僕とギャングスターの大冒険

アサノっち

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ヨーロッパでの任務

ギャングロボ、出動?

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朝食を摂った僕と野々宮は、ユーロスターが発着するセントパンクラス駅を目指した。そして、司令室には、野々宮だけが入っていった。

目指したユーロスターの司令室では、
「君が、日本からの補佐か。」
司令の指揮を執るのは、日本人だった。
「俺は、ユーロスター司令部の指揮官、宮腰だ。」
「あなたは、まさか、俺の親父の?」
野々宮と宮腰の間には、密接な関係がありそうだった。
「知ってるのか。そうだ、君の父、野々宮と昔、暴力団の舎弟同士だった。ここでの任務の間に、君も、俺と親父さんとの関係を知ることになるだろう。」
宮腰は、そう言って、具体的な関係を説明することはなかった。しかし、野々宮は、宮腰の腕に装着されたブレスレットを気にかけた。

僕は、野々宮が司令室から出てくるのを待ち受けていた。すると、野々宮は、警備のための乗車証明書を手にして、僕の前に戻ってきた。
「剛史は、通訳で必要だって言ったら、一緒に乗れるらしい。」
野々宮が、僕に説明した。行き先は、ベルギーのブリュッセル。警備の人手が、一時的に手薄になるところを、野々宮が抜擢されたとのことだった。
ユーロスターの車内でも、野々宮は警備に当たるため、定期的に見回りを続けた。僕は、特に必要となる機会がなかったので、普通に国際列車での旅を楽しむ感覚だった。

入国の時の飛行機内での振る舞いと打って変わって、警備時間中の野々宮は、僕のことより、任務に集中していた。僕は、そんな野々宮の真面目さを見直し、尚惚れてしまった。
野々宮は、僕の気持ちを察する様子もなく、車内で怪しい人物を見張り始めた。その人物は、座席とトイレの間を、何度も行き来していて、手元に何かを隠す様子を見せていた。

ブリュッセル南駅に到着すると、怪しい人物が、突然ピストルを手にし、野々宮へ発砲した。
「危ねぇ!」
野々宮は、レッドギャングに変身し、弾を跳ね返した。犯人は、英語で野々宮に抵抗した。しかし、簡単な英単語しか理解出来ない野々宮は、
「何言ってるか分かんねえけど、俺を舐めんなよ!」
と、犯人を罵って、取り抑えようとした。しかし、僕は、
「野々宮さん、大変です!」
背後から、巨大ロボが近づいていることに気付いた。

そこへ、ギャングロボと同じ形のロボットが、敵のロボに応戦した。
「野々宮さん、ギャングロボを出動させたんですか?」
僕が、野々宮に尋ねると、
「いや、俺は知らない。青山、黄島、ギャングロボを派遣したのか!?」
野々宮は、日本で待機している青山と黄島の応答を待った。しかし、
「いや、ギャングロボは発進してねえぞ?」
と、青山の回答が返ってきた。
果たして、ギャングロボに似たロボットの正体は?
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