30 / 34
第二章
魔の殺人団地ー1
しおりを挟む
周りに見えるのは月明かりに照らされる巨大な団地。
ここはおおやけには誰も住んでいない事になっている。
なぜかといえばおよそ八年前、とある地学的な理由でそこから住民が全員退去してしまったからだ。
しかし建物の窓を見てみるとポツリポツリと明かりが灯る窓がある。
人の蠢く影も見える。
明らかに人が住んでいる。
ここは四方を団地に囲まれた言わば中央広場、あるのは朽ち果てた遊具や雑草にまみれたボロボロの花壇。
きっと昔、ここは子供がはしゃぎ家事と育児に疲れた主婦たちが談笑をする場だったのだろう。
しかし遊具も花壇も、今は月に照らされ不気味な影を伸ばすばかり。
そんな広場の中央には何やら工事の跡が見える。
虎柄のフェンスに囲われたその空間の中央には直径五メートル程の巨大な穴がぽっかりと空いている。
耳を澄ますとその巨大な穴の底から何か、地響きの様な、唸り声の様な、不思議な音が聞こえてくる。
その音以外はひっそりと静かな中央広場。
そこに足音を立て、息を切らせて走り込んでくる半裸の男女二人組。
「はぁっはぁっ! なんなんだよ! なんなんだよあいつらっ!」
「ひぃぃいっ」
その男女はカップルの様だ。
その格好から察するに野外で事に及んでいたのだろう。
だがその格好に似合わず二人の顔は青ざめ、恐怖にひきつっている。
その二人に続いて三人の男が中央広場に走り込む、その手には農作業に使うような鎌やツルハシ、鉄パイプ等が握られ、血走った目で男女を追いかける。
「追い込んだぞぉっ! いけぇっ!」
その追跡者たちが絶叫する。
すると寂れた花壇から、朽ち果てた遊具の影から、手に凶器を携えた貧相な格好をした老若男女十数名が飛び出して来た。
彼らは穴を中心に円形に陣を組み、カップルを取り囲む。
「う……ひぃぃっ! 俺らがなにしたって言うんだよっ!」
半泣きになりながら男は叫ぶ。
「許して……頼むから……お願いよぉ……うぇぇえん」
女は訳もわからず許しを乞う。
そんな二人を前にしてリーダー格と思われる男が口を開く。
「は……早く……止めねぇと……早く…欲しい……全員……かかれぇっ!」
獣の様に彼らはカップルに飛びかかる。
「ぎゃあっ!」
「いやああぁあっ!」
顔面に情け容赦無く鉄パイプが叩きつけられ男は揉んどりうって昏倒する。
びくびくと痙攣する体に情け容赦なく追撃が加えられ男は瞬く間に虫の息となった。
「いやぁぁっ! 勝吾ぉっ!」
暴徒達は今度は泣き咽ぶ女にぎろりとその血走った目を向ける。
そして何やらぼそぼそと相談を始めた。
「次のに……すか」
「その方が……効率……」
「その間に……次を……」
女はその隙に這いずってその場から逃げ去ろうとする。
だがその脚に思いきり鉄スコップが二撃、両の脚に叩きつけられる。
骨の砕ける鈍い音。
「あぁあぁぁぁっ!」
夜空に響く苦痛の絶叫、しかし暴徒達は気にする風も無く今度は瀕死の男に向き直る。
「やり過ぎたか……?」
「死んでると……短くなる……」
「大丈夫だ……ギリギリ息はある……」
「お前はそっちを持て……」
暴徒達は相談を終えると男を担ぎ上げる。
持ち上げられ、力の抜けた体からはぽたぽたと血が滴り、暴徒達のぼろ切れの様な服を汚す。
だが彼らはそんなことは気にも留めず男を穴の近くまで運ぶ。
そしていそいそと虎柄のフェンスを退かすとその穴の中にまだ息のある男を蹴り落とした。
「あぁ……いやぁ……」
女はまだ目の前で起こっている事を理解できない様子。
唐突に目の前に訪れた理不尽な暴力に混乱しているのだ。
だが暴徒達はそんな女には目もくれず男を落とした穴の中を注視する。
逃げることを封じられた女は咽び泣きながらその様子を見守る事しか出来ない。
「はへぇ……」
「きたぁ……」
「これだよ……これぇ……」
暴徒達は突然膝から崩れ落ち恍惚の表情を浮かべ始める。
そしてガクガクと痙攣、身悶え昏倒する。
