパクパク食べながら、計画の説明をしてくれた。


因みに今日はお店の定休日なので、徳さんと満月は居ない。


「私が考えた作戦…名付けて、《視えぬなら、コスプレして見せてあげよう大作戦!》よ!」

「コスプレ?誰が?」

「理子ちゃんに決まってるじゃない。《スクモ様》がお怒りになっているのを、あの子に説明するのは理子ちゃんより私の方が適任だわ。」

「えー!私がやるの?」

「だって坂野君は男だし。衣装の事は心配しなくて大丈夫よ。そういうのが得意なお友達に頼んで、手持ちの衣装を改造してもらってるから。」


そういう問題じゃないのよ!私がコスプレって!!
この前、薫ちゃんのコレクション見せてもらったけど、あんな恥ずかしい格好を私にしろと……


「それでね。なんか三波さんってば倉本先輩の事が好きなんだって。それで先輩に協力してもらって、待ち伏せ場所に誘き出してもらうの。それで《スクモ様》のコスプレした理子ちゃんをロープで吊り下げて浮遊してる様に見せかけるのよ。」


しまった!もう私がコスプレするのが、決定事項になってる!!
こうなったら、薫ちゃんに反論しても無駄。話はどんどん進んでいく。


「坂野君は今回、表に出ない方が良いと思うのよね。」

「なんで?」

「先生達が疑ってるのもあるし、理子ちゃんをロープで吊り上げるのに男手がいるもの。満月さんだけじゃ無理だと思うのよ。」


「………… 。」


それって私が重いって事?失礼な!
そして満月!いつの間にか参加する事になってるし!!


「別に理子ちゃんが、重いとかじゃないのよ。よく推理ドラマなんかで、男の犯人が被害者を自殺に見せかける為に、1人でロープで吊り上げたりしてるけど、アレってけっこう大変だと思うの。スムーズに引き上げるには、もう何人か欲しいわね。」

「じゃありくと徳さんに頼んでみる?」

りくって徳行寺の?」

「うんそう。あの2人なら手伝ってくれるわ。」

「あの人達なら大丈夫かな…… 。とりあえず、計画書は今日中にPCに送っとくから、見といてね。」


そう言って薫ちゃんは、昨日とは逆に家のお母さんに車で送られて、帰って行った。
大量の酒粕マカロンを持って。

















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