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第一章
廃病院の怪-4 【vsビビッドシャドウ】
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「あ……ありがとう……ございっゲホッゲホ!」
「無理して喋んな、その様子じゃあ走って逃げんのは無理そうだな」
猛は寺野の口元に垂れる吐瀉物をハンカチで吹いてやりながら語りかける。
「はい……すみま……うぐっ!」
何処かを骨折でもしているのだろう、録に言葉も発する事が出来ない様子だ。
「気にすんな、やつの相手は俺がする、もし逃げられるようになったら俺の事は気にせずとっとと逃げるんだ、わかったな!」
「は、はい……」
猛は申し訳なさそうにする寺野から目を放しゆっくりと害獣の方へ向き直る。
「手前ぇ……ずいぶんと好き勝手してくれたな!」
青筋を立てながら明らかに激昂した様子の猛。
「グガァァ……」
苦悶しながら自身の手の切り傷が再生していく様子を見守る害獣。
お互い嫌悪と怒りの混じる視線を交錯させる。
一瞬の静寂。
バチンと電流が走ったように両者は攻撃行動に入る。
先手を打つのは猛、2本のククリナイフを振りかぶり力任せに害獣に叩きつける。
腕の皮膜をマントのようにひらめかせなから害獣は鮮やかにそれをかわす。
そしてそのまま流れるように、豪快な爪による斬撃を猛の腹目掛けて狙い打つ。
猛は湿気た空気を切り飛ばすようなその一撃を皮切れ一枚でかわしまたも害獣に斬りかかる。
何度も何度も両者、打撃残撃を交換して行く。
五分近く打ち合っている両者、だが徐々に均衡が崩れていく。
猛の猛攻を捌ききれずに害獣がジリジリと後退を始める。
その弱気につけこみ猛は更に気勢を強める。
恐らく並のハンターであれば三人がかりでようやく仕留められる程のこの害獣を猛は一人で易々と追い詰めていく。
突如、部屋に響く程の巨大な打撃音。
「グガァアッ!」
害獣は苦悶しながら後方に飛び退く。
猛がナイフを持ったまま放った右ストレートが害獣のみぞおちを捉えた、この戦いで最初の有効打、更に追撃を仕掛けようと彼は闘牛のような勢いで距離を詰め害獣に一撃を加えるため自身の武器を振りかぶる。
これで終わりだ! 猛は心の中でそう叫ぶ。
「!?」
その刹那、猛は自身の聴覚にほんの少しの違和感を覚えた。
もし彼にその違和感を言葉にする猶予があったならばこう言っただろう。
―見ていないのに扉の向こうの部屋でテレビがついているのが何故か分かる、あの時の感覚と一緒だった―と。
降り下ろされたナイフはガチンと火花を散らせながら蓄電室の床を叩く。
「…………ッ! 何だと!?」
猛は困惑した。
何も居ない。
二メートルを軽く越える体躯の化け物が闘いによって巻き起こったかび臭い埃の中に紛れ消えてしまったのだ。
「……どこに消えた?」
猛は用心深く、そして油断なく辺りを見回す、だが敵の姿は何処にもない。
頭脳をフル回転させ敵が何処に隠れたかを導き出そうとする。
天井? 地面? 何処かへ隠れたか?
何処を見ようと敵の影は影も形も存在しない…………。
機械だらけの蓄電室に広がる静かで不気味な緊張感。
闘いによって巻き起こった空気の流れが猛の頬を優しく撫でる。
…………その時、自身の背後、なにもないはずの空間から濃密な殺気が沸きだしている事に猛は気付く。
「やべぇっ!!」
反射的に猛はその場を飛び退く、その瞬間彼の立っていた床が轟音と共に見えない何者かに砕かれた。
「何が起こりやがった!?」
地面を転がり体勢を立て直した猛はそう言った瞬間、聞きなれた音を聞く、重たくしなやかな何かが風を切って振り抜かれる音、害獣の尾を使った攻撃の音!
