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第12話 敗北だニャン♡
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ブロロロロ~ンッ
ワルツは避難する人々とは反対方向へ必死に原チャリを走らせていた。
途中警察が道を塞いでいたが、お構いなく突っ切る。
バーンッ!
バリバリバリッ!
「ごめんなさ~い!
急いでるの~!」
流石に警察も命が惜しいのだろう。
怪獣が暴れる現場へ向かうワルツを、追いかけてくる者はいなかった。
コンビナートの駐車場に到着すると、ワルツはエンジンも止めずに、慌てて原チャリから飛び降りた。
ノアールとルージュを見つけたワルツはふたりに駆け寄ろうとするも、爆風に乗って瓦礫がひっきりなしに飛んでくるので、なかなか近づけない。
ワルツはその場から、祈るしかできない。
歯痒さで、握り締めた手からは、ポタリポタリと血が流れ落ちていた……
-- ワルツの視界の先では、覚悟を決めたルージュとフウテンが、今まさに、ナメクジ怪獣に挑もうとしていた。
「さあ、やるわよ、フウテン!」
「合点承知!」
ナメクジ怪獣の手前で、ルージュとフウテンは立ち止まった。
「大っきいわね」
「だね」
「核はどこ?」
「スキャンは既に終えているよ。
目玉とボディの中心。
この二箇所だね。
一箇所壊したあと、すぐにもう一つを壊さないと再生しちゃうよ」
「やっぱり、そうなるわよね」
「スピード勝負ってことさ」
「あなたは知ってるでしょ?
私はこう見えて素早いんだから」
「期待しているよ、ルージュ」
「それじゃあ、ぼちぼち行きますか」
「オッケー!」
フウテンは私に【猫ニャンステッキ】を向けて叫んだ。
「マジカル~ニャンニャン~ラブオファーッ!」
ビヨヨヨヨ~ン!
フウテンの【猫ニャンステッキ】から真っ赤な光線がルージュに注がれる。
「来たわっ!
来たわっ!
これなのよ~っ!」
「それ、それ~っ!」
「もっと、もっとよ!
フウテン!」
「おりゃあ~っ!
僕の【ニャンダフルパワー】は限界突破!」
命を懸けたフウテンの【ニャンダフルパワー】とルージュの熱い情熱【ソウルラブ】が一つになるとき、奇跡は起こる。
「そんなあなたにフォーリンラブ!
ニャンニャン~ダイナマ~イトッ!」
ルージュは真紅の炎を纏い情熱の塊と化す。
それはまさに諸刃の剣……
燃え上がれば燃え上がるほど、ルージュの体を蝕む技。
「あとは任せたよ、ルージュ……」
バタンッ
力を使い果たしたフウテンは、その場に倒れ込んだ。
「任せなさい!」
ダッダッダッダッダッダッ!
「加速!」
ギュン ギュン ギュン!
炎の弾丸となりルージュはナメクジ怪獣に向かい、どんどん加速する。
「せやっ!」
地面を蹴り、巨大なナメクジ怪獣に飛びかかるルージュ。
燃え盛る情熱の炎が目玉を捉えた。
バッコーンッ!
「ギャオーン ナメクジ~ンッ!」
バーン バッコーン
バーン バッコーン
目玉の核を貫かれたナメクジ怪獣は、触角を振り乱し、今まで以上に周りのものを破壊する。
道路に触角を強く打ちつけた瞬間、舗装に亀裂が入り、地面から水が吹き出した。
ナメクジ怪獣の腹部からジュウっと煙が上がる。
ナメクジ怪獣は少し驚き、水を嫌うような素振りで、触角を振り回すのをピタッとやめると、少し山側の空き地に体を反転させ、その場を離れた。
「どうしたのかしら?
吹き出した水が、業火で蒸発したのかしら?
いや、今は不思議がっている場合じゃないわ。
早くもう一つの核を破壊しなくちゃ」
ルージュは慌ててナメクジ怪獣に追い打ちをかけようとしたが……
「ググッ」
ルージュは左肩を押さえる。
「こんなときに、痛みなんて……
体に力が……
お願い、もう少しだけでいいの。
マイボディ……
あとちょっとだけ頑張って。
ほんの一撃でいいから!」
激痛に耐えながら、ルージュはナメクジ怪獣の巨体めがけて、満身創痍の体をぶつけに行った。
ズッバーンッ!
