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ダイナソーバトル2
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俺とトップが闘技場の中に入ると、ガラの悪い男が受付に座っていた。
「観戦か?それとも参加か?」
俺の腕の中のトップは参加参加とうるさい。
「参加でお願いします」
「銅貨十枚」
「銅貨は持っていませんが、これではいけませんか?」
俺はポケットから小さなサファイアを取り出した。透き通った青い宝石だ。
男は顔色を変えて、俺から宝石をひったくるようにうばってから自分のポケットにねじこんだ。
俺は受付用紙に自分の名前とトップの名前を書く。
女神さまが俺に補正をかけてくれたおかげで、この世界の文字を読む事も書く事もできる。
俺とトップは申し込み用紙を手に円形の闘技場に入った。
そこは熱気と興奮に満ちあふれていた。観客たちはドウマ声をあげてはやしたてた。
円形の闘技場の中心には、対戦しているリュウ族たちがいた。
チャンピオンはティラノサウルスだった。全長13メートル。デカすぎる。俺は巨大な恐竜を見上げてあんぐりと口を開けた。
「トップ!これはだめだ!棄権しよう!」
『ヤダ!おいら棄権しない!あのおっちゃんと戦う!』
トップは絶対にゆずらない。俺は絶望的な気持ちで対戦相手を見た。
対戦相手はパキケキャロサウルス。全長4.5メートル。ティラノサウルスとの差は歴然だ。
俺とトップは挑戦者の場所に案内された。
俺たちと同じようにヒト族とリュウ族が固唾を飲んで試合を見守っている。
チャンピオンのティラノサウルスには目で確認できる弱点が一つあった。目に大きな傷があって、左目がつぶれているのだ。つまり視界が狭い。
挑戦者のパキケキャロサウルスはそこを攻めるつもりだ。敏捷なフットワークでティラノサウルスに近づこうとしている。
パキケキャロサウルスは頑丈な頭を持っている。いくら巨大なティラノサウルスでも、パキケキャロサウルスの頭突きが腹にあたればただではすまないだろう。
ティラノサウルスは地面が響くような咆哮をあげて火魔法を使った。
火魔法の威力はすさまじく、火炎放射器のようにパキケキャロサウルスに襲いかかった。パキケキャロサウルスは鉱物防御魔法を使い、うまく炎を避けている。ついに左側に回り込み、パキケキャロサウルスがティラノサウルスの左脇腹に突っ込もうとした瞬間。ティラノサウルスはクルリと身体をひねった。
ティラノサウルスの太い尻尾が振り回されて。パキケキャロサウルスの胴体にぶち当たった。
パキケキャロサウルスはボールのように吹っ飛ばされてしまった。
観客たちは歓声をあげ、とどめをさせと声をあげる。ティラノサウルスにパキケキャロサウルスを殺せというのだ。あまりの残酷さに俺は顔をそむけた。
突然一人のヒト族がパキケキャロサウルスの前に立ちはだかった。
「棄権する!」
ティラノサウルスはヒト族を目にとめると、クルリときびすをか返してしまった。
観客たちは不満の声をあげる。ヒト族の男は観客の声を完全に無視してパキケキャロサウルスに向き直った。
「キケット、大丈夫か?」
『はい。すみません、親方』
「念のため治癒魔法しっかりしとけよ?大事な働き手がこんなところでケガせられたんじゃわりにあわねぇ」
ヒト族の男はぶつくさ文句を言っている。パキケキャロサウルスは全身を輝かせて治癒魔法を使った。
「観戦か?それとも参加か?」
俺の腕の中のトップは参加参加とうるさい。
「参加でお願いします」
「銅貨十枚」
「銅貨は持っていませんが、これではいけませんか?」
俺はポケットから小さなサファイアを取り出した。透き通った青い宝石だ。
男は顔色を変えて、俺から宝石をひったくるようにうばってから自分のポケットにねじこんだ。
俺は受付用紙に自分の名前とトップの名前を書く。
女神さまが俺に補正をかけてくれたおかげで、この世界の文字を読む事も書く事もできる。
俺とトップは申し込み用紙を手に円形の闘技場に入った。
そこは熱気と興奮に満ちあふれていた。観客たちはドウマ声をあげてはやしたてた。
円形の闘技場の中心には、対戦しているリュウ族たちがいた。
チャンピオンはティラノサウルスだった。全長13メートル。デカすぎる。俺は巨大な恐竜を見上げてあんぐりと口を開けた。
「トップ!これはだめだ!棄権しよう!」
『ヤダ!おいら棄権しない!あのおっちゃんと戦う!』
トップは絶対にゆずらない。俺は絶望的な気持ちで対戦相手を見た。
対戦相手はパキケキャロサウルス。全長4.5メートル。ティラノサウルスとの差は歴然だ。
俺とトップは挑戦者の場所に案内された。
俺たちと同じようにヒト族とリュウ族が固唾を飲んで試合を見守っている。
チャンピオンのティラノサウルスには目で確認できる弱点が一つあった。目に大きな傷があって、左目がつぶれているのだ。つまり視界が狭い。
挑戦者のパキケキャロサウルスはそこを攻めるつもりだ。敏捷なフットワークでティラノサウルスに近づこうとしている。
パキケキャロサウルスは頑丈な頭を持っている。いくら巨大なティラノサウルスでも、パキケキャロサウルスの頭突きが腹にあたればただではすまないだろう。
ティラノサウルスは地面が響くような咆哮をあげて火魔法を使った。
火魔法の威力はすさまじく、火炎放射器のようにパキケキャロサウルスに襲いかかった。パキケキャロサウルスは鉱物防御魔法を使い、うまく炎を避けている。ついに左側に回り込み、パキケキャロサウルスがティラノサウルスの左脇腹に突っ込もうとした瞬間。ティラノサウルスはクルリと身体をひねった。
ティラノサウルスの太い尻尾が振り回されて。パキケキャロサウルスの胴体にぶち当たった。
パキケキャロサウルスはボールのように吹っ飛ばされてしまった。
観客たちは歓声をあげ、とどめをさせと声をあげる。ティラノサウルスにパキケキャロサウルスを殺せというのだ。あまりの残酷さに俺は顔をそむけた。
突然一人のヒト族がパキケキャロサウルスの前に立ちはだかった。
「棄権する!」
ティラノサウルスはヒト族を目にとめると、クルリときびすをか返してしまった。
観客たちは不満の声をあげる。ヒト族の男は観客の声を完全に無視してパキケキャロサウルスに向き直った。
「キケット、大丈夫か?」
『はい。すみません、親方』
「念のため治癒魔法しっかりしとけよ?大事な働き手がこんなところでケガせられたんじゃわりにあわねぇ」
ヒト族の男はぶつくさ文句を言っている。パキケキャロサウルスは全身を輝かせて治癒魔法を使った。
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