昔の男〜無知な女

24咲

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淡い思い出の裏事情 告白とその先に待っていた現実

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90年代の音楽
うちらの中学はブルーハーツが流行ってた

他にも色々あったが印象的なのはそれだった

私は放送部に入っていたので昼休みの曲にかけて欲しいとヤンキー共がこぞってカセットテープをもってきていた

それを流しながらお弁当を食べたりした

そんな生活の中、途中で萌子という活発な子と仲良くなった

彼女は運動部だった

確か修学旅行の時だったと思うが隣の部屋の萌子が窓から大きな声で呼んできた

窓から顔出して写真撮らせて~とこちらの窓に向かって使い捨てカメラを構えた

じゃあ萌子も撮ってあげるよと私も撮ってあげた

どうやら誰かが私の写真を欲しかったようだ

ちょっとだけだが浮き足立って誰だろうとドキドキしたものだ

最後まで分からなかったので未だに不明だ

楽しい事も嫌な事もあったけど中学はそこそこ楽しかった

6年ときの大嫌いなクラスメイトが何かと睨んでくる以外は
モテないブサイクな頭だけいい勘違い女共が!

本人の前では引っ込み思案の私にはそんな事いえるわけはなかったのだが…



とにかく乃子のこの告白のやり方は卒業式の終わりに階段に呼び出す!
そういう内容の手紙を渡す作戦だったと思う

私はそばに居ると約束をしてその日を待った

私はというと、卒業式後に会えたらそのまま告白すればいいと考えていた

何もいいシチュエーションが思い浮かばないだけだったとも言う

たっくんは相変わらず攻めてくるしヤンキー君はたまにしか学校に来ないけど恥ずかしいくらい二人は私をチヤホヤと好き好きアピールをしていた

ただからかわれたりしていただけのようにも思う

だって本気なら告白くらいしてくるはずだと私は思っていた

しかも劣等感のある私には付き合うとか別次元の話しにしか思えないというお子様思考の持ち主だった

残念な女だと当初の自分に言ってあげたいくらいだ!

その頃の私の隣町には近くに商業施設なる中学生のたまり場があった

私もたまに遊びに行っていた

すごく健全な遊びというか買い物……

なんていうかほんとに真面目な中学生でした

それに比べヤンキー君はそこでナンパをしたりし誰かの家の溜まり場でイケないことしていたようだ

これも後で聞いたからその時には知る由もない

例えば1つ例をあげよう

これは高校になって付き合っていた頃に聞いた彼の中学時代の話しだ

18歳と偽って女をナンパし18歳の高校生と遊んでたようだ……

ある時違う中学でサッカー部の試合に行ったヤンキー君

そこの中学のサッカー部のマネージャーが18歳の高校生と思っていた女がいたそうな……

お互い18歳と偽っていた事が発覚

その後の事は語ることはなかった

ヤンキー君見た目は18に見えないけどな~って思いながら聞いていた

さて話しを戻そう!

卒業式の事だ

高校が遠くになる私はけっこう泣いたように思う

ちょっと慰めて欲しいと思っていたし周りの男はつくし泣いてるで!

と周りからやいやい言われていたけど後輩から花束もらったり色んな友達と話したり色々あったので話す事は出来なかったというかいつの間にかいなくなっていた

まぁ、ちょっと告白はやはり恥ずかしいので半ばしなくてもいいかと思っていた

なぜか教室でたっくんと仲良かったスポーツマンの男の子に一緒に写真撮ってと言われ恥ずかしながら撮った

その写真欲しかったな~

貰うことは出来なかった

いや、それは置いておいて乃子のこの告白タイムだ!!

本当にクラスの横の死角になる場所へ呼び出していた

コンちゃんは来てくれた!

告白した友達は残念ながら振られてしまった

でも想いを伝えることができた事はいい思い出になったと思う

スゴく頑張った彼女

私は後を押されるように彼に告白すると誓った!

その頃は携帯やスマホなんて存在しなかったから本当に連絡するのにも一苦労!

私は親の目を盗み家から彼の家に電話した

彼が出た!

緊張しながらも好きですと伝えた!


すると、俺も好きだから付き合おうみたいな感じやった

えっ?振られると思っていたのでちょっと信じられなかった

話しをしなきゃと校庭にバイクで乗り込んできた奴らおったでーとかちょっと卒業式後の話しをすると仕事するから親方に挨拶に行っていたと聞かされた

そう、彼は進学ではなく働くのだと言った

私は別に驚きはしなかった

だって勉強してないし、学校嫌いな彼が進学したらそれこそちょっと驚き


それよりなにより両思いだった事がものすごく嬉しかった

初めて彼氏が出来た!

卒業式より何より衝撃的な15歳の出来事だった

でも付き合うってどんな事するんだろ……

ていうか恥ずかしいから出かけるのとかムリ!とか今の子達には理解できないウブな女の子だったのです

そして今でも私は連絡取り合ってる友達がいるんだけど

当時ヤンキー君がその子が好きだと言うことは噂になっていた

私もわかっていただけに何故私の告白にOKしたのかはあまり考えたくはない

そんな中でも彼がデートに誘ってくれた!

忘れもしない駅で待ち合わせ珈琲館での
初めてのカフェデート

初デートって何飲めばいいか分からなかったが可愛いと思われたくオレンジジュースにした

彼はブラックコーヒーを頼んでいた

財布もブランド物だった

なんていうかこんなお子様な私とよく付き合ったものだ

まぁ、ぶっちゃけ彼はそこまでカッコよくなかったが当時の私には優しくてカッコよく見えていた

そういえばこれも後から聞いた話しだが各中学に暴走族があったと言うのだ

そこに所属?していたと聞いてうちの中学に暴走族のグループあったのか!?

本当に何も知らなかったんだな~

タバコだけでも私には無縁の世界なのに大麻だの覚せい剤だの……

ちょっと免疫が出来ていた頃に聞いたから付き合えたが初デートの時に聞いていたら迷わず別れていただろう

というか、そんな理由でなく私は彼とすぐに別れる事になるんだけど……

とにかく彼は私とは真逆の世界に身を置いていた

次のデートは彼が溜まり場にしていた商業施設だ

一緒に行ってゲーセンに行った記憶はまだ私の記憶に留まっている

その時偶然乃子のこに遭遇したからである

家族で来ていた彼女の親とうちの親はものすごく仲が良かった!

まぁ~もう高校生になるんだしいっかな~と……思えるわけもなく

口止めしてもらった

その後UFOキャッチャーなるもので彼は何個か景品をGETしてくれた

それ以外私は何をしたか覚えてない

彼は色々していたくせにやけに奥手

いや、私に魅力がなかったのだろうか

キスくらいなら良かったのに……

そう思っては時が過ぎ高校入学となったのだ

彼は仕事だし私は学校だけど付き合いは電話したりで続いていた

そんな中高校の初日クラス自己紹介があった

どこどこ中学から来た~から始まる自己紹介をした

私は中学生の時より少し可愛い感じに仕上がってきた高校一年の春だった

そんな自己紹介のあと隣の中学にいたばりヤンキーの女の子が話しかけてきた!

何中やったんや!
卒業アルバム見せてや~

断れる訳もなく持っていくことになる

そこで彼の衝撃の事実を聞かされる事になった

卒アルを持って行きおずおずと渡して周りのヤンキーに囲まれて見ているその中心の名前は忘れたのでアキとしよう!

アキは私にヤンキー君て中学でNo.2やってんよな?

思考回路停止!

はいーっ!?⤴︎⤴︎(心の叫び)

そんなの知らないよ!と付き合ってるとかバレたらものすごくヤバい気がした私はその辺の人達とは仲良くなかったしと誤魔化してやり過ごした

私はなんちゅー人と付き合ってるんだ

その後、申し訳ないけど好きだけど勉強もしなきゃならんし、正直彼の事がちょびっと違う世界の人なんだと思った時にいずれ別れる事になるならと私は彼に家の事情と学校を理由に別れて欲しいと言ったのだ

あと、手を出さない彼の態度で他にもいるんじゃねーの?
No.2なんでしょ?
私なんてどうせただの遊びなんだろう
渦巻く黒い感情が私を支配した

その後彼と再会するまではバイトとアニメに身を投じる事となる……

私は中学の頃からアニオタだった

本当に彼とは違う世界の住人でした

高1の頃はまともに学校に行けてたけど
私の努力しなかった事がこの時色々な形となって高二からまともに学校にはいけなくなってきた

人との関わり学校が嫌で嫌で
ここで苦手な事がどんどん私を苦しめる事になった

死にたくなるほど苦しかった

そんな高校2年生ひとつ上の中学の時の先輩から手紙をもらった

これまたブサイクな変な男だった

話したこともないのに愛してるとか……
勘弁してください

それに輪をかけるようにストーカーにも苦しめられる事となるのでした




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