「ナメナメ~ンッ!」
ナメクジ怪獣の体を貫通したルージュは、そのまま地面に叩きつけられた。
ババババ ゴロゴロ
ガッシャーンッ
倉庫らしき建物まで転がりなんとか止まれたものの、体はもう動かない。
ルージュは視線だけをナメクジ怪獣に向けた。
「やったの?」
果たして……
「ナメクジ~ンッ!」
ルージュは見事二つ目の核を破壊した。
「やったわ」
ルージュに安堵の笑顔が溢れた。
その刹那……
「ナメナメクジクジナメナメクジ!
ギャオーンッ!」
再生……
0コンマ数秒……
激痛に左肩を押さえてしまったあの一瞬……
その僅かな遅れで、二つ目の核を破壊する前に、一つ目の核が再生されてしまった。
そして、二つ目の核も、みるみるうちに再生していく。
ナメクジ怪獣は、何事もなかったかのように、再び暴れ出した。
ルージュはもう動けない。
荒れ狂うナメクジ怪獣の姿を最後に、意識を手放すのであった。
「ルージュ~!」
ノアールは叫んだ。
「ヤマト、行くわよ!」
「了解だ」
「「せやっ!」」
ノアールとヤマトに策はない。
でも、ゆかなければならなかった。
「ニャンダフル~シャイニ~ングッ!」
ピッキーンッ!
ヌルンッ
おおかたの予想通り、ノアールの必殺技はナメクジ怪獣に弾かれた。
「それでも、やらなくちゃ!
ヤマト、ごめん……
私と死んで!」
「いいよ」
ノアールとヤマトは薄っすらと目に涙を浮かべて、微笑み合った。
「ニャンニャンフルパワー!」
七色の光がヤマトの【猫ニャンステッキ】からノアールに放たれる。
「僕たちも限界突破だ!
そりゃ~っ!」
光が増すごとにヤマトはふらつき始めた。
しかし、ヤマトはやめようとはしない。
「まだまだだ~っ!」
ヤマトの【ニャンダフルパワー】を受け、やがてノアール自身も七色に輝き始めた。
ピヒャーッ!
ノアールが凄まじいオーラをまとった瞬間、ヤマトはゆっくりと崩れ落ちた。
「ヤマト……
行ってくるわね。
少し待っててね……」
ヤマトを抱きしめたあと、ノアールは涙を振りほどき、踵を返した。
「そりゃ~っ!」
地面を蹴り、拳を前に、弾丸となった七色の光はナメクジ怪獣のボディにある核を貫いた。
グワッシャーンッ!
「ナメクジ~ンッ!」
不意を突かれたナメクジ怪獣は、叫び声をあげ、触角にあるその大きな目で自分のボディの風穴を確認している。
「まだよ!
ここからよ。
もう一つの核を早く破壊しなきゃ!」
ノアールは空中で反転し、一直線に大きな目玉めがけて飛んでいった。
触角の横がモゾモゾと動いているような気がしたが、今はそんなことに構っている暇はない。
違和感を感じつつも、ノアールは拳に力を集中する。
「勝てる!」
ノアールがそう呟いたとき、左の脇腹に衝撃を受け、弾き飛ばされた。
バッコーン
「グハッ」
ノアールに衝撃を与えた何かは追い打ちをかけてくる。
バーンッ!
地面に転がるノアールの上から、新たな衝撃が二度三度と襲う。
「グハッ
グゲッ
ガハッ」
薄れゆく意識のなかでノアールは呟いた。
「まさか……
もう一つ触角を隠していたなんて……」
やがて、ノアールもゆっくりと瞼が閉じられていった。
無常にも、テレビクルーの置き土産となったカメラは、ふたりのセーラー戦士が倒れる様子を、全国へ流し続けていたのである。
「せんぱ~い!」
ワルツは絶望にも似た叫び声をあげた。
「ワオーンッ!」
そのとき、業火の情景に犬の遠吠えが響き渡った。
ワルツは避難する人々とは反対方向へ必死に原チャリを走らせていた。
途中警察が道を塞いでいたが、お構いなく突っ切る。
バーンッ!
バリバリバリッ!
「ごめんなさ~い!
急いでるの~!」
流石に警察も命が惜しいのだろう。
怪獣が暴れる現場へ向かうワルツを、追いかけてくる者はいなかった。
コンビナートの駐車場に到着すると、ワルツはエンジンも止めずに、慌てて原チャリから飛び降りた。
ノアールとルージュを見つけたワルツはふたりに駆け寄ろうとするも、爆風に乗って瓦礫がひっきりなしに飛んでくるので、なかなか近づけない。
ワルツはその場から、祈るしかできない。
歯痒さで、握り締めた手からは、ポタリポタリと血が流れ落ちていた……
-- ワルツの視界の先では、覚悟を決めたルージュとフウテンが、今まさに、ナメクジ怪獣に挑もうとしていた。
「さあ、やるわよ、フウテン!」
「合点承知!」
ナメクジ怪獣の手前で、ルージュとフウテンは立ち止まった。
「大っきいわね」
「だね」
「核はどこ?」
「スキャンは既に終えているよ。
目玉とボディの中心。
この二箇所だね。
一箇所壊したあと、すぐにもう一つを壊さないと再生しちゃうよ」
「やっぱり、そうなるわよね」
「スピード勝負ってことさ」
「あなたは知ってるでしょ?
私はこう見えて素早いんだから」
「期待しているよ、ルージュ」
「それじゃあ、ぼちぼち行きますか」
「オッケー!」
フウテンは私に【猫ニャンステッキ】を向けて叫んだ。
「マジカル~ニャンニャン~ラブオファーッ!」
ビヨヨヨヨ~ン!
フウテンの【猫ニャンステッキ】から真っ赤な光線がルージュに注がれる。
「来たわっ!
来たわっ!
これなのよ~っ!」
「それ、それ~っ!」
「もっと、もっとよ!
フウテン!」
「おりゃあ~っ!
僕の【ニャンダフルパワー】は限界突破!」
命を懸けたフウテンの【ニャンダフルパワー】とルージュの熱い情熱【ソウルラブ】が一つになるとき、奇跡は起こる。
「そんなあなたにフォーリンラブ!
ニャンニャン~ダイナマ~イトッ!」
ルージュは真紅の炎を纏い情熱の塊と化す。
それはまさに諸刃の剣……
燃え上がれば燃え上がるほど、ルージュの体を蝕む技。
「あとは任せたよ、ルージュ……」
バタンッ
力を使い果たしたフウテンは、その場に倒れ込んだ。
「任せなさい!」
ダッダッダッダッダッダッ!
「加速!」
ギュン ギュン ギュン!
炎の弾丸となりルージュはナメクジ怪獣に向かい、どんどん加速する。
「せやっ!」
地面を蹴り、巨大なナメクジ怪獣に飛びかかるルージュ。
燃え盛る情熱の炎が目玉を捉えた。
バッコーンッ!
「ギャオーン ナメクジ~ンッ!」
バーン バッコーン
バーン バッコーン
目玉の核を貫かれたナメクジ怪獣は、触角を振り乱し、今まで以上に周りのものを破壊する。
道路に触角を強く打ちつけた瞬間、舗装に亀裂が入り、地面から水が吹き出した。
ナメクジ怪獣の腹部からジュウっと煙が上がる。
ナメクジ怪獣は少し驚き、水を嫌うような素振りで、触角を振り回すのをピタッとやめると、少し山側の空き地に体を反転させ、その場を離れた。
「どうしたのかしら?
吹き出した水が、業火で蒸発したのかしら?
いや、今は不思議がっている場合じゃないわ。
早くもう一つの核を破壊しなくちゃ」
ルージュは慌ててナメクジ怪獣に追い打ちをかけようとしたが……
「ググッ」
ルージュは左肩を押さえる。
「こんなときに、痛みなんて……
体に力が……
お願い、もう少しだけでいいの。
マイボディ……
あとちょっとだけ頑張って。
ほんの一撃でいいから!」
激痛に耐えながら、ルージュはナメクジ怪獣の巨体めがけて、満身創痍の体をぶつけに行った。
ズッバーンッ!
「ナメナメ~ンッ!」
ナメクジ怪獣の体を貫通したルージュは、そのまま地面に叩きつけられた。
ババババ ゴロゴロ
ガッシャーンッ
倉庫らしき建物まで転がりなんとか止まれたものの、体はもう動かない。
ルージュは視線だけをナメクジ怪獣に向けた。
「やったの?」
果たして……
「ナメクジ~ンッ!」
ルージュは見事二つ目の核を破壊した。
「やったわ」
ルージュに安堵の笑顔が溢れた。
その刹那……
「ナメナメクジクジナメナメクジ!
ギャオーンッ!」
再生……
0コンマ数秒……
激痛に左肩を押さえてしまったあの一瞬……
その僅かな遅れで、二つ目の核を破壊する前に、一つ目の核が再生されてしまった。
そして、二つ目の核も、みるみるうちに再生していく。
ナメクジ怪獣は、何事もなかったかのように、再び暴れ出した。
ルージュはもう動けない。
荒れ狂うナメクジ怪獣の姿を最後に、意識を手放すのであった。
「ルージュ~!」
ノアールは叫んだ。
「ヤマト、行くわよ!」
「了解だ」
「「せやっ!」」
ノアールとヤマトに策はない。
でも、ゆかなければならなかった。
「ニャンダフル~シャイニ~ングッ!」
ピッキーンッ!
ヌルンッ
おおかたの予想通り、ノアールの必殺技はナメクジ怪獣に弾かれた。
「それでも、やらなくちゃ!
ヤマト、ごめん……
私と死んで!」
「いいよ」
ノアールとヤマトは薄っすらと目に涙を浮かべて、微笑み合った。
「ニャンニャンフルパワー!」
七色の光がヤマトの【猫ニャンステッキ】からノアールに放たれる。
「僕たちも限界突破だ!
そりゃ~っ!」
光が増すごとにヤマトはふらつき始めた。
しかし、ヤマトはやめようとはしない。
「まだまだだ~っ!」
ヤマトの【ニャンダフルパワー】を受け、やがてノアール自身も七色に輝き始めた。
ピヒャーッ!
ノアールが凄まじいオーラをまとった瞬間、ヤマトはゆっくりと崩れ落ちた。
「ヤマト……
行ってくるわね。
少し待っててね……」
ヤマトを抱きしめたあと、ノアールは涙を振りほどき、踵を返した。
「そりゃ~っ!」
地面を蹴り、拳を前に、弾丸となった七色の光はナメクジ怪獣のボディにある核を貫いた。
グワッシャーンッ!
「ナメクジ~ンッ!」
不意を突かれたナメクジ怪獣は、叫び声をあげ、触角にあるその大きな目で自分のボディの風穴を確認している。
「まだよ!
ここからよ。
もう一つの核を早く破壊しなきゃ!」
ノアールは空中で反転し、一直線に大きな目玉めがけて飛んでいった。
触角の横がモゾモゾと動いているような気がしたが、今はそんなことに構っている暇はない。
違和感を感じつつも、ノアールは拳に力を集中する。
「勝てる!」
ノアールがそう呟いたとき、左の脇腹に衝撃を受け、弾き飛ばされた。
バッコーン
「グハッ」
ノアールに衝撃を与えた何かは追い打ちをかけてくる。
バーンッ!
地面に転がるノアールの上から、新たな衝撃が二度三度と襲う。
「グハッ
グゲッ
ガハッ」
薄れゆく意識のなかでノアールは呟いた。
「まさか……
もう一つ触角を隠していたなんて……」
やがて、ノアールもゆっくりと瞼が閉じられていった。
無常にも、テレビクルーの置き土産となったカメラは、ふたりのセーラー戦士が倒れる様子を、全国へ流し続けていたのである。
「せんぱ~い!」
ワルツは絶望にも似た叫び声をあげた。
「ワオーンッ!」
そのとき、業火の情景に犬の遠吠えが響き渡った。
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