中には失禁までしている者もいる。
「いいぃぃっ!」
「うぁああぁんん……」
「ふひっ……ふへへへ………幸せ……」
不気味極まる彼らのその様相と両足の激痛、恋人を失ったショックとパニックに女はたまらず絶叫する。
「なんなのよぉっ! 一体なんなのよぉぉおぉぉおぉっ!」
その絶叫は広場を囲う団地に広く大きく反響する。
しかし窓から除いて何が起こっているのか確認しようとする住民は誰一人居なかった。
コンクリートが剥き出しの壁、ちらつく蛍光灯、デスクの上にはパソコンとぞんざいに積まれた書類達。
そんな色気も何も無い部屋で二人の男と一人の女が丸テーブルを囲んでいる。
「よしっ、これだ! 今度は俺の勝ちだっ!」
クザンは決意を込めた表情で桜の持つ二枚のトランプから一枚をドローする。
「あぁぁ……なんで解ったのよぉ……」
見事に当たりのカードを引かれた桜はその場にがっくりと崩れ落ちる。
「ふんっ……表情が顔に出すぎだ……はははははっ」
クザンは柄にも無く勝ち誇る。
「クザン、あんたもだよ……」
浮かれるクザンに猛が呆れ顔で横やりを入れる。
「なんだ、勝利の美酒に酔っているのに水を指すな」
「いや、勝ったの俺だろ、あんたらは二十連敗じゃねぇか」
ふんと鼻で笑いクザンは言い返す。
「やれやれ、イカサマをしている癖に勝ったとは片腹痛い」
桜がそれに合わせて声を送る。
「そーよそーよ、卑怯者ぉっ!」
額に血管を浮き立たせ猛は抗議する。
「だ、か、らっ、イカサマなんかしてねぇよっ!」
「ふんっ、その言い分はもはやあり得んぞ猛、ババ抜きで二十連勝、普通の確率では起ころう筈が無い、イカサマをするにしてももっと巧くやるべきだったなっ!」
「そーだそーだ意気地無しぃっ!」
「あり得ねぇのはお前らの感情の顔への出やすさだろっ!? お前らにだったら小学生だって連勝できるぞ!?」
大の大人がするには幼稚すぎる言い争い、この不毛な闘いに詰所への入場者を示す鈴の音と切れのある鋭い声が水を指す。
「よかった、お暇そうね十三班の皆さん?」
入ってきたのは修道女の様な服に身を包んだ四本腕の女性、藤堂真理亜だ。
「あ? 藤堂さん、どうしたんだよこんなとこまで」
確かにBエリアA区画にある藤堂の職場からB区画Bエリアにあるこの詰所迄は中々の距離である。
だが藤堂はその問いに呆れたように言葉を返す。
「貴方達が中々電話に出ないからでしょう? なに? トランプに夢中になって電話の音まで聞こえなかったっての?」
その時、横から野太い男の声が響く。
「悪いな、着拒にした」
「え?」
「着拒にした」
ソファで爆睡していた大男は頭に掛けた新聞紙を取ると寝起きの眼をかったるそうに擦る。
「どういうことよ? ジェラルド」
「だから、労働衛生監理局B区画支所の番号を着信拒否にしたんだよ」
「なに考えてんのよ、呆れるわね、緊急事態の時はどうするつもりだったのかしら?」
天井の染みをぼぉっと見つめながらジェラルドは口を開く。
「その時は街に緊急警報が鳴るからな、そしたらこっちから連絡すれば大丈夫だ」
「そりゃそうだけど……どうしてこんな真似を? 返答によっちゃペナルティ喰らわすわよ?」
「これだ」
ジェラルドは頭にかけてあったいかがわしい新聞の一面を藤堂に見せる。
その見出しにはこうある。
【訪れる者を喰らう魔の殺人団地! ついに調査中の労管職員とハンターも犠牲に!】
「何か……面倒事を押し付けられそうな気がしてな、だがまさか電話が通じないからってここまで来るとは思わなかったぜ」
ニタニタと笑うジェラルドに藤堂は返す。
「嫌いよ、貴方のそういう無駄に鋭いとこ」
「そうか? 俺はこんなとこまで会いに来てくれるお前が好きだぜ? だから、話だけなら聞いてやるよ」
軽口を叩くジェラルド、頬を膨らます藤堂。
しかしこの時、十三班の面々も藤堂も想像だにしていなかっただろう。
今度の敵は統率の取れた軍隊、行うのは四人対数百人の過酷なデスマッチであることを。
ここはおおやけには誰も住んでいない事になっている。
なぜかといえばおよそ八年前、とある地学的な理由でそこから住民が全員退去してしまったからだ。
しかし建物の窓を見てみるとポツリポツリと明かりが灯る窓がある。
人の蠢く影も見える。
明らかに人が住んでいる。
ここは四方を団地に囲まれた言わば中央広場、あるのは朽ち果てた遊具や雑草にまみれたボロボロの花壇。
きっと昔、ここは子供がはしゃぎ家事と育児に疲れた主婦たちが談笑をする場だったのだろう。
しかし遊具も花壇も、今は月に照らされ不気味な影を伸ばすばかり。
そんな広場の中央には何やら工事の跡が見える。
虎柄のフェンスに囲われたその空間の中央には直径五メートル程の巨大な穴がぽっかりと空いている。
耳を澄ますとその巨大な穴の底から何か、地響きの様な、唸り声の様な、不思議な音が聞こえてくる。
その音以外はひっそりと静かな中央広場。
そこに足音を立て、息を切らせて走り込んでくる半裸の男女二人組。
「はぁっはぁっ! なんなんだよ! なんなんだよあいつらっ!」
「ひぃぃいっ」
その男女はカップルの様だ。
その格好から察するに野外で事に及んでいたのだろう。
だがその格好に似合わず二人の顔は青ざめ、恐怖にひきつっている。
その二人に続いて三人の男が中央広場に走り込む、その手には農作業に使うような鎌やツルハシ、鉄パイプ等が握られ、血走った目で男女を追いかける。
「追い込んだぞぉっ! いけぇっ!」
その追跡者たちが絶叫する。
すると寂れた花壇から、朽ち果てた遊具の影から、手に凶器を携えた貧相な格好をした老若男女十数名が飛び出して来た。
彼らは穴を中心に円形に陣を組み、カップルを取り囲む。
「う……ひぃぃっ! 俺らがなにしたって言うんだよっ!」
半泣きになりながら男は叫ぶ。
「許して……頼むから……お願いよぉ……うぇぇえん」
女は訳もわからず許しを乞う。
そんな二人を前にしてリーダー格と思われる男が口を開く。
「は……早く……止めねぇと……早く…欲しい……全員……かかれぇっ!」
獣の様に彼らはカップルに飛びかかる。
「ぎゃあっ!」
「いやああぁあっ!」
顔面に情け容赦無く鉄パイプが叩きつけられ男は揉んどりうって昏倒する。
びくびくと痙攣する体に情け容赦なく追撃が加えられ男は瞬く間に虫の息となった。
「いやぁぁっ! 勝吾ぉっ!」
暴徒達は今度は泣き咽ぶ女にぎろりとその血走った目を向ける。
そして何やらぼそぼそと相談を始めた。
「次のに……すか」
「その方が……効率……」
「その間に……次を……」
女はその隙に這いずってその場から逃げ去ろうとする。
だがその脚に思いきり鉄スコップが二撃、両の脚に叩きつけられる。
骨の砕ける鈍い音。
「あぁあぁぁぁっ!」
夜空に響く苦痛の絶叫、しかし暴徒達は気にする風も無く今度は瀕死の男に向き直る。
「やり過ぎたか……?」
「死んでると……短くなる……」
「大丈夫だ……ギリギリ息はある……」
「お前はそっちを持て……」
暴徒達は相談を終えると男を担ぎ上げる。
持ち上げられ、力の抜けた体からはぽたぽたと血が滴り、暴徒達のぼろ切れの様な服を汚す。
だが彼らはそんなことは気にも留めず男を穴の近くまで運ぶ。
そしていそいそと虎柄のフェンスを退かすとその穴の中にまだ息のある男を蹴り落とした。
「あぁ……いやぁ……」
女はまだ目の前で起こっている事を理解できない様子。
唐突に目の前に訪れた理不尽な暴力に混乱しているのだ。
だが暴徒達はそんな女には目もくれず男を落とした穴の中を注視する。
逃げることを封じられた女は咽び泣きながらその様子を見守る事しか出来ない。
「はへぇ……」
「きたぁ……」
「これだよ……これぇ……」
暴徒達は突然膝から崩れ落ち恍惚の表情を浮かべ始める。
そしてガクガクと痙攣、身悶え昏倒する。
中には失禁までしている者もいる。
「いいぃぃっ!」
「うぁああぁんん……」
「ふひっ……ふへへへ………幸せ……」
不気味極まる彼らのその様相と両足の激痛、恋人を失ったショックとパニックに女はたまらず絶叫する。
「なんなのよぉっ! 一体なんなのよぉぉおぉぉおぉっ!」
その絶叫は広場を囲う団地に広く大きく反響する。
しかし窓から除いて何が起こっているのか確認しようとする住民は誰一人居なかった。
コンクリートが剥き出しの壁、ちらつく蛍光灯、デスクの上にはパソコンとぞんざいに積まれた書類達。
そんな色気も何も無い部屋で二人の男と一人の女が丸テーブルを囲んでいる。
「よしっ、これだ! 今度は俺の勝ちだっ!」
クザンは決意を込めた表情で桜の持つ二枚のトランプから一枚をドローする。
「あぁぁ……なんで解ったのよぉ……」
見事に当たりのカードを引かれた桜はその場にがっくりと崩れ落ちる。
「ふんっ……表情が顔に出すぎだ……はははははっ」
クザンは柄にも無く勝ち誇る。
「クザン、あんたもだよ……」
浮かれるクザンに猛が呆れ顔で横やりを入れる。
「なんだ、勝利の美酒に酔っているのに水を指すな」
「いや、勝ったの俺だろ、あんたらは二十連敗じゃねぇか」
ふんと鼻で笑いクザンは言い返す。
「やれやれ、イカサマをしている癖に勝ったとは片腹痛い」
桜がそれに合わせて声を送る。
「そーよそーよ、卑怯者ぉっ!」
額に血管を浮き立たせ猛は抗議する。
「だ、か、らっ、イカサマなんかしてねぇよっ!」
「ふんっ、その言い分はもはやあり得んぞ猛、ババ抜きで二十連勝、普通の確率では起ころう筈が無い、イカサマをするにしてももっと巧くやるべきだったなっ!」
「そーだそーだ意気地無しぃっ!」
「あり得ねぇのはお前らの感情の顔への出やすさだろっ!? お前らにだったら小学生だって連勝できるぞ!?」
大の大人がするには幼稚すぎる言い争い、この不毛な闘いに詰所への入場者を示す鈴の音と切れのある鋭い声が水を指す。
「よかった、お暇そうね十三班の皆さん?」
入ってきたのは修道女の様な服に身を包んだ四本腕の女性、藤堂真理亜だ。
「あ? 藤堂さん、どうしたんだよこんなとこまで」
確かにBエリアA区画にある藤堂の職場からB区画Bエリアにあるこの詰所迄は中々の距離である。
だが藤堂はその問いに呆れたように言葉を返す。
「貴方達が中々電話に出ないからでしょう? なに? トランプに夢中になって電話の音まで聞こえなかったっての?」
その時、横から野太い男の声が響く。
「悪いな、着拒にした」
「え?」
「着拒にした」
ソファで爆睡していた大男は頭に掛けた新聞紙を取ると寝起きの眼をかったるそうに擦る。
「どういうことよ? ジェラルド」
「だから、労働衛生監理局B区画支所の番号を着信拒否にしたんだよ」
「なに考えてんのよ、呆れるわね、緊急事態の時はどうするつもりだったのかしら?」
天井の染みをぼぉっと見つめながらジェラルドは口を開く。
「その時は街に緊急警報が鳴るからな、そしたらこっちから連絡すれば大丈夫だ」
「そりゃそうだけど……どうしてこんな真似を? 返答によっちゃペナルティ喰らわすわよ?」
「これだ」
ジェラルドは頭にかけてあったいかがわしい新聞の一面を藤堂に見せる。
その見出しにはこうある。
【訪れる者を喰らう魔の殺人団地! ついに調査中の労管職員とハンターも犠牲に!】
「何か……面倒事を押し付けられそうな気がしてな、だがまさか電話が通じないからってここまで来るとは思わなかったぜ」
ニタニタと笑うジェラルドに藤堂は返す。
「嫌いよ、貴方のそういう無駄に鋭いとこ」
「そうか? 俺はこんなとこまで会いに来てくれるお前が好きだぜ? だから、話だけなら聞いてやるよ」
軽口を叩くジェラルド、頬を膨らます藤堂。
しかしこの時、十三班の面々も藤堂も想像だにしていなかっただろう。
今度の敵は統率の取れた軍隊、行うのは四人対数百人の過酷なデスマッチであることを。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる