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第一章
廃病院の怪-5 【vsビビッドシャドウ】
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「不味いな……雲行きが怪しくなってきた……」
小さな林の中を通る通路を速足で抜けながらクザンは1人呟く。
先程まで林の木々は爽やかな風に揺れながら太陽の光をキラキラと弾き返していたのだが今は肌寒い風と薄暗く湿気った空気と共にざわざわと不穏な音を奏でている。
猛に謝罪しなければとの一心で病院を飛び出してしまった彼は自身の計画性の無さを少し後悔した。
少し熱くなりすぎた、また彼は見舞いに来るだろうしその時でも遅くなかったのではないか?
嫁にもよく怒られた、自身の昔からの悪い癖に彼は若干の反省をする。
「まぁいい、聞いたところによればこの林を抜ければもうすぐだ……ん?」
道の向こう側から男が二人走ってくる、最初はランニングでもしているのだろうと思っていたがどうも様子がおかしい。
明らかにランニングをする格好ではない、作業着姿の男二人が顔を青くしながらこちらに駆けてくる。
工事現場で事故でも有ったのかとクザンは考えたがよく見ればその作業着は先程病室にやって来た青年の服装と同じだ。
猛が言っていた仕事内容と二人の顔に刻まれた恐怖の形相、嫌な予感がよぎりクザンはたまらず二人に話しかける。
「なにかあったんですか?」
息を切らせながら初老の男性が言葉を返す。
「おい兄ちゃん、こっちに来ちゃ駄目だ! 害獣が廃病院にいてな、いまハンターが戦ってるんだが俺らは応援を呼ばなきゃいかん、悪いことは言わんからこの先には行くな!」
そう言って二人の男は市街地に向かって走り去って言った。
十中八九、猛が一人で害獣と交戦しているのだろう。
本来であればクザンもここで引き返すべきだ。
だが、彼は廃病院に向かって走り出した、自身が行って役に立つ保証などない、だが彼は人の危機を捨て置けず、なおかつすぐに熱くなる。
これは昔からの彼の悪い癖なのだ。
「キィエァァッ! グルルルァァァァ!!」
テンションを昂らせた耳障りな絶叫を埃っぽい蓄電室に反響させながら害獣は満身創痍の猛に攻撃を仕掛ける。
姿を隠蔽した害獣の動きは舞い上がる埃と切り飛ばされる床からしか推察出来ないがまるで上機嫌で踊っているかのような動きを想像させる。
歴戦の勘があるとはいえ徐々に、確実に猛はダメージを体に蓄積させていく。
「くそっ! ぐあっ!」
この獣は今、愉しくて仕方ない、生意気で歯応えのある獲物をなぶり、遊び倒し、壊れたらその新鮮な脳髄と臓器を啜り食らい(無論、側で気絶している二人もだ)、腹を満たしグッスリと眠りにつく。
完璧なる素敵な一日、本当に、本当に、愉しくて仕方ない様子だ。
「調子に乗るなあァァ!」
猛の反撃、しかし斬撃は虚しく空を切る。
「ぐふぁっ!!」
強烈な打撃がカウンターで鳩尾に叩き込まれ猛は数メートル吹き飛ばされる。
そして制御盤のような機械の扉に強かに体を打ち付けついに猛はダウンをした。
「畜生!!」
なんとか上体を起こし、猛は敵がいるはずであろう場所を見据える。
「来るなら来やがれ……」
相変わらずネットリとした殺気を纏ったその透明な影は動きを気取られぬように、できるだけ足音を立てず、ゆっくりと猛の方に近づいてくる。
対し猛は最後の特攻をするべく自らの獲物を強く握りしめる。
「グルルルゥ」
「どうした? 速く来やがれ!」
害獣も猛が最後の攻撃を仕掛けようとする事は既に想定している、どんなフェイントを仕掛けて止めを刺してやろうかと色々考えているのだ。
物を投げ付けてやろうか? 足音でフェイントをかけるか? 一体全体どんな感じで止めを刺して終わらせてやろう?
この邪悪な獣は既にどうやって勝つかよりもどうやって楽しく事を終わらせるかに考えをシフトしている。
当然だろう、この状況では猛には万に一つも勝機はない。
必死の反撃も巧くおちょくられて不発に終わるのは目に見えている。
絶望的な状況、このままでは確実にこの地下蓄電室で三人は死を迎えるだろう。
「グルルゥ……」
「何をしてやがる……」
害獣は構える猛を嘲るようにピッチャーの投球のようなポーズをとる。
自身の掌に握り込んだコンクリート片を猛に全力投球しようとしているのだ。
無論、背景に溶け込ませた掌に握り込まれたコンクリート片は猛には見えない。
このままでは鉄の扉をねじ曲げる程の剛力で投げ込まれるコンクリート片を彼は諸に頭に食らう事になるだろう。
もう終わり、この投球でこの闘いはゲームセットであろう。
……はずだった。
その一瞬、猛は部屋の入り口の近くで息も絶え絶えで壁をまさぐっている寺野の姿を見た。
―あいつ……何してやがる?―
突然猛の視界は闇に包まれる、一瞬彼は自身が死んだのかと勘違いをするほど突然に回りは暗闇に染められた。
「……!!」
しかし猛はこの暗闇が現実であることを確信する。
目の前に投球フォームをとる虹色に光る影があるからだ。
その暗闇に光る形は明らかに先程まで闘っていた害獣のシルエット!
その刹那、虹色の光る影が自身に何かを投げつける!
「アブねぇっ!」
痛むからだを必死で翻し猛はその投擲を回避する。
背後にあった制御盤が砕け飛ぶ音が暗闇に響く。
「ガゥゥ……!?」
その虹色の影は状況が飲み込めていないような戸惑いの声をあげる。
しかし間髪入れずに今の状況がどれ程マズイ事になっているか気がつく。
――ヤバイ!!――
「なるほどな……そういうことかっ!」
言うが早いか猛はその虹色の影に向かって跳躍し巨大なナイフで切りかかった。
「グルォォアァァ!?」
影は猛の斬撃を諸に食らう、反撃をしようと試みるもこの暗闇、敵を視認できず、そして光る自身の体のせいで一方的に攻撃を浴びる。
「オラオラオラァァ! 形勢逆転だなぁ!!」
先程までのダメージが嘘のように猛は猛然とその光る影に向かって切り込んでいく。
その嵐のような連撃にたまらず背を向け逃げ出す影。
「逃がすかァァッ!」
その時猛の耳にまるでテレビのスイッチが切られたような音声が響く。
そしてその虹色の影は忽然と姿を消した。
溜め息をつきながら猛は言う。
「まぁ、そう来るよな……おい、今度は点けてくれ」
バチンとスイッチが入る音、暗闇だった蓄電室に眩しい光が指す。
すると何故か、血塗れの害獣が姿も消さずに息を切らしながらたたずんでいる。
「クヒュー……コヒュー……」
上機嫌だった先程までとはうって変わって苛立ちながら息を整えている。
「ありがとうな、兄ちゃん」
「い……いえ……僕も……自分が助かるためにやったことですから……」
そこには壁にグッタリと寄りかかりながら電灯のスイッチに手をやっている寺野がいた。
「よくわかったな……こいつの弱点、要はこいつ、皮膚全体がTVの画面みてぇなもんなんだな、だから部屋が暗すぎると逆に姿が見えちまう」
額から滴る血をごしごしと乱暴に拭いながら猛は呟く。
「僕が部屋に入ったとき、暗い部屋で光る幽霊が見えたような気がしたんです……もしかしたら、それがこいつだったのではないかと……だからゲホッ! 暗い部屋ならこいつは見えるのではと……ゴホッゴホッ!!」
「ヴルァァァァ!」
寺野が体に受けたダメージのせいで咳き込んだその瞬間、後顧の憂いを断とうと害獣は身を翻し寺野に向かって突撃する。
「ヒィィッ!!」
響く弾ける様な金属音、猛が寺野と害獣の間に素早く割って入り巨大な爪での攻撃をガードする。
敵と組み合ったまま猛は寺野に語りかける。
「兄ちゃん、悪いが協力してくれ、状況を見ながら電灯の操作を頼む」
「は……はいっ!!」
「グルルゥ……」
害獣は猛との打ち合いを避けたいがため再度、電子音を放ちながら姿をくらます、しかしこれは今になっては良い判断とはいえない、間髪入れずに寺野は電灯のスイッチをオフにする。
暗闇に虹色の光る影がぼうっと浮かび上がる。
「丸見えだっ!!」
無論先程と同じ状況に舞い戻る。
自身の能力が仇となり一方的に攻撃を浴びる。
たまらず能力を解除、また電灯が灯され害獣の姿は明るみに晒される。
「グゥゥガアアッッ!!」
憤怒と苛つきを爆発させ、害獣は寺野に再度突撃するがフェアな状況での一対一では猛の強固なガードを害獣は突破する事は出来ない、強烈なナイフの一撃であしらわれ寺野との距離は開くばかり。
猛を殺さねば寺野は殺せない、寺野を殺さねば猛を殺せない、害獣はこの状況を速やかに切り抜けたいがために思考を張り巡らす。
しかしそのせいで体の動きが鈍り、その隙を突かれ徐々に体にダメージを蓄積させていく。
ジリ貧のこの状況、さらに猛の再生すら追い付かない程の竜巻のような連撃の前についに害獣は諦めた。
この形態のまま勝利する事を。
小さな林の中を通る通路を速足で抜けながらクザンは1人呟く。
先程まで林の木々は爽やかな風に揺れながら太陽の光をキラキラと弾き返していたのだが今は肌寒い風と薄暗く湿気った空気と共にざわざわと不穏な音を奏でている。
猛に謝罪しなければとの一心で病院を飛び出してしまった彼は自身の計画性の無さを少し後悔した。
少し熱くなりすぎた、また彼は見舞いに来るだろうしその時でも遅くなかったのではないか?
嫁にもよく怒られた、自身の昔からの悪い癖に彼は若干の反省をする。
「まぁいい、聞いたところによればこの林を抜ければもうすぐだ……ん?」
道の向こう側から男が二人走ってくる、最初はランニングでもしているのだろうと思っていたがどうも様子がおかしい。
明らかにランニングをする格好ではない、作業着姿の男二人が顔を青くしながらこちらに駆けてくる。
工事現場で事故でも有ったのかとクザンは考えたがよく見ればその作業着は先程病室にやって来た青年の服装と同じだ。
猛が言っていた仕事内容と二人の顔に刻まれた恐怖の形相、嫌な予感がよぎりクザンはたまらず二人に話しかける。
「なにかあったんですか?」
息を切らせながら初老の男性が言葉を返す。
「おい兄ちゃん、こっちに来ちゃ駄目だ! 害獣が廃病院にいてな、いまハンターが戦ってるんだが俺らは応援を呼ばなきゃいかん、悪いことは言わんからこの先には行くな!」
そう言って二人の男は市街地に向かって走り去って言った。
十中八九、猛が一人で害獣と交戦しているのだろう。
本来であればクザンもここで引き返すべきだ。
だが、彼は廃病院に向かって走り出した、自身が行って役に立つ保証などない、だが彼は人の危機を捨て置けず、なおかつすぐに熱くなる。
これは昔からの彼の悪い癖なのだ。
「キィエァァッ! グルルルァァァァ!!」
テンションを昂らせた耳障りな絶叫を埃っぽい蓄電室に反響させながら害獣は満身創痍の猛に攻撃を仕掛ける。
姿を隠蔽した害獣の動きは舞い上がる埃と切り飛ばされる床からしか推察出来ないがまるで上機嫌で踊っているかのような動きを想像させる。
歴戦の勘があるとはいえ徐々に、確実に猛はダメージを体に蓄積させていく。
「くそっ! ぐあっ!」
この獣は今、愉しくて仕方ない、生意気で歯応えのある獲物をなぶり、遊び倒し、壊れたらその新鮮な脳髄と臓器を啜り食らい(無論、側で気絶している二人もだ)、腹を満たしグッスリと眠りにつく。
完璧なる素敵な一日、本当に、本当に、愉しくて仕方ない様子だ。
「調子に乗るなあァァ!」
猛の反撃、しかし斬撃は虚しく空を切る。
「ぐふぁっ!!」
強烈な打撃がカウンターで鳩尾に叩き込まれ猛は数メートル吹き飛ばされる。
そして制御盤のような機械の扉に強かに体を打ち付けついに猛はダウンをした。
「畜生!!」
なんとか上体を起こし、猛は敵がいるはずであろう場所を見据える。
「来るなら来やがれ……」
相変わらずネットリとした殺気を纏ったその透明な影は動きを気取られぬように、できるだけ足音を立てず、ゆっくりと猛の方に近づいてくる。
対し猛は最後の特攻をするべく自らの獲物を強く握りしめる。
「グルルルゥ」
「どうした? 速く来やがれ!」
害獣も猛が最後の攻撃を仕掛けようとする事は既に想定している、どんなフェイントを仕掛けて止めを刺してやろうかと色々考えているのだ。
物を投げ付けてやろうか? 足音でフェイントをかけるか? 一体全体どんな感じで止めを刺して終わらせてやろう?
この邪悪な獣は既にどうやって勝つかよりもどうやって楽しく事を終わらせるかに考えをシフトしている。
当然だろう、この状況では猛には万に一つも勝機はない。
必死の反撃も巧くおちょくられて不発に終わるのは目に見えている。
絶望的な状況、このままでは確実にこの地下蓄電室で三人は死を迎えるだろう。
「グルルゥ……」
「何をしてやがる……」
害獣は構える猛を嘲るようにピッチャーの投球のようなポーズをとる。
自身の掌に握り込んだコンクリート片を猛に全力投球しようとしているのだ。
無論、背景に溶け込ませた掌に握り込まれたコンクリート片は猛には見えない。
このままでは鉄の扉をねじ曲げる程の剛力で投げ込まれるコンクリート片を彼は諸に頭に食らう事になるだろう。
もう終わり、この投球でこの闘いはゲームセットであろう。
……はずだった。
その一瞬、猛は部屋の入り口の近くで息も絶え絶えで壁をまさぐっている寺野の姿を見た。
―あいつ……何してやがる?―
突然猛の視界は闇に包まれる、一瞬彼は自身が死んだのかと勘違いをするほど突然に回りは暗闇に染められた。
「……!!」
しかし猛はこの暗闇が現実であることを確信する。
目の前に投球フォームをとる虹色に光る影があるからだ。
その暗闇に光る形は明らかに先程まで闘っていた害獣のシルエット!
その刹那、虹色の光る影が自身に何かを投げつける!
「アブねぇっ!」
痛むからだを必死で翻し猛はその投擲を回避する。
背後にあった制御盤が砕け飛ぶ音が暗闇に響く。
「ガゥゥ……!?」
その虹色の影は状況が飲み込めていないような戸惑いの声をあげる。
しかし間髪入れずに今の状況がどれ程マズイ事になっているか気がつく。
――ヤバイ!!――
「なるほどな……そういうことかっ!」
言うが早いか猛はその虹色の影に向かって跳躍し巨大なナイフで切りかかった。
「グルォォアァァ!?」
影は猛の斬撃を諸に食らう、反撃をしようと試みるもこの暗闇、敵を視認できず、そして光る自身の体のせいで一方的に攻撃を浴びる。
「オラオラオラァァ! 形勢逆転だなぁ!!」
先程までのダメージが嘘のように猛は猛然とその光る影に向かって切り込んでいく。
その嵐のような連撃にたまらず背を向け逃げ出す影。
「逃がすかァァッ!」
その時猛の耳にまるでテレビのスイッチが切られたような音声が響く。
そしてその虹色の影は忽然と姿を消した。
溜め息をつきながら猛は言う。
「まぁ、そう来るよな……おい、今度は点けてくれ」
バチンとスイッチが入る音、暗闇だった蓄電室に眩しい光が指す。
すると何故か、血塗れの害獣が姿も消さずに息を切らしながらたたずんでいる。
「クヒュー……コヒュー……」
上機嫌だった先程までとはうって変わって苛立ちながら息を整えている。
「ありがとうな、兄ちゃん」
「い……いえ……僕も……自分が助かるためにやったことですから……」
そこには壁にグッタリと寄りかかりながら電灯のスイッチに手をやっている寺野がいた。
「よくわかったな……こいつの弱点、要はこいつ、皮膚全体がTVの画面みてぇなもんなんだな、だから部屋が暗すぎると逆に姿が見えちまう」
額から滴る血をごしごしと乱暴に拭いながら猛は呟く。
「僕が部屋に入ったとき、暗い部屋で光る幽霊が見えたような気がしたんです……もしかしたら、それがこいつだったのではないかと……だからゲホッ! 暗い部屋ならこいつは見えるのではと……ゴホッゴホッ!!」
「ヴルァァァァ!」
寺野が体に受けたダメージのせいで咳き込んだその瞬間、後顧の憂いを断とうと害獣は身を翻し寺野に向かって突撃する。
「ヒィィッ!!」
響く弾ける様な金属音、猛が寺野と害獣の間に素早く割って入り巨大な爪での攻撃をガードする。
敵と組み合ったまま猛は寺野に語りかける。
「兄ちゃん、悪いが協力してくれ、状況を見ながら電灯の操作を頼む」
「は……はいっ!!」
「グルルゥ……」
害獣は猛との打ち合いを避けたいがため再度、電子音を放ちながら姿をくらます、しかしこれは今になっては良い判断とはいえない、間髪入れずに寺野は電灯のスイッチをオフにする。
暗闇に虹色の光る影がぼうっと浮かび上がる。
「丸見えだっ!!」
無論先程と同じ状況に舞い戻る。
自身の能力が仇となり一方的に攻撃を浴びる。
たまらず能力を解除、また電灯が灯され害獣の姿は明るみに晒される。
「グゥゥガアアッッ!!」
憤怒と苛つきを爆発させ、害獣は寺野に再度突撃するがフェアな状況での一対一では猛の強固なガードを害獣は突破する事は出来ない、強烈なナイフの一撃であしらわれ寺野との距離は開くばかり。
猛を殺さねば寺野は殺せない、寺野を殺さねば猛を殺せない、害獣はこの状況を速やかに切り抜けたいがために思考を張り巡らす。
しかしそのせいで体の動きが鈍り、その隙を突かれ徐々に体にダメージを蓄積させていく。
ジリ貧のこの状況、さらに猛の再生すら追い付かない程の竜巻のような連撃の前についに害獣は諦めた。
この形態のまま勝利する事を。
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