「グハァッ!!」
猛が突然、一人でに五メートル近く吹っ飛ぶ。
「……げほッ! クソがっ!」
派手に地面に叩き付けられた猛はようやく状況を理解する、そして今日の奇妙な出来事全てに合点がいった。
この害獣はどうやっているのか解らないが肉体を景色に完全に溶け込ませることが出来る。
地下室へのドアの隠蔽も恐らくこの能力による物であろう。
最初から、この病院に入ったその時から自分たちはこいつに観察されていたのだ。
「グルルルゥ…………」
何もないその発電室の空間が唸っている、品定めをするように、期を伺うかの様に、ねっとりとした殺気をまといながらその空間がのしりのしりと近づいてくる。
「やべぇな……」
普段の猛ならば逃げて体勢を整え作戦を練っていたであろう。
しかしここには重症の一般人二人、内一人は痛みにより気絶、自分だけ逃げるような真似は絶対にしてはならない。
だからと言って二人を抱えて逃げれば確実に追いつかれる。
この状況において正解は只一つ、自身が勝利し二人に早急に治療を受けさせる事だ。
「しんどいが……仕方ねぇ」
敵が居るであろうその空間を睨みナイフを構える。
ジャリリと地面を踏み締める音と気味の悪い呼吸音は猛の闘気を察したのかピタリと止まる。
「オラァッ!!」
猛は、害獣が恐らく居るであろうその空間に二つのナイフを叩きつける。
金属同士が激突するような音を上げナイフは空中に停止する。
不思議な光景。
爪でガードをされていると猛は推察し角度を変えてもう一撃攻撃を叩き込む。
「うぉ!?」
しかしその一撃は埃を巻き上げ空しく空振りする。
そして先程と同じ重たくしなやかな尾が振り抜かれる音が猛に迫る。
「ヤバい! そっちか!?」
猛は慌てて防御体勢を取る。
巨大な打撃音、猛の鉛色の前腕が煙を吹く。
害獣の尾による一撃を猛は間一髪で防ぐ。
「くそ!!」
当てずっぽうにナイフを振り抜く猛、しかしまたも空しく2本の武器は空を切る。
「ぐふぁっ!」
すかさず害獣の攻撃が猛の体に次々と叩き込まれる。
たまらず猛は横っ飛びでその場を離れ体勢を立て直す。
「やっぱり……厳しいか……どうしたもんかな……」
歴戦の勘で致命傷こそ回避しているがこのままでは一方的に痛ぶられ死ぬのをまつばかりであろう。
このままでは害獣の勝利は時間の問題である。
誰にも見ることは出来ないが今、害獣の口角はひきつるほどにつり上がっている。
イキの良い三人の人間の脳髄を啜る事が楽しみで仕方のない様子だ。
だが絶望的なこの状況、ただ一人、逆転の可能性を見いだしたものがいた。
「無理して喋んな、その様子じゃあ走って逃げんのは無理そうだな」
猛は寺野の口元に垂れる吐瀉物をハンカチで吹いてやりながら語りかける。
「はい……すみま……うぐっ!」
何処かを骨折でもしているのだろう、録に言葉も発する事が出来ない様子だ。
「気にすんな、やつの相手は俺がする、もし逃げられるようになったら俺の事は気にせずとっとと逃げるんだ、わかったな!」
「は、はい……」
猛は申し訳なさそうにする寺野から目を放しゆっくりと害獣の方へ向き直る。
「手前ぇ……ずいぶんと好き勝手してくれたな!」
青筋を立てながら明らかに激昂した様子の猛。
「グガァァ……」
苦悶しながら自身の手の切り傷が再生していく様子を見守る害獣。
お互い嫌悪と怒りの混じる視線を交錯させる。
一瞬の静寂。
バチンと電流が走ったように両者は攻撃行動に入る。
先手を打つのは猛、2本のククリナイフを振りかぶり力任せに害獣に叩きつける。
腕の皮膜をマントのようにひらめかせなから害獣は鮮やかにそれをかわす。
そしてそのまま流れるように、豪快な爪による斬撃を猛の腹目掛けて狙い打つ。
猛は湿気た空気を切り飛ばすようなその一撃を皮切れ一枚でかわしまたも害獣に斬りかかる。
何度も何度も両者、打撃残撃を交換して行く。
五分近く打ち合っている両者、だが徐々に均衡が崩れていく。
猛の猛攻を捌ききれずに害獣がジリジリと後退を始める。
その弱気につけこみ猛は更に気勢を強める。
恐らく並のハンターであれば三人がかりでようやく仕留められる程のこの害獣を猛は一人で易々と追い詰めていく。
突如、部屋に響く程の巨大な打撃音。
「グガァアッ!」
害獣は苦悶しながら後方に飛び退く。
猛がナイフを持ったまま放った右ストレートが害獣のみぞおちを捉えた、この戦いで最初の有効打、更に追撃を仕掛けようと彼は闘牛のような勢いで距離を詰め害獣に一撃を加えるため自身の武器を振りかぶる。
これで終わりだ! 猛は心の中でそう叫ぶ。
「!?」
その刹那、猛は自身の聴覚にほんの少しの違和感を覚えた。
もし彼にその違和感を言葉にする猶予があったならばこう言っただろう。
―見ていないのに扉の向こうの部屋でテレビがついているのが何故か分かる、あの時の感覚と一緒だった―と。
降り下ろされたナイフはガチンと火花を散らせながら蓄電室の床を叩く。
「…………ッ! 何だと!?」
猛は困惑した。
何も居ない。
二メートルを軽く越える体躯の化け物が闘いによって巻き起こったかび臭い埃の中に紛れ消えてしまったのだ。
「……どこに消えた?」
猛は用心深く、そして油断なく辺りを見回す、だが敵の姿は何処にもない。
頭脳をフル回転させ敵が何処に隠れたかを導き出そうとする。
天井? 地面? 何処かへ隠れたか?
何処を見ようと敵の影は影も形も存在しない…………。
機械だらけの蓄電室に広がる静かで不気味な緊張感。
闘いによって巻き起こった空気の流れが猛の頬を優しく撫でる。
…………その時、自身の背後、なにもないはずの空間から濃密な殺気が沸きだしている事に猛は気付く。
「やべぇっ!!」
反射的に猛はその場を飛び退く、その瞬間彼の立っていた床が轟音と共に見えない何者かに砕かれた。
「何が起こりやがった!?」
地面を転がり体勢を立て直した猛はそう言った瞬間、聞きなれた音を聞く、重たくしなやかな何かが風を切って振り抜かれる音、害獣の尾を使った攻撃の音!
「グハァッ!!」
猛が突然、一人でに五メートル近く吹っ飛ぶ。
「……げほッ! クソがっ!」
派手に地面に叩き付けられた猛はようやく状況を理解する、そして今日の奇妙な出来事全てに合点がいった。
この害獣はどうやっているのか解らないが肉体を景色に完全に溶け込ませることが出来る。
地下室へのドアの隠蔽も恐らくこの能力による物であろう。
最初から、この病院に入ったその時から自分たちはこいつに観察されていたのだ。
「グルルルゥ…………」
何もないその発電室の空間が唸っている、品定めをするように、期を伺うかの様に、ねっとりとした殺気をまといながらその空間がのしりのしりと近づいてくる。
「やべぇな……」
普段の猛ならば逃げて体勢を整え作戦を練っていたであろう。
しかしここには重症の一般人二人、内一人は痛みにより気絶、自分だけ逃げるような真似は絶対にしてはならない。
だからと言って二人を抱えて逃げれば確実に追いつかれる。
この状況において正解は只一つ、自身が勝利し二人に早急に治療を受けさせる事だ。
「しんどいが……仕方ねぇ」
敵が居るであろうその空間を睨みナイフを構える。
ジャリリと地面を踏み締める音と気味の悪い呼吸音は猛の闘気を察したのかピタリと止まる。
「オラァッ!!」
猛は、害獣が恐らく居るであろうその空間に二つのナイフを叩きつける。
金属同士が激突するような音を上げナイフは空中に停止する。
不思議な光景。
爪でガードをされていると猛は推察し角度を変えてもう一撃攻撃を叩き込む。
「うぉ!?」
しかしその一撃は埃を巻き上げ空しく空振りする。
そして先程と同じ重たくしなやかな尾が振り抜かれる音が猛に迫る。
「ヤバい! そっちか!?」
猛は慌てて防御体勢を取る。
巨大な打撃音、猛の鉛色の前腕が煙を吹く。
害獣の尾による一撃を猛は間一髪で防ぐ。
「くそ!!」
当てずっぽうにナイフを振り抜く猛、しかしまたも空しく2本の武器は空を切る。
「ぐふぁっ!」
すかさず害獣の攻撃が猛の体に次々と叩き込まれる。
たまらず猛は横っ飛びでその場を離れ体勢を立て直す。
「やっぱり……厳しいか……どうしたもんかな……」
歴戦の勘で致命傷こそ回避しているがこのままでは一方的に痛ぶられ死ぬのをまつばかりであろう。
このままでは害獣の勝利は時間の問題である。
誰にも見ることは出来ないが今、害獣の口角はひきつるほどにつり上がっている。
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