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部外者
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さわらび童子はおだやかな可愛らしい声で言った。
「さて、お主たちも疲れているだろうが、わしに何があったのか話してくれんか?」
亜子は音子と顔を見合わせた。音子はうなずいてから口を開いた。
「あたし、狼牙くんと校庭で遊んでいたんです。だけど、急に二人の白い着物を着た人間があらわれて。あやかし学園は、校長の結界で守られているから、普通の人間は入ってこられないから。あたし、生徒の保護者かなって思ったんです。だから、彼らに言ったんです。誰か生徒をお探しですかって。あの二人は、狐太郎くんを呼べと。すごく偉そうで怖かった」
音子は不安に思いながら狐太郎を呼びに行った。狐太郎は音子の言葉を聞くと窓から飛び出して行ってしまったのだ。
次に亜子が口を開いた。
「私たちも狐太郎くんの後を追いました。だけど、狐太郎くんが、変な白い巨人に襲われていて。狐太郎くんは、二人の男たちの術だって言ってました。狼牙くんが大きくなって、私たちを助けてくれたんです」
そこで亜子はハッとして言った。
「あ、あの!狼牙くんと狐太郎くんは大丈夫ですか?!」
せっついて聞く亜子に、さわらび童子は笑顔で答えた。
「何、狼牙は力を使いすぎて眠っているだけだ。狐太郎は多少ケガをしていたが、自分で治癒させる事ができるからの」
さわらび童子の答えに、亜子はホッと肩の力を抜いた。亜子はさわらび童子にためらいがちに聞いた。
「あの、校長。あの二人は一体何なんですか?狐太郎くんとどういう関係なんですか?」
さわらび童子はふうむとため息をついてから口を開いた。
「亜子と音子はその場に巻き込まれてしまったからの、仕方あるまい。狐太郎はな、実の兄から命を狙われているのだ。だから、このあやかし学園でかくまっておったのじゃ」
亜子と音子は驚きの声をあげた。さわらび童子はうなずいて答えた。
「今回はわしの落ち度だ。どうやら神明の連中は、結界の外に出た生徒たちの後をつけていたようじゃ」
亜子たちが街に行きたいと言ったからだ。狐太郎たちをケガさせたのは亜子たちのせいだったのだ。亜子と音子は自分たちの罪に気づいて下を向いてしまった。
さわらび童子は優しい声で言った。
「お主たちのせいではない。もうこの学校の生徒には指一本出させんからの」
「さて、お主たちも疲れているだろうが、わしに何があったのか話してくれんか?」
亜子は音子と顔を見合わせた。音子はうなずいてから口を開いた。
「あたし、狼牙くんと校庭で遊んでいたんです。だけど、急に二人の白い着物を着た人間があらわれて。あやかし学園は、校長の結界で守られているから、普通の人間は入ってこられないから。あたし、生徒の保護者かなって思ったんです。だから、彼らに言ったんです。誰か生徒をお探しですかって。あの二人は、狐太郎くんを呼べと。すごく偉そうで怖かった」
音子は不安に思いながら狐太郎を呼びに行った。狐太郎は音子の言葉を聞くと窓から飛び出して行ってしまったのだ。
次に亜子が口を開いた。
「私たちも狐太郎くんの後を追いました。だけど、狐太郎くんが、変な白い巨人に襲われていて。狐太郎くんは、二人の男たちの術だって言ってました。狼牙くんが大きくなって、私たちを助けてくれたんです」
そこで亜子はハッとして言った。
「あ、あの!狼牙くんと狐太郎くんは大丈夫ですか?!」
せっついて聞く亜子に、さわらび童子は笑顔で答えた。
「何、狼牙は力を使いすぎて眠っているだけだ。狐太郎は多少ケガをしていたが、自分で治癒させる事ができるからの」
さわらび童子の答えに、亜子はホッと肩の力を抜いた。亜子はさわらび童子にためらいがちに聞いた。
「あの、校長。あの二人は一体何なんですか?狐太郎くんとどういう関係なんですか?」
さわらび童子はふうむとため息をついてから口を開いた。
「亜子と音子はその場に巻き込まれてしまったからの、仕方あるまい。狐太郎はな、実の兄から命を狙われているのだ。だから、このあやかし学園でかくまっておったのじゃ」
亜子と音子は驚きの声をあげた。さわらび童子はうなずいて答えた。
「今回はわしの落ち度だ。どうやら神明の連中は、結界の外に出た生徒たちの後をつけていたようじゃ」
亜子たちが街に行きたいと言ったからだ。狐太郎たちをケガさせたのは亜子たちのせいだったのだ。亜子と音子は自分たちの罪に気づいて下を向いてしまった。
さわらび童子は優しい声で言った。
「お主たちのせいではない。もうこの学校の生徒には指一本出させんからの」
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