僕とギャングスターの大冒険

アサノっち

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ギャングスターvsモンスターズ

ギャングスターの作戦

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東京の多摩にある、ギャングスターの基地では、野々宮たちが強い警戒を張り巡らしていた。
「青山の調べでは、12時15分が、爆破予告になるらしい。」
黄島は、要因を野々宮に報告した。
「残る時間は、夜だけってことか。でも、今のところ、時限爆弾みたいなのも、ねえよな。」
宇宙警察の協力も受け、ギャングロボのメカを隅々まで調べたが、爆弾らしきものは見つからなかった。シンガポールにあるポリスバードも、その後爆破の情報などはなかった。

名古屋のモンスターズの基地で一夜を過ごすことを決めた青山は、その後も、爆破予告について、情報を調べ上げた。
「ここまで調べて、何も爆破物が出てこないとは。」
将人は、
「兄貴、俺たちもギャングスターに協力するよ。だから、俺たちにも、ギャングスターのことを教えてくれ。」
と、病院で回復した優馬と翼も連れて、青山を訪ねてきた。青山は、強く頷き、モンスターズのメンバーにも、爆破予告についての情報を伝えた。

情報収集や、ギャングロボのメカへの警戒は、夜通し続けられた。
夜明け前になり、将人が、ふとしたことを零した。
「兄貴。もしかして、モンスターズバードの爆破事態が、犯人の誤算だったとしたら…。」
青山は、
「というのは?」
と、将人に詳しい説明を尋ねた。
「犯人に、ギャングスターの情報が漏れてる形跡もないんだろ?多分、犯人には、俺たちのメカが爆破した情報しか受けてない。」
将人の説明を受けた青山は、
「…そっか。これは、俺たちに勝算があるかもしれねえ。」
と、犯人を誘き出す作戦を立て始めた。

翌朝、僕の携帯に、青山からの連絡が入った。
「剛史、俺、首都圏のことまだ分からなくってな。24時間券って聞いて、何か思い当たることあるか?」
青山は、24時間券という存在を気にしていた。
「東京メトロの乗車券が、確か24時間券だったと。」
青山は、ここで初めて、東京と名古屋の共通項を知らされることとなった。

青山が作戦を立てる間、将人は、嘆きの声を上げた。
「…俺たちのシステムが破られたってことは、俺の創ったものは、筒抜けだったってことだな。」
青山は、将人の言うことは正しかったので、言葉に迷った。しかし、
「いや、この失敗は、俺たちを引き合わせてくれた。今、宇宙警察では、既に新しいメカを制作しているんだ。俺は、将人たちに、そのメカを託そうと思っている。そのメカは、俺たちが開発したシステムで動くんだ。だから、将人たちのメカは、新たな防衛を手にして動く。また、将人たちの望みも、繋げられるはずだ。」
と、青山は、将人の望みを後押し出来ることを、言葉を選びながら応えた。
「ありがとう、兄貴。」
将人は、涙を浮かべながら、青山の応答に礼を言った。

一方、多摩の基地でも、野々宮、黄島と、僕も集まって、作戦の準備を進めた。
「宇宙警察の力で、東京メトロにも協力して貰えるようになったらしい。黄島は、新木場の車庫に向かってくれ。」
「どうするんだ?」
黄島が、野々宮の指示に尋ねると、
「青山の作戦が、宇宙警察を通じて、新木場の車庫に伝わっているらしい。黄島は、その指示に従って、担当の人と協力してくれ。」
と、野々宮が指示を伝えた。果たして、青山が立てた作戦とは